夢でない歴史の周期的事実から，姿を変えるが読み切ることができる。

それは，理論的ではないから常識的な人々やエリートや指導者から馬鹿にされるが，歴史の流れに逆らえない不思議な事実がある。

しかもバブルや戦争は国ごとに時差と姿を変えて発生する。これは、過去の反省から、投機の主役や方式ややり方を変えるためだ。そこで時代が生んだ愛国的熱狂的なカリスマにより，その正体が見えなくなるためだ。

今回は基軸通貨の交代期に発生する混乱で，同時に「民主主義のルールの破壊時代と重なっている」しかも多数決の考えが横行し少数意見の尊重が無視されている。

これらは
1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 2007〜10年にスタートした第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因です。なのでこの流れがスムーズにいけば，波乱は少ないが先送りすると地獄絵図化する。

信頼感などが永遠につづいたためしはない。戦争やバブルは、信頼感を崩壊させる事件を連続させる。そのため、世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊するものです。

戦争やバブルは、アト知恵反省のセイで、同じ姿では現れない。結果を原因と倒置させた資本主義の常識では、戦争やバブルの繰返しが見えないので避けられないのかも知れない。

それは
日本の神話に、人民のかまどから煙が立ちのぼるまで、税金の取り立てをやめた仁徳という名の大王が登場する。だが、昔も今も、大王は人民に我慢を強制するだけで、金持ちのかまどの煙しか気にする様子がない。

もう一つ，歴史上避けられない出来事，弱肉強食のトリクルダウンがある。1%の富と99％不幸政治です。周期の節目に，耐乏を押しつけ信用・流通の垣根を破壊させると，右翼的な破壊者が愛国的熱狂的に支持されるカリスマが登場すると国民の25％は熱狂してしまう。

だが貧乏人には我慢、金持ちには借金棒引きでは、バブルの発生は避けらないし、回復する時間を長期化することが歴史上ハッキリしている。

（注;それは金持ちの借金棒引きとは、破産は再生機構に移し借金を棒引きし、政府保証で担保なし融資、企業と金持ちの減税，還付金や補助金などである。貧乏人の我慢とは、自己破産のハードルを高くし、生活保護を減額し、消費税増税することである。）

そして
消費者の購買力を縮小させたまま、人為的にインフレ発生させ、国家と企業の悩みを解消したいというインフレ待望論者の妄想は、雄鶏の首を締め殺せば、早起きから開放されると考えたイソップ物語の寓話とそっくりではないか！

そこで
前回の80年代のバブルの崩壊では、日本の企業は売上を三年間で半減させた。
しかし、売上を越えた借金を、不動産価値で支えていた有名企業は、政府のてこ入れにもかかわらず消滅する。そして、生き残った企業も、既存店の売上や国内販売の売上高の低下を解消できないまま、経済指数三分の一以下という長期不況に突入しなければならない。

今回は歴史の流れからでは，常識では信じられないでしょうが，
日本の財閥系大企業の消失はさけられません。しかもトップ企業の交代がある。あぐらをかいた大企業の消失を体現することが歴史の流れから読み切ることができる。

第二次世界信用・金融大恐慌や世界経済全体に波及するバブルの発生なんて、想像することができない！ 確かに、バブル的匂いはするが、いずれの国も、前回のバブルの体験から、賢くなっているハズだ。万が一破裂しても、その影響は限定され、景気は軟着陸できるに違いない。そう、世界のエコノミストたちがそう考えるのも無理はない。

しかも
バブルから早期脱出する手段は戦争であるという妄想をもつ人はビックリするほど多い。なにしろ日本は、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需を体験しているため、戦争による景気回復を待望する妄想は、鍵もかけないで放置されたままである。

それはナチスドイツと軍国主義日本は、1935年頃には、軍需景気により、金融恐慌の打撃から脱出していた。

しかしナチスドイツと軍国日本が、第一次世界金融恐慌から早く脱出できた決定的で、普遍的な要因は、世界の金融システムから隔離された「経済鎖国」のセイである。

つまり、どんな理由であれ、能動的であれ受動的であれ、「経済鎖国は、世界的金融バブルの打撃を軽減する。だが、経済現象の停滞は免れない」ことになる。

だが指導者は，「関税鎖国」や「経済鎖国」戦争が金融大恐慌から脱出る早道だという妄想を捨てられない！

そのために平和憲法を変えて核武装し、世界の憲兵の仲間入りをしたいという流れがいまや多数派です。

そして
世界的スーパーバブルで最大の打撃を受ける日本！
日本と米国への輸出依存度の高い国は、今回のスーパーバブルの台風の目に直接巻き込まれ、その影響からの脱出に時間がかかる。だが、日本を除く国は、それぞれの経済政策の舵を切換え、そのドン底の経済指数を、2020年迄には回復させることが可能だ。

ではナゼ、日本だけが、90年代に経験した失われた10年間の苦痛を、再び10年以上も経験しなければならないのか？ 今度の苦痛は、いざなぎ景気越えの見かけの景気をともなわない。なぜなら、見かけのいざなぎ景気越えは、国内市場の縮小を海外市場の拡大によってカバーされた、蜃気楼化された経済指数と不正統計指数が正体だからだ。

この経済蜃気楼を、日本の指導者とエコノミストたちは、現実だと錯覚した。そのため、第二次世界的スーパーバブルの到来に対して、全く無防備である。そして、このスーパーバブルの原因が、ニクソンのドルとキンの交換停止にあることを知らない。

それは、ドルのキン離れによる世界の信用膨張で、最も恩恵を受けた国が日本だからだ。そのため、日本は、最大の打撃をこうむる。

この「ジレンマ」から平和憲法を改変し，核武装化して，戦争に期待する国会議員と経団連の大企業の指導者は多数派です。

すなわち
経験則では「戦争以外に世界信用収縮恐慌から脱出できない」？
前回、ポンドからドルヘの基軸通貨の移行は、世界が認知しないままに、第二次世界大戦に突入した。ドイツと日本は軍需生産によって国内景気をいち早く回復した。米国が1929年の経済指数を復活できたのは、日米開戦の２年目なのである。

だから、経験則だと「戦争以外に世界信用収縮恐慌からは脱出できない」ということになる。経済学者は腹の中で、そうは思っているが、倫理観に束縛されて、そう主張する人はマレである。だが、朝鮮戦争とベトナム戦争の特需で、劇的に景気を回復した日本と、戦争ごとに景気を回復する米国の軍需産業の指導者には、戦争景気待望論は根強いことが分かっている。

地球を破壊させることが確実な第三次世界大戦を避けるためには、世界信用収縮恐慌を収拾するため、国益エゴを捨て、とりあえずドル・円・ユーロの三極基軸通貨体制を採用し、固定為替システムに戻し、通貨を安定させるべきだ。

そして原発ゼロ・エンジンレスの産業革命を前倒しすると人類は救われることが歴史上読み取るとわかる。産業革命を大胆に前倒しすると既得権益を失うために，抵抗します。抵抗し遅延させる企業は潰し再生させることです。

だから経団連と日米軍事同盟固執の政党は，小泉氏が叫んだように解体させるか，潰すことしかない。これをやらないと，既成政党の腐敗・不信から有権者の政治への関心が薄められ，投票率が50％割ってきます。

しかもマスコミが腐敗・不信の自民党政治に救う報道しかしなくなるので，三権分立や民主主義は消え去り，新たなる資本主義を確立させないと救えなくなる。そして政治への無関心層が増幅する。

　有権者に難しい理屈を言わないことだ。

　問題の本質を単純な言葉で示すことだ。

　『自民党は血税を無駄にばらまく利権政治しかしない。
　　おかげでこの国はどんどん衰退して
　　中国にも韓国にも追い抜かれている。　
　　企業は衰退し国民は貧しくなり、人口は減少している。
　　このまま行けばこの国は確実に滅びてしまう。　　
　　だから政権交代が絶対に必要なんだ。』

　この文章だけを繰り返して有権者に聞かせれば
　ただそれだけで必ず野党は大勝する。
　　
　経済の理屈や統計数字を示しても大半の有権者には理解されない。
　
　
　

＞この国の民度は、列島すべてが「やくざの街・木更津」レベルといえる。例外は沖縄県のみだ。

コレはちょっと、木更津に失礼でしょ！（笑）

まあ、沖縄以外でも『例外』はありますし、その例外を増やしていきましょうヨ！！

　　　　　　みんなが　選挙に　行けば　普通に勝てます　！！

　　　　　　　投票率が　８０％以上に　なれば　大丈夫。

　　　　　　　ご領主さま　流石に　見過ごすでしょう。　

　　　　　　　まだまだ　「美味しい国　にっぽん」

　　　でも　ちゃんと　独立しよう！！

　　山本太郎　さー　に　なってもらいたい　。。。