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欠陥機737 Max 8のコスト削減のためボーイングはソフトウェア開発を外注(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/767.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 7 月 06 日 13:32:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

欠陥機737 Max 8のコスト削減のためボーイングはソフトウェア開発を外注
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-6b6004.html
2019年7月 6日 マスコミに載らない海外記事


ブライアン・ダイン
2019年7月3日
wsws.org

 ブルームバーグによる新たな報道で、巨大航空宇宙企業ボーイングが、経費削減策の一環として、737 Max 8のソフトウェア開発を、大学新卒者たちに時給わずか9ドルで外注したことを明らかになった。ライオンエア610便と、エチオピア航空302便という二機のMax 8の致命的な墜落事故で、総計346人の生命を奪ったのは、飛行機の「致命的に欠陥がある」ソフトウェアだった。

 社外でソフトウェア開発するボーイングの決定は、2001年以来、35,000の雇用を減らした広範な経費削減活動の一環だ。これは航空宇宙大手の上級経営責任者として就任最初の二年に、20,000人以上の従業員を切ったデニス・ミレンバーグ会長兼最高経営責任者(CEO)の下で加速した。

 737 Max 8きのものが、同社とその経営者の利益を増やすためのボーイングの決定の一つだ。飛行機は、より高い燃料効率と、パイロット訓練時間短縮のおかげで、エアバス320neoより安い選択肢だと宣伝され、開発された。この主張を実現するため、同社は50年来の737の機体を選び、より大型なエンジンを取り付けたため、飛行機はピッチアップ(急激な機首上げ)や失速しやすくなった。

 新エンジンを搭載するために機体デザインを適切に設計し直すのではなく、ボーイングは、おそらく二件の墜落の原因となった可能性が高いソフトウェアManeuvering Characteristics Augmentation System操縦特性補助システム(MCAS)を外注した。それはパイロット・マニュアルでは言及していない(飛行機のソフトウェア基準に従わず、複数ではなく)一個の迎角センサーを、飛行機を自動的に下方へ向かせるために使い、それが、究極的に、二件の致命的な墜落を引き起こした。

 報告に応えて、ボーイングは即座に、インド企業HLC技術社に雇用された請負業者は、MCASシステム開発には関与していなかったと主張した。同社は、連邦航空局に暴露され、Max 8の証明書更新を少なくとも3カ月遅らせた、より最近のソフトウェア不具合に対する彼らの関与も否定した。

 これらの声明は額面通りには受けとれない。ボーイング自身、システム開発を請負業者に任された可能性を示唆しており、Max 8にとって、MCASが重要なシステムだと思っていないのだ。さらに元ボーイング従業員で、2017年にレイオフされたエンジニア、リック・ルーディックが述べているように、ボーイング自身のソフトウェア・エンジニアのコストに触れ、ここで我々は非常に高給なので「仕事をプージェット・サウンドから移動する」ことを含め、Max 8を急いで製造できるようにすべく同社はあらゆることをしていた。

 もう一つのコメントで、元ボーイング・エンジニアのマーク・ラビンが、ソフトウェアのさらなる開発は必要でないから、2015年に「部屋一杯に、数百人の大半が上級のエンジニアが集められ、我々は必要とされないと言われた」ことを指摘した。

 ボーイングにとって、HLCとの契約には金融上の恩恵もあった。2005年、ボーイングによるHLCを含めたインド企業への17億ドル投資と引き換えに、インド航空から110億ドルの注文を得た。これは急速に拡張するアジア航空宇宙市場でヨーロッパを本拠とするライバル、エアバスとの市場占有率を巡るボーイングの進行中の戦いで重要な一歩だった。

 ボーイングのソフトウェア開発慣行についての暴露は、飛行中にリチウムイオン電池が火事を起こした後、2013年に運航停止にされた同社の前の主力航空機787ドリームライナーに対する拡張された司法省調査についての新報道と同時だ。二件の墜落の再検討に加え、連邦当局は、サウスカロライナ州チャールストン郊外の製造工場での「典型的な不正行為」と経費削減報告を調査している。

 これらボーイングが工場の労働者に押し付けた生産の熱狂的なペースから、エンジン内の片づけられていない破片やが置き残された道具を含め、安全管理の不行き届きを起こしている。数機の飛行機で、コックピットと操縦装置配線の近くで飛行中の制御喪失の危険がある金属裂片が発見された。ドリームライナーは一度も墜落したことはないが、あるボーイング内部告発者の言葉によれば、この種のミスは「壊滅的」になる可能性がある。

 もう一つの新事実は、自動的に消火するよう設計されたスイッチが、時々故障するという警告をボーイングが公表することを強いた、ドリームライナーの重要な消火活動機能が常に機能するわけではないという発見だ。「航空機の火事が制御できなくなる可能性がある」という政府機関の警告にもかかわらず、航空会社が月に一回スイッチが働くのを確認するのを命令するだけで、飛行機を飛行停止にする命令を出さなかった。これは、人命よりも、ボーイングの利益を優先して、FAAが行った選択の長大なリストの一つだ。

 787調査は、おそらく、いかなる重要な結果も産み出さない可能性が高いが、ボーイングの前の重要資産の航空機に対する、いかなる脅威も、ダモクレスの剣のように、航空宇宙大手企業に差し迫っている。2011年の787-8、-9と-10の発表と開発以来、同社は840機の飛行機を製造し、1,441機を受注している。全てのMax 8の注文が破棄された場合の、920億ドルの潜在的損失だけでなく、もし787の全注文がキャンセルされれば、同社は売上高でおよそ4000億ドルを失うだろう。いずれかのシナリオが現実となった場合は、ボーイング破産のまさに本物の危険がある。

 このような恐怖は、確実に、ボーイングの指導体制とその株主の間で広まっている。エチオピアの航空会社の墜落以来、同社の株は20パーセント下がり、企業価値が470億ドル以上減り、飛行制限で、これまでのところ更に10億ドル以上費用がかかっている。会社の嘘と怠慢に対する賠償金を要求する、株主、パイロットと墜落事故犠牲者家族による三つの集団訴訟が、ボーイングに対して開始された。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2019/07/03/boei-j03.html

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コメント
1. 2019年7月07日 03:05:57 : sUpHQ8Q75g : TzR2aVBha0pPeGc=[81] 報告
目先のカネ勘定しか知らない阿呆共が、大企業の役員としてデカい面してるつうことだろう。
そういう無能な守銭奴共がなぜか昇進し超高給を得てほくそ笑んでる姿はおぞましい限り。
こんな奴らに牛耳られた企業じゃ、真っ当な助言をする社員は却って冷遇または解雇されるのがオチ。
何でそうなるの?
2. 2019年7月07日 14:42:05 : KyPgZPlu8Y : U0EzUDRXcC5YdzY=[369] 報告
長文の終わりの方に、次の一節があった。

★いずれかのシナリオが現実となった場合は、ボーイング破産のまさに本物の危険がある。

航空機メーカーは、ひとつの機種の失敗が会社の存続を左右する。戦後、中型旅客機メーカーとして、ボーイング、ダグラス、ロッキード、コンベアがあった。このうち、コンベア社の880と990は各航空会社にとって使いにくい機体で、キャンセルが相次ぎ旅客機から撤退。同社主力の爆撃機もB-36後継機のB-60がボーイングB-52に敗れて、ゼネラル・ダイナミクス社に身売りしました。

続いて、プロペラ機時代にライバルのダグラスDC-6と世界の空を二分していたコンステレーションのメーカーだったロッキード社が、後継機のエレクトラがターボプロッブだったため各国の各航空会社に売れず、仕方なく対潜哨戒機に変更して何とかなったが、やはり旅客機つくらないと…と言う訳で、L-1011トライスターを開発。

ところが予定していたイギリス・ロールスロイス社のエンジンが、同社の倒産で開発遅延し、トライスターの開発に膨大な資金を投入していたロッキード社は、このままでは倒産と言う事態に。これに対しては、アメリカ連邦政府の融資保証で倒産は回避しました。

トライスターは実用化が遅れたうえに、発展型(胴体延長型)の余地のない限界設計だったために、各航空会社の受注を獲得できず、これを覆すためにワイロ作戦に出て、田中角栄首相も引っかかって逮捕されました。これ、他の西側諸国にも広くバラまいたそうです。しかし売れず、1981年に生産中止となってロッキード社は旅客機から撤退しました。

●さてダグラス社ですが、DC-1からスタートして、DC-3は第二次世界大戦と重なったこともあって約1万機生産されるなど、世界最大の旅客機メーカーでした。その勢いは1950年代も続き、DC-6は当時の代表的な旅客機で日本航空も購入。

ライバルのボーイング社が707を出してジェット時代を切り開いたことから、ダグラス社もDC-8を出して対抗。ところが世界中から注文が殺到し、生産能力の不足に悩み、設備投資によって借入金が膨張。更に期日までに納入できなかった違約金の支払いで倒産寸前となり、マクドネル社が救済合併。同社の方が規模が小さかったことから、小が大を飲み込んだのでした。

★DC-3が約1万機生産できたのは、アメリカ連邦政府の方針で、全部の航空機メーカーを動員したため。

マクドネル・ダグラス社は空軍向けF-15、海軍向けF/A-18で成功しましたが、旅客機部門はDC-10までは売れたものの、MD-11からは新たなライバルとなった西欧エアバスに顧客を奪われるようになり、1997年にボーイング社に吸収合併されました。このため、F-15、F/A-18は、今ではボーイング社の製品になっています。

●それで残ったアメリカの旅客機メーカーが、今やボーイング社だけとは。しかも生産現場は混乱しているようだし、どうにもならんな。日本の三菱MRJも遅れまくりだが、アメリカもダメダメです。

American Convair CV-990 Astrojet Promo Spot - 1962
https://www.youtube.com/watch?v=GP_Nv_-AC_I
●黒煙が大量発生して、各航空会社からメーカーに苦情が殺到しました。

Lockheed TriStar L-1011 N910TE
https://www.youtube.com/watch?v=TG4_7dvjpQM
●ロールスロイス製のエンジンの騒音が酷くて、こちらも苦情が。

JAL - Japan Air Lines Promo Film - 1967
https://www.youtube.com/watch?v=NvZ2e7yeHS0
●日本航空に導入された頃の貴重な動画です。国策会社であった日本航空は、B-29の戦略爆撃で家を焼かれた人々の感情を考慮し、この頃までボーイング社の製品を購入しなかったそうです。1967年と言えば、まだ敗戦から22年しか経っていません。

THE ULTIMATE 787 ENGINE SOUND COMPARISON!! Choose your favourite!!
https://www.youtube.com/watch?v=dDU1cvANdDQ
●ボーイング787のエンジンの違いです。1番目がロールスロイスで、2番目がゼネラル・エレクトリック。コメットさんの失敗から、1960年代のVC-10を最後に中型旅客機から撤退したイギリスの航空産業ですが、ジェットエンジンだけは存続させるため、イギリス連邦向けの機体にはロールスロイス航空エンジンを搭載しなくてはならない。

3. 2019年7月07日 15:17:22 : jtSdjtlRkg : WmxOTW53VmpWZGc=[22] 報告
要するに「新自由主義はもうダメだ」と、こう言う事だな。

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