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鈴木光司 リング
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投稿者 中川隆 日時 2020 年 10 月 07 日 10:45:34: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 中川隆 _ ホラー映画関係投稿リンク 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 23 日 13:37:40)

鈴木光司 リング


中田秀夫 リング (東宝 1998年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1022.html

昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 高橋克典・原田芳雄 リング ドラマ 完全版 (フジテレビ 1995年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1021.html  

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コメント
1. 中川隆[-10985] koaQ7Jey 2020年10月07日 10:50:31 : jtp6VypvpQ : a1FaSjRBSkN5U0E=[4] 報告
リング (鈴木光司の小説)

著者 鈴木光司
発行日 1991年6月

『リング』は、日本の作家である鈴木光司によるミステリ・ホラー小説。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の恐怖と、その来歴に迫ろうとする主人公を描く。

『リング』シリーズの第1作であり、後に続編『らせん』『ループ』『エス』『タイド』および外伝作品『バースデイ』が刊行されている。また、本作を原作として複数のテレビドラマ、ラジオドラマ、映画、漫画、テレビゲーム化が行われた。このうち1998年の日本映画『リング』およびそのリメイクである2002年のアメリカ映画『ザ・リング』はヒット作となり、ジャパニーズホラーブームの火付け役となった[1][2][3][4]。 1998年公開の『リング』は配給収入10億円を記録した [5]。


本作の執筆は1989年頃のことで、当時まだデビュー前の小説家であった著者の鈴木は子育てをしながら執筆を開始した[6]。鈴木が常宿としていた埼玉県秩父郡小鹿野町の温泉旅館「宮本家」(後の大相撲幕内力士・剣武の実家)に通いながら執筆を続け、約1年かけて本作を完成させた[7]。

1989年8月に[6]ミステリ小説賞である横溝正史賞に応募された[8]。その内容はオカルト要素の強い荒唐無稽な設定やホラー的な結末を用いつつも、全体的にはミステリやサスペンスの要素が強いものであったが[9][10]、狭義のミステリの定義には当てはまらないものであったために[8]、最終選考には残ったものの[6]、推理小説のための賞である横溝正史賞での入選は逃す。

鈴木は本作の直後に執筆した『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞を獲得したことにより作家としてのデビューを果たし、本作についても1991年にハードカバーの初版が出版された[8]。当初は派手な宣伝もされず大きな話題にもならず初版の発行部数も少ないものであったが、次第に口コミで評判が広がっていき、1993年に文庫本化されてからは大きく部数を伸ばした[8]。

本作はシリーズ全4作で累計800万部を売り上げ[11]、近時の日本小説界の大ベストセラーとなった。

作品の特徴

犠牲者の死から始まる導入部はB級ホラーを想起させるものとなっている[8]。一方、1週間というタイムリミットが設定された中、前の犠牲者たちの悪戯によって消されてしまった「呪いを解くオマジナイ」を求めて奔走する中盤の構成はオーソドックスなサスペンスの筋立てになっている[9]。このとき主人公が物語の都合で愚かな行動を取ったりせず、情報収集と推論を駆使して呪いのビデオの来歴に迫っていくという構成には論理的な必然性があり、それが他のありふれたホラー作品と比べて際立った特徴になっている[8]。結末にはどんでん返しが設けられ、最後で読者をぞっとさせる構成になっている[9]。

父親である主人公が家族を守るために利己的な決断を下すラストシーンには、父性を描こうとするリングシリーズ共通の、あるいは作者である鈴木の作品に共通するテーマが描かれていることを指摘する意見もある[12][13]。

続編の方向性

本作『リング』を発端とする一連のシリーズ作品は、続編『らせん』、完結編『ループ』及び関連エピソードによる短編集『バースデイ』、更に2012年からの新シリーズ『エス』、『タイド』の既刊6冊のシリーズになっている(通称「リングシリーズ」)。

本作において不幸の手紙[14]にも例えられた「呪いのビデオ」の脅威とその正体は、続編『らせん』では人間に感染するウイルスの仕業として解明され、更にその続編『ループ』ではコンピューターウイルス的なものへと置き換わるなど、次第にホラー色が減退してサイエンス・フィクションの要素が前面に立った内容へと変化していく[15][16]。また『らせん』は前作『リング』を、『ループ』は前作『らせん』をそれぞれ否定し、作中で築き上げた物語の構図を自ら破壊するような構造が用いられている[17][13]。例えば評論家の大森望は、『リング』で描かれた恐怖が『らせん』で科学的に解体され、代わって提示された人類進化の神話が『ループ』で非神格化され相対化されていることを指摘している[17]。こうした特定のジャンルに安住することなく読者の予想を裏切り続ける姿勢は、前例のない未知の到達点に挑み続けたという文脈で評価される一方[8][13]、『ループ』に用いられている手法が大胆な禁じ手であることや、第1作に対する「恐怖小説」としての評価を否定する内容であったことも指摘されている[17][13]。

作者の鈴木によれば、第1作『リング』を出版した時点で既に第2作『らせん』を出版する企画自体はあったものの、実際の内容は何度も書き直しを重ねたという[18]。また第2作『らせん』の執筆中には第3作『ループ』を書く予定はなかったと述べている[19]。


映像作品

本作は異なる配役やスタッフ、そして設定に差異がある状態で何度もテレビドラマ化、映画化されている。


1995年には単発テレビドラマ化された。1998年には東宝の配給で『リング』『らせん』が同時に映画化され、後には韓国とアメリカ合衆国で映画版『リング』の内容に準拠したリメイク映画も作られている。さらに原作を離れてホラー路線を継承した映画オリジナルの続編『リング2』『リング0 バースデイ』が製作されている。映画『リング』の配給収入は10億円、『リング2』は21億円であった。また映画版で描かれた「TV画面から現れる『貞子の恐怖』」については様々なメディアで扱われ、パロディーなども多く作られた[20][21][注釈 1]。1999年には連続テレビドラマ『リング〜最終章〜』が放送された。


テレビドラマと映画、テレビドラマの第1作と第2作は、それぞれ設定も配役も異なっており、互いに繋がりのない作品となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%89%E5%8F%B8%E3%81%AE%E5%B0%8F%E8%AA%AC)#%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E

2. 2020年10月15日 20:02:11 : 0dFRbRirNU : SnNqODB0QmZIQm8=[7] 報告
昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 柳葉敏郎・黒木瞳 リング〜最終章〜 (フジテレビ 1999年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1027.html
3. 2020年10月22日 13:12:29 : 3HB6WmkKNY : SXUyVU9IR0VUaWs=[12] 報告
昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 岸谷五朗・吉本多香美 らせん (フジテレビ 1999年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1029.html

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