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エマニュエル・トッドが語った“この戦争が長期化する”理由『第三次世界大戦はもう始まっている』(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/841.html
投稿者 カノヨウニ 日時 2022 年 6 月 21 日 18:34:23: Uk4AJEQ7YZg4c g0qDbYOIg0WDag
 

https://bunshun.jp/articles/-/55103

「ウクライナ軍の成功が戦争をより暴力的な方向に向かわせる」エマニュエル・トッドが語った“この戦争が長期化する”理由
『第三次世界大戦はもう始まっている』 #1
エマニュエル トッド
source : 文春新書


「ウクライナ軍が軍事的に成功すればするほど、ロシア軍はより強い武器を用いることになり、戦闘はいっそう激化していきます。実際、その傾向がすでに見られます。」

 いまだ戦火のやまぬロシアのウクライナ侵攻に対して、仏の歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏は何を思うのか? トッド氏の新刊『第三次世界大戦はもう始まっている』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)


「戦争の責任はアメリカとNATOにある」

 今回の戦争に対する反応として、実はアメリカと西欧の間には大きな違いがあります。イギリス、フランス、ドイツなどの西欧諸国では、地政学的思考や戦略的思考がまったく姿を消してしまい、皆が感情に流されています。

 それに対して、アメリカでは議論が起きています。この戦争が、地政学的・戦略的視点からも論じられているのです。

 その代表格が、元米空軍軍人で、現在、シカゴ大学教授の国際政治学者ジョン・ミアシャイマーです。

 彼は、ハーバード大学教授の国際政治学者スティーヴン・ウォルトと『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』(講談社)という共著もある戦略的現実主義の論客で、今回の戦争に関して、「まずは感情に流されず、リアル・ポリティクスの観点から、戦争の原因を考えなければならない」と問題提起をしています。

 ミアシャイマーが出した最初の結論は、「いま起きている戦争の責任は、プーチンやロシアではなく、アメリカとNATOにある」ということです。

「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確に警告を発してきたのにもかかわらず、アメリカとNATOがこれを無視したことが、今回の戦争の原因だとしているのです。


ウクライナはNATOの“事実上”の加盟国だった

 重要なのは、「この問題は、ウクライナが実際に加盟申請をしたかどうかという形式的な問題としては片付けられない」とミアシャイマーが指摘していることです。ロシアの攻撃が始まる以前から、「ウクライナはすでにNATOの“事実上”(de facto)の加盟国」だったと彼は述べています。

 もう一つミアシャイマーの指摘で重要なのは、「ウクライナのNATO加盟、つまりNATOがロシア国境まで拡大することは、ロシアにとっては、生存に関わる『死活問題』であり、そのことをロシアは我々に対して繰り返し強調してきた」ということです。

 非常に明快な指摘で、私も基本的に彼と同じ考えです。ヨーロッパを“戦場”にしたアメリカに怒りを覚えています。

 とはいえ、今の時点で、こう言い切るのは勇気のあることです。ただしアメリカには、彼の考えに賛同する人も数多くいるようです。というのも、ミアシャイマーがそう断言した20分ほどの動画は、アメリカを中心にわずか数日の間に1800万人もの人々が視聴した、と言われているからです。


ミュンヘン会談よりキューバ危機

「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、融和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した1938年のミュンヘン会談の二の舞になる」──西側メディアでは、日々こう語られています。

 これに対してミアシャイマーは、この見方は間違っていると言っています。歴史のアナロジーで言えば、「ミュンヘン会談」よりも、ソ連がキューバという“アメリカの裏庭”に核ミサイルを設置しようとして、アメリカがこれを許さなかった1962年の「キューバ危機」になぞらえるべきだ、と。

 そして、この危機の起源と全体像をつかむには、冷戦終結後の歴史を振り返る必要がある、と説いています。


「NATOは東方に拡大しない」という約束

 冷戦後、NATOは東方に拡大しましたが、これには、2つの画期がありました。ポーランド、ハンガリー、チェコが加盟した1999年と、ルーマニア、ブルガリア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニアが加盟した2004年です。

 ドイツ統一が決まった1990年の時点で、「NATOは東方に拡大しない」といった“約束”がソ連に対してなされていましたが〔当時のソ連書記長ゴルバチョフに対し、1990年2月9日、アメリカのベーカー国務長官が「NATOを東方へは1インチたりとも拡大しないと保証する」と伝え、翌日にはコール西独首相が「NATOはその活動範囲を広げるべきでないと考える」と伝えている──編集部注〕、にもかかわらず、ロシアは、不快感を示しながら二度にわたるNATOの東方拡大を受け入れたのです。

 その上で、2008年4月のブカレストでのNATO首脳会議で、「ジョージアとウクライナを将来的にNATOに組み込む」ことが宣言されました。

 その直後、プーチンは、緊急記者会見を開き、「強力な国際機構が国境を接するということはわが国の安全保障への直接的な脅威とみなされる」と主張しました。

 つまり、この時点でロシアは、「ジョージアとウクライナのNATO入りは絶対に許さない」という警告を発し、「ロシアにとって越えてはならないレッドライン」を明確に示していたわけです。

 そして2014年2月22日、ウクライナで、「ユーロマイダン革命」と呼ばれる「クーデタ」──民主主義的手続きによらずに親EU派によってヤヌコビッチ政権が倒される──が発生しました。

 これを受けて、ロシアはクリミアを編入し、親露派が東部ドンバス地方を実効支配しましたが、それは住民の大部分が、この「クーデタ」を認めなかったからです。


ウクライナを「武装化」した米国と英国

 ウクライナは正式にはNATOに加盟していません。しかし、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「米英の衛星国」「NATOの“事実上”の加盟国」になっていた、とミアシャイマーは指摘しています。アメリカとイギリスが、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからです。「ウクライナをすぐにNATOの一部にするとは誰も言っていない」というレトリックを用いながら、ウクライナを「武装化」し、“事実上”NATOに組み入れていたわけです。

 現在、ウクライナ軍がロシア軍の攻勢を止めるほどの力を見せているのは、ウクライナ人兵士の奮闘にもよりますが、何よりもアメリカとイギリスによって効果的に増強されていたからです。

「ウクライナ軍の予想を上回る抵抗」は、まさに「アメリカとイギリスによる軍事支援の成果」なのです。


「手遅れになる前にウクライナ軍を破壊する」が目的だった

 ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方の奪還を目指すものだったからです。

 フランスの『ル・モンド』紙──読者層は“インテリ”で反ロシア的立場──には、「クリミアへの水道供給を遮断し、クリミアからロシア人を追い出すことが、ウクライナ側の目的だ」という記事が出ていました。

 要するに、2014年に“ロシアによって奪われた土地”を奪還することが、ウクライナの政治的、軍事的目標だったのです。

 こうしたウクライナの動きに対して、「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは注目すべき発言をしていました。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあったわけです。


ウクライナ軍が抵抗するほど戦争は激化

 こうした状況で、ウクライナ側の軍事的抵抗を西側の人間は喜んではいられない、とミアシャイマーは指摘しています。ウクライナ軍が強く抵抗するほど、ロシア軍はより攻撃的になるだけだからです。ウクライナ軍が軍事的に成功すればするほど、ロシア軍はより強い武器を用いることになり、戦闘はいっそう激化していきます。実際、その傾向がすでに見られます。

 マリウポリの街が“見せしめ”のように攻撃されているのには理由があります。アゾフ海に面した戦略的要衝というだけでなく、ネオナチの極右勢力「アゾフ大隊」〔2014年に白人至上主義極右思想の外国人義勇兵も含めた民兵組織として発足。現在はウクライナ内務省傘下にあるが、ナチスを彷彿とさせるエンブレム「ヴォルフスアンゲル」を部隊章として用いている。日本の公安調査庁も「ネオナチ組織がアゾフ大隊を結成した」としていたが、現在、この記事はHPから削除されている──編集部注〕の発祥地だからです。

 ロシアが言っていることに我々は耳を傾けなければなりません。「非ナチ化」とは、このアゾフ大隊を叩き潰すという意味です。

 ウクライナ軍の成功の一つ一つが、この戦争をより暴力的な方向へと向かわせていきます。ロシアにとって「死活問題」、つまり「生存をかけた問題」だからです。ミアシャイマーはこのように述べていて、私もその通りだと思います。


米国にとっても「死活問題」に

 ここからミアシャイマーは、「ロシアはアメリカやNATOよりも決然たる態度でこの戦争に臨むので、いかなる犠牲を払ってでもロシアが勝利するだろう」と結論するのですが、この点は間違っているのではないでしょうか。ここに、「戦略的現実主義」と呼ばれるアメリカの地政学的思考の限界や欠点が露わになっているように思うのです。

 要するに、ウクライナ問題は、ロシアにとっては「死活問題」であっても、アメリカにとっては「遠い問題」「優先度の低い問題」であるとミアシャイマーは言っているのですが、この問題は、実はアメリカにとっても、「死活問題」になりつつあるのです。

 ロシアによるウクライナ侵攻は、アメリカ主導の国際秩序に直接挑みかかるもので、この点にアメリカは衝撃を受けました。

 そしてアメリカを始めとする西側諸国は、ロシアに対する経済制裁やウクライナに対する軍事的、財政的支援など、直接的な軍事介入以外のあらゆる手段を用いて、ロシアの侵攻を食い止め、ロシアを敗北させようとしています。

 これでもし、ロシアの勝利を阻止できなかったとしたら、どうなるのか。アメリカの威信が傷つき、アメリカ主導の国際秩序自体が揺るがされることになるでしょう。

 アメリカは、軍事と金融の面で世界的な覇権を握るなかで、実物経済の面では、世界各地からの供給に全面的に依存していますが、このシステム全体が崩壊する恐れが出てくるのです。ウクライナ問題は、アメリカにとっても、それほどの「死活問題」になっています。ここがミアシャイマーの見誤った点で、アメリカはこの戦争に、彼が想像する以上に深くのめり込む可能性があるのです。

 この意味で、ウクライナ問題は、すでに「グローバル化」しています。



https://bunshun.jp/articles/-/55108

「我々はすでに第三次世界大戦に突入した」エマニュエル・トッドが指摘した世界戦争を激化させる“アメリカの無責任”
『第三次世界大戦はもう始まっている』 #2


 当初は、ローカルな問題に留まるはずだったウクライナ問題はなぜ国際秩序に大混乱を招くグローバルな問題に発展したのか?

 ウクライナ問題に関わる大国たちの思惑を、仏の歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏の新刊『第三次世界大戦はもう始まっている』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む)


ウクライナは「NATOの“事実上”の加盟国」

 ウクライナ問題は、元来は、ソ連崩壊後の国境の修正という「ローカルな問題」でした。1991年当時、ロシアがソ連解体を平和裏に受け入れたことに世界は驚いたわけですが、ロシアからすれば、1990年代前半に行なうべきだった国境の修正をいま試みている、とも言えるでしょう。

 しかしこの問題は、初めから「グローバルな問題」としてもありました。

 アメリカの地政学的思考を代表するポーランド出身のズビグネフ・ブレジンスキーは、「ウクライナなしではロシアは帝国にはなれない」と述べています(The Grand Chessboard、邦訳『地政学で世界を読む──21世紀のユーラシア覇権ゲーム』日経ビジネス人文庫)。アメリカに対抗しうる帝国となるのを防ぐには、ウクライナをロシアから引き離せばよい、と。

 そして実際、アメリカは、こうした戦略に基づいて、ウクライナを「武装化」して「NATOの“事実上”の加盟国」としたわけです。つまり、こうしたアメリカの政策こそが、本来、「ローカルな問題」に留まるはずだったウクライナ問題を「グローバル化=世界戦争化」してしまったのです。

 いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話していますが、「我々はすでに第三次世界大戦に突入した」と私は見ています。

 ウクライナ軍は、アメリカとイギリスの指導と訓練によって再組織化され、歩兵に加えて、対戦車砲や対空砲も備えています。とくにアメリカの軍事衛星による支援が、ウクライナ軍の抵抗に決定的に寄与しています。

 その意味で、ロシアとアメリカの間の軍事的衝突は、すでに始まっているのです。ただ、アメリカは、自国民の死者を出したくないだけです。


「20世紀最大の地政学的大惨事」

 ロシアは、ある意味でエレガントな形で、共産主義体制から抜け出しました。人類史上最も強固な全体主義体制をみずからの手で打倒したのです。これは、ゴルバチョフの偉大な功績です。

 そして東欧の衛星国の独立を受け入れ、さらにはソ連の解体さえも受け入れました。
 バルト諸国、カフカスならびに中央アジアの諸共和国が独立を果たすことを平和裏に受け入れたのです。

 それだけではありません。「広義のロシア」すなわち「スラヴ」の核心部は、ロシア(大ロシア)、ベラルーシ(白ロシア)、ウクライナ(小ロシア)からなりますが、ベラルーシとウクライナの分離独立、すなわち「広義のロシア」の核心部が分裂することまで受け入れたのです。

 ちなみにソ連邦が成立した1922年以前に、ウクライナも、ベラルーシも「国家」として存在したことは一度もありません。「ソ連崩壊」は、「共産主義体制の終焉」と「(ソ連という)国家の解体」という二重の意味をもっていましたが、ソ連崩壊直後の「無政府状態」によって、ソ連時代に人工的につくられた国境がそのまま尊重される結果となったのです。プーチンが、ソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的大惨事」と呼ぶのは、この意味に他なりません。

 ロシアによるクリミア編入も、ウクライナにおけるロシア系住民の自律性獲得のための支援(ドンバス地方における親露派の実効支配の支援)も、「人民自決権」という伝統的な考え方に照らせば、それなりの正当性をもっています。しかし西側諸国においては、「とんでもなく忌まわしいこと」とみなされているのです。


冷戦後の米露関係

 冷戦後のロシアは、「西側との共存」を目指しました。けれども、ロシア人はすぐに裏切られたのです。

 ソ連崩壊後、欧米はロシアに新自由主義者の助言者を送り込みました。1990年から1997年までの間、アメリカ人顧問の助けを借りて経済自由化の乱暴な企てが推進されましたが、ロシアの経済と国家を破綻させただけでした。彼らが間違った助言を行なったことで、ロシアがプーチン主導で経済的に立ち直るのに、多大な努力が必要となったのです。
 
 さらにアメリカは「NATOは東方に拡大しない」と言っていたのに、実際は、可能なかぎり戦略的な優位を保って、結局、ロシアを軍事的にも囲い込んでしまいました。誰もがロシアを責めますが、アメリカと同盟国の軍事基地のネットワークを見れば一目瞭然であるように、囲い込まれているのは西側ではなく、ロシアの方です。軍事的緊張を高めてきたのは、ロシアではなくNATOの方だったのです。


戦争前の各国の思惑

「今回の戦争がなぜ始まったか」を理解するには、まず戦争前の各国の思惑を理解する必要があります。

 アメリカの目的は、ウクライナをNATOの事実上の加盟国とし、ロシアをアメリカには対抗できない従属的な地位に追いやることでした。

 それに対してロシアの目的は、アメリカの目論見を阻止し、アメリカに対抗しうる大国としての地位を維持することでした。

 ロシアは、人口規模は日本と同程度ですが、アメリカに対抗しうる勢力であり続けようとしたわけです。だからこそ、アメリカによるウクライナの「武装化」がこれ以上進むことを恐れ、ロシアは侵攻を決断したのです。

 今の状況は、「強いロシアが弱いウクライナを攻撃している」と見ることができますが、地政学的により大きく捉えれば、「弱いロシアが強いアメリカを攻撃している」と見ることもできます。


超大国は1つだけより2つ以上ある方がいい

 ちなみに、1つの国家、1つの帝国が、誰もブレーキをかけられない状態で世界全体に絶対的な支配力を及ぼすのが、よいことであるはずはありません。超大国は、たった1つしかない状態よりも、2つ以上ある方が、世界の均衡はとれるのです。

 要するに、冷戦の勝利に酔うアメリカが「全世界の支配者」として君臨するのを阻止できる唯一の存在は、ロシアだったのです。2003年、イラクに対してアメリカが独善的に行動した時も、“西側の自由な空間の保全”に貢献したのはロシアでした。スノーデンをあえて迎え入れることで、結果的に“西洋の市民の自由の擁護”に貢献したのも、ロシアです。そのことに我々は感謝すべきなのです。

 そもそも第二次世界大戦時に、みずから多大な犠牲を払ってドイツ国防軍を打ち破り、アメリカ・イギリス・カナダの連合軍による「フランス解放」を可能にしてくれたのも、ソ連でした。ソ連は、2000万人以上の犠牲者を出しながら、ナチスドイツの悪夢からヨーロッパを解放するのに、ある意味でアメリカ以上に貢献したのです。ところが、冷戦後の西側は、その歴史をすっかり忘却してしまったかのような振る舞いをロシアに対してしてきました。

 それどころか、ロシアが回復に向かうにつれて、「ロシア嫌い(ロシア恐怖症)」の感情は、弱まるのではなく、いっそう強まりました。プーチン率いるロシアの権威的民主主義体制が、それ自体として憎しみの対象になってしまったのです。西側諸国における「歴史の忘却」や「地政学的な無思慮」以上に、唖然とせざるを得ないのは、この「ロシア嫌い」の高まりです。  

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コメント
1. AN[2391] gmCCbQ 2022年6月21日 20:02:27 : 7MnTY0kXGk : WnV6NThHb3NRa0E=[529] 報告
エマニュエル・トッド氏の考察は極めて深くまた順当であると思います。

 この文春の記事とほぼ同内容のインタビュー記事を日経が報じていますた;
・エマニュエル・トッド氏インタビュー「第3次世界大戦が始まった」
 日経ビジネス 2022.6.8
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/01460/
 (有料記事ですが、登録すると月に3報まで無料です。)

 そこでは、
「真の問題は、もし戦争が今のこの状態で終われば、米国は負けたことになってしまうという点だと思います。米国はロシアに対して結局何もできなかった、という結果になってしまいます。だから長期戦になる可能性があるのです」
と書かれていて、この記事の「“この戦争が長期化する”理由」から受ける印象とはかなり違いがあります。

 小生的には、「この戦争」はそう長くは続かない、と考えています。
 理由は 1. ウクライナ軍側のダメージが大きく、持ちこたえられない。
 2. 米国の援助はすでに限界に達しており、これ以上は国内からの反対が急激に高まる。
 3. 英国以外の欧州各国には米国ほどには援助する気が無い。

 ただし「第3次世界大戦状態」は今後も場所と形を変えて続くでしょう><

2. [934] iKQ 2022年6月21日 20:48:05 : 2PO6QU0fEg : RVU2LktrbnViUG8=[838] 報告
 
 1. ウクライナの戦争は ロシアが勝利

 2. ドイツ・フランス 経済戦争 ロシアの勝利

 3. あきらめきれない イギリス

 4. まけたかな〜〜 って思ってる アメリカ

 5. のらりくねりの日本

 

3. 2022年6月22日 01:19:24 : MtVIexMHPE : eVUxc2c1R214NWs=[5] 報告
イラク戦争やアフガン戦争のように目下の戦争は2幕に分けられる。一つ目は今行われているウ軍と露軍の正規国軍の戦争、2つ目は正規軍同士の戦闘が終わった後の、キエフ政権の降伏か消滅によって齎されるだろう、ウクライナ民による旧ウクライナ領域での熾烈で長いゲリラ戦だ。本当に大変で金を吸い込みより多くの死者が出るのはこちらの方だろう。「テロリスト」に対する治安戦であり、「良民」懐柔のためのアメまきだな。
 アフガニスタンで米軍はプレゼントを持って一人一人に親しげに話しかけ記念写真を撮った。実は生体情報である眼底写真を集めていたのだ。素直に写真を撮らせたのは良民でIDを与え、生体情報のない者はタリバンでテロリストだという戦略村政策の一環。現在、ロシアは解放区の住民にロシアパスポートを撒いているが、そういうことだろう。解放区の住民はキエフ政権の腐敗堕落強権独裁情報統制テロ振りと未だにソ連時代のGDPの8割という喪われた30年ぶり、社会保障の貧困ぶりに倦んでいるようだ。だから、景気が良く給料が高く年金が2割多いロシアに憧れてる。
 「戦後」はネオナチテロリストとロシア&共和国&親ロ新政権が住民の心を巡って綱引きをすることになる。ウクライナを引っ掻き回すテロリストの数を田岡俊次は7万くらいと踏み対抗するには10倍の兵力70万が必要と踏んでいた。開戦前のネオナチの数は10万くらいなので終戦後にまだ戦えるのは2,3万じゃないかと思うが。一般国民はウクライナを駄目にし戦争に引きずり込んだネオナチと共に戦ってネオナチネオリベ米欧利権国体を復活させることに腰を引くんじゃないかとは思っている。クニのためには死ねても戦いが金持ちと偉い人の利権世界の復活のためになるなら死ぬは嫌だろ?
4. 新共産主義クラブ[-12699] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年6月22日 06:29:41 : QK4gWMr0ME :TOR aVNWaVdxNDlYSkE=[41] 報告
 
 アメリカとロシアとの間の戦争ではない。
 
 「グローバリズム」のロックフェラーと、「反グローバリズム」という名のグローバリズムを推進するロスチャイルドとの間の戦争だろう。
 
 緒戦で、ロシア軍がウクライナ軍に対して想定外に弱かったため、双方とも困惑しているようだ。
 
 欧米各国政府は、選挙のため、ポリティカル・コレクトネスを無視できないので、少々わかりにくい対応をしている。
 
5. ご免なすって![291] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月22日 07:00:03 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[3] 報告
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ゼレンスキー、あきらめる時が来た

リトアニア外相「ロシアは進軍し続けており、ウクライナは安定した連絡を維持することができていない。ロシアが負けない可能性は非常に高い」と述べた。
キッッシンジャー元国務長官「西側がロシアの軍事的敗北を達成しようとするのをやめるべきであり、ウクライナは領土の譲歩を行うべきである。西側諸国は、モスクワを北京との恒久的な同盟へ「追いやる」べきではない。ウクライナの中立が紛争解決の理想的な結果である」。


領土を捨てろ!
ストルテンベルグ事務局長


NATOストルテンベルグ事務局長は、ウクライナへの領土譲歩の可能性を認めつつ「国の平和は可能です。唯一の問題は、どれだけの領土、自由、民主主義を喜んで支払うかということです」。-ストルテンベルクの唇から、これは予想外に聞こえます。彼は、現在ウクライナで進められているシナリオに直接責任を負っている人物であることを考えれば、NATO事務局長の声明は、EUの立場に大きな変化があることを示しています。

ロシア軍広報担当「西側の戦術は、ロシアが特殊作戦中に「消耗」し、資源を使い果たしてしまうという誤算に基づいていた。そのために、彼らは武器とインストラクターを供給し続け、まるでゲームのように際限なく制裁を課してきた。しかし、ロシアは、結局のところ、「粉砕」されていない。ロシア国際政治経済戦略研究所のエレナ・パニーナ所長「西側集団が先にウクライナ紛争に対するスタンスを徐々に変え始めている」


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6. ご免なすって![299] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月22日 07:22:35 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[11] 報告

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アメリカは、もはや勝利を目指していない

別の専門家は、このアプローチには予想外の支持者、つまり米国がいるとしている。ドイツ当局のように、ワシントンはもはやロシアとの紛争でウクライナの勝利を確実にすることを目指していません。Raf氏によれば、これは米国の高官がドイツの同僚に明確に述べている。米国とヨーロッパがモスクワとキーウの間で和平協定を締結する可能性について積極的に議論することを余儀なくされていて、アメリカの当局者は、ウクライナ当局と可能な和平協定の取り決めについて話し合うために、ヨーロッパとイギリスの対応者と定期的に協議している。

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7. 新共産主義クラブ[-12695] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年6月22日 07:58:16 : hvPxzySszo :TOR cUs5VEd5bnNLaUU=[2] 報告
>>6さん
>アメリカは、もはや勝利を目指していない
 
 バイデン政権は、開戦前からウクライナがロシアに軍事的に勝利することを想定していなかった。
 
 ウクライナが戦争で負ければ、バイデン政権が弱腰との批判を受けること、それが中間選挙で不利な材料になるのは承知の上で、バイデン政権は、ウクライナの敗戦は損切りのつもりで、軍事介入するつもりは無かった。
 
 ドイツも、開戦前に、ウクライナには、ヘルメットしか提供しなかった。
 
 緒戦で、ロシア軍がウクライナ軍に対して想定外に弱かったため、バイデン政権は、ウクライナに大規模な武器支援をせざるをえなくなった。
 
 米国内にも、共和党のヘンリー・キッシンジャーさんなどのように、ロシアがウクライナの一部地域を獲得して、その地下資源からロシア政府を通して自らの利益にしたがっている人々がいる。
 
8. ご免なすって![304] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月22日 08:02:55 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[16] 報告
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兵もなく、武器もなく、新兵器はもう来ない

和平プロセスの過程は、ドンバスの連絡線に沿ったエスカレーションサイクルがどのように終了するかによって異なってきます。今後数週間で落ち着く可能性があり、少しでも有利な地歩を獲得するために最後の攻防があります。しかし、ウクライナ側の兵力、火力が尽きていて、アゾト化学工場の降伏が秒読みである。西側からの武器供与の約束はテクニカルな理由をつけて反故にされ、もう、ろくに戦場に届くことはないだろう。新しい重火器やドローンは訓練なしでは使えないと言ってきた。何を今更、そんなことわかり切っていた。騙された兵士たち、30%が整備不良か欠陥品だらけの中古軍備で戦わされた。バイデンはもうウクライナの土を踏むことはないと言った。

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9. ご免なすって![305] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月22日 08:05:51 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[17] 報告
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キッシンジャー
モスクワへ和平シグナル

キッシンジャーは、元駐ロシア連邦大使であり、現在もCIAのウィリアム・バーンズ長官との関係を維持している。彼と彼のグループは、ウクライナの物事が西側の意図したとおりに進まないことを理解しており、少なからずの専門家は、バイデン政権の頭越しで進んでいる新しい長期的な米国の戦略について、彼らがモスクワに合図を送っているようだと言っている。

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10. ご免なすって![306] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月22日 08:07:36 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[18] 報告
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ロシアとドイツは
和平協定について密かに話し合っている

Hudson InstituteのシニアフェローPeter Raf政策記事によると、ベルリンは、ウクライナでの紛争に関する合意の可能性について、ロシア側とドイツ側の間で暗黙の議論が行われているという噂に満ちており、ドイツ当局はモスクワを怒らせるよりもキーウを失望させたい方に舵を切った。同記事によると、和平契約はさまざまな方法で締結することができます。たとえば、両当事者は、多くのウクライナ領土の最新の状況を認識するために、反ロシア制裁の解除または敵対行為の停止と引き換えに、黒海港の封鎖を解除することに同意する場合がある。Raf氏によれば、このシナリオをドイツが積極的に支持するだろう。

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11. 2022年6月22日 11:35:49 : 439DwGkDm6 : MDRXVDdMaFM1d2c=[41] 報告

Russia will never trust the West again - Kremlin

現在に於ける、ロシア指導部の集合的なスタンスは上記であろう。西側のここン十年のロシアへのスタンスを見るに、さもありなんとの思いを抱くのは小生のみであろうか。

 西側の描く手打ちは常に騙しを忍び込ませていたし、これからもそうであろう。

 なぜ、それが可能なのか? 西側はルールに基ずく国際協調を云い募り、己が無理を僅かな衆(概ねEU諸国とUK、カナダ、オーストラリア、そして後塵を拝する日本など)を頼んであたかも正義は我にあり、との振る舞いが可能であったからである。

 ロシアはあなた達の振る舞い方はこれからも続くだろうが、私は気にしない、とのスタンスを保持するであろう。

 そのような事態にあっては、決め事は、文書化でもってしか有効性を発揮しない
事になる。→ロシアと西側の合意を当事者以外を含む世界に明らかにするという作業である。
 
 そのような相互の義務が生じるような文書化による決着は?当分の間はNATO、EU、UK、それぞれの国内事情で不可能であろう。

 斯くして、近いうちの手打ちはない。

 一度述べたことがあるが、MI6のボスとロシア外交のボスとの濃厚な接触の後にしか、事態は動かない。


12. ぢっとみる[2898] gsCCwYLGgt2C6Q 2022年6月22日 17:00:35 : zykjpVyrS6 : QW1kVkRCMTNmdkU=[704] 報告
キューバ危機って言ったって、
突然、勝手にソ連がキューバに核を配備しようとしたわけでもない。
その前にアメリカさまがトルコに配備したからっしょ?
他にも、その近辺を核を積んだ爆撃機が定期的に巡回していた。
ナゼに?そこを伏せて話が出来るのか。
13. 新共産主義クラブ[-12692] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年6月22日 20:41:46 : infXVTqkno :TOR RC9VYlJKdlpyTjY=[1] 報告
 
 この掲示板の閲覧者は知っているであろうが、エマニュエル・トッドさんは、「文藝春秋」2022年5月号において、日本の核武装を提唱している。
 
 また、エマニュエル・トッドさんは、2018年にも、「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長,田久保忠衛副理事長(日本会議会長))の創立10周年記念シンポジウムに登壇し、日本の核武装を提唱している。
 
 エマニュエル・トッドさんの日本の核武装論は、自民党の安全保障政策に大きな影響を与えているとみられる。
 
 世界を、ロックフェラーとロスチャイルドという言葉で語るのは陰謀論の特徴であり、ここから先は、陰謀論と受け止めてもらっても構わないが、「新共産主義クラブ」は、エマニュエル・トッドさんは、ロスチャイルドの手先の論客であり、ロシアのプーチン大統領にウクライナへの軍事侵攻を唆したり、日本の自民党安倍派に日本の核武装を唆しているのは、ロックフェラーに対抗する、ロスチャイルドであると見ている。
 
 ロスチャイルドは、日本において、ロシアや北朝鮮と共に、日本人の反米意識を煽り、核武装を含む日本の軍事大国化を唆す他、世界中の各地で、民族主義を煽り、戦争の火付け役になろうとしているとみられる。
 
 ロスチャイルドは、「反グローバリズム」という名の、もう一つのグローバリズムを推進し、民族主義に起因する、世界各地の紛争の火付け役になろうとしているではないだろうか。
 
 
◆ 「日本は核をべきだ」エマニュエル・トッドが指摘する“米国依存の危うさ”〈ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉
(「文藝春秋」編集部,文藝春秋 2022年5月号)

 ウクライナ侵攻を機に日本では、「核シェアリング」が議論されている。トッド氏はどう見ているか。
 
「『核共有』という概念は完全にナンセンスです。『核の傘』も幻想です。使用すれば自国も核攻撃を受けるリスクのある核兵器は、原理的に他国のためには使えないからです。中国や北朝鮮に米国本土を核攻撃できる能力があれば、米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ません。自国で核を保有するのか、しないのか。それ以外に選択肢はないのです」
 
https://bunshun.jp/articles/-/53210
 
 
◆ 「世界最高の知性」が日本の保守派と激論 「日本は靖国参拝より核武装を」E・トッド氏が来日講演
(産経新聞,2018.6.27)
 
 
 「日本は核武装について考えるべきでは」−。

 ソ連崩壊や米大統領選のトランプ氏勝利などを「予言」したことで世界的に著名なフランスの歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏が、5月に東京都内で開かれた保守系シンクタンク「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)の創立10周年記念シンポジウムに登壇し、転換期を迎えた世界の今後や日本が取るべき道について提言した。

 その後に行われたシンポジウムには、国家基本問題研究所の櫻井理事長と田久保忠衛副理事長が登壇。ロシアの信頼性や、中国の脅威度の評価について疑問を向けられたトッド氏は、こう答えた。
 
 「私が大嫌いなのは戦争です。なぜ戦争になるのか。勢力均衡が破綻したときです。そうした場合、再武装をしないことが戦争の近道になる。私は核兵器を持つのがいいと思いますが、隣に拡大する勢力があるのなら、再武装するしかないのです」

https://www.sankei.com/premium/news/180627/prm1806270002-n1.html
 

14. 新共産主義クラブ[-12691] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2022年6月22日 22:22:54 : vxLibwjocM :TOR RHFvVHMub0FrUjY=[39] 報告
>>13(訂正)
 
◆ 「日本は核を持つべきだ」エマニュエル・トッドが指摘する“米国依存の危うさ”〈ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉
(「文藝春秋」編集部,文藝春秋 2022年5月号)
 
https://bunshun.jp/articles/-/53210
 
15. 2022年6月22日 22:32:15 : TuhNWOVz5E : OXdNZ1JEVWNXbEk=[12] 報告
世界最終戦争ハルマゲドンが
もう30年以上前から始まっているということなら
確かにその通りだ
ちなみにウクライナ祭り
今年2月に初めて始まったと吠えまくる
うましか基地外があまりにも大杉る
16. TondaMonda[31] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKEgoE 2022年6月22日 22:40:59 : GC8i4mcFew : R0VVSTBkdkVxSFU=[1] 報告
核廃棄・軍縮あるのみ:そして原子炉は止める。

イモニエール氏の論考にはおおむね賛成だが,核兵器を持つべきという考えには反対せざるを得ない。

 石器時代には黒曜石や動物の骨が武器であった。これらと知恵でマンモスを倒した。時代は進んで孔子の時代に弓矢に羽を付けて弓矢を強力にした。コレラを考えれば軍拡と武器性能の向上は殺生能力を高め,人類の一部は使って見たくなる。コルト銃が作られて女性も人を殺せる時代となった。殺人者は平等主義の原則通り女性の中にも現れた。ウクライナでは嬉々としてネオナチの若い女性が火炎瓶を造っていた。機動隊に投げつけるのは男性だけでなくなった(横の広がり)

 以上のように人類の殺人意欲は高まった。性欲と睡眠欲と排便欲と食欲と同様なくならない。フロイトもビックリ。昔,『エマニエル夫人』という映画があって男性経験をたくさん重ねていた。性欲も開発されればさらに強い刺激を求めて彷徨(さまよ)う。ワタチもお相手したかったがまだ若かった。

 人は,人類は戦争で死のうと,餓死しようと,苦しみながら死のうと,原爆で一瞬のうちに消えてなくなってもおなじ。死は平等にやってくる。ブレジンスキーはすでにあの世に発った。ロックフェラーも100歳を越えて旅立った。日銀黒田もキッシンジャーも間もなくであろう。我々は死ぬために生まれたきたのである。故に生を奪う核兵器や武器の存在を認めるわけにはいかない。自動車も凶器として殺人兵器である。我々はリヤカーを引いて晴耕雨読。GDPの上下運動とは無関係な存在である。しかし現状はそうでない。病んヌルかな。

 さらばよさらば あまりにも短かりし われらが夏の きらめきよ。

 熱き血潮に触れもみで 君 死に給ふこと勿れ。

 明日には明日の風が吹く。

 どれを選ぶかは神のみぞ知る。天命である。プーチン大統領も言ったように、この世に新しきものはない。 

 空の空 空の空 都て空なり       旧約聖書 花伝書


17. 2022年6月22日 23:50:17 : hNHhUPgfXo : Y0YySUlQWnE0ZG8=[458] 報告
数百万人のウクライナ難民を受け入れたポーランドは対価を要求する。

ウクライナ西部の土地はまたポーランドになるのかな。

18. TondaMonda[32] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKEgoE 2022年6月23日 00:26:56 : GC8i4mcFew : R0VVSTBkdkVxSFU=[2] 報告
No。16の訂正

 伝道の書 → 伝道者の書

19. 2022年6月23日 05:56:17 : MyI3Ji8Tp6 : N3p4c3dXWlB2aGM=[238] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

あれ? この間まで 世界平和・皆繋がろう・仲良しとか言ってた宗教に

属する半島勢は、何処へ行ったのか?

民俗の違い・言語の違い・文化の違い・国が違う・社会・教育の違い

ひとまとめにする事は、無理だったという事。

胡散臭い宗教的な投稿がありますが、宗教が人をコントロースする為に

して来た残虐な歴史を鑑みたら、狂信的な人達からは距離をおきたい話。

統一したい支配者達と手下の思惑通りの世界は無理という事。

大体 何をしたかったのか解ってますが。

ユダ系の各国・民族との混血(朝鮮・中国・アングロサクソン他)を

上にしながらそういう人達が差別されない様なおかしな社会を作り出そうと

していたという事。

自然に逆らっては駄目ですよ。

お金で権力でそういう世界を創ろうとしていた狂った人達。

戦争が近いというのなら、国内のスパイなどを帰国か追い出さないと駄目ですね。

明らかに侵略者・スパイ・内部破壊者と組織(宗教は隠れ蓑)なのだから。


創価など解体 半島との国交断交 政治屋・信者などの帰国・出国。

皇室制度廃止。

支配者層が売国奴なのだから朝鮮システムの解体という話。

国内浄化と国防強化(国を守る為の)

日本人の為の日本再生。



[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

20. 2022年6月23日 07:31:32 : SVROCFUbtY : Q1U4b2xKUlpKWHc=[12] 報告
トッドの言うことは、安全保障常任理事国4国の取るべき対応として、これまで繰り返してきたことを肯定しているものだ。

すなわち、この時点で、国連軍は朝鮮戦争の時と同じく、もうロシア軍を攻撃しておらねばならない。

そして、プーチンが核使用も辞さずとの発言に及んだ瞬間、臆せず、国連軍が先に核攻撃をしておらねばならないということです。

それを怠った瞬間、核兵器は、犯罪者が法を守るものを脅迫する価値しかなくなった。

DSが勝利し、我々人類は、敗北したということ。

21. 2022年6月23日 07:38:16 : SVROCFUbtY : Q1U4b2xKUlpKWHc=[13] 報告
トッドは、この事実認識に基づいて、多極が必要という解決策を有しているということだ。

すなわちデビッドロックフェラーと同じ。

DSとはロックフェラーを中心に展開された様々な諮問会議を意味するのだが、多極主義に基づく=DSの意図を酌むから、ロシア肯定となるのだ。

これはキッシンジャーがトッドと同じ解決策を言っていることでも明らかである。

22. 2022年6月24日 06:01:19 : FZOPvgNti6 : MGIwWmVGbGxoNEk=[283] 報告
残念ながらウクライナ軍の成功という前提が間違っている。
トッドは所詮西側の人間で偽ニュースに頭やられている。
解決策も2月、3月ならば別だが、6月末ともなると状況が変わっている。露軍の勝利は近い。

最近アメリカが仕掛けた工作は、香港の暴動失敗、グアテマラの暴力的政権交代失敗、ベラルーシでの政権交代失敗、カザフスタンの暴動失敗など実力行使を伴う政権交代策動はことごとく失敗している。中東政策手詰まり、アフガニスタン敗退。
アメリカは度重なる失態、失敗を繰り返し失墜した仕上げがウクライナ。
南米で左翼政権が続々誕生、ブルガリア傀儡政権不信任。
ウクライナ戦争の経済制裁大失敗、中露印の接近、BRICSの新国際通貨。米英とEUの利害の対立が露呈。覇権交代は急速に進んでいく。

セベロドネツク、リシャチンスクのウクライナ軍が大量降伏し始めた。露世論はウクライナ全土征服55%、ウクライナ西部のみ残して征服33%で行くところまで行く可能性もある。

23. 2022年6月24日 07:55:02 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[1956] 報告
ゲーム理論を地でいっている世界になってしまった。

相互信頼に基づくシステムでルールを破るプレーヤー(ロシア)が
利益を得る状態が生まれているということだ。

ゲーム理論では他のプレーヤーは損失を減らすために
ルールを破ったプレーヤーと同じことをするとされている。
即ち第三次世界大戦の勃発になる。

できるならば、ルールを破ったプレーヤーを強制退場させればよいのだが
国連や中国を見るにそうはなりそうもない。

24. ご免なすって![318] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月24日 14:57:59 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[30] 報告
.


次の代理戦争さがし、リトアニアに火をつけるアメリカ。


米英とポーランドは、カリーニングラード地域をめぐるロシアとの対立で、NATO加盟国のリトアニアに火をつけようと煽っている。ウクライナの敗北で、ロシアと国境を接する別の同盟国を代理戦争させたくて虎視眈々だ。その最初の獲物がリトアニア。フィンランド、ポーランドが次列に並び、究極は極東の肥った金満豚「ニッポン」だ。覇権を失う国家危機に瀕した場面で日本をスケープゴートに使う可能性がある。が、それは少し先のはなしである。リトアニアの暴挙にあわてたEUは、尻ぬぐいに介入している。「カリーニングラードを結ぶ交通は封鎖対象ではない。飛び地について制裁ガイドラインを見直す」とEUトップ外交官ジョセップボレルは話した。もっとも、EUがいまさら尻拭いをしようがしまいが、リトアニアがファシズム的な行動をとったことに対して罰を受けないはずがない。代償を払わなければならない。ロシアは黙って見逃さない。「EU」というコンセプトは本当に機能しているのか。リトアニアは4月1日からガス輸入を一方的にやめている。2020年時点では天然ガスの6割をロシアに頼っていたが、他地域からの輸入に切り替えた。ラトビアとエストニアも追随した。電力の60%はまだロシアからの輸入に頼っているらしいが、今後、ポーランドにコンセントを付け替える話がまとまっているという。

ロシアから何か痛いパンチを見舞われるだろう


モスクワは、リトアニアの決定がレッドラインを越えており、飛び地を封鎖したことで深刻な結果が生じると警告した。明らかに国際法に違反していると指摘した。ロシアからリトアニアを経由して飛び地カリーニングラードへの自由な通過は、ソ連がリトアニアの独立を認めた条約で交渉済みだ。一部の専門家は、それが開戦事由にさえなる可能性があることを示唆している。ロシアは毅然とカリーニングラードのロシア国民を守るために、直ちに報復すべきである。契約の違反者が秤を蹴るとき、それはその秤の重さが彼らの上に落ちるのを感じなければならない。それは「脅し」ではない、それは重力です。それともリトアニアは第三次世界大戦を望みロシアに力づく併合されたいのなら、リトアニア人は危険な狂人だ。まあ、ロシアはサンクトペテルブルクからフェリー航路(現在5航路)を持っていて特に不便はないから、ミサイル打ち込んで、アメリカの挑発に乗るほど子供じゃない。


.

25. 2022年6月24日 21:34:33 : ZbPz1TQbxw : SWFkZmpRSGlCaGc=[2] 報告
>>23

> 相互信頼に基づくシステムでルールを破るプレーヤー(ロシア)

はて、ロシア以前にどこかの国が思い浮かぶが。

26. 2022年6月24日 22:19:41 : 1hFwhl5XF6 : dXZTY1pyS01GUXM=[1853] 報告
・エマニュエル・トッド
・ミアシャイマー
・ブレジンスキー
・キッシンジャー
・ジョージ・ソロス
・コロモイスキー
は同じ属性を持っている同類です。

ミアシャイマーが、事実に少し嘘を混ぜ込みながら解説している映像は参考になります。
https://youtu.be/whu52mTkT-w
ウクライナ危機

27. 2022年6月25日 01:26:06 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[1823] 報告
>「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、融和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した1938年のミュンヘン会談の二の舞になる」──西側メディアでは、日々こう語られています。

政治学の世界では「ミュンヘン症候群」っていうらしいね。
「騙される」ことを恐れすぎて妥協できない病気。

28. ご免なすって![324] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月25日 01:56:07 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[36] 報告

【速報ですよ】

6月26日から28日にドイツで開催されるG7サミットで、ウクライナ危機の外交的解決の可能性が議論されることが明らかになった。アントニー・ブリンケン国務長官は「来たるサミットのトピックの1つは、ロシアが特別軍事作戦を開始した後に発展した状況についての議論になるだろう」と、ベルリンで行った記者会見で述べた。


和平の動き、風雲急です。戦場では、有利な和平交渉を得るため、和平署名の日まで戦闘いは続きます。進軍した、反撃したとメディアの情報戦が最も激しくなる。早い話がフェイク合戦。防衛研、筑波大のタレント解説者は、顔を引きつらせながらまだ言っている「ウクライナは新兵器で攻勢に転じるだろう、ロシア兵は脱走者が増えている」。たしか、脱走はウク兵士の方なのだが。


29. ご免なすって![325] grKWxoLIgreCwYLEgUk 2022年6月25日 02:09:39 : 2qda30lmZ2 : alNiQTRIL09BaDY=[37] 報告
.


「ウクライナ疲れ」で「ロシア制裁打ち止め」


バイデンは、「ウクライナ疲れムード」に関して、これは西側の指導者たちが「スペインで話し合う」ことの1つであると述べた。聞き逃しそうな言い回しで、バイデンは、NATOサミットで「終戦」が主要議題になることを示唆したのだ。ボリス・ジョンソンは、先週金曜日にキエフを突然訪れた際にジャーナリストから「ウクライナへの倦怠感が始まっている」と指摘を受けた。一般市民のウクライナ疲れは、おもに最終消費者のエネルギー価格の異常な上昇からきている。さらに、ウクライナとロシアが主要な小麦と大麦の生産国であるため、食料価格が急騰している。制裁とサプライチェーンの混乱により、両国からの金属と原材料の輸出も深刻な影響を受けている。これらの要因が組み合わさってインフレに拍車がかかり、多くの西側諸国で過去最高に達している。もう、指導者はクタクタ、国民はズタズタである。メディアの嘘にもホトホト疲れた。とうとう、欧州外交評議会(ECFR)が先週「キエフが領土譲歩をしなければならないとしても、ウクライナがロシアとの和平協定を結ぶことに賛成する欧州人が増えている」と警告した。身内から指導者への最後通牒である。

「和平勧告」、G7サミットで声明へ

6 月23〜24日にEU首脳会議、26-28日のG7サミット(ドイツ)、続く29-30日NATOサミット(マドリッド)が連続して開催される。そのあと、バイデン〜習近平会談のサプライズが予定されているらしい。何が起きるのだろう。しかも同じタイミングで23日、BRICS首脳サミットが開かれた。東西、南北からこれほどの世界指導者が短期間に勢ぞろいするのは過去に例がない。ウクライナ紛争をめぐって対立する指導者たちは、実は裏側で緊密につながっていた。そうでなければ、このような日程の調整はできない。憶測の範囲を越えないが、ウクライナ情勢と、世界的インフレ解決が調整されている。もしかしたら、出口シナリオが具体的に進んでいる可能性があり、ホップ、ステップ、ジャンプ、3つのサミットで停戦と和平勧告声明がまとまるかもしれない。すでに23日に行われたEU首脳会議ではウクライナにEU待合室リストの飴玉を与えてある。勧告案は、ロシア、ウクライナ両政府が受け入れられる内容になるはずで、7月中に、その結果をみやげにバイデン〜習近平TV会談が行なわれる。もう一つ、関税引き下げのみやげもあるので、習近平は苦虫顔でバイデンを迎えることはない。さらに三つ目のみやげは、盟友プーチンへの制裁解除である。押収中の6,000億ドルと豪華ヨットも返還される。欧州への石油ガス再開が決まる途端に、インフレは逆転して急性デフレを起こすかもしれないが、1〜2か月で落ちつくだろう。ロシアは多極どころか新一極の勢いである。

.

30. 2022年6月25日 02:44:50 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[1834] 報告
>>13

トッドは昔から言っている。
今はじめた発言じゃない。

それはトッドの母国フランスのNATO復帰前の核戦略と同じ。

31. 2022年6月25日 03:25:29 : HprPZY6ruY : ODJ6TEtUUjdkcUE=[5] 報告
くーだらねw
まああれだな
WW3は9.11から始まってんだよ
戦争の目的は世界制覇とカネ儲け、始めたのはアタマの狂ったカネ持ち連中だ
で、3.11で日本は本格的に巻き込まれますた と

連中の誤算で最も大きいのは、ロシアがすごい国になったことだ
人間でいえば、知・徳・体がバランス良く、しかも飛躍的に向上したことだ
それにより、友人(友好国)も増え、新密度が高まるのは当然といえる
これまでずっと「連中」から酷い目に遭わされ続けてきた国々との関係だ
連中は、図々しくも日本を手駒に使おうとし、数々の悪法を通させたがムダだった
さんざんカツアゲし、殴ったり蹴ったりし、おかしな決まり事を押し付けてきたのだが、そんな連中の為に海外に出て行って命懸けで戦うヤツなどいるものかw って話だ
逆に、例えどんなにいい思いをさせてもらったとしても、これまたありえない話だ

連中ってのは本当にバカだと思う
まあ、世界一の人非人という言葉がしっくりくるね
連中というのはNWOに関わる全ての者のことだ
シオニストとかネオコンとかDSなどと呼ばれている人間のクズ共とそのパシリであり、ジャップのパシリは政・官・業・学などの上級国民である
SDGsとか嬉々としてやってるような協力者も同様である

連中よ、これ以上バカを晒すんじゃない
いい加減あきらメロン大学w
そゆこと〜

32. 2022年6月26日 01:39:29 : Cyl18jj5Us : TGdXQnd0QmNFZFE=[9] 報告
>>23

君の理論では、太平洋の向こう側の国が真っ先に放逐されてないといけないが。

33. 2022年6月26日 01:54:34 : Cyl18jj5Us : TGdXQnd0QmNFZFE=[10] 報告
トッドの言っている核武装ってこれはアメリカから自立するためってことだぞ。
独自の核戦略をもちNATO軍事機構からはだったしていたドゴール路線時のフランスの政策。
ただし、今はフランスもNATO軍事機構に加盟しているし、確かサルコジの時だったかな? ウクライナ問題でも分かるようにアメリカ従属度が強まっている。

フランス国営企業幹部がアメリカに捕まって脅されたんだよな。

34. 2022年6月28日 14:45:25 : Pzj3fpWqTs : dkJhSnBmb2M0VU0=[41] 報告
>>2
のらりくらりは日本政府の得意技のハズだけど、この事例については何故か自分から経済制裁の音頭を取ろうとする訳が分からん日本政府なんだよな。
どうせアメリカの指示なんだろうけど。

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