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「被ばく者の叫び 旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村（カザフスタン共和国）」
（森住 卓 / Web写真展 Vol.039 / 2020/08/01 〜 2020/08/14 UnoFOTO）
https://kyoto-muse.jp/web-exhibit/114699
セミチンスク核実験場は中央アジア・カザフスタン共和国東部の大草原にある。
面積18500平方キロメートル。
ここで旧ソ連は1949年から1989年の40年間に467回の核実験を行った。
環境に放出された放射性物質はチェルノブイリ原発事故の5000倍とも言われている。
ソ連時代、核実験は一切秘密にされ、住民にも知らされなかった。
核実験場周辺には百数十万人の被曝者がいる。
ガンや死産、先天的異常が多発し、平均寿命は劇的に下がった。
カザフスタンの人々はソ連が崩壊する直前の1999年核実験場の閉鎖を求め
「ネバダセミパラチンスク運動」という大きな国民的運動を起した。
1991年独立したカザフスタン共和国はセミパラチンスク核実験場を閉鎖した。
セミパラチンスク核実験場は市民の運動で閉鎖に追い込まれた8界で初めての核実験場となった。
核実験場閉鎖から30年。いまなお世代を超えて被ばくの影響は続いている。
福島第一原発事故を経験した私たちはセミパラチンスクから何を学ぶのか？
核の犠牲となった人々は人類の未来に警鐘を鳴らし続けている。
------(引用ここまで)-----------------------------------
森住卓さんが現地で撮影した写真をご覧ください。
（「詳細を見る」をクリックしないと説明文が読めないのが難点です）
チェルノブイリ事故と全く同じような深刻な被ばく被害が出ていることがわかります。
若い息子に先立たれ、遺影の前で悔しそうな顔をしている男性。
若い男性の原因不明の自殺が増えているとのこと。
自ら命を絶った三浦春馬さんのことが頭をよぎります。
被ばく者の叫び_27
「
息子のアルタットくん（被ばく者の叫び_26）を亡くしたのは2002年。
セミパラチンスクのアパートで自殺した。
実験場周辺の村では若い人の自殺が増えている。原因はわかっていない。
大事な息子を亡くした父のケンジュバイさんは憔悴していた。（カイナール村2008年10月）
」
（関連情報）
「『核実験地に住む カザフスタン・セミパラチンスクの現在 （アケルケ・スルタノヴァ著）』
旧ソ連核実験場周辺の悲惨な被ばく被害」 （拙稿 2019/7/9）
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/711.html
「三浦春馬さん自殺 サーフィンが趣味 やはり被ばくの影響か ひょっとしたら、、、」
（拙稿 2020/7/21）
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/808.html
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