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最大で2万円超…データで判明「アラフォー世代の給料」が激減していた なぜ?「不遇の世代」に迫る危機(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/499.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 3 月 13 日 18:31:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



最大で2万円超…データで判明「アラフォー世代の給料」が激減していた なぜ?「不遇の世代」に迫る危機
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63353
2019.03.13 渡辺 隆文 現代ビジネス

今年も就職活動が始まった。戦後最長ともいわれる好景気と、空前の人手不足の中で、就職活動は“超”売り手市場。最新の調査によれば、大学卒業者の就職内定率は98.0%。

調査以来、過去最高を記録している。

私は今、39歳。20年近く前、『氷河期』と呼ばれる時期に経験した就職活動は、全く様相が違っていた。当時は、憧れの企業に求人がなかったり、所謂“お祈りメール”すら届かなかったりするのも当たり前。引く手あまたの今の学生たちが、とてもまぶしく見える。

かつて、氷河期に就職活動をした人たちは、今、アラフォーを迎えている。NHK「クローズアップ現代+」では、2017年と2018年の2回に渡って、アラフォー世代を取り巻く危機の実態に迫った。番組で紹介したデータや、当事者たちへの取材をまとめた本が、この度、「アラフォー・クライシス〜『不遇の世代』に迫る危機」として出版された。

        

日本の労働人口を世代別にみてみると、35歳から44歳はおよそ1500万人。“アラフォー世代”が最も多い。人生の中盤を迎えて、まさに働き盛り。ただ、あなたの職場に、こんなアラフォーはいないだろうか? 仕事は抜群にできるのに、まだ管理職になっていない40歳前後の正社員。結婚しておらず、実家暮らしのベテラン外部スタッフ。あなたは、黙々と仕事をする彼・彼女たちの胸の内を想像してみたことがあるだろうか?

私たち取材班が、統計調査のデータを収集したり、当事者や専門家への取材を深めると、アラフォー世代には「仕事」「結婚」「介護」など、さまざまな人生の危機が降りかかっていた。今回は、そのうち「仕事」についての危機を紹介したい。

際立つアラフォー世代の“不遇”ぶり

まずはこのデータをみてほしい。2010年と2015年の大卒者・大学院卒者の月収を比較し、世代ごとにどのような変化があったかを一覧にしたものだ。

      
      「アラフォー・クライシス『不遇の世代に迫る危機』」より

結果は、20歳から24歳では5200円アップ。25歳から29歳では8700円アップ。30歳から34歳では6400円アップ。45歳から49歳では2200円アップ。50歳から54歳にいたっては21100円もアップ。55歳から59歳も8000円アップしていた。どの世代も軒並み上昇…かと思いきや、なんと35歳から39歳では4300円ダウン。40歳から44歳に至っては、ひと月23300円もダウンしていた。

つまり、アラフォー世代“だけ”が、5年前と比べて給与が下がっていたのだ。

この調査は、公益財団法人・連合総合生活研究所の主導で行われた。調査をまとめた玄田有史教授(東京大学)にとっても、驚きだったという。

「最初は、これ計算間違いじゃないかと思って、何度か確かめてみたんです。でも、やっぱりそのぐらい大きな違いがあったんですね。ここまで世代によって毎月の給与に差が出ると思ってませんでしたから、本当にそれは衝撃的な数字でした」

いったいなぜ、アラフォー世代の給与だけが下がっているのか?玄田教授は、この原因は“社会に出たタイミング”にあるとみている。

「一番大きい理由は、日本にある新卒一括採用という非常に特徴的な仕組みの影響でしょうね。逆に言うならば、新卒の時点で正社員になるチャンスを一旦逃してしまうと、なかなか取り返すのが難しい。その人たちが、非常に多く発生したのが、今アラフォーを迎えている氷河期に就職した世代なんです」

“アラフォーの谷”とも言える、この現象。さらに調べていくと、そこには、給与アップを阻む“3つの壁”があった。

アラフォーの壁@ 研修の機会が少ない

アラフォー世代は、20代の頃に、スキルや能力を開発する機会に恵まれなかった。20代の頃、社内研修などを受けた経験について尋ねたところ、「あまり受けなかった」と「受けなかった」と回答した人たちの割合は、下の世代(30〜34歳)では36%、上の世代(45〜49歳)では29%に留まるのに対して、35〜39歳では43%、40〜44歳では44%。アラフォー世代は、社内研修を受ける十分な機会に恵まれなかったと認識している。



特に社会に出て間もない20代というのは、仕事のいろはを習得し、必要なスキルや知識を身につけねばならない時期だ。この社会人として成長の土台を築く時期に、氷河期世代はきつい労働を強いられたが、それは理にかなったものでない場合も多かった。

そうなると、30代や40代になった時点で、仕事で良いパフォーマンスを発揮したり、高い生産性をあげることができにくい。能力開発や教育訓練がなされて成長していった人材と比べて、見劣りし、キャリアアップするのが難しくなってしまう。

樋口美雄教授(慶應義塾大学)は、20代の頃に能力開発の機会に恵まれなかったことが、今の好況下の労働市場でもアラフォー世代の採用を難しくしていると指摘する。「例えば定年60歳までとして、やっぱり40歳となると、そこで能力開発して使える期間があと20年ということになってしまう。それであれば、20歳の若い人たちに同じように能力開発すれば、その人たちが40年会社にいてくれるという期待が、企業の側にもある」

景気が回復して人手不足の状況になってくると、企業は中途採用も検討する。しかし、日本の企業は、人事の制度において、社員の年齢構成を気にする傾向がある。このことが、アラフォー世代の転職やキャリアアップを一層難しくしている。

アラフォーの壁A 勤続年数が短い

氷河期に就職したアラフォー世代は、バブル期に就職した世代と比べて、「勤続年数が短い」という傾向も浮かび上がってきた。例えば、「同じ企業で15年以上働いた」という人の割合を比較してみると、2005年に40代前半を迎えていた『バブル期就職世代』は45.3%。これに対し、2015年に40代前半を迎えた『氷河期就職世代』は36.4%に留まっていた。

アラフォー世代は、冷え切った新卒市場の中で、熾烈な就職活動を行わざるを得なかった。『自分の希望通りの企業に入れた』という人たちはほんの一握り。(本当はもっと別の会社に…)と思いながら就職した後、(やっぱり違うな…)と転職する人も多かった。転職を選択すれば、ひとつの企業に勤める『勤続年数』が短くなる。日本では、年功賃金というのが弱くなったとはいえ、やっぱりそれでも勤続年数は評価されるから、転職して勤続年数が短くなれば、その分だけ賃金がなかなか伸びなくなってしまう。転職先が中小企業の場合も多く、賃金が伸び悩む原因のひとつになった。

アラフォーの壁B 昇進・昇格が遅い

就職氷河期の中、狭い入り口をくぐり抜け、どうにか手にした働き口。それ以来、能力開発の機会も十分に与えられず、激務にも耐えてきた。過酷な社会人生活を乗り越えてアラフォーを迎えた氷河期世代の前に、今、また新たな“壁”が立ち塞がっている。それは、「昇進・昇格」の壁だ。「40代前半で課長になった割合」を調べたところ、アラフォー世代は、昇進や昇格のペースが遅れていた。



バブル期に就職した世代は、40代の前半(2005年時点)で26.2%が課長になっていた。

一方、氷河期に就職した世代は、40代の前半を迎えても(2015年時点)、課長になっていたのは21.6%に過ぎなかった。氷河期に就職したアラフォー世代は、なぜ昇進や昇格が遅れ気味なのか? その原因は、すぐ“上”にあった。そう、他ならぬバブル期就職の世代である。

端的に言えば、「上が詰まっている」のだ。

バブルの頃、日本企業は景気拡大に伴う人手不足を埋めようと、大量の新卒を採用した。

ただし、組織における管理職のポストは限られている。日本の会社には年功序列の文化が依然、色濃く残っているため、人事部としては、まず、バブルの頃に入社した大量の人材を、年齢にあわせて昇進・昇格させていかねばならない。

だから、たとえ氷河期世代が高い能力を備えていたり、優れた業績をあげていたとしても、昇進・昇格をするには“順番待ち”を余儀なくされるケースが多いというわけだ。

アラフォーの危機は、社会の危機

まもなく平成が終わり、新しい時代を迎える日本。「アラフォー」世代はいま、仕事や子育てに最も活躍を期待される年代を迎えている。危機的な状況のまま、老後を迎えれば、たとえば社会保障の負担は今よりもさらに大きなものになる。

これは決してアラフォー世代だけの問題ではない。まさに、私たち全員が無関係ではいられないクライシスなのである。

本書で紹介されるひとりひとりの切実な声から、この問題の深刻さを感じとってほしい。













 

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コメント
1. 赤かぶ[6437] kNSCqYLU 2019年3月13日 18:32:06 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1474] 報告


2. 赤かぶ[6438] kNSCqYLU 2019年3月13日 18:32:45 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1475] 報告


3. 赤かぶ[6439] kNSCqYLU 2019年3月13日 18:33:12 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1476] 報告


4. 赤かぶ[6440] kNSCqYLU 2019年3月13日 18:33:44 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1477] 報告


5. 赤かぶ[6441] kNSCqYLU 2019年3月13日 18:34:26 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1478] 報告


6. 2019年3月13日 20:00:07 : ICe8OGrnXw : ZHE1bnUuS0lNZUE=[51] 報告
失った ツケを露骨に 被らされ
7. 2019年3月13日 22:46:38 : 5SE1NlciOn : L21RdEZvN2Q1TnM=[2] 報告
50代以降は増税とのダブルパンチだな。

昔はボーナスに税金や保険料がかからなかったのだ。確定申告時のいろいろな控除もすんなり通っていた。

8. 2019年3月15日 12:47:24 : lnKY485x3w : QTdmZnM3Li9qWS4=[1] 報告

役人国家体や産業組織体というものを信じて、
その中で一握りしかない高位の居場所を模索するという価値観から脱却すべき。

役人国家という構造の歯車から脱却せよ
産業組織という構造の歯車から脱却せよ


役人国家や産業組織構造に胡坐をかいている既得権層の足を徹底的に引っ張ってやれ。

一生、既得権層の駒となる人生ではもったいない。己自身が人生の主人公だ。

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