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新年平和対談 ・反戦の党 応援したい なかにし礼さん(作詩家・直木賞作家)vs小池晃さん(共産党書記局長・参院議員)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/125.html
投稿者 gataro 日時 2019 年 1 月 10 日 21:46:44: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv
 




新年平和対談

■反戦の党 応援したい  しんぶん赤旗・日曜版 2019年01月13日号 3から5面 

 がんを生き、戦争体験書くのが使命 作詩家・直木賞作家 なかにし礼さん


 旧満州引き上げの本読み"地獄"だと 共産党書記局長・参院議員 小池晃さん

 日本共産党の小池晃書記局長が、作詩家で直木賞作家のなかにし礼さんと対談しました。「二度のがん闘病を経験した私が持つ使命は、理不尽と闘うことだ」というなかにしさん。戦争、憲法、野党共闘などについて熱く語り合いました。

兄が代々木でレストラン
共産党に毎日出前 なかにし

なかにし 昔、兄貴が代々木の明治通り沿いでレストランをやっていました。僕も大学に通いながら住み込みで働いていたんですよ。
小池 共産党本部の前が明治通りです。どのあたりですか?
なかにし 共産党本部のすぐそばです。僕は毎日、共産党本部に昼食の出前を届けていました。大学に入学した19歳のころなので、1958年の春から夏の話です。
小池 日曜版発刊が59年3月ですからその前年。党本部がまだ古い建物のころです。
なかにし 働いている人たちも新聞記者風で、ワイシャツを腕まくりしていました。
小池 当時は赤旗編集局も同じ建物にあったようですからね。
なかにし それがこんな立派なビルになるなんて…。だめな兄貴で店は僕に任せっきり。すぐ店はつぶれました。僕は大学の授業料を納められなくなり、退学しました。
小池 先日出版された、なかにしさんの『がんに生きる』(小学館)を読みました。「がんは人を成長させる」「ものの見方が変わる」と書かれています。私も医者として、多くのがん患者を診ました。そういう人たちにとって、すごく力のわくメッセージで励ましになると思います。
なかにし ありがとうございます。私は2度がんになって変わりました。がんはつらい病気ですが、新しい自己を発見させてくれる。死を考えることで、自分の人生をもう一度見直すことができる。病気の体である自分と、精神的活動をする自分が四六時中向き合うことで、絶え間なく成長させられました。
小池 本では「二度のがん闘病を経験した私が持つ使命は、理不尽と闘うことだ」と書かれています。それで平和を脅かし、過去を否定する動きとたたかう決意をされたと…。
なかにし 昭和が終わったときに、作詩家をいったん辞めました。僕は昭和という時代に翻弄(ほんろう)される一方で、昭和に生かされ、脚光も浴びた。夏目漱石の「こころ」の「明治の精神」に殉じた
「先生」ではありませんが、僕も歌書きを終わりにしようと。だけど戦争体験を語らずに死んだら申し訳ない。小説に書き残そうと心に決め、猛勉強を始めました。
小池 なかにしさんの旧満州(現中国東北部)からの引き揚げ体験を書いた本を読むと“戦争が地獄”であることがよくわかります。絶対に繰り返してはいけない。
なかにし 戦争という巨大な暴力の前では入間なんて藻屑(もくず)みたいなもの。いま、戦争を知らない政治家が危機をあおり、戦争を是とする国論をつくろうとしている。だから、戦争に反対するまともな政党を応援したくなるんです。

 4面につづく

なかにし礼さん 共産党が政権に入らないとダメ

死屍累々の中を走る列車すさまじい 小池
子どもにも人殺しの手伝い、戦争は醜悪 なかにし

 3面のつづき

小池 なかにしさんは幼少期を過ごした満州で、日本人に対する中国の人たちの強い反感を感じたと本に書かれています。当時から日本の行いは正しくない、という感覚を持っておられたのですか。
なかにし それは自然に分かります。満州では中国人がいっぱいいる中に日本人がぽつんといた。日本人は軍事力と警察力で支配していたんです。だから僕は、町を駆け回って遊んだことがありません。小学校に行くときも、子守の王(ワン)さんという中国人が"用心棒″で付き添ってくれました。
 1945年、夏が近づくと電信柱に「七有八無」と書いた紙がベタベタ張られました。王さんに聞くと「7月まで日本は有るが、8月には日本は無い」という意味だという。8月9日にソ連軍が攻めてきて目の前に爆弾が落ち、「ああ、これか」と思いました。
小池 ソ連国境に近い牡丹江(ぼたんこう、現・中国黒竜江省)にいらっしゃった。引き揚げてくる時、死屍累々(ししるいるい)の中を列車が走っていく光景の描写はすさまじかったです。
なかにし 乗っていた列車が機銃掃射を受け、ダーツと天井から床まで撃ち抜かれる。目の前で軍人が頭を撃たれて死にました。
 その列車に乗せてくれ、としがみつく日本人の開拓団民の指を乗客たちが引きはがした。軍人の命令でね。開拓団民はみんな線路に倒れていった。待っているのは死です。僕も手伝わされた。人殺しの手助けをしたという意識は子ども心にもありました。子どもにそういうことをやらせる戦争の醜悪さ、残酷さを語っていかないとだめです。
 敗戦を機に日本国憲法ができ、基本的人権や非戦の思想が盛り込まれました。私たちは憲法を、もっと宝物のように扱わないといけません。

憲法「世界で愛される国であれ」なかにし
戦後の出発点 安倍首相の行動は全く逆 小池


小池 その憲法を安倍(晋三)首相は、「北朝鮮の脅威」などを口実に変えようとしています。
なかにし 憲法前文には「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と書いています。分かりやすく言うと「世界において愛される国であれ」ということです。
小池 そうですね。
なかにし それまで日本は、戦争を起こす「鬼っ子」のような存在でした。今度は世界から愛される国になろう、と誓ったのが日本国憲法だと思います。
小池 一切の戦力を放棄して、もう二度と戦争をしないことで世界の信頼を得る。それを憲法は戦後の出発点にすえました。安倍首相がやっていることはそれと全く逆です。
なかにし 戦前・戦中の政治を肯定し、そこに回帰するなんてとんでもない。そんな政権が「世界において愛される国であれ」と世界に誓った憲法を変える資格はありません。

  異常な憲法論

小池 本当にそうです。しかも安倍首相は、憲法を全く理解していない。昨年秋の臨時国会冒頭の所信表演説で「国の理想を語るものは憲法」と言いました。全く違います。安倍さんのような人が勝手なことをしないよう、権力を縛るのが憲法です。これが立憲主義の考え方です。
 安倍首相は改憲を議論することが「国会議員の責任」だとも言いました。これも違います。憲法99条には「…国務大臣、国会議員…は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と書かれています。国会議員の責任は憲法を守ることです。
なかにし 総理が改憲を主張するなんて変ですよ。憲法に縛られる側が「変える」と言っているんですから。
小池 暮れのNHK「日曜討論」(12月9日)で自民党の萩生田光一幹事長代行が、世論調査で「安倍首相が進める」憲法改定についてどう思うかと聞くと賛成が少なくなる、と嘆いていました。
 当たり前です。安倍首相は、"現憲法のもとでは集団的自衛権の行使はできない"という歴代自民党政権の憲法解釈を変え、安保法制を強行し、集団的自衛権の行使を可能にしました。そんな人に憲法をいじらせたら大変なことになる、と国民は見抜いています。
なかにし 見抜いているでしょうね。
小池 安倍政権は昨年、国会で改憲案を発議することに執念を燃やしていました。しかし臨時国会でも自民党改憲案を説明することができなかった。これは安倍9条改憲反対の国民の世論と、野党が足並みをそろえて反対した大きな成果です。

日ロ領土問題 道理がなく大破綻 小池

小池 安倍外交も大破綻に陥っています。
 そのひとつが日口領土問題です。昨年11月の日口首脳会談後、安倍首相は“1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させることで合意した″と言いだしました。
 北海道の一部である歯舞(はぼまい)群島と色丹(しこたん)島の2島の返還を先行的に求めることはありうることですが、その場合も中間的な友好条約で処理すべきです。国境線の画定となる平和条約を結ぶことは絶対にやってはいけない。
 歯舞群島と色丹島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島の「4島返還」を求めてきた従来の自民党の路線すら否定するもので、ロシア側への全面屈服です。しかし、河野太郎外相は平和条約を結ぶまで国会では答弁しないといいます。
なかにし 国会軽視です。そんなことがあっていいのですか。
小池 外交の大方針を転換するなら、国会できちんと議論しなければなりません。国民の支持を得られない外交交渉が成功するわけがありません。
 1875年の樺太・千島交換条約で、北千島を含め千島列島全体が日本領と平和的に確定しました。それをソ連が第2次世界大戦の際、ヤルタ協定(1945年)を根拠に、連合国の戦後処理の大原則だった「領土不拡大」を鋳みにじり、千島列島、さらには北海道の一部である歯舞、色丹まで占拠しました。
 そのヤルタ協定に縛られて、日本政府はサンフランシスコ平和条約(51年)で千島列島を放棄しました。
 こうした戦後処理の不公正を正面から正してこそ、回り道に見えても、問題を解決し、択捉、国後が戻ってくる道も開けます。
 いまのような交渉を続けていたら、歯舞、色丹の「2島先行」ではなく、「2島で決着」になってしまいます。
 真相が明らかになれば国民の批判が高まるから答弁もしないということでしょう。昨年の臨時国会で安倍政権は、領土問題だけでなく、ほかの問題でもまともな答弁ができませんでした。

野党共闘勝利で民主主義は新段階に 小池晃さん

外国人実習生 一種の奴隷 なかにし

なかにし 臨時国会はひどかった。全部強行採決で、本当にみっともないですよ。
小池 外国人労働者の受け入れを拡大する改定出入国管理法(入管法)の衆院採決の直前、法務委員会筆頭理事だった自民党の議員が「この問題は議論したらきりがない。いくらでも問題が出てくる」といいました。
 問題が出るから議論しないなんて、映画「男はつらいよ」の寅さんじゃないけど、「それを言っちゃあおしまいよ」という話です。
なかにし 外国人技能実習生たちの実態はあまりにもひどい。最低賃金以下で働かせたり、約束にない放射能除染の仕事をやらせたり…。そのため年間7千人が失踪しているんでしょう。そんな働き方を拡大すれば、本当に働き手が来なくなります。
小池 入管法改定を提唱したのは経団連です。狙いは外国人労働者を雇用の調整弁として都合よく利用することです。雇用が足りなくなったら入れて、余ったらバサッと切る。
なかにし 勝手すぎます。
小池 外国人にも家族があり、人生もあります。
なかにし 人間の尊厳もある。これは、一種の奴隷制ですよ。

  真相隠し異常

小池 米国務省の2018年の人身売買の年次報告書は、日本の技能実習制度で強制労働が発生していると指摘しています。政府は、昨年失踪した7千人余のうち2870人から失踪理由などを聞き取り、聴取票をつくっています。それをもとに政府は最初、最低賃金以下は22人だけだと説明しました。しかし野党議員が、コピー不可とされた聴取票を書き写し、集計すると22人どころか1927人が最低賃金以下だったことが分かりました。
なかにし 最近、役所は真相隠しをやりすぎです。
小池 国会前で「うそをつくな」のシュプレヒコールが上がるのは異常ですよ。

徴用工問題 日韓で話し合わないと なかにし
「個人請求権は消滅せず」の一致点で解決を 小池


なかにし 日本と韓国の間では徴用工問題が大きな問題になっています。
小池 日本は戦前、朝鮮半島を植民地支配していました。朝鮮の人たちを徴用工として日本に連れてきて、軍需工場や炭鉱などで強制的に働かせました。被害者たちが損害賠償を求めた裁判で韓国大法院(最高裁)は賠償を認めました。日本政府は「国際法に照らしてあり得ない」「断じて受け入れられない」などと韓国を非難しています。
なかにし 木で鼻をくくったような門前払いはだめです。どうするかを話し合わなくてはなりません。日本の最高裁も07年、個人の請求権はあると認めたわけでしょう。
小池 おっしゃる通りです。西松建設による中国人強制連行の裁判で最高裁は、日中共同声明(72年)によって「(個人が)裁判上訴求する権利を失った」としながらも「(個人の)請求権を実態的に消滅させることまでを意味するものではな(い)」としました。これを手掛かりに被害者は和解し、西松建設は謝罪、和解金を支払いました。
 先の臨時国会でも日本共産党の穀田恵二衆院議員の質問に河野外相は、「個人の請求権が消滅したと申し上げるわけではない」と答弁しました。
 昨年末に、日本共産党の志位和夫委員長は、超党派の日韓議連の一員として訪韓しました。そして、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談で、志位委員長が「個人の請求権が消滅していないことを日本政府は最近も表明している。日韓両政府の一致点を大切にした冷静な話し合いが必要だ」と述べ、文大統領も「個人の請求権が消滅していないことは重要だ。この立場に立てば円満な解決がはかられるの
ではないか」と応じました。私たちは、被害者の名誉と尊厳を回復するための具体的措置を、日韓両国で話し合って見いだしていくべきだと提起しています。
なかにし 日本が朝鮮半島で犯した過ちは大きい。それを忘れてはいけません。

対立軸示しているのは共産党/もっとがんがんやってほしい なかにし
統一地方選、参院選何としても勝つ 小池


小池 今年は統一地方選、参院選があります。一刻も早く安倍政権は終わらせなくてはいけません。国会での野党共闘はかなり前進しています。しかし安倍政権を倒すところまでは、まだまだです。

なかにし 何が足りないですか。
小池 選挙に向けた「本気の共闘」です。昨年9月の沖縄県知事選では、8万票の大差をつけ玉城デニーさんが勝ちました。「辺野古に米軍新基地はつくらせない」という旗印を明確にし、保守、革新の立場を超えた「オール沖縄」でたたかいました。
 亡くなった前知事の翁長雄志さんは、自民党沖縄県連幹事長をつとめた自民党の大幹部でした。私も街頭演説でご一緒しましたが、身じろぎもせずに共産党の私と並んで訴えておられました。お互いの立場を尊重し、心ひとつに力を合わせました。こういうたたかいを全国でやれば、安倍政権を倒せると思っています。
なかにし 僕も沖縄県知事選での勝利は大事だ、突破口だと思っています。野党共闘をなんとか実現させましょうよ。これまでの2回の選挙(16年の参院選、17年の総選挙)で共産党は候補者を降ろしてまで頑張っているのに、共産党と組むのは嫌だなんていう党があるのはおかしい。自分たちの利益しか考えていないのではないですか。
小池 各野党の共闘への本気度が問われていると思っています。共産党への注文があれば、この機会にお聞かせください。
なかにし 「もっとがんがんやれ」といいたいです。なぜなら自民党に対する明確な対立軸を示しているのは共産党しかありません。あとの政党はいつでも自民党になれる、と僕には思えます。
小池 辺野古の米軍新基地建設強行に象徴される「アメリカいいなり」、外国人労働者の受け入れ拡大にみられる「財界中心の政治」という自民党政治の根本を批判しているのが共産党です。日本共産党は企業・団体献金を一切もらっていません。財界にもタブーなくモノが言えます。
なかにし 共産党は先鋭的な部分が魅力です。思いを込めた強い言葉でものが言えるのは共産党しかありません。いま日本を危険な目に遭わせようとしている政権を一度倒して、まっとうな政治をやるべきです。その政権には共産党も入らないとだめですよ。
小池 いまわれわれが取り組んでいる野党共闘は、日本の政治史の中で初めて、共産党も加わった、思想信条を超えた本当の意味の共闘になっていると思います。これが勝利したら、日本の民主主義はまったく新しいステージに進みます。
 そういう意味でも今年の統一地方選、参院選はとても大事です。何としても市民と野党の本気の共闘と共産党の躍進で、破綻した安倍政権と自民党政治を一刻も早く終わらせたいと思っています。
なかにし 頑張ってください。今日は小池さんとお会いするのを非常に楽しみにして来ました。うちのかみさんには、「あなた、勢い余って入党して帰ってこないでね」といわれました。(笑い)
小池 がんばります。今日はありがとうございました。


 

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