フランスの報道によれば、火災が発生した場所は、原潜の前部の、人が近づけない底の方で、機関室は被害を免れたということになっているけれど、怪しい。

原潜は、今年の１月から、１年半に及ぶ改修工事を行っている最中だった。

関係者は、原潜の躯体と一体化したケーブルなどが損傷していれば、廃艦にするしかないと心配している。

おまけ（こちらの方がより深刻かもしれない。）

６月５日に、フランスのゴルフェッシュ原発の１号機から、１次冷却水の蒸気が、大量に漏れた。

事故は、１次冷却水の化学検査のサンプル採取用の配管の２つのバルブを閉め忘れた結果、起きた。

１次冷却水の規制値（１時間あたり２３０リットル）を越えた量の蒸気が、６時間にわたって、漏れ続けていた。

ＥＤＦは、問題ないと言いながら、詳細な情報を公表していないことは、非常に遺憾だ。

cmk2wl　@cmk2wl
https://twitter.com/cmk2wl/status/1272085432759537664
こんなに煙が出ている。
原子力潜水艦ペルル

リュビ級原子力潜水艦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%93%E7%B4%9A%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
S607 テュクワーズ（Turquoise） - トルコ石、建造中止
S608 ディアモン（Diamant） - ダイアモンド、建造中止

★だから6隻。フランスも、ご多分に漏れず財政が厳しい。

ペルル (原子力潜水艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%AB_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
「ペルル」は、DCNシェルブール工廠で建造され1987年3月27日に起工、1990年9月20日に進水、1993年7月7日に就役しトゥーロン海軍基地に配備される。

★建造された6隻のうちでは最新艦。これは打撃が大きい。

通常構造は先から
ソナーアレイ、魚雷発射管室、指令室、機関室（ディーゼル）、原子炉制御室
原子炉、機械室だから

そもそも、クルスクでも艦首魚雷発射管が爆発沈没しても原子炉は無事で
引き上げも成功してるだろ

そもそも、軍艦は攻撃されて破壊される可能性が有るものだから
それを前提に設計されてるね、自国近海で撃沈も考えられるよね

「ロシア原潜クルスクの沈没事故で何が問われているか」
（週刊かけはし　2000.9.11）
http://www.jrcl.net/framek517.html
「
アメリカの核開発の最大の「功労者」の一人で「原子力潜水艦の父」といわれたハイマン・リコーバー提督は、八二年の退任演説で次のように述べた。「未来の世代に放射能が与える損害を考えに入れていない以上、原子力発電が経済的だというのは見せかけの議論である。放射性物質には半減期が何億年のものもある。人類は自らを破滅させるだろう。原子力は放射線を生み出すかぎり価値がない。あなた方は、それではなぜわたしが原子力推進艦を作ったのかと尋ねるだろう。それは必要悪なのだ。わたしは自分が果たした役割を誇りに思っていない」（春名幹男『ヒバクシャ・イン・ＵＳＡ』岩波新書）。
」

「ハイマン・G・リッコーヴァー」　（ウィキペデｘア）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC

放射能汚染源として原発に加え原潜も
これから人類の悩みの種になるだろう。

事故の詳細は、記事にも書かれていないけれど、一応貼っておく。

＞　Centrale nucléaire de Golfech : nouvelle anomalie d'exploitation

https://www.lefigaro.fr/flash-eco/centrale-nucleaire-de-golfech-nouvelle-anomalie-d-exploitation-20200611