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政策対応初期に利下げ余地使い果たしたFRB(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/273.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 3 月 16 日 21:45:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

政策対応初期に利下げ余地使い果たしたFRB
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-8f8821.html
2020年3月16日 植草一秀の『知られざる真実』


米国のFRBが緊急利下げを実施した。

米国の政策金利であるFFレートは、FRB議長にパウエル副議長が就任した2018年1月に1.25〜2.50%の水準だった。

2018年初、FRB議長がイエレンからパウエルに交代する際、金融市場は先行きを警戒した。

パウエル新議長がトランプ大統領への配慮から必要な金融引き締めを実行しないのではないかとの不安が広がったのだ。

この懸念を払拭するようにパウエル議長が行動した。

就任直後の2月27日の議会証言で、金融引き締めに積極的なスタンスを明示した。

この方針を実際の政策運営で実証するかのように、パウエル議長率いるFRBが3、6、9、12月に利上げを断行した。

FFレートは2.25〜2.50%の水準に引き上げられた。

2018年12月のFOMCでは2019年にさらに2度の利上げを実施する見通しが示された。

FRBの利上げ断行に対して、金融市場は金融引き締めの行き過ぎを警戒して株価急落の反応を示した。

この状況を踏まえてパウエル議長は2019年1月4日に、

「金融政策はリスク管理だ。迅速かつ柔軟に政策を見直す用意がある。」

と発言した。

金融政策の方向を引き締めから緩和に転換することが示唆された。

株式市場はパウエル発言を受けて反発に転じた。

ところが昨年5月、トランプ大統領が米中貿易戦争を拡大させる方針を示して株価が反落した。

この流れを転換させたのもパウエル議長だった。

6月4日にパウエル議長が、

「貿易交渉などの問題が米経済の行方に与える影響を注意深く観察し、これまでと同様、景気拡大を維持するためわれわれは適切な行動を取る。」

と発言した。

利下げ実施を示唆したのだが、この発言を契機に株価が反発に転じた。

実際にFRBは7月、9月、10月のFOMCで3回連続の利下げを実施した。

FFレートは1.5〜1.75%の水準に低下した。

12月のFOMCでは2020年には利下げが実施されない見通しが示された。

ところが、2020年2月末以降、コロナショックで株価が急落し、FRBの方針が急転換した。

FRBは3月3日に電撃的な緊急利下げを決定した。

利下げ幅は0.5%でFFレートは1.0〜1.25%に引き下げられた。

しかし、金融市場の反応は限定的だった。

流れを転換させることに失敗したのである。

NYダウは3月12日に21200ドルにまで下落した。

この株価急変を受けてトランプ大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発した。

500億ドルの緊急対策が示されたこともあり、NYダウは前日比1985ドル上昇した。

このタイミングで今回の利下げが決定された。

3月15日の日曜日の決定。

異例のタイミングだった。

トランプ大統領の国家非常事態宣言で株価が過去最大の上昇を示したタイミングで思い切った施策を打つことで株価の流れを完全に転換させることが狙われたと思われる。

FFレートの引き下げ幅は1.0%。

FFレートの誘導目標は0.0〜0.25%に引き下げられた。

3月17〜18日に次のFOMCが予定されており、利下げが実施されることが予想されていた。

FRBがFFレートをゼロ水準にまで引き下げることもあり得ると考えられていた。

しかし、3月15日の日曜日に決定されたことはサプライズである。

ところが、先物市場ではNYダウが1800ドルも下落している。

3月13日の株価上昇がほぼ消滅する株価反落が広がってしまっている。

パウエル議長はトランプ大統領とあうんの呼吸で1%幅の利下げを誘導したと見られる。

政策を市場がどう評価するのか。

判定には数日の日数が必要だが、十分な効果を発揮できないリスクが浮上している。

最大のリスクは、これ以上金利を下げる余地がなくなってしまったこと。

日銀も3月16日に追加金融緩和政策を決定したが、日経平均株価は前日比429円安で取引を終えた。

極めて深刻な状況が広がり始めている。

『金利・為替・株価特報』(TRIレポート)
http://uekusa-tri.co.jp/report-guide/

『低金利時代、低迷経済を打破する最強資産倍増術』(コスミック出版)
https://amzn.to/38toyZC

もご参照いただきたい。


 

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コメント
1. 赤かぶ[64374] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:46:23 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1454] 報告

2. 赤かぶ[64375] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:52:30 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1455] 報告

FRBが1%緊急利下げ ゼロ金利に、量的緩和も再開
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56817950W0A310C2000000/
2020/3/16 6:12 (2020/3/16 8:14更新) 日経新聞


パウエルFRB議長=ロイター

【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は15日、緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開いて1.0%の大幅利下げに踏み切った。政策金利は0〜0.25%となり、2008年の金融危機以来のゼロ金利政策を敷く。米国債などを大量に購入する量的緩和政策も復活させる。金融政策を全面的に危機対応モードに切り替え、新型コロナウイルスによる経済の混乱を抑える狙いだ。

15日のFOMCでは、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、1.00〜1.25%から0〜0.25%に引き下げた。同日に記者会見したパウエル議長は「米国債などいくつかの市場で、資金の流動性に強いストレスがあった」と述べ、金融市場での資金の逼迫を強く警戒して緊急利下げに踏み切ったと明らかにした。「政策当局者はあらゆるツールで経済を支える」と強調し、資金供給など追加策を検討する考えも表明した。



FRBは3日に0.5%の緊急利下げに踏み切ったばかりだが、株式市場が再開する16日を前に、再び臨時のFOMCを開いて追加緩和した。通常の利下げ幅は0.25%だが、今回はそれを大幅に上回る1%となった。

米国債などを買い入れて資金を大量供給する量的緩和政策も復活させる。今後数カ月で米国債を少なくとも5000億ドル買い入れ、住宅ローン担保証券(MBS)も同じく2000億ドル購入する。長期金利と住宅ローン金利を引き下げて、需要の落ち込みを最小限にする狙いだ。

トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで記者会見し、米連邦準備理事会(FRB)による1%の緊急利下げについて「すばらしいことだ」と述べた。利下げを再三要求し、パウエル議長を繰り返し批判してきたが、事実上のゼロ金利政策の決定を受け「FRBを祝福したい」と評価した。「市場参加者は喜ぶべきだ」と述べ、市場の好反応に期待を表した。



FRBは定例のFOMCを17〜18日に予定していたが、それを前倒しして緊急利下げに踏み切った。市場では1%の大幅利下げに踏み切るとの見方が浮かんでいたものの、日曜日の15日に臨時会合を開いて緊急利下げするのは極めて異例だ。

ダウ工業株30種平均が1日で2000ドル超の大幅な下落を記録するなど、金融市場は不安定さを増しており、迅速な政策決定で相場に「サプライズ」を与えて投資家心理を改善する狙いがある。

FRBは08年のリーマン・ショック後に政策金利を0%近辺に下げて、ゼロ金利政策と量的緩和政策に踏み切った。量的緩和は14年秋に終了し、15年末にはゼロ金利も解除して「金融政策の正常化」を開始した。ただ、19年には米中貿易戦争を警戒して3回の利下げに踏み切り、その後は20年に入って新型コロナの感染拡大で景気後退懸念が浮上。政策金利を合計1.5%引き下げて、ゼロ金利と量的緩和の復活に踏み込んだ。

同日公表した声明文では「新型コロナは米経済を混乱させ、金融環境に大きな影響を及ぼしている」と強い懸念を表明。先行きも「経済を支えるために、政策ツールを用いて適切な行動をとるだろう」と強調し、量的緩和の拡大など追加施策を検討する考えを示した。


3. 赤かぶ[64376] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:53:49 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1456] 報告

4. 赤かぶ[64377] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:54:34 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1457] 報告

5. 赤かぶ[64378] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:55:16 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1458] 報告

6. 赤かぶ[64379] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:55:57 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1459] 報告

7. 赤かぶ[64380] kNSCqYLU 2020年3月16日 21:56:34 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1460] 報告

8. 2020年3月16日 22:13:36 : ZEpZjRC56Q : NGxhbk9qZHBlbUU=[263] 報告
ドルの供給の増加率に債務の増加率が上回って、債務が膨張した。

ここから導かれる結論はドル不足は続く。日銀のようにFRBは米国債を現金化するしかないのか。

積極的に現金化すれば、信用不安は消えるとともに国債を民間の金融市場から切り離すことも可能だ。

国債は利子を生まないし、民間が持てない。この流れの先頭を行くのは日本経済だ。

3月15日、ようやくFRBは重い腰を上げた。ただちにドルの量的緩和の再開と政策金利をゼロにする決断をしたのだ。

今のところ、この決定はどこの市場でも好感されていない。市場はドル不足が続くと判断しているのだろう。

株価が下がっても、円はたっぷりある。ドルは不足が問題の核心だ。

ドルが基軸通貨の責任を放棄し、日本のような通貨と同じようになる大改革の一歩になることが予期できる出来事ではないか。

世界の信用システムはリーマンショックでも変わらなかったが、コロナショックではわからない。

9. 2020年3月16日 23:47:25 : jXbiWWJBCA : Rm5WWGpiTzAwU2c=[307] 報告

>政策対応初期に利下げ余地使い果たしたFRB
>最大のリスクは、これ以上金利を下げる余地がなくなってしまったこと

この手の愚かな自称アナリストは尽きないが

金融政策がPKO効果をもつのは金利ではなく量だという当然のことすら理解していない

そして今本当に経済にとって必要なのは緊急の財政支出や債務保証による生活保障と供給力の維持

その場合、金利が上昇するから、金融緩和政策が効いてくる

つまり景気後退時において適切な財政支出が行われる限り、金融政策に使い果たしなどないということだし

10. 2020年3月16日 23:50:07 : jXbiWWJBCA : Rm5WWGpiTzAwU2c=[308] 報告

金利低下による効果が、どこに効いてくるのかも、これで明らかになったと言える

例えば短期金利の下げ自体はドル安効果は小さいということだ

11. 2020年3月16日 23:59:50 : jXbiWWJBCA : Rm5WWGpiTzAwU2c=[309] 報告

もう一つ指摘しておくとすれば

株の下落自体は、別に「極めて深刻な状況」ではない

資産格差の縮小自体は逆に望ましいと考える人々は多いだろう

問題なのは、逆資産効果で、消費が減り、実体経済が下押しすることであり

だからこその財政政策と、それを支える金融緩和と規制緩和などの構造改革ということだが

愚かな政治家が、議会で、くだらない政治的駆け引きを続ける民主主義社会では、どうしても遅くなる

それが再び、資産格差の拡大を招くのだが、愚かな国民にはどうしようもない

それでも中露などの非民主的で独裁的、監視的な国家よりはマシということだろうが、そうした優位性がいつまで妥当かは大いに疑問ではある


12. 赤かぶ[64432] kNSCqYLU 2020年3月17日 00:41:03 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1512] 報告

13. 赤かぶ[64433] kNSCqYLU 2020年3月17日 00:42:51 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1513] 報告

14. 赤かぶ[64434] kNSCqYLU 2020年3月17日 00:43:47 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[1514] 報告

15. 2020年3月17日 19:02:02 : xPbKmzAp5w : dnZ1QVZ5bm5CaFk=[28] 報告
小細工に 陰りが見えた アメリカも

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