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東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/302.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 7 月 16 日 19:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

 


 


東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258364
2019/07/16 日刊ゲンダイ


大沼瑞穂候補の応援演説をする安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 終盤戦に入った参院選。3連休の情勢調査を受け、自民党は15日最終の「重点区」を指定、安倍首相ら幹部がテコ入れする選挙区を検討したようだ。「メディアの議席予想は甘い。選挙区のデータも自民党候補の数字が良く出過ぎて、陣営が緩んでいる」(自民党ベテラン議員)と、危機感を強めているという。

 4日の公示以降、安倍首相が応援演説に入った27人の現在の情勢は別表の通り(政治評論家・野上忠興氏の分析などを参考に日刊ゲンダイが予想)。党のトップは戦況の厳しい選挙区に行くのが常とはいえ、当選圏内と優勢は13人。当落線上が6人で劣勢が8人、つまり最悪14敗の可能性もあるということだ。

 鬼門の東北は依然、苦戦中。最終の4日間で安倍首相は宮城、岩手、青森、秋田を回り、2度目の遊説を行う予定だ。山形に行かないのは、諦めたからなのか。

「東北6県は福島と青森が優勢で、自民は2勝4敗という見通しですが、接戦から抜け出した福島と対照的に、公示前から調子のよかった青森は陣営が緩み切っていて、懸念が増しているようです。下手すると1勝5敗もあり得ますよ」(野上忠興氏)

 その他の1人区については、自民は長野と沖縄に続き、愛媛でも白旗を揚げた様子。一方で、「三重で自民が追い上げてきている。地元の岡田克也衆院議員の影響力が低下しているのではないか」(自民党関係者)という見方もある。

■「劣勢」は岸田派が最多の3人

 複数区については、北海道、千葉、東京は2人目が当落線上。2人擁立した広島での2議席独占も厳しそうだ(7ページに「激戦区ルポ」)。

「2人目については、北海道で赤信号がともった。千葉も取りこぼすかもしれない」(前出の自民党関係者)

 劣勢8人のうちの3人が、岸田派に所属する現職だ。

「3人とも落とせば、岸田政調会長は肩身が狭い。求心力の低下は否めない」(前出の自民党ベテラン議員)という声も聞こえる。

 “忖度”候補を新潟で抱える麻生派も東京と千葉の2人目を落とせば3敗だ。










 

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コメント
1. 赤かぶ[21605] kNSCqYLU 2019年7月16日 19:53:31 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11671] 報告

参院選
後半情勢・毎日新聞総合調査 石垣氏支持広げる 愛知氏をややリード /宮城

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k04/010/108000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 21日投開票の参院選で、毎日新聞は13〜14日、全国の有権者を対象に特別情勢調査を実施し、候補者陣営などへの取材を加え後半情勢を探った。宮城選挙区(改選数1)では、立憲新人の石垣のりこ氏(44)がややリードし、自民現職の愛知治郎氏(50)が追っている。公示直後に実施した前回調査よりも石垣氏の支持が広がっている。

 元エフエム仙台アナウンサーの石垣氏は立憲や、推薦を受ける共産・社民、支持を受ける国民の支持層を固めた。無党派層にも浸透している。年代別でも、10代を除く幅広い年齢層で支持を拡大。市部、町村部とも愛知氏との差を広げつつある。

 一方、4選を目指す愛知氏は自民、公明を中心とした与党支持層をまとめた。年代別では10〜20代に一定の支持があるが、30代以上の支持獲得で苦戦を強いられている。

 ただ、全体の1割以上が投票先を「決めていない」としており、流動的な要素も残っている。【遠藤大志】







2. 赤かぶ[21606] kNSCqYLU 2019年7月16日 19:56:57 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11672] 報告

2019参院選
後半情勢 毎日新聞総合調査 芳賀氏が優勢、大沼氏が追う展開 /山形

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k06/010/069000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 21日投開票の参院選で、毎日新聞は13、14日に全国で電話による特別情勢調査を実施し、取材結果を加味して後半情勢を分析した。山形選挙区(改選数1)は、無所属新人で元山形放送アナウンサーの芳賀道也氏(61)=立憲、国民、共産、社民推薦=が優勢で、自民現職で元厚生労働政務官の大沼瑞穂氏(40)=公明推薦=が追う展開。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人で元会社役員の小野沢健至(たけし)氏(49)は浸透していない。【後藤逸郎】

 野党統一候補の芳賀氏は「山形方式」と呼ぶ野党共闘が機能し、立憲、国民、社民支持層をほぼ固め、無党派層の支持も大きく伸ばしている。一方、独自候補を取り下げた共産の支持層の半数は選挙区の投票先を決めかねている。

 大沼氏は安倍晋三首相をはじめ、現役閣僚や党三役など“大物”が連日県内入りし、組織を引き締める。だが、自民支持層を固めきれず、芳賀氏に一部が流れる。公明支持層はほぼ固め、野党共闘に不参加の維新支持層にも食い込む。

 芳賀氏は安倍内閣の支持層の一部にも食い込む。投票先を決めていないとの回答もあり、流動的な要素がある。




3. 赤かぶ[21607] kNSCqYLU 2019年7月16日 20:02:10 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11673] 報告

参院選2019
後半情勢 毎日新聞総合調査 森氏、一歩リード 水野氏が猛追 /福島

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k07/010/046000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 21日投開票の参院選で、毎日新聞は13、14日に特別情勢調査を実施し、取材に基づく情報を加味して後半情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、自民現職の森雅子氏(54)=公明推薦=が、一歩リード。共産を含む野党統一候補で無所属新人の水野さち子氏(57)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は序盤より支持を拡大し、猛追する。政治団体「NHKから国民を守る党」の田山雅仁氏(35)は支持が広がっていない。ただ、調査時点で2割近くの回答者が投票先を決めておらず、今後、情勢が変わる可能性がある。【参院選取材班】

 森氏は与党支持層からの支持をほぼ固めた。40代以下の若年層や男性から支持率が高い。「激戦区」に指定する党本部から、小泉進次郎厚生労働部会長ら知名度の高い弁士の応援を受けるほか、大半の首長からも支援を得て、終盤に向けて支持固めを狙う。

 水野氏は野党支持層への浸透を強めている。女性や50代以上からの支持では、森氏を上回っている。陣営は知名度向上を狙い、中通り地方を中心に街頭活動を数多くこなす。また、立憲の枝野幸男代表ら野党の党首クラスの応援を受け、政権不支持層への浸透を図っている。

 序盤より減少したものの、無党派層は4割が投票先を決めていない。無党派層への浸透や、投票率が最終的な情勢に影響を与えそうだ。

最後の日曜 各候補走る

 参院選は14日、投開票日に向けた最後の日曜日を迎えた。

 福島選挙区(改選数1)に立候補している自民現職、森雅子氏(54)=公明推薦=は地元のいわき市を中心に浜通りを重点的に回り、共産を含めた野党統一候補の無所属新人、水野さち子氏(57)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は大票田の郡山市を中心に野党各党の県議らの応援を受けて演説し、終盤の舌戦は熱を帯びている。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人、田山雅仁氏(35)はユーチューブなどインターネットを駆使して選挙戦を展開している。

 森氏は、浜通りを北から南へ移動しながら訴えを続けた。午前11時からは今春、避難指示が一部で解除された大熊町へ。新しい町役場の周辺を選挙カーで通り、知名度アップに懸命の様子だった。

 午後3時からは、地元いわき市の集会所で、吉野正芳前復興相らが応援に駆けつける中、街頭演説した。約30人の支援者の前で「生まれたばかりの赤ちゃんが何を夢見て、何を目指して暮らしてゆくのか。私たちはこの地域を今からデザインして布石を打つ」と地方創生策をアピール。「復興の前進と生活の安心、復興のその先の未来。その夢を一緒にかなえたい」と訴えた。

 この後、夕方からは同市の中心市街地で街頭演説や個人演説会を開いた。

 水野氏は、郡山市の21世紀記念公園で、国民民主、立憲民主、社民、共産の野党各党と合同で街頭演説を行った。

 水野氏は、地方経済の疲弊に言及した。「安倍(晋三)首相は『アベノミクス』が成果を上げていると言うが、6年たっても地方は何も変わっていない。格差は生じているのではなく、作られている」と、批判。「地方や国民一人一人をしっかりと見て、それを政治に生かしていくことが大事。みなさんの思いを伝えて、政治を変えていくために私は勝たなければならない」と支持を求めた。

 演説の中で「今日、明日が勝負だと思っている」と強調。支持者との握手や選挙カーからの訴えなど、精力的に動き回っていた。【柿沼秀行、高橋隆輔】

立候補者(改選数1−3、届け出順)

森雅子(もり・まさこ) 54 [元]少子化相 (2)自[細]現=[公]

水野さち子(みずの・さちこ) 57 [元]県議 無 新=[立][国][社]

田山雅仁(たやま・まさひと) 35 IT会社社長 諸 新

略歴の見方

 氏名▽年齢(投票日の21日現在)▽職業・肩書([元]は前職を含む)▽当選回数(カッコ内数字)▽党派▽自民は派閥(四角囲み文字)▽現職・元職・新人の別▽末尾の=以下の四角囲み文字は推薦・支持政党<政党名>自=自民、公=公明、立=立憲、国=国民、社=社民、諸=諸派、無=無所属<自民派閥>[細]=細田派




4. 赤かぶ[21608] kNSCqYLU 2019年7月16日 20:07:25 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11674] 報告

参院選2019
後半情勢・毎日新聞総合調査 打越氏がリード 追う塚田氏 投票先未定2割 /新潟

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k15/010/077000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 21日投開票の参院選で、毎日新聞は13、14日に特別情勢調査を実施し、取材結果を加えて後半情勢を探った。新潟選挙区(改選数1)では、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)がリードし、自民現職の塚田一郎氏(55)が追う展開になっている。ただ投票先を決めていない有権者も約2割おり、情勢は変わる可能性がある。

 公示直後(4、5日)の特別情勢調査では、塚田氏と打越氏が接戦となっていたが、選挙戦で打越氏の知名度が向上し、無党派層を中心に打越氏へ支持が流れているとみられる。

 県外出身の打越氏は知名度の低さが課題とされてきたが、県選出国会議員との遊説を徹底し、浸透を目指す。推薦を受ける立憲、国民、共産の支持層をほぼ固めた。無党派層からの支持が厚く、自民・公明支持層の一部も取り込んでいる。

 塚田氏は、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相ら「大物」が連日応援に駆けつけ、組織の引き締めを図っている。しかし道路整備を巡る「忖度(そんたく)発言」が尾を引き、与党や安倍内閣の支持層の一部を取りこぼし、無党派層にも浸透し切れていない。

 男女別では、男性の過半数が打越氏に投票すると回答し、前回調査と逆転した。一方、女性では塚田氏と打越氏が拮抗(きっこう)している。【井口彩】




5. 前河[2464] kU@JzQ 2019年7月17日 01:47:59 : mgEHeXOJ3I : ZEQyT1ppR3pRc28=[45] 報告

東北いいですね。自民はダメだと理解している地域なのだろうか?

>自民は2勝4敗という見通しです……下手すると1勝5敗もあり得ますよ

いやいや東北6県。0勝6敗で行きましょうよ。

人気のないあべちんにどんどん演説を増やし貰い、演説を増やせば増やすほど民衆は自民に嫌気がさすだろう。

よって自民の票が減る。

あべちんに演説を沢山して貰おう。特に「父さんの恋人にも声をかけよう」発言を徹底的に増やして貰おう。

0勝6敗も夢ではない!

6. 赤かぶ[21651] kNSCqYLU 2019年7月17日 02:23:25 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11717] 報告

参院選2019
後半情勢・毎日新聞総合調査 西田氏が優位を保つ 倉林氏と増原氏は横一線 /京都

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k26/010/234000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 毎日新聞が府内の有権者を対象に電話で実施した特別情勢調査に取材を加味し、参院選京都選挙区(改選数2)の後半情勢を探った。自民現職の西田氏が優位を保ち、共産現職の倉林氏と立憲新人の増原氏が横一線で並ぶ。約2割の人が投票先を決めておらず、終盤の激戦が続きそうだ。

 西田氏は男性の支持が厚く、年代別ではほぼ全世代で浸透している。自民と公明の支持層を固めた他、日本維新の会と国民民主の支持層も一部を取り込む。

 倉林氏は女性からの支持が強く、年代別では40〜70代の幅広い世代で安定した人気がある。共産支持層を固め、立憲や国民の支持層にも食い込む。

 増原氏は知名度を広げて追い上げてきた。女性の支持も倉林氏に迫る。立憲支持層に浸透してきたが、国民支持層への浸透は遅れている。無党派層の支持は最も厚い。【篠田直哉】




7. 2019年7月17日 02:24:40 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[2071] 報告
〖激闘!参院選2019〗緊迫の終盤情勢 - 大阪・東京・兵庫、1人区など(雨虹さんとぽぽんぷぐにゃんSTREAM) - 2019.07.16
.
時事ぽぽんぷぐにゃん
2019/07/16 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=-L9bOzVaniQ
8. 赤かぶ[21652] kNSCqYLU 2019年7月17日 02:31:06 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11718] 報告

参院選2019
後半情勢・毎日新聞総合調査 東氏、梅村氏、太田氏が先行 杉氏と辰巳氏、横一線で追う /大阪

https://mainichi.jp/articles/20190715/ddl/k27/010/201000c
毎日新聞 2019年7月15日 地方版

 21日投開票の参院選で、毎日新聞は13、14日に全国で特別情勢調査を実施し、取材結果を加味して大阪選挙区(改選数4)の後半情勢を分析した。維新現職の東氏、維新新人の梅村氏、自民現職の太田氏の3候補が先行。公明現職の杉氏と共産現職の辰巳氏が横一線で4番手を争い、立憲新人の亀石氏が激しく追い上げている。ただ、約2割が投票先を決めておらず、投票日までに情勢が変わる可能性がある。【参院選取材班】

 東氏と梅村氏は府内で自民をしのぐ支持率を誇る維新支持層からほぼ均等に支持を得ている。6年前にトップ当選を果たした東氏は自民支持層や無党派層からも一定の支持を集めて一歩リード。先月公認されて知名度不足が懸念された梅村氏も地方議員らのバックアップを受けて幅広い世代に浸透。若い世代の女性からも支持を得ている。

 元知事として知名度の高い太田氏は親しみやすさを意識し、SNSの活用にも力を入れており、党の支持率が高い、比較的若い世代の男性を中心に支持を広げている。

 杉氏は、支持母体の創価学会を中心に組織票固めを進める。党の公約を上回る議員歳費の2割カットを前面に掲げて無党派層にも狙いを定める。

 辰巳氏は消費増税や年金削減に加え、大阪都構想やカジノ誘致への明確な反対姿勢で他候補との差別化を図り、共産支持層以外にも広がりをみせる。

 最低賃金アップなど生活に密着した経済政策を掲げる亀石氏は、政党幹部が繰り返し応援に入るなどし、無党派層への食い込みを意識した戦いを進める。

 スリランカ生まれの国民新人、にしゃんた氏は連合大阪の支援を亀石氏と分け合うが、巻き返しに懸命だ。

立候補者(届け出順)

浜田健(はまだ・たけし) 53 [元]会社員 諸 新

太田房江(おおた・ふさえ) 68 [元]知事 (1)自[細]現

東徹(あずま・とおる) 52 党総務会長 (1)維 現

足立美生代(あだち・みきよ) 47 主婦 諸 新

亀石倫子(かめいし・みちこ) 45 弁護士 立 新=[社]

にしゃんた 50 大学教授 国 新

杉久武(すぎ・ひさたけ) 43 [元]財務政務官 (1)公 現

梅村みずほ(うめむら・みずほ) 40 司会業 維 新

尾崎全紀(おざき・まさのり) 48 N国党員 諸 新

数森圭吾(かずもり・けいご) 39 幸福党府役員 諸 新

辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう) 42 予算委理事 (1)共 現

佐々木一郎(ささき・いちろう) 68 [元]設計会社員 諸 新










9. 赤かぶ[21671] kNSCqYLU 2019年7月17日 13:15:52 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11737] 報告


10. 赤かぶ[21675] kNSCqYLU 2019年7月17日 13:27:56 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11741] 報告

秋田、陸上イージス争点 防衛省、ずさんな配備調査 参院選
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14099347.html?iref=pc_ss_date
2019年7月17日05時00分 朝日新聞


陸自新屋演習場付近

 参院選秋田選挙区(改選数1)で、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備が争点になっている。秋田市の新屋(あらや)演習場への配備で、防衛省のずさんな調査が発覚。謝罪と再調査の約束で防戦に回る与党現職に対し、野党新顔は「配備反対」を掲げ、激しく競り合っている。選挙結果は配備の行方にも影響しそうだ。

 安倍晋三首相は13日、秋田市に入り、JR秋田駅前の広場で演説した。「緊張感を欠いた不適切な対応があった。極めて遺憾であり、言語道断だ」と防衛省の対応を批判。「まず秋田県のみなさまに心からおわびを申し上げたい」と数秒間、頭を下げた。

 一方で首相はイージス配備が「どうしても必要だ」と主張。「第三者や専門家を入れて、徹底的に調査をしていく」と述べ、配備計画への理解を求めた。

 防衛省が5月、秋田県や秋田市に示した調査報告書は、ずさんだった。レーダー探知に影響があるかを検討する山の高さを実際より高く誤り、「津波の影響がない」としながら実際には対策が必要と認める事態に。住民説明会で職員の居眠りも発覚した。

 「危機感で選挙戦初日から心が折れそうになっていた」。自民現職の中泉松司氏(40)は12日、大潟村で約200人を集めた集会で弱音を吐いた。秋田は自民が過去3連勝し、3年前も東北6県で唯一、自民が勝った選挙区。ところが、配備問題が争点に浮上し、与党には危機感が強い。

 4日の公示日に岸田文雄政調会長と小泉進次郎衆院議員、12日に甘利明選挙対策委員長、13日に首相、14日には菅義偉官房長官と連日政権幹部を投入した。

 中泉氏本人は出陣式で「防衛省による不正確な調査と不誠実な対応は言語道断だ」と県民の怒りに寄り添う姿勢を示した。しかし、配備を前提とする政権の姿勢にあらがうことはせず、その後は「良いか悪いかを言う前の段階」との発言にとどめている。配備予定地の秋田市以外で行う演説ではほとんど触れない。

 中泉後援会事務所の総括責任者を務める鎌田修悦元秋田市議は「イージス問題だけで選挙をするなら負けだ」と厳しさを認める。公明党県本部幹事長の松田豊臣県議も「防衛省の態度への怒り、なぜ秋田が配備地なのか納得できないとの声が支持者にある」と言う。

 野党統一候補となった無所属新顔の寺田静氏(44)は3月の出馬表明後、一貫して配備に反対してきた。「住宅地、学校などの目の前にミサイル基地の新設を許すことはできない」。14日午後には、前日に首相の演説があった同じJR秋田駅前の広場で、「配備に不安を覚える地域の声を背負っている」と訴えた。

 公示前日の3日には、新屋演習場から1・5キロの集会所に住民約100人が集まった。寺田氏が「私が負けたら、『秋田のみなさんは理解してくれた』と配備計画がどんどん進む。私はどうしても止めたい」と述べると拍手がわいた。

 寺田氏は現職と比べ出遅れたが、夫は寺田学衆院議員、義父は元知事の典城氏で「寺田」の知名度は高い。立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党と連合秋田が寺田氏を支援しているが、陣営は国会議員の応援は受けず、「政党色」を消した戦いに徹する。出陣式で政党関係者で唯一演説した選対本部長の石田寛・社民県連合代表は取材に対し、「秋田市内は太平洋戦争で大規模空襲の被害に遭った記憶が強い。イージス・アショアが配備されたら、狙われるとの意識がある」と指摘。「これだけ争点化したら、事実上の住民投票だ」と語る。(神野勇人、増田洋一)

■地元の不安消えず/知事、予定地「白紙」

 新屋演習場は、秋田県庁から車で5分の位置にある。広さは107ヘクタール。濃い緑の林に囲まれ、中の様子は見えない。東隣にはゴルフ場、南東には秋田商業高校や小中学校など複数の学校があり、住宅街が広がる。

 「配備には反対。真っ先に敵の標的になる」。新屋演習場近くに住んで40年の須藤和子さん(70)は話す。「沖縄の問題と一緒で、反対をしても政府は言うことを聞いてくれない。防衛省職員の居眠りは、地元の話なんか聞く気がない証拠だ」とも語った。

 12日午後6時半、地元の16町内会でつくる「新屋勝平地区振興会」の臨時理事会が開かれた。地区には約5300世帯、1万3千人が暮らす。理事会では、寺田氏陣営からの推薦依頼への対応を話し合った。

 振興会はすでに配備反対を決議しているが、佐々木政志会長は終了後、記者団に「個人の見解、主張は違う。強制的に物事を決めるのは難しい」とし、自主投票に決めたことを明らかにした。地区の中でも支援する候補は様々で、反対の取り組みに温度差がある。

 有事に敵の攻撃対象にならないか。ミサイル探知のレーダーによる電磁波で、健康を害さないか。防衛省はレーダーやミサイル発射装置と住宅の間に700メートルの緩衝地帯を設けると説明するが、不安は消えない。

 佐竹敬久知事は国との関係を重視し、中泉氏を支持。ただ、8日の記者会見で参院選の争点に「配備」を挙げた。出陣式で「新屋ありきで交渉に応じるつもりはない。白紙だ」と訴えた。知事や秋田市の穂積志市長はかつて「防衛は国の専権事項」として、配備を受け入れる余地を残していたが、今は住民の反発を前に簡単に容認できる政治状況ではなくなった。配備が予定される秋田市の有権者は県全体の約3割を占める。イージス配備が争点となった選挙結果は、配備に向けた地元の同意も左右しかねない。(曽田幹東、山下龍一)

     *

 中泉松司 40 自現(1) 党政調副会長〈公〉

 寺田静  44 無新    〈元〉衆院議員秘書

 石岡隆治 45 諸新    N国党員

 ※届け出順。敬称略。年齢は投票日現在、カッコ内数字は当選回数。〈 〉内政党は推薦







11. 赤かぶ[21676] kNSCqYLU 2019年7月17日 13:30:40 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[11742] 報告


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