米国の失業率が49年ぶりの低水準に
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51770513.html
2019年05月04日　小笠原誠治の経済ニュースゼミ

米国の4月の雇用統計が発表になりましたが、非農業部門の就業者数が前月より２６万３千人増と、市場予想（１８万５千人増）を上回った他、失業率も３・６％と、１９６９年１２月に３・５％を記録して以来４９年４カ月ぶりとなる歴史的低水準となったと報じられています。 　おかしなものですよね？ 　トランプが貿易戦争をしかけており… 　つまり、自由貿易を否定するようなことをしている訳ですから、本来ならそれによって国際的な取引が縮小して、景気が悪くなる筈なのに… 　どういう訳か、未だに景気は底堅く、特に失業率は歴史的な低さになっているのです。 　でも、それだけではトランプは満足しない、と。 　金利を引き下げれば、もっと景気は良くなる筈だからと、1%程度の利下げを要求するありさま。 　金の卵を産むガチョウの話を思い出しそうです。 　いずれにしても、この景気のよさがトランプの支持率を支える大きな要因になっているのかもしれません。 　しかし、米国の景気が良ければ良いほど、海外からの輸入は増えるので、益々米国の貿易赤字が拡大するでしょう。 　でしょう？ 　そうなると、トランプは、中国やドイツや日本に益々強硬な態度を取るようになるでしょう。 　先月の日米首脳会談でトランプ大統領が突然、5月中にも日米貿易協議が合意する可能性があると述べましたが、さらに米国家経済会議（NEC）のクドロー委員長が3日、日本との貿易交渉で5月末までの合意は可能だとの見方を示した、と報じられています。 　これ、本当にその可能性が大きくなっているというよりも、日本側が米国の要求を受け入れれば簡単に合意することが可能だと、脅かしをかけているということですよね？ 　　トランプもアベシンゾウも悪運が強すぎると思う方、クリックをお願い致します。 　↓↓↓ 　人気blogランキングへ ※リンク省略

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