「追悼施設　円筒形に　双葉、浪江に整備の復興祈念公園」　（福島民報　2020/7/10）
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020071076992

国と県は九日、双葉、浪江両町に整備する復興祈念公園の施設概要を発表した。国営追悼・祈念施設として整備する「追悼と鎮魂の丘」に円筒形の吹き抜け空間のある屋内施設を整備し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興に向かう県民の歩みを常設展示する。震災と原発事故の犠牲者を悼み、教訓を後世に伝える拠点を目指す。

　公園の施設配置計画に基づく整備概要は【図】の通り。面積は約五十ヘクタールで、このうち中心部の十ヘクタールは国営追悼・祈念施設として国が整備する。追悼と鎮魂の丘は震災時に双葉町を襲った津波の高さ一六・五メートルとする。県整備エリアでは、津波で被災した住宅の基礎部分が残る双葉町の中野地区集落住居跡を保存する。北側の浪江町では両竹地区集落跡や湿地を保全する。

　公園に隣接して県が双葉町に整備するアーカイブ施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」から、住居跡を通り、追悼と鎮魂の丘までつなぐ道を設ける。前田川に橋を架け、周辺施設と一体的に結び震災の記憶を伝える。

　公園は伝承館の開館に合わせ、今秋にも一部供用の開始を予定している。

-------(引用ここまで)----------------------------------------

いまだに原子力緊急事態宣言発令中なのに、まるで事故が過去の
出来事であるかのような施設を建設するのは問題です。

土木建築会社を儲けさせるだけのプロジェクトです。

こんなものをつくるお金と敷地があったら、汚染水の海洋放出はやめて
保管用の大型タンクを建設すべきです。 　

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