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優生学丸出しの西側メディアに怒りの声
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202203020001/
2022.03.02 櫻井ジャーナル
ウクライナではポーランドへ脱出しようとするインド人学生が国境でウクライナの兵士や警官に阻止され、その際に棍棒などで殴打されているのだが、その一方で脱出できる人もいる。西側メディアの表現を借りれば、「目が青く、ブロンドのキリスト教徒」だ。
アメリカのジョー・バイデン政権は発足してまもない頃から外交、経済、軍事、あらゆる手段を使ってロシアを恫喝、今年2月17日頃からウクライナ側からドンバスに対する攻撃が激しくなる。本格的な軍事作戦が始まりそうだったのだが、2月21日にドンバス(ドネツクやルガンスク)の独立を承認、軍事作戦を始めた。戦争が不可避なら先手を取るとウラジミル・プーチン露大統領は口にしていたようだが、それを実行したと言えるだろう。いわば「後の先」だ。
そのためか、西側の特派員らは本音を口にしてしまったようだ。ロシア軍の攻撃で「目が青く、ブロンドのキリスト教徒」が殺され、難民化することを西側の特派員は悲しんでいる。彼らによると、文明が遅れているイラクやアフガニスタンとは違うらしい。世界各地から西側メディアに対する怒りの声が上がっている。優生学丸出しだ。
1997年1月からビル・クリントン政権の国務長官を務めたマデリーン・オルブライトはその前年、経済制裁で死に至らしめられたイラクの子ども約50万人について意見を求められ、アメリカが目指す目的のためには仕方がないと言い放った。悲しみを感じていないようだ。彼女は1998年秋、ユーゴスラビアに対する空爆を支持すると表明。これは先制攻撃である。
オルブライトはヒラリー・クリントンと親しく、コロンビア大学でズビグネフ・ブレジンスキーの教え子でもあった。バラク・オバマの師でもあるブレジンスキーは1970年代、イスラム系カルトのワッハーブ派やムスリム同胞団を軍事訓練した上でアフガニスタンへ送り込み、破壊活動を展開してソ連軍の介入を誘い、戦争の泥沼へ引きずり込むことに成功した。この時に作られたジハード傭兵を募集し、訓練するシステムが「アル・カイダ」の基本になっている。
オルブライトはビジネス戦略を提供している「オルブライト・ストーンブリッジ・グループ」の会長を務めている。現在、国務副長官を務めているウェンディー・シャーマンや2014年2月のクーデターでウクライナを破壊したビクトリア・ヌランドはその会社で上級顧問を務めていた。
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