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イドリブは、どれほどトルコの急所なのか(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/312.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 9 月 01 日 12:14:41: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

イドリブは、どれほどトルコの急所なのか
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-ce328a.html
2019年9月 1日 マスコミに載らない海外記事


2019年8月30日
Salman Rafi Sheikh

 シリアでトルコが直面している状態のみならず、シリア戦争終盤のありかたに対するトルコの戦略的選択ゆえに、イドリブに対するトルコの野心は試練を受けている。一方で、イドリブにおけるトルコの特別の権益が、ロシアとのつながりを試しており、他方、トルコは自身の権益を保証する選択肢が急速に尽きつつある。実際問題、ロシアとシリアが排除しようとしているテロ集団と正面から取り組む能力がトルコにないので、ロシアとシリア両国に対し、トルコは矛盾する立場に置かれている。ロシアとシリアは、これら集団から「シリア全領土を奪還する」狙いを推進している。それゆえ、イドリブに関する限り、トルコとロシアの利害関係は本当に一致しないのだ。

 ロシアとシリアのイドリブでの攻勢を批判して、トルコ国防省は、攻勢はロシア連邦との既存の覚書や協定に違反しており、[イドリブ]が「人道的ドラマ」に変わったと声明で述べた

 トルコのこの姿勢にもかかわらず、実際には、覚書と協定は、タハリール・アル=シャーム参加の集団を含め、イドリブに本拠を置くジハード集団をトルコが制圧すべきことと規定していた。だか、これは実現しなかった。それどころか、テロ集団は、上記協定が最初に署名された時に支配していたより多くの地域を支配するに至っている。最近の記者会見で、イドリブでのトルコによる非武装地帯設定前、テロリストは県領域の50パーセントを支配していたが、今やイドリブ領域の90%がテロ集団支配下にあると強く主張して、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシアに対するトルコの「言葉の応酬」に対して厳しく問うた。

 「彼らがそこから攻撃をかけているのを我々は見ている。しかも過激派戦士は、この地域から世界の他の地域に移動するのを見ており、それは極めて危険なことだ」とプーチンは、フメイミムのロシア空軍基地を攻撃する多数の企みも、全てイドリブ地域から行われたとも述べた。「それが、これらテロリストの脅威を無力化するための現地作戦を行うシリア軍の取り組みを我々が支持する理由だ」と彼は結論した。

 プーチンの発言から明白なことは、トルコはテロリスト民兵からイドリブを解放するという誓約を実現できておらず、この状況がシリアにおけるロシアの権益にとっての重大な脅迫であるのみならず、シリアの完全な領土回復に対する障害になっていることだ。

 テロ集団に対処する上でのトルコの能力のなさだけでなく、トルコの困難さを増しているのは、トルコの権益を受け入れるつもりも、クルド同盟者を放棄する気もないアメリカとの関係の現状だ。これは、長さ約430キロ、幅30キロの、北東シリアの安全地帯設定に関し、トルコに対し、アメリカが牛歩戦術を演じ続けていることから明白だ。

 トルコは、クルド勢力を駆除するよう、アメリカを説得できておらず、トルコは、ISISや、トルコ自身が支援している集団から、イドリブを解放できていない。トルコの基本的問題は、シリアに対する基本的な戦略上の理解を変えることができず、その考え方から、政権にアサドがいないシリアを思い続けていることにある。

 トルコが、テロ集団を匿うのでなく、排除することを目指し、シリア復興に貢献する誠実な当事者となるには、まず、かつてシリア破壊のかじを取り、今も取っている分子を支援する政策を避けなくてはならない。シリアとシリア政府に対する基本的姿勢を変える能力のなさが、トルコをにっちもさっちも行かない状態に置いているのだ。一方で、トルコはシリアとロシアの攻撃による、イドリブ地域からの大規模な難民流入の危険があり、もう一方では、トルコ国境沿いで、永久の「クルドの脅威」に直面している。

 それに加えて、シリアにおけるトルコの二重の立場が、ロシアやアメリカを益々コントロールするできない状況に至っている事実がある。アメリカにとって、クルド部隊に対するトルコの立場に関する限り、トルコは敵対者だ。シリアとロシアにとって、タハリール・アル=シャームのような集団に対するトルコの継続的支援は、直接の外国干渉であり、トルコがそれを変えることができなければ、この事実は、シリア戦争の終盤シナリオで、地域におけるトルコの立場の岐路となるかもしれない。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの対外、国内問題の専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/08/30/how-idlib-is-turkey-s-achilles-heel/

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コメント
1. 赤かぶ[28287] kNSCqYLU 2019年9月01日 12:16:17 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[18355] 報告


2. 赤かぶ[28288] kNSCqYLU 2019年9月01日 12:17:05 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[18356] 報告


3. 2019年9月01日 16:49:14 : KJaPldDwpY : SUNIaEpQU0g5YUE=[25] 報告

北シリアのクルド人居住区においてUSとイドリブ地方の解放においてロシアと齟齬をトルコはきたしている、トルコはどうするのか?という論説である。

 トルコは二つの連立方程式を解くのに難儀している。小生の見通しを記してみる。

 トルコは自国においても、隣国のシリアにおいても、クルド人による自治政府を認めないであろう。この意味するところは、クルド人による軍事組織・警察組織はシリアに存在してはならない、と解釈するならば、ロシアを介して将来のシリア国家の統治機構の枠組みを規定するなかでアサド大統領と合意可能となる。シリア北部のクルド勢力を疑似国家として存続させようとのUSの計略が強く存在し、シリア、ロシアはユーフラテス河以東のシリアへの攻略を休止しイドリブ解放に的を絞っている。トルコとしてはUSによる国家もどきの構想が強化されないように行動せざるを得ない。トルコが言葉ではなく腕力を行使しなければUSは計略を中止しないであろう。

 一方、イドリブに関しては、その地を根拠にして、ロシア空軍基地への攻撃が頻回にあり、ロシアは対抗手段を執らざるを得ない、その帰結が、Khan Sheikhaounの解放であった。

 イドリブ全地域の解放が、反政府勢力とその家族の隣接するトルコ領内へ逃亡避難となり難民化し結果としての国内の不安定化をトルコは嫌っている。このことはロシアも理解はしている。

 トルコの北シリア攻略の隠れた思惑は、反政府勢力とクルド人勢力との入れ替えであってトルコからすれば、トルコ内のクルド人居住地と北シリアのクルド人との間の干渉地帯という名の楔である。この構想をUSは実態的に受け入れないであろう。受け入れはクルド人を利用し捨てる結果を世界に表明するのと等しいのであるから。(クルド勢力はこの干渉地帯構想に対応すべく、カイロ、モスクワ、ダマスカスへ代表団を派遣している)

 過去のいきさつからのものというよりは、現状での、トルコの反アサドスタンスはその大部分はロシアとUSにたいする反クルドの表明が戦略的なツールになっている。USに対してはたいシリア戦略での同盟国としての立場の保持、ロシアに対しては、イドリブ解放によるトルコ国内の混乱への理解、そのように機能している。

 シリア、ロシアとしては、ゆっくりとイドリブ全地域の解放に向かうのであろうが、この間に犠牲者が多ければクルド人の自治的な構造は戦後のシリア内にはないとみたほうがよい、なんとなれば、反体制派とクルド軍事組織はほとんど戦っていない、むしろシリア政府軍の侵攻をUSが阻止する隠れ蓑の役割をはたしてきており、クルド軍事組織の貢献度は少なく、クルド人に特別の恩賞を与える根拠は客観的にはほとんどない。
 

4. 2019年9月02日 17:19:51 : KyYeatWASo : ZWxCVFdIc1lGN3c=[14] 報告
>>3は親ロの馬鹿か。最後の文だがアメリカが退かない限り
シリアの戦後はない。戦後が存在するのならば
ユーフラテス河以東を除いたものとなるだろう。
5. 2019年9月02日 17:22:55 : KyYeatWASo : ZWxCVFdIc1lGN3c=[15] 報告
>>3による別スレッドでのコメント。

>現在、ロシアはドルを離れ、相互の地域通貨での貿易を
>推進しており、この流れに参加する国は増える可能性が高い、
>その中心となるロシアとの関係修復は国として
>選択するのは必要であろう。民間ではsumitomoは
>遠くをみてロシアとの取引をおこなっているようだが。

アホだこいつ。完璧な田中宇路線。ロシアの経済力を
見れば決してこのようには言えないだろう。
この場合ロシアではなく中国になる。
今後は中国の時代でありロシアの時代では断じてない。

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