中国とインドの民間のキン保有高は、米国と欧州の公的保有高を上回っている。又、南アフリカとロシアは、世界最大のキン産出国である。だからそれぞれ基軸通貨国になるチャンスはある。

そして後進国と先進国の間で、40年ごとに商品の優位性は交代する。中国はすでに乗用車の２ＢＯＸが中古を含めて５０％市場で越えているならば，日米欧をの抜いています。

だからすでに2019年から日本は，次々と後進工業国にイニシアチブを奪われている。しかし、米国のようにサービス産業の優位は維持できる。

しかも中国とインドと南アフリカとロシアは、溜め込んだドル・ユーロ・円の基軸通貨と保有キンのバスケットのペッグ制によって、間接的に為替レートに、自国通貨を固定化することができる。そうして、その輸出大国を維持することが可能となる。

だが、これらの国は、多民族国家＆多部族国家であるために、経済常識やキンの価値観は分裂している。そのために、韓国国民が外貨危機の時、ギンを国家に拠出して助けたように、一致して行動することは困難である。

もしも日本が，エンジンレスの産業革命に大胆にシフトすると，日本商品の世界的優位性は2040年〜2060年まで継続する。そして第三の基軸通貨は日本になる。

中国は，2025年前後の自由政治革命により一党独裁政権が自壊して,中国解体とバブル作裂と、シーラカンス銀行のデフォルトの三つの危機を乗り切り，国民から金価格相場にプレミヤムを付けて買上げると、元は間違いなくドルとユーロと共に、25％の金を保有して、第四の基軸通貨となれる。