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ウクライナ情勢が思い通りにならないバイデン政権の周辺に核戦争へ前向きな将軍(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/684.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 4 月 27 日 17:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ウクライナ情勢が思い通りにならないバイデン政権の周辺に核戦争へ前向きな将軍
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202204270000/
2022.04.27 櫻井ジャーナル


 ウクライナには軍隊のほか、内務省の親衛隊が存在している。親衛隊とネオ・ナチが緊密な関係にあることは本ブログでも繰り返し書いてきた通り。対ロシア戦争の主力は親衛隊だ。アメリカやイギリスの特殊部隊はCIAと協力してウクライナ軍を訓練してきたが、それだけでなくロシア軍と実際に戦っていると伝えられている。


 戦闘に必要な物資をアメリカやその従属国はウクライナへ提供している。アメリカのジョー・バイデン大統領は8億ドル相当の兵器供給を承認したが、ウクライナの財務大臣は毎月20億ドル以上の支援を要請している。


 そうした状況の中、バイデン大統領はウクライナへの兵器輸送を調整するため、テリー・ウルフ退役中将を指名した。コソボ、アフガニスタン、イラク、シリアでの作戦に参加、アメリカ支配層の中東支配計画の手先として働いてきた。ジョージ・W・ブッシュ大統領の時代、イラク問題に関する特別顧問を務めている。


 2015年11月から19年2月にかけて、ウルフはシリアにおけるダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)と戦うグローバル連合なるものを指揮していた。


 アメリカのバラク・オバマ政権は2011年春からジハード傭兵を使った侵略戦争をリビアとシリアで始めるが、その年の10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制を壊滅させ、カダフィ自身は侵略軍に惨殺された。


 その際、空からNATO軍が攻撃、地上部隊の主力はアル・カイダ系武装集団であるLIFGだった。カダフィ体制が崩壊した後、この同盟関係が明らかになるのだが、これは2001年9月11日からアメリカの支配層が宣伝していた侵略を正当化させるストーリーを揺るがす事実。だが、「国際社会」とやらは問題にしなかった。


 しかし、シリアのバシャール・アル・アサド体制は倒れない。そこでアメリカ/NATOはシリアでもリビアと同様、NATO軍を介入させようとする。そこで登場してくるのが「残虐さ」を売り物にするダーイッシュだ。


 このダーイッシュを作り上げたのはバラク・オバマ政権にほかならない。リビアから軍事物資や戦闘員をシリアへ移動させるが、その工作の拠点がベンガジのアメリカ領事館。​マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだ​とも伝えられている。


 その領事館が2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使が殺されているが、大使はその前日に領事館でCIAの工作責任者と会談し、その翌日には海運会社の代表と会っている。その当時のCIA長官はデイビッド・ペトレイアスで、国務長官はヒラリー・クリントンだった。オバマ政権はムスリム同胞団を重用していたが、それに反発したワッハーブ派が実行したとする説もある。


 その直前、​2102年8月にアメリカ軍の情報機関DIAはオバマ大統領に対し、シリア情勢に関する報告書を提出​した。シリアで政府軍と戦っている武装勢力はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団だと説明、戦闘集団の名称としてアル・ヌスラを挙げている。そのアル・ヌスラはAQI、つまりイラクのアル・カイダと実態は同じだともDIAは指摘している。


 オバマ政権はシリアの武装勢力支援を正当化するため、「穏健派」なるタグを使ったが、実態はサラフィ主義者やムスリム同胞団だと指摘したのだ。シリアにオバマ大統領が言うような穏健派は事実上、存在しないということである。またそうしたオバマ政権の政策はシリアの東部(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配地域を作ることになるとも警告していた。


 2012年当時のDIA局長はマイケル・フリン中将だが、この​フリンだけでなく、マーティン・デンプシー大将を議長とする統合参謀本部もアサド政権の崩壊は混乱を招き、ジハード過激派がシリアを乗っ取ると懸念していた​。オバマ政権はそうした事態を容認していたと言える。その政権で副大統領を務めていたのがバイデンにほかならない。


 オバマ政権がウクライナでクーデターを成功させ、香港で「佔領行動(雨傘運動)」なる反中国運動を仕掛けた2014年に中東ではダーイッシュが出現する。フリンはホワイトハウスの高官と対立、同年8月7日にDIA局長を解任された。デンプシーは2015年9月25日に議長の再任を拒否される。ロシア軍がアサド政権の要請で軍事介入したのは、その5日後だ。


 それから間もない2015年11月にウルフはダーイッシュと戦うとしてグローバル連合なるものを指揮するのだが、その真の目的はアサド政権の打倒だったと見られている。実際、オバマ政権はそうした政策を推進した。


 バイデン政権へウクライナについてアドバイスしている退役軍人のひとりにフィリップ・ブリードラブ大将がいる。2013年5月から16年5月までSACEUR(NATO欧州連合軍最高司令官)を務めていた軍人。ネオコン/シオニストと強く結びつき、軍事的な緊張を高めるために偽情報を発信していた。ウクライナでクーデターが実行された当時、ブリードラブはSACEURだったということでもある。


 ブリードラブはその好戦性を最近も示している。​​核戦争への恐怖がプーチンに対する適切な対応を西側はとれないのだと主張​しているのだ。適切な対応にはNATO軍をウクライナへ入れることも含まれている。そうしたことをロシア政府が容認するとは思えない。そこが問題の始まりでもあるのだ。米英の支配層にはロシアを制圧したいと考えている勢力が存在している。
 

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コメント
1. 赤かぶ[170313] kNSCqYLU 2022年4月27日 17:36:44 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[8926] 報告

2. 2022年4月27日 18:00:06 : wQfcoIvoMw : Y3kyeGkzajhaMlU=[230] 報告
日本人に最も誤解されているのが、カダフィ。
かくいう自分も当時はメディアに騙されていたのだが。
3. 2022年4月27日 20:46:26 : WABH882HS2 : R3VJaWg4YjJIRkE=[1] 報告
朝鮮戦争だったか、アメリカが負けてる時に中国に20発以上の核爆弾を投下する計画があったらしい、ベトナムでは枯葉剤をばらまき、、大日本帝国も帝国主義で悪だったが鬼畜米英の表現は適切だった。
4. 命を大切に思う者[6036] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2022年4月27日 21:07:45 : YPHYrmVINY : LmFpMEVxLzA3ems=[247] 報告
> 核戦争への恐怖がプーチンに対する適切な対応を西側はとれないのだと主張しているのだ。
> 適切な対応にはNATO軍をウクライナへ入れることも含まれている。

この将軍の言ってる適切な対応は、本当の適切な対応と正反対です。
本当の適切な対応とは、
米国がクーデターを起こして奪ったウクライナの統治機構を、
ウクライナの国民に返すことです。
ゼレンスキーを含めウクライナ政府の中枢は実質的には米国の政治家であり、
ウクライナの国民から見ればスパイみたいなものです。

この将軍は、ウクライナの統治機構を奪ったまま、
ロシアの統治機構も奪うことが適切な対応だと言ってる。
米国は、今でさえ地球上の何割かを奴隷にしてるのに、
この将軍は、本当の全人類を奴隷にしないと気が済まないというのか? 

5. 2022年4月27日 21:19:49 : rx9vU7s0gU : cTZNaC9CN3VzaUE=[54] 報告
>>2
私もカダフィは信用してはいなかったが、アメリカの言う事自体が眉唾物なので、「何を大袈裟な」とは思ってたよ
キューバの例を見れば「疑わしい」とは思ってたが、情報自体が少ないので正確な判断は無理だ
だから、一方的に善悪を決めつける様な事はしない方が良い・・・そもそも、アメリカ自体が巨悪だ
6. 2022年4月27日 22:45:36 : huEBU4WLxU : cml3OEFSOU5pS1k=[4] 報告
汚れ仕事部隊をどんどかウクライナに派遣するってか。

アフガン、リビア、イラク、シリアにも、その汚れ仕事部隊を送って、さも、そこの政府の犯罪のようにでっち上げていたしな。

だが、アフガン、リビア、イラク、シリア、どこでも最後はアメ公はトップの首を狩っても、国民達の逆襲に返り討ちに遭って、這々の体で国を明け渡すようになるのが、これまでのパターンだ。

日本もそろそろそうすべきなのに・・・・・。

7. 2022年4月28日 02:41:34 : t86G4NUZDo : WEs0WTJ2d0s5bTY=[25] 報告
世界一のならず者国家、かつ、世界一のテロ支援国家がアメリカである。
8. 2022年4月28日 12:49:20 : hQEwkM5ePw : RmJQNHYyd2d5c2s=[22] 報告
バイデン政権はわきが甘すぎるというか
テロ支援国家というのが完全にバレたというか白状したか
9. 2022年4月28日 13:35:20 : iZRBdrik2E : NDRaQnpzLndtb0E=[2] 報告
アメリカ自身がテロ支援国家だったわけね。
オバマ時代に起こった「アラブの春」の真相、ネオコンが主導して反政府武装組織を起ち上げ、武器を提供して煽っては政権転覆を謀ったと知ったこと。アメリカと言う国はとんでもない大悪党国家と思ったわ。
トランプとプーチンにはアメリカの悪辣ぶりを表沙汰にして貰いたいと今は考えている。
10. 2022年4月28日 14:32:23 : 1gfy8eT9pc : ZkQ4VHBvd01mdjI=[473] 報告
バイデンは核のボタンを持っていない
11. 2022年4月28日 15:26:24 : rx9vU7s0gU : cTZNaC9CN3VzaUE=[56] 報告
現状、バイデン政権のやっていることは軍人の失業対策だからな
当面は戦争を続けて欲しい軍産とバイデン政権の利害は一致しているわけだが
まあ、それに加担してやる義理は日本国民には無いので、アメポチの自民公明維新以外は味方する必要は無いわけだ
特にアメポチ自民は、自分等の権力さえ維持できれば、福島の原発がメリトダウンしようが、日本が再び戦火で丸焼けになろうが、一切構わないわけだな・・・加担している公明や左右の維新、たまきん宙ぶらりん党にとっても、それは同じだろう
12. 2022年4月28日 16:16:47 : Ho8uTq9MJc : d1JjdjdYZUZWOTY=[17] 報告
>>8
アメリカCIAと民主党は口では「テロとの戦い」と言いながら、実際はイスラム過激派を傭兵として使用し続けている。アメリカの手口は1979年ソ連のアフガン侵攻から一貫していて、敵国の不安定化のために、イスラム過激派を送り込み、国家を破綻させ、軍事的緊張を作り上げる。アフガニスタン、イラク、シリア、リビア、すべてこの手口で破綻国家となった。ウクライナではIS(イスラム国)を送り込み、ゼレンスキーの支援を行わせている。

そもそも、中東におけるアメリカの同盟国はほとんど全てイスラム原理主義の国だ。そして、アメリカが破綻させた国は全てイスラムとは無縁の世俗国家だ。

イラク(世俗政党バース党が支配)
シリア(世俗政党バース党が支配)
リビア(世俗指導者カダフィーが支配)

中東で貴重ともいえる世俗国家を次々と破綻させてきたアメリカに「テロとの戦い」を口にする資格などない。アメリカはテロ支援国家であり、今やそれも隠そうとしていない。

13. 2022年4月28日 18:56:30 : wQfcoIvoMw : Y3kyeGkzajhaMlU=[239] 報告


ブチャの虐殺を犯したのはウクライナ軍だった
Fue el ejército ucraniano quien cometió la matanza de Bucha - mpr21
https://mpr21.info/fue-el-ejercito-ucraniano-quien-cometio-la-matanza-de-bucha/
「突然、メディアはブチャの虐殺について沈黙した。沈黙は、フランスの憲兵隊が介入し、死体に金属ダーツが現れた調査の開始の結果だ。」

訳>金属製のダーツはブチャの死体で発見され、2014年以来、ウクライナ軍がルガンスク人民共和国に対して広く使用していた。それらは戦車の砲弾に内包されている。


> フレシェット弾(フレシェットだん、英:flechette)は、主に対人攻撃に用いられる小型の翼を持った矢のような形状の銃弾、およびそれらを子弾として多数内蔵した砲弾。報道等では主に後者の意で用いられる。フランス語でダーツを意味する fléchette に由来し、矢弾と呼ばれることもある。

フレシェット弾 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E5%BC%BE
14. ご免なすって![169] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年4月29日 03:51:48 : HbQiBUb3Bc : L05pNDdDakFWbFU=[52] 報告
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アメリカは、ウクライナから対中戦争へ火をつける無数の仕掛け

ウクライナへの資金提供、武装、訓練、NATOへの米国のコミットメント、ビッグテックの兵器化、米国務省への資金提供、反対意見の封じ込めなどだ。これらの立場はエスカレートして、少なくとも、ワシントンをウクライナ戦争の直接の当事者にすることをちらつかせている。ロシアに米軍やNATO軍を攻撃する理由を与えてしまうかもしれない。ロシアの核武装を考えると、これらの政策は人類そのものへの存亡の危機をもたらす。
米国は戦争に油を注ぐための無数の仕掛けにコミットしている。こうしたウクライナ政策のスタンスは、中国に関するスタブリディスの立場と平行している。


15年後、米中戦争の最大の危険な瞬間が訪れる

第一のレッドラインは、同盟国に対する攻撃
例えば、中国が尖閣諸島を攻撃し、強制的に奪おうとすれば、それは米国にとってレッドラインとなるだろう。また、米国のもう一つの条約上の同盟国であるフィリピンに対する攻撃もそうです。同盟国に対する攻撃は、第一のレッドラインである。
第二のレッドラインは、南シナ海で活動する米軍兵士への攻撃
もし中国が、南シナ海は自分たちのものだと主張するために米国の船を攻撃すれば、それはレッドラインとなる。

南シナ海は、現在の米国にとって極めて重要な入域点である。漁業だけでなく石油やガスも豊富な巨大な海域であり、世界貿易の約40%が通過している。米国がアジアにおける同盟関係を重視する中で、中国の主張を押し返すという戦略的な理由がある。
尖閣諸島がある東シナ海も、同盟国がそこで活動し、貿易がそこを経由する限り、アメリカの利益にとって不可欠な地域である。国際法によって否定された中国の途方もない主張を、国際社会として黙認するわけにはいかない大義名分がある。
(James Stavridis, 元NATO司令官)

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