ドル一極集中の終焉とバブルの崩壊が，今回のコロナや世界恐慌の根因です。

保守も中道も革新も腐敗政治家は既得権益のために，この本質を認識できない，これまでの経験(世界恐慌や人質臓器売買など)で食い止められると錯覚するためだ。

そしてアダムスミスが推奨した国際分業が新自由主義経済システムにより，結末を迎えた。

さらに「ポールシフトによる温暖化と寒冷化」の移動と「ＣＯ２の排出」と「原発温廃水」を大気と海洋にばら撒いている。40年先に間違いなく酸素とのバランスが崩れる。

大きな要因は，「ルール破壊／厳守」の４０年周期，そのために人間集団の歴史は，時代が交代するイミングによって,多くの運命が左右される。

政治家も経済も個人の運命は「偶然」にゆだねられている。だが，社会や国家のレベルでは，人間集団の運命は「必然」となる。

しかも今回は，東欧と旧植民地独立国の４０年目の自由政治革命でベルリンの壁が崩壊したように,中国共産党は一党独裁支配制を採用したため、中国経済のバブルの崩壊は2015 年だったので，その十年後の2025年前後までには一党独裁政治体制の自壊は避けられないのです。

それは，三世代目になると、革命を直接経験しない世代が多数派となるためだ。彼らは、低生活水準での平等より、自由を求めるため自壊するのです。

日本もマルクスが資本論を書いた英国や明治の日本では、女子供の重労働は当たり前だった。そして、参政権は金持ちに限定されていた。だが、女子供の重労働は禁止され、参政権は婦人にまで拡大される。戦後の政治革新は福祉厚生制度の採用だった。三百年以上の長期政権も、40 年ごとに改革され80 年ごとに革新されたが、ライバルの社会主義が自壊すると，日本は改革を止めると最後は停滞し自己崩壊する。

この悲劇は避けられる。それが，複数通貨制と産業革命です。複数通貨制は，ドル・ユーロ・円または元。産業革命は，「原発ゼロ・ＣＯ２を発生させない動力」への転換革命です。

産業革命は，すでに2008年にスタートしていますので，20年後の2028年までには，家庭も工場も乗り物も、都市も農業も漁業も本当にかわり、原発も水素も酸素もリチウムも必要のない電子電池電源で動く時代になっていないと手遅れになると申し上げておく。