当時日本は実際に盗んでいた。
インテルのチップをリバースエンジニアリングして互換チップを作り平然と売っていた。
積層回路を一枚づつ剥がして回路を読みコピーするのだが、その技術は当時世界一と言われていた。
そうして作ったNECのV30の乗った98マシンを我々は平然と使っていたわけだ。

メインフレームでもIBMの新型機が出ると即座に調べて互換機を作り、売りさばいていた。
アメリカもアメリカで、わからなければ解析するという手間はかけず、日本に教えるよう命令するわけだ。
日本の学術論文が英語でないのは不公平(日本人は英語論文を読めるがアメリカ人は日本語論文を読めない)だと言って英語論文にするよう強要することすら平気でやった。

あの当時の日米に比べたら今の中国はやけに紳士的に見える。
それでもああなっているのだから正直太刀打ちできそうもない。