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チャーリー・パーカー の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1026.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 15 日 12:52:43: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ジャズ (ドラッグ) の世界 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 12 日 11:51:43)

地下のジャズ喫茶 変れないぼくたちがいた
悪い夢のように 時がなぜてゆく


ぼくがひとりになった 部屋にきみの好きな
チャーリー・パーカー 見つけたヨ
ぼくを忘れたカナ


April In Paris - Charlie Parker



What Is This Thing Called Love · CHARLIE PARKER




Charlie Parker With Strings - Summertime





▲△▽▼


森田童子☆ぼくたちの失敗



春のこもれ陽の中で 君のやさしさに
うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ


君と話し疲れて いつか 黙りこんだ
ストーブ代わりの電熱器 赤く燃えていた


地下のジャズ喫茶 変れないぼくたちがいた
悪い夢のように 時がなぜてゆく


ぼくがひとりになった 部屋にきみの好きな
チャーリー・パーカー 見つけたヨ
ぼくを忘れたカナ


だめになったぼくを見て
君もびっくりしただろう
あのこはまだ元気かい 昔の話だネ


春のこもれ陽の中で 君のやさしさに
うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ


▲△▽▼


チャーリー・パーカー 〜 エイプリル・イン・パリ
https://ameblo.jp/memeren3/entry-12130653998.html


 チャーリー・パーカーと言えばモダン・ジャズの巨人にして、破滅型の人生を歩んだ人ですから、ストリングスと共演などというぬるい所業は全く似合いません。そう思ったのは私だけではなくて、プロデューサーのノーマン・グランツも同じです。


 ストリングスすなわちムード・ミュージックという思い込みは今でもある程度生きています。このセッションが行われた1949年頃はなおさらそうで、パンクみたいなものだったモダン・ジャズのミュージシャンと共演するなど非常識極まりないものでした。


 猛反対したノーマンを押し切って、強引にストリングスとの共演を実現させたのはパーカー自身の主張でした。その結果は大成功で、グランツの考え方のみならず、ジャズ界全体のストリングス物に対する考え方を変えてしまいました。私も変わりました。


 セッションは1949年、50年、52年の三回にわたって行われています。後に完全盤が出ますが、LP時代には二枚のアルバムに分かれて発表されています。そのうちの一つがこの「エイプリル・イン・パリ」です。


 これは、そのアルバムにもう一枚のアルバムから4曲を加えた16曲を収録した作品です。ジャケットは本邦初のオリジナル・ジャケットだそうです。何だかおばさんのような姿ですけれども、どうやらチャーリー・パーカーのようです。


 各楽曲はいずれもスタンダードばかりです。ストリングスとの共演でスタンダードを演奏するわけですから、パーカーは、いつものように即興バリバリとはいかず、ある程度、決められたメロディーに忠実にサックスを吹いています。


 ストリングスをバックにパーカーがサックスで歌っていると思えば分かりやすいです。サックスは人の声に近いということが良く分かりますし、しばしば使われる歌心という言葉が、これほど腑に落ちる演奏はありません。


 パーカーのサックスは聴く人すべてが絶賛しています。ムード音楽に堕してしまいかねないフォーマットですが、何よりも音が素晴らしく綺麗ですし、そこに溢れる歌心が素晴らしい。美しいとか穏やかとかパーカーらしくない賛辞が素直に似合います。


 共演陣もいいです。時にソロを分かち合うミッチ・ミラーのオーボエや、ミョール・ローセンのハープなどの色合いも見事ですし、サックスを生かすことを第一に考えたような心憎いストリングス・アレンジメントだと思います。


 本作ではA面がジミー・キャロル、B面がジョー・リップマンによるストリングス・アレンジになっていて、微妙に異なるところも聴きどころです。パーカー・ファンの間にはストリングス・アレンジを酷評する意見が多いですが、それには同調しかねます。


 先鋭的なチャーリー・パーカーももちろん素晴らしいですが、こうしたスタンダードを正面から吹いている姿もいいものです。初心者向きと言われますが、初心者にも耳慣れた人にも等しく新鮮に響く作品ではないかと耳慣れていない私は思います。


April In Paris / Charlie Parker with Strings (1952 Verve)


https://ameblo.jp/memeren3/entry-12130653998.html
 

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コメント
1. 2020年9月15日 13:04:11 : CPdEo490W2 : Lm5MY01XbzF4VlU=[9] 報告
チャーリー・パーカー(Charlie Parker Jr. 、1920年8月29日 - 1955年3月12日)は、アメリカ合衆国のジャズミュージシャン。アルトサックス奏者、作曲家、編曲家。「モダン・ジャズ(ビバップ)」を創生した名プレイヤーとして知られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC


1940年代初頭から、モダン・ジャズの原型となるいわゆるビバップスタイルの創成に、ディジー・ガレスピーと共に携わった。

これにより「モダン・ジャズ(ビバップ)の父」とも言われる。初期の頃よりヤードバード(Yardbird)(起源は諸説あり[要出典])と呼ばれており、後に単にヤード、或いは、バードとも呼ばれ、特に後者が親しまれた。パーカー自身も"Yardbird Suite"[1]や"Bird Feathers"といったタイトルを発表している。(イギリスのロックバンド、ヤードバーズの名は、これに由来。)

ニューヨークにあるバードランドはこの名称に由来し、ジョージ・シアリングの"Lullaby of Birdland"(バードランドの子守唄)やウェザー・リポートの"Birdland"といった曲もある。


生涯

アメリカ合衆国カンザス州カンザスシティに生まれ、ミズーリ州カンザスシティで育つ。子供の頃より、並外れた音楽の才能があった形跡はなく、彼に大きな影響を与えたのはインプロヴィゼーションの基本を教えた、若きトロンボーン奏者だった。父親はT.O.B.A.(アフリカ系アメリカ人によるヴォードヴィル)のピアニストやダンサー、歌手といった音楽への影響があるかもしれないと語っている。彼はプルマン社(鉄道会社)のウェイターやコックになった。彼の母親は地方のウエスタンユニオンに夜勤めていた。


全盛期のパーカーのクインテット。左からトミー・ポッター (b)、チャーリー・パーカー (as)、マイルス・デイヴィス (tp)、デューク・ジョーダン (p)(後ろ姿)、マックス・ローチ (ds) は、パーカーの背後にほとんど隠れている。1947年8月ころにウィリアム・P・ゴットリーブが撮影。
1945年から1948年が音楽活動の最盛期であり、天才的なひらめきを伴ったそのアドリブは伝説化している。

1945年、若き日のマイルス・デイヴィスを自分のバンドに起用した。1947年にはマイルスの初リーダー・セッションもサポートする。ディジー・ガレスピーとともに『バード・アンド・ディズ (Bird and Diz)』[2]のアルバムを発表し、ビバップの誕生を告げた。アルバムにはセロニアス・モンクやカーリー・ラッセル、バディ・リッチも協力した。

死去

若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。1940年代末期以降は演奏に衰えが見られるようになった。衰弱により心不全で早世した。

亡くなった折、ニューヨークの至る所の壁には彼の早過ぎる死を惜しんだファンたちが「バードは生きている」と落書きをした。

死後

作曲でも『オーニソロジー』『コンファメーション』『ナウズ・ザ・タイム』など、現在まで演奏されるユニークな作品を多く残した。ジャコ・パストリアスはデビュー作で、チャーリー作の『ドナ・リー』(実際はマイルス・デイヴィスの作品)を、ベースとパーカッションのデュオでカヴァーした。

死の数ヶ月前にニューヨークのチャールズ・コーリン社と生涯唯一の教則本 『YARDBIRD ORIGINALS』 の契約を行う(1955年出版)。出版の理由は、麻薬治療のための入院費用を捻出するためだった。この本について色々な憶測が流れていたが、契約書と同時に死後2ヶ月前にパーカーにより書かれた出版社へのクリスマスカードで、本人が行った契約だと再確認されている。2005年、『YARDBIRD ORIGINALS』 は、改訂され再出版される。

その教則本とは別に、2012年には、アメリカのハル・レオナード社から「The Bird Book:The Charlie Parker Real Book」という未発表曲を含めたジャズ演奏家のための公式シートミュージック集(テーマ部の楽譜集)が発表された。

彼の生涯は1988年製作の映画『バード』(クリント・イーストウッド監督)で描かれている。


ディスコグラフィ(選定)

パーカーはサヴォイ・レコード(1944-1949)、ダイアル・レコード(1945-1947)、ヴァーヴ・レコード(1946-1954)の3レーベルに多く録音している。サヴォイやダイアルには彼の初期の作品があり、ダイアル期においては『チャーリー・パーカー・オン・ダイアル』が代表作に挙げられる。ヴァーヴには晩年の名作が収められている。それらの中から英語版よりの選定を抜粋する。

Live at Townhall w. Dizzy(1945, first released in 2005)
Bird and Diz at Carnegie Hall (1947)
Bird on 52nd Street (1948)
Jazz at the Philharmonic (1949)
Charlie Parker All Stars Live at the Royal Roost (1949)
One Night in Birdland (1950)
Bird at the High Hat (1953)
Charlie Parker at Storyville (1953)
Jazz At Massey Hall (1953)
2000 - 「Ken Burns Jazz」


関連書籍
『チャーリー・パーカーの芸術』 平岡 正明 (著)、毎日新聞社、2000年。ISBN 4620314889
『チャーリー・パーカーの伝説』 ロバート・ジョージ・ライズナー(著)、晶文社 、1972年。ISBN 4794951779。(晶文社クラシックス)1998年。ISBN 4794912587。
『チャーリー・パーカー -モダン・ジャズを創った男』 カール・ウォイデック(著)、水声社、2000年。ISBN 4891764333。
『バードは生きている―チャーリー・パーカーの栄光と苦難』ロス・ラッセル (著) 、草思社、1985年。ISBN 4794202032。
The Bird Book: Charlie Parker Real Book by Masaya Yamaguchi(山口雅也 編) 、 Hal Leonard Corporation) 、 2012年。 ISBN 978-1423495659。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC

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