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ボラティリティー渇望の債券トレーダー、FOMCを恐れる 米ジャンク債慎重に 巨大M&Aの影で衰退、経済暗雲 超長期債下落
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/560.html
投稿者 うまき 日時 2019 年 3 月 18 日 17:33:53: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

(回答先: 人民元相場巡り米中合意なら「ブレトンウッズV」体制も ドイツ銀 コメ銀と合併協議 中国革命「聖地」不動産ブーム地方リスク 投稿者 うまき 日時 2019 年 3 月 18 日 17:30:55)

ボラティリティー渇望の債券トレーダー、FOMCを恐れる
Katherine Greifeld
2019年3月18日 12:37 JST
• 10年債利回りの2月の月間変動幅は11.6ベーシスポイント
• 19年末まで10年債利回りが2.5−2.8%と予想−ソシエテ
15兆8000億ドル(約1763兆円)規模の米国債市場は異例の穏やかさだ。ボラティリティーを渇望する債券トレーダーらは、連邦準備制度が変動を一段と抑制すると懸念している。
  連邦公開市場委員会(FOMC)を週内に控え、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のMOVE指数はこのところの低下を続け、2017年に記録した過去最低に近づいている。ボラティリティーは、米国債利回りの変動幅が小さくなるとトレーダーが予想すれば低下する。市場はあまりに静かで、10年債利回りの2月の月間変動幅は11.6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と過去最低の部類だった。
  20日のFOMCの決定はさらにボラティリティーを低下させるかもしれないと、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントとソシエテ・ジェネラルは警告する。昨年12月には、FOMCメンバーの金利予想であるいわゆるドットプロットが19年の利上げ2回を示唆していた。モルガン・スタンレーのポートフォリオマネージャー、ジム・キャロン氏は、今週発表される最新のドットプロットは1回の利上げしか示唆しないだろうとみている。当局者らは利上げに関して慎重な発言を繰り返し、市場は昏睡状態から抜けられない。
  キャロン氏は「FOMCメンバーの金利予想は引き下げられ、当局は安定的な低金利環境を確認するだろう。年内にもしかしたら利上げという、形ばかりの警告はあるかもしれないが、誰も実施を信じないだろう。ボラティリティーは死ぬ」と話す。

  10年物スワップの3カ月物オプションの年平均ボラティリティーは、48.7bpと過去最低を記録した。
  クレディ・アグリコルのストラテジスト、 アレックス・リー氏は「米国を中心とした中央銀行が提供する総合的な透明性」が、低ボラティリティー環境を作り出したと指摘する。
  ソシエテのスバドラ・ラジャッパ氏は、利回りが横ばいで推移し続けると予想。19年末まで10年債利回りが2.5−2.8%の間にとどまるとみている。
原題:Volatility-Hungry Bond Traders Fret That Fed Will Add to Malaise(抜粋)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-18/POJK506JIJUO01?srnd=cojp-v2


 
米ジャンク債、慎重になるべき時とのシグナル発信か
Molly Smith、Jeremy Hill、Sebastian Pellejero
2019年3月18日 14:36 JST
• 格下げが増加、最も高リスクの債券の値戻り鈍い
• ジャンク債は米国の固定利付き商品の中で最高のパフォーマンス
米ジャンク債に慎重になるべき時だと警告する早期の兆候がある。
  投資家は高利回り債の中の最も弱い部分について買いに消極的になっているもようで、これは将来のトラブルの兆候である可能性があると、シティグループのストラテジストが指摘した。ブルームバーグがまとめたデータによると、投機的格付け企業の格下げの格上げに対する割合は2016年初め以来の高さになっている。 また、今月はサイエンティフィック・ゲームズ・インターナショナルなどの発行体が、ディーラーの想定よりも高い利回りを支払うことを強いられた。
  今のところ、多くの投資家はこれらの懸念材料を気に留めていない。ジャンク債は今年、最高値を更新しており、米国の固定利付き商品の中で最高のパフォーマンス。13日までで年初来6.4%余り値上がりした。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米クレジットファンド運用会社調査によると、ハイイールド債と投資適格級社債双方について、投資家の警戒感は2014年以来の最低水準にある。
  BofAのストラテジストであるオレグ・メレンティエフ、エリック・ユ両氏は8日、別々のリポートで、「このような相互に関連したリスクについて多くの投資家が依然として油断していると思われる」 と指摘した。「こうした姿勢はここ2週間ほどで変わり始めた兆候もあるが、総じてそのままだ」という。

  シティグループのストラテジスト、マイケル・アンダーソン、フィリップ・ドブリノフ両氏によれば、慎重になるべき理由の1つは、トリプルCクラスを中心に低格付けの銘柄が、ジャンク債の中で最も安全なダブルBクラスに比べ値戻りが鈍いことだ。 CCC債のリスクプレミアム(スプレッド)は、ハイイールド債が低迷し始めた昨年10月上旬の水準よりも、依然として約2.4ポイント大きい。一方、最高格付けのジャンク債は損失の大半を取り戻し、スプレッドは昨年10月に比べて0.33ポイント大きいだけだ。CCC債がそのように出遅れるのは珍しいと、アンダーソン氏は指摘している。

原題:U.S. Junk Bonds May Be Signaling That It’s Time to Be Cautious(抜粋)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-18/POJP1E6TTDS001

 
コラム2019年3月17日 / 09:31 / 1日前

巨大M&Aの影で「金のガチョウ」衰退、経済に暗雲
John Foley
2 分で読む

[ニューヨーク 13日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 金のダチョウ(大型合併)1羽と金のガチョウ(小型合併)の群れを比べると、どちらが良い兆しか──。米テュレーン大法科大学院で今月開かれる買収・合併(M&A)業界の年次会議で、バンカーや法律家はこうした問題を突き付けられるだろう。

現在、大型合併は活発だが、より内容の濃い小規模な合併は枯渇している状況だ。

規模100億ドル超の合併が世界で50件近くに達した昨年の再来は望めないとしても、今年も大型合併は続いている。米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY.N)による同業セルジーン(CELG.O)の買収と、米金融技術プロバイダーのフィサーブ(FISV.O)による電子決済サービスのファースト・データ(FDC.N)買収を筆頭に、今年に入って発表されたM&A計画は上位4件だけで合計1800億ドルを超える。リィフィニティブのデータによると、1、2月に世界で発表されたM&A計画の額は、前年同期から約10%しか減っていない。

しかし、金のガチョウの健康状態はやや優れない。3月11日までに米国で発表されたM&A案件の平均規模は約2億ドルで、過去5年の平均約1億3000万ドルを上回り、少なくとも2009年以来、どの四半期平均よりも大きかった。つまり、大型案件が数字をかさ上げしているのだ。昨年1、2月に比べると、発表済みの小型案件の数は40%ほど減っている。これは世界的な減少率の約25%よりも大きな落ち込みだ。

大型案件と小型案件とでは性質が異なる。大型統合は人員とコストの削減に頼って効果を生み出すことが多い。今年発表された中で3番目に大規模の米地銀BB&T(BBT.N)による同業サントラスト・バンクス(STI.N)の買収と、ブリストルおよびフィサーブの案件は、合計で年間コストを50億ドル削減する内容となっている。これに対し、小規模な企業は成長に重点を置く傾向が強い。そして今、1年前に比べて成長機会は乏しそうだ。

これは留意すべき問題だ。M&Aの活発化は最高経営責任者(CEO)が状況を楽観している兆しであり、その件数の減少は、リスクを取りたいCEOが減っていることを示している。こうした企業に助言を行うバンカーと法律専門家にとっても、企業の信頼感が揺らいでいる兆しは懸念すべきだろう。

●背景となるニュース

・リフィニティブのデータによると、今年1、2月に発表されたM&A件数は4900件弱で、うち29%は国境を超えた案件だった。前年同期は6663件で、国境を超えた案件は26%だった。

・米国企業が関わるM&Aの件数は40%強減って1197件となった。

・年初から現在までで、米国企業が関わるM&Aの平均規模は2億0100万ドル。過去5年の平均は約1億3000万ドルだった。

・第31回テュレーン企業法研究会が14、15日にニューオーリンズで開催される。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/bv-column-dealmakers-idJPKCN1QV0N7


 


超長期債が下落、20年入札控えて上値重いーFOMC見極めで取引慎重
船曳三郎
2019年3月18日 7:50 JST 更新日時 2019年3月18日 16:00 JST
債券市場では超長期債が下落。先物市場で買いが先行したものの、その後は20年債入札を翌日に控えた超長期ゾーンの上値が重くなり、午後は売りが優勢になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようとして積極的な取引が手控えられたとの見方も出ていた。

新発30年物61回債利回りは0.575%、新発40年物11回債利回りは0.64%と、それぞれ日本相互証券の前週末午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)上昇
長期国債先物6月物の終値は前週末比1銭安の152円78銭。一時152円85銭まで上昇した後、午後に軟化
新発10年物353回債利回りは横ばいのマイナス0.04%で、午後にようやく取引成立
市場関係者の見方
みずほ証券の上家秀裕債券ストラテジスト
米国金利が下がっても円債は超長期ゾーンを中心に上値が重く、10年マイナス0.05%や20年0.4%の節目水準も意識され、こう着感が強い
超長期債は年度末の需要がどれだけ残っているか不透明で、上値を追って買う人も少なく、期初に金利が反転上昇するリスクも警戒される
米10年金利の2.5%台は売り戻されるリスクも高い上、日本が休日の21日に結果が発表されるFOMCが思ったほどハト派化しなかった場合は影響も大きく、積極的にポジションを取りづらい
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

明日の20年債入札を0.4%を割り込んだ水準で迎えることへの警戒意識は強いとみられ、水準的な買い難さが相場の重し
日銀買いオペ
残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、それぞれ3500億円と4000億円と据え置き
応札倍率はいずれも3.26倍で前回から低下。3−5年の平均利回り差マイナス0.003%
みずほ証券の上家氏は、いずれの結果も無難と指摘
過去の国債買い入れオペ結果一覧
背景
15日の米国市場では10年国債利回りが4bp低下の2.59%程度、一時2.57%台と1月4日以来の低水準。この日の時間外取引は2.59%台でやや上昇
2月の米鉱工業生産と3月のNY連銀製造業景況指数が市場予想を下回り、19−20日のFOMC結果がハト派的になるとの見方
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
-0.165% -0.170% -0.040% 0.395% 0.575% 0.640%
前週末比 横ばい 横ばい 横ばい 横ばい +0.5bp +0.5bp

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-17/POI6A46JIJUO01?srnd=cojp-v2  

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