あたかも,個人のＣＯ２排出量が，地球温暖化の原因と錯覚させているのは事実だろう。自動車燃料と家庭用電力を燃料電池・太陽電子電池電源化すれば，世界恐慌や自然災害や原発によって発生する生命危機の問題の７５％は解決できる。

だが，国家と大企業の技術革新の遅延が,地球温暖化や自然災害の生命危機を解決する第一の要因である。

問題点(1)
地球レベルから，地球温暖化を考察すると，約一万年＆十万年ごとに太陽と地球の回転周期が「氷河期/温暖期」を発生させることが，決定的な要因である。それなのに，地球温暖化は，後進国や個人や政治利権の責任に転化されている。

問題点(2)
空気汚染スモッグ・喘息・河川汚染などの体験から分かるように，都市化工業化が，国家や地域単位で，地球温暖化を加重化させ深刻化させている。
地球レベルでは，ＣＯ２と酸素は一定に保たれているため，人類は，ＣＯ２排出の増大を黙殺過小評価してきた。
これは，Ｈ２Ｏが河川や湖や海を浄化する能力があるために,無視してきたのによく似ている。水質の汚染が一定の量を超えると，Ｈ２Ｏの浄化能力は失われ水質が元に戻るのに時間がかかった。
この体験から，ＣＯ２の発生削減は，地球全体のＣＯ２と酸素のバランスを破壊するために，地球上の生命が危険となるので緊急なのだ。

問題点(3)
国家と企業や世界の環境会議は，「氷河期/温暖期」のセイ，政治利権のために地球温暖化を個人の責任転化することで，CO2を出さない技術への転換を遅延させている。
これは，電子カメラへの転換をカメラ業界が，既存の生産システムがゼロになるために転換を遅延させたのと同じだ。

このＣＯ２を出さない技術への転換が，産業革命をスタートさせている，早ければ早いほど世界信用・金融恐慌から脱出は短縮し，そして転換が早いと大不況下で急成長できる。しかし利権と既得権益を失うために猛烈な反対で拒絶されると，世界恐慌から脱出できなくなる。

問題点(4)
人間と動物の呼吸によるＣＯ２排出量は，地球規模ではゼロに近い，植物がＣＯ２を酸素に置換する量も，地球規模ではゼロに近い。それなのに家庭の消費電力を社会全体のＣＯ２排出量で割り振って換算することによって，あたかも個人のＣＯ２の排出量が，地球温暖化の原因と錯覚させている。原発はＣＯ２出さないが，逆に蒸気と放射能を大気と海洋にばら撒きしている。海水温が当然上がる。

これは，国家と大企業の技術革新の遅延が，地球温暖化と自然災害の生命危機を解決する第一の要因に抵抗している。政治利権や既得権益を失うためになんやかんやと拒絶しているのです。

20年先半減では，地球のＣＯ２と酸素のバランスが崩れるために遅すぎる。世界恐慌は世界通貨の交代期に発生し複数通貨制になる。そのために世界金融恐慌は避けられない，セ簡易恐慌を避けるためと自然災害の生命危機を解消するために,エンジンレスや電子電池電源化をしなければ人類は亡びる。