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天皇在位式典で三浦大知が歌う「歌声の響」は明らかに天皇、皇后の沖縄へのメッセージだ! 天皇が作詞に込めた意味(リテラ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/466.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 1 月 20 日 14:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

天皇在位式典で三浦大知が歌う「歌声の響」は明らかに天皇、皇后の沖縄へのメッセージだ! 天皇が作詞に込めた意味
https://lite-ra.com/2019/01/post-4501.html
2019.01.20 三浦大知が歌う歌は天皇皇后の沖縄への想い リテラ

    
    歌声の響(朝日新聞出版)


 驚いた人も多いのではないか。2月24日の在位30年記念式典で、歌手の三浦大知が、明仁天皇が作詞し、美智子皇后が作曲した「歌声の響」を歌唱すると発表された件だ。Twitterではさっそく〈三浦大知feat.天皇皇后両陛下やばいな〉〈ファンやってきて良かったよ…〉というような投稿で盛り上がっている。

 歌唱力とキレキレのダンスを武器とする実力派の三浦が、「作詞・天皇/作曲・皇后」の楽曲を歌い上げるというということで、若いファンの間では絶妙にバズっているようだが、いや、それよりも驚かされたのは、これが天皇・皇后の“沖縄への思い”を反映した明確な“メッセージ”に他ならないからだ。

 どういうことか。もともと、天皇の在位記念式典では以前から人気歌手が起用されてきた。10年式典の際にはX JAPANのYOSHIKIが作曲した奉祝曲「Anniversary」が、20年式典の際にはEXILEのATSUSHIとTAKAHIROが歌を担当した「組曲 太陽の国」(作詞・秋元康)が使われている。これらは、官邸が主導して選定したといわれていた。

 だが、今回の30年式典であの「歌声の響」、しかも、沖縄出身の三浦大知が歌い手に選ばれたことは、これまでとはまったく性質が異なると考えるべきだ。

 そもそも「歌声の響」は琉歌(沖縄の島々に伝わる8・8・8・6調の定型詩)だ。〈ダンジユカリユシヌ/ウタグイヌフィビチ〉(だんじよかれよしの歌声の響)と始まり、〈ミウクルワレガウ/ミニドゥヌクル〉(見送る笑顔目にど残る)と続く。「だんじゅかりゆし」というのは旅立ちを祝って歌われる沖縄の歌で、「ほんとうにめでたい」という意味。ここには、天皇・皇后にとって忘れられない沖縄のエピソードがこめられている。

 明仁天皇が「歌声の響」を詩作したのは皇太子時代、美智子皇后(当時は皇太子妃)と沖縄を初訪問した1975年に遡る。当時の沖縄は3年前に本土へ復帰したばかりで、天皇の戦争責任を問う声も多く、皇室に対する強い反感があった。実際、この訪問で明仁天皇がひめゆりの塔で献花した際、火炎瓶を投げつけられるという事件が起きている。だが、明仁天皇の沖縄訪問は覚悟の上だった。訪問前、琉球文化研究などの第一人者である外間守善氏から「何が起こるかわかりませんから、ぜひ用心して下さい」と心配された今上天皇は、「何が起きても受けます」と述べたという(朝日新聞2016年12月18日付)。

 その火炎瓶事件の翌日に向かったのが、辺野古のある名護市の国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」。療養所の人々が二人を見送る際に歌った歌が「だんじゅかりゆし」だった。そして、東京に戻った明仁天皇がこの思い出を琉歌として詠み、沖縄愛楽園の人々に贈ったのが、先に紹介した一首だ。

 みなさんの「だんじゅかりゆし」と歌うその響が、わたしたちを見送るその笑顔が、いまでも目に浮かんで消えません──。

 そこに美智子皇后が琉球民謡風のメロディをつけたのが、琉歌「歌声の響」なのである。

 つまり、いまの天皇と皇后にとって、「歌声の響」はまさに、自分たちを受け入れるかどうかわからなかった沖縄で、社会的弱者であるハンセン病を患う人々から、自らの旅路(進むべき道)に祝福をもらったという思い出そのもの。1994年の結婚40周年の音楽会でも歌われたように、ふたりが心から大切にしてきた一曲なのだ。

■天皇皇后が一貫して語ってきた安倍政権とは真逆の「沖縄に寄り添う姿勢」

 しかも、周知の通り、天皇・皇后は沖縄への旅を続け、昨年の訪沖で実に11回を数えた。会見などでも繰り返し沖縄に言及している。

 たとえば、沖縄で米軍による少女暴行事件が起こった翌年の1996年には、誕生日会見で「沖縄の問題は、日米両国政府の間で十分に話し合われ、沖縄県民の幸せに配慮した解決の道が開かれていくことを願っております」と、日本政府でもなく米国政府でもなく、沖縄県民の側に立つと明言した。

 また、2003年の誕生日会見では「沖縄が復帰したのは31年前になりますが、これも日本との平和条約が発効してから20年後のことです」と切り出し、自らのルーツにも触れながらこう語っている。

「このような沖縄の人々を迎えるに当たって日本人全体で沖縄の歴史や文化を学び、沖縄の人々への理解を深めていかなければならないと思っていたわけです。私自身もそのような気持ちで沖縄への理解を深めようと努めてきました。私にとっては沖縄の歴史をひもとくということは島津氏の血を受けている者として心の痛むことでした。しかし、それであればこそ沖縄への理解を深め、沖縄の人々の気持ちが理解できるようにならなければならないと努めてきたつもりです。沖縄県の人々にそのような気持ちから少しでも力になればという思いを抱いてきました」

 2013年の4月28日、安倍首相の肝入りで行われた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」にあたっては、政府側の説明に対し「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と反論し、出席に難色を示していたという逸話も残っている。

 そして、安倍政権が辺野古新基地建設の強行などで、沖縄差別を強めるなか、天皇は、昨年の誕生日に際した会見で、あらためて「沖縄に心を寄せていく」と訴えたことも記憶に新しいところだ。

 明仁天皇は、1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効(本土の主権回復)から沖縄の復帰までに20年の歳月を要したことを振り返ったうえで、「沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました」と、本土から見捨てられてきた沖縄の歴史を強調。「皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました」と続けたあと、声を震わせ、会見場を見やりながら、こう力を込めたのだった。

「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」

■ネトウヨや安倍応援団は「パヨク妄想」と必死で否定してきたが…

 そして、ここにきて、在位30周年記念式典での「歌声の響」である。これは明らかに、天皇・皇后二人の強い希望によるものだろう。しかも、歌うのは沖縄出身の三浦大知。現在、沖縄が置かれる状況を考えれば、この選択それ自体がメッセージであることは、もはや疑う余地がない。

 本サイトでは、たびたび明仁天皇と美智子皇后の沖縄に対する強い思い入れを紹介し、その言葉の端々に、安倍政権の沖縄政策に対する強い懸念が読み取れると伝えてきた。その度に、ネット右翼や安倍応援団からは「パヨクが都合よく解釈するな」「妄想も大概にしろ」なる罵声が飛んできた。

 しかし、これが“メッセージ”でなかったらなんなのか。

 前述した一首(一番)に続く二首(二番)は、「歌声の響」を皇后が作曲した際に、あらためて明仁天皇が詠んだものとされている。引用して終わろう。

〈ダンジュカリユシヌ/ワタヤワチャガタン/ユウナサキユル/シマチムニヌクテイ〉(だんじよかれよしの歌や湧上がたん ゆうな咲きゆる島肝に残て)。

 みなさんから「だんじゅかりゆし」の歌が湧き上がったことが、あのゆうなの花の咲く沖縄の島々が、わたしたちの心にいまでも残っているのです──。

(編集部)















 

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コメント
1. 地下爺[4567] km6Jupbq 2019年1月20日 16:53:42 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[394] 報告
歌声の響(ウタグイヌ フィビチ)

御作詞:天皇陛下
御作曲:皇后陛下
歌:鮫島有美子
https://www.youtube.com/watch?v=fuQ95G6fLKg


ダンジュカリユシヌ ウタグイヌフィビチ
(だんじよかれよしの歌声の響)

ミウクルワレガウ ミニドゥスクル
ミウクルワレガウ ミニドゥスクル
(見送る笑顔目にど残る)

Ah〜

ダンジュカリユシヌ ウタヤワチャガタン
(だんじよかれよしの歌や湧上がたん)

ユウナサチュル シマチムニヌクティ
ユウナサチュル シマチムニヌクティ
(ゆうな咲きゆる島肝に残て)

ダンジュカリユシヌ ウタグイヌフィビチ
(だんじよかれよしの歌声の響)

ミウクルワレガウ ミニドゥスクル
ミウクルワレガウ ミニドゥスクル
(見送る笑顔目にど残る)

ダンジュカリユシヌ ウタヤワチャガタン
(だんじよかれよしの歌や湧上がたん)

ユウナサチュル シマチムニヌクティ
ユウナサチュル シマチムニヌクティ
ユウナサチュル シマチムニヌクティ
ユウナサチュル シマチムニヌクティ
(ゆうな咲きゆる島肝に残て)

2. 2019年1月20日 19:48:56 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1321] 報告

天皇皇后が一貫して語ってきた安倍政権とは真逆の「沖縄に寄り添う姿勢」

いいね!

3. 地下爺[4586] km6Jupbq 2019年1月21日 01:07:05 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[413] 報告
◆参考情報
たるーの島唄まじめな研究 「だんじゅかりゆし」編
https://taru.ti-da.net/e689552.html

>「だんじゅかりゆし」は海に囲まれた琉球ー沖縄の人々が、航海の旅に出る人々の
  安全の祈りを歌にしたものであり、歌うことが船旅の安全祈願になると信じられてきた。

※歌詞が載っていて、その解説も出ています。 沖縄の人の優しが伝わってきます。

4. 2019年1月22日 21:30:44 : U1S5Q2sbzI : bg1CegE6Maw[4] 報告
皇室VS安倍晋三、生前退位、新元号…「報じられない深刻確執」
https://taishu.jp/articles/-/62953


安倍晋三首相が、元号を改元する時期や女性宮家の創設で皇室や宮内庁と確執か

2019年01月22日 21時25分 日刊大衆

記事まとめ
皇太子さまの即位を控えているが、安倍晋三首相と皇室の間に確執が生まれているという
政府は2019年元旦からの元号の改定に当初固執し、皇室の心労になっていたらしい
また、安倍晋三首相は女性宮家に反対の立場らしく、宮内庁と対立しているという
皇室VS安倍晋三、生前退位、新元号…「報じられない深刻確執」
2019年01月22日 07時00分 日刊大衆

日刊大衆
 昨年末、安倍晋三首相は激動の2018年を漢字ひと文字で起承転結の「転」と表現した。「ならば今年は“結”の年。安倍政権が標榜してきた各種政策の総仕上げ、“収穫の年”となるはずですが、今年こそが“転”。これは、もちろん“転ぶ”の意味です。衆参同日説が根強い7月の参議院選挙で苦戦すれば、政権の求心力は一気に低下するはずです。韓国との関係は戦後最悪の状態に冷え込むなど、外交問題が山積。さらに、頼みのアベノミクスも米国景気が下振れし始めた今、風前の灯です。10月には消費税率のアップも控えており、今年は景気が低迷する可能性が高いですね」(全国紙政治部記者)

 このように、安倍政権が“転ぶ理由”には枚挙にいとまがないようだが、その一つが「皇室との関係の悪化」(永田町関係者)だというから驚きだ。「5月には皇太子が即位され、新たな元号となります。秋には即位礼正殿の儀も控えており、今年は皇室の存在感が例年以上に高まる年です。ただ、安倍官邸と宮内庁の関係はうまくいっていないようです。宮内庁は皇室の意見も代弁する機関ですから、これは安倍官邸と皇室の関係が良好ではないということ。官邸サイドには、新元号のお披露目などを政権浮揚につなげたい思惑がありますが、このままでは、“空回り”するのではないでしょうか」(前同)

 ではなぜ、安倍官邸は皇室とギクシャクしているのだろうか。「陛下が生前退位のご希望を表明されたのは、16年夏のこと。これを受けて安倍政権は、皇室典範の改正に着手しましたが、元号の改定については当初、“2019年元旦から”に固執していました。これが、皇室の方々のご心労になっていたと言われています」(同)

 元日は四方拝が早朝から行われ、その後、歳旦祭、晴の御膳と続き、新年祝賀の儀がある。「陛下はこれらをこなすため、ご多忙を極めております。皇室への理解があれば、“元旦改元”がありえないことぐらい、すぐ分かるはずなんですが……」(同)

 他にも、女性宮家の創設をめぐり、安倍官邸と宮内庁は対立関係にあるという。「安倍総理は女性宮家に反対の立場とされ、ご公務の多様化に対応するべく、女性宮家の創設を希望する宮内庁と対立しています」(同)

 皇室と安倍官邸との確執はまだまだ続きそうだ。

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