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ロシアの1人当たりGDPは日本の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1521.html
投稿者 中川隆 日時 2022 年 3 月 07 日 14:54:25: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ロシア人に美人が多い理由は、第二次世界大戦にあった?! 投稿者 中川隆 日時 2021 年 8 月 25 日 09:26:08)

ロシアの1人当たりGDPは日本の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。

結局、ロシアは核使用に踏み切る自爆テロしか道が残されていない
2022年03月06日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1786.html

 これまでのブログでも、プーチンが核の使用に踏み切るしかない事情を説明してきた。プーチンは、自分の要求が通らないなら、世界を破滅させた方がいいと考えているのは確実で、その方向性には、戦術核どころか戦略核の使用まで含まれているかもしれない。

 プーチンの権力を利用した個人資産は20兆円以上あると噂されている。
 https://www.zakzak.co.jp/article/20220302-RNIU64JMBBLMNLHAI7PMW3OO7A/

 ロシア権力と化石資源を利用して成り上がった「オルガルヒ」と呼ばれる新興財閥勢力がいて、彼らがプーチンに数千億円の贈り物をしたと言われている。

 http://japan.hani.co.kr/arti/international/42746.html

 世界最大の大金持ちはプーチンだった。
https://www.businessinsider.jp/post-163320

 権力者が豊かになれば、底辺の庶民は貧しくなる。現代ビジネスに、そうした事情を説明したコンテンツが出ているので紹介する。

 なぜウクライナに侵攻したのか、極端に臆病で貧しい軍事大国ロシア 2022年3月6日
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92953

 ロシアの1人当たりGDPは日本の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。輸出の大半が原油なので、原油価格が下落すると、経済が痛手を受ける。それに加えて西側の経済制裁があったため、経済が大きく落ち込んだ。それにもかかわらず、なぜウクライナに侵攻したのか?

 ロシアは、多くの日本人が想像しているよりずっと貧しい国だ。
 百聞は一見にしかず。グーグル・ストリートビューで歩いて見ると、よくわかる。どんな都市に行っても、都心部には立派な建物が並んでいるが、そこから離れると、驚くほどの貧しい町並みになる。

 シベリア鉄道の終点ハバロフスク中央駅は、壮大な建物だ。しかし、一歩裏に回ると、道路は水溜まりだらけで、掘立て小屋のような家もある。その様子をこの「風景」でご覧いただきたい。

https://www.google.co.jp/maps/@48.4981434,135.0740931,3a,75y,208.98h,89.34t/data=!3m6!1e1!3m4!1s0p_soIYVhwoAJv4CTTtlog!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

 中央の遠景に、中央駅の壮大な建物が見える。ここは、東京でいえば皇居前広場や大手町あたりになる。回りを歩いて見ると、道が舗装されていないところや、ゴミが収集されずに積み上げられているところもある。

 もう一つは、マガダン。これは、オホーツク海に面する海港都市だ。樺太の北、カムチャツカ半島の付け根の近くにある。
スターリンの時代には、流刑者は船でマガダンに送られ、ここからシベリア各地の強制労働に送られた。第2次世界大戦での日本軍の捕虜も、マガダンに送られてから、300キロ北にあるコリマ鉱山などでの強制労働に送られていった。
 https://www.google.co.jp/maps/@59.5547794,150.7859761,3a,80.5y,242.88h,78.65t/data=!3m6!1e1!3m4!1sIHU4S4ir4dUh2994oBLu_Q!2e0!7i13312!8i6656?hl=jagoogle.co.jp%2Fmaps%2F%4035.7019863%2C139.7831018%2C15zwww.google.co.jp%2F

 こちらの「風景」はスターリン時代のものではない。現代のものだ。あまりの状態に、多くの人は仰天するだろう。
 キャサリン・メリデール『イワンの戦争』(白水社、2012年)は、第2次大戦の独ソ戦を描いたものだ。ドイツ軍を押し戻して西方に進撃するソ連軍が国境を越えると、美しい白い家並みが連なっている。それを見てイワン(ソ連軍兵士の代名詞)は泣く。「戦いに勝ったところで、これほどの豊かさは絶対に手にはいらない」と知っているからだ。

 この場面はとても印象的だ。そして、これは、いまでも変わらないことなのだ。
 ロシアの貧しさは、統計でも確認できる。1人当たりGDPは、2020年で約1万ドルだ。これは日本の約4分の1で、マレーシアと同じくらいである。エストニア、チェコ、ハンガリー、ポーランドなどは、ロシアより遥かに豊かだ。IMFは世界で40ヶ国・地域を先進国としているが、ロシアはその中に入らない。

 なお、ウクライナはもっと貧しく、インドネシアと同じくらいだ。
 それにもかかわらず、ロシアは軍事力増強に多大の資源を投入している。だから、国民の生活はこの数字で見るよりもっと貧しくなる。ロシアの町並みが上で見たような状態になってしまうのは、当然のことなのだ。

 世界第2の軍事大国であることや、宇宙開発を積極的に行っていることなどから、ロシアの経済力は強いと錯覚してしまう人が多い。しかし、実態は、以上で述べたとおりだ。

 ロシアには、他国と競争できる現代的な産業はない。
 ロシアの最大輸出品目は原油などの鉱物性燃料で、輸出全体の半分近くを占める。それについで、鉄鋼(5%程度)、貴金属等(3%程度)などがある。輸入品目では、一般機械が20%程度。そして、電気機器(12%程度)、車両(10%程度)となっている。

 つまり、原油などを輸出して工業製品を輸入するという形であり、この点でも先進国的とは言えない。
 注目すべきは、2014年に輸出が急激に減少したことだ。
 これは、原油価格の下落による。2014年に1バレル100ドル近くだった原油価格は、2015年には約53ドルと、およそ半減した。
 ロシアの原油は生産コストが高く、原油価格が1バレル当たり50ドルに達しないと利益を上げることができない。

 ロシア経済の問題は、1人当たりGDPの水準が低いだけでなく、低下していることだ。 2013年には16000ドルを超えていたが、現在はその3分の2程度でしかない。
 こうなったのは、ロシアの通貨ルーブルが減価したことによる(2013年までは1ドル=30ルーブル程度であったものが、2015年には1ドル=70ルーブル程度になった)。ルーブルの減価は、それまで1バレル100ドル程度だった原油価格が、2015年ごろに50ドル程度にまで下落したことによる。

 ただ、それだけでない。2014年3月のロシアによるクリミア編入を機に、欧米諸国によって経済制裁が実施されたことの影響も大きいだろう。事実、原油価格は、18年には1バーレル70ドル程度まで戻ったのに、ロシア経済は回復していない。
 また、2013年頃からの1人当たりGDPの減少率は、同じく産油国であるサウジアラビアが約2割であるのに対して、ロシアは35%にもなる。

 今回のウクライナ侵攻で、2月24日のロシアの株価指数は、およそ50%もの急落を示した。3月1日現在、株価急落の恐れで、市場を開けない状態だ。
 また、ルーブルは、1ドル=110ルーブル程度に値下がりして、これまでの最安値を更新した(2月初めには77ルーブル程度だった)。これは、今後の経済制裁の影響を警戒してのことと考えられる。

  極端に臆病な国ロシア
 以上で見たように貧しい国なのに、ロシアはなぜ軍事費に巨額の支出をするのか? そして、ウクライナ侵攻で経済制裁が強化されると分かっているのに、なぜ侵攻したのか?
 それはロシアが極端に臆病な国だからだ。ロシアは臆病な白熊のような国なのだ。

 第2次大戦で戦勝国となったのち、西側諸国との間に社会主義国家を作って、守りを固めた。ソ連崩壊後も、ベラルーシやウクライナを西側諸国との間に置いた。国境の外に、幾重もの親ロシア的な緩衝国家群を張り巡らしておかないと、不安でたまらない。

 それも無理はない。ロシアは、西欧社会による侵略を何度も受けている。12世紀から13世紀には、「北方十字軍」の侵略があった。
 19世紀のナポレオン戦争ではモスクワが占領された。そして第2次世界大戦においてナチス・ドイツは、クレムリンから十数キロ地点まで迫った。
 西欧だけではない。13世紀には、モンゴル軍が襲ってキプチャク汗国を作った。

ウクライナがNATO加入国になることへのロシアの恐怖
 1999年にチェコ、ハンガリー、ポーランドが、そして2004年には旧バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)などの旧東側諸国が、相次いでNATOに加盟した。

 ウクライナも加盟を求めた。2008年の首脳会議でNATOは、ジョージアとウクライナが将来加盟することを認めた。
 ウクライナに親西欧政権が成立し、さらにNATOにも加入することは、ロシアにとっては極限の恐怖なのだ。

 3月1日、ロシアのプーチン大統領はアメリカを厳しく非難した。これに対して、アメリカのサキ報道官は、「臆病なキツネほど、よく吠える」と応じた。
 臆病な国が恐怖心に囚われると、何をやらかすか分からない。ロシアはいま、そのような事態に陥っている。
***********************************************************************
 引用以上

ロシアの現状が描かれているが、これは私もストリートビューを見て驚くほどのひどさだった。まるで、私が小学生だった1960年代はじめの日本の貧困地帯ではないか?
 なんとなく懐かしさを覚えるのだが、これが愛のない全体主義国の特徴なのだ。
 今回の戦争に動員された兵士たちの多くも、こんな貧しい光景のなかに育ち、軍隊以外に職を得ることのできない若者たちなのだ。

 だが、プーチンの支持層は、こんな貧困大衆とプーチンの権力のおこぼれを預かっている高所得者層である。
 なぜ支持するかといえば、プーチンら旧共産党幹部による情報操作、洗脳が極めて大きいが、貧しさに対する怒りを「力への信仰」に結びついているロシア社会の価値観が問題だ。

 ロシア人は、イワン三世以来、権力を誇示するのが大好きで、自分たちが搾取され、貧しい生活を強いられているのに、その原因である国家主義に畏敬を抱き、領土の拡張で「世界に冠たるロシア」というねじ曲がったナショナリズムに洗脳されているのである。

 「大ロシア」を誇りと思うロシア人たちの支持によってプーチン政権が成立してきた。だから、北方領土を強奪したことも力への信仰から許されるわけだ。ちょうど今の韓国人とそっくりだ。
 彼らの価値は正義ではない。「自分たちは凄い」というナルシズムなのだ。

 プーチンは、ロシア人の権威主義=ナルシズムの象徴である。韓国人と同じように、「人間にとって何が幸せなのか? という哲学が未熟なのだ。
 「強いロシア」は「幸せなロシア」より、はるかに上に来る価値観だが、これは日本の保守層=自民党でも同じなので、だから自分たちを滅亡に誘う原子力発電の意味をまるで理解できないのである。
 「持続可能な未来を作る」という発想が、どうしても理解できない連中である。

 こんなプーチンにとって、ロシアは地球や人類と同義語である。
 「ロシアのいない世界など、どうして必要なのか?」と発言している。これはプーチンが「自分こそ世界の帝王だ」と思い込んでいることを意味していて、まさに、「ロシアを弾圧するなら世界を滅ぼしてやる」という意思表明である。
 だから、プーチンは劣勢になれば、必ず切り札である核兵器を使用するのだ。

 プーチン氏は核のボタンを押すのか BBCモスクワ特派員が考える 2022年2月28日
 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60554540

 これまでプーチン大統領が何を言ってきたか、よく聞き直す必要がある。24日にテレビで「特別軍事作戦」を発表した時(これは実際にはウクライナ全面侵攻のことだった)、彼はぞっとするような警告をした。
「外部から介入を考える全員に告げる。もしそんなことをしたら、今まで歴史上見てきたどんなことよりひどい結果に直面することになる」と。

 「プーチンの言葉は核戦争そのものの脅しに聞こえる」。ロシアの独立派新聞「ノーヴァヤ・ガゼータ」編集長で、ノーベル平和賞受賞者のドミトリー・ムラトフ氏はこう言う。

 「あのテレビ演説で、プーチンはクレムリンの支配者ではなく、地球の支配者のように振る舞っていた。派手な車のオーナーが、指でキーをくるくる回して見せびらかすのと同じで、プーチンは核のボタンをくるくる見せびらかしていた。
 彼はもう何度も繰り返している。『ロシアがないなら、地球に何の用がある?』と。誰も気にも留めなかった。しかし、これは脅しだ。自分が望むような扱いをロシアが受けないなら、何もかも破壊してやるという脅しだ」

 2018年のドキュメンタリーでプーチン大統領は、「ロシアを全滅させようとする者がいるなら、それに応じる法的な権利が我々にはある。確かにそれは、人類と世界にとって大惨事だ。しかし私はロシアの市民で、国家元首だ。ロシアのない世界など、なぜ必要なのか」と発言した。

 2022年まで早送りしよう。プーチン氏はウクライナに全面戦争を仕掛けたが、ウクライナ軍は強硬に抵抗している。西側諸国は(ロシア政府の意表を突いて)たちまち団結し、ロシア経済に大打撃を与えかねない経済・金融制裁の発動を決めた。プーチン体制の存続そのものに、疑問符がついたかもしれない。

 「プーチンは厳しい立場に置かれている」と、モスクワを拠点とする防衛アナリスト、パヴェル・フェルゲンハウアー氏は言う。「西側が実際にロシア中央銀行の資産を凍結して、ロシアの金融体制が実際に内部崩壊したら、彼の選択肢はあまり残っていない。そうすればプーチン体制は機能しなくなる」。

 「欧州への天然ガス供給を打ち切ることで、欧州の態度軟化を期待するという手はある。あるいは、イギリスとデンマークの間の北極海のどこかで核兵器を爆発させて、様子見をするという選択肢もある」

 もしもプーチン氏が実際に核の選択肢を選んだ場合、考え直すよう説得しようとする側近はいるのだろうか。あるいはやめさせようとする者は。
 「ロシアの政治エリートは決して、国民の側には立たない。連中は常に支配者の側に立つ」と、ムラトフ編集長は言う。

 そしてプーチン氏のロシアでは、支配者は全能だ。この国には、権力の均衡と抑制の仕組みはほとんどない。すべてを決めるのはクレムリンだ。
 「プーチンに立ち向かおうという者はいない」と、フェルゲンハウアー氏は言う。「危険な状態だ」。

 ウクライナの戦争は、プーチン氏の戦争だ。もし彼が軍事目標を達成すれば、ウクライナの主権国家としての未来は危うい。もしロシアの作戦がうまくいかず、ロシア軍が甚大な被害を受けるようなことになれば、ロシア政府はさらに必死の一手を打ってくるかもしれない。

***********************************************************************
 一部引用以上

 「外部から介入を考える全員に告げる。もしそんなことをしたら、今まで歴史上見てきたどんなことよりひどい結果に直面することになる」

 このプーチンの恫喝は、どうみても戦術核兵器のレベルではない。戦略核兵器のレベルである。出口王仁三郎が死の床で予言した「広島原爆の数千倍の威力の核兵器」を使うとしか受け取れない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%90

 ロシアがそれを使うとすれば、ロシアに近い米軍基地である。それは日本なのだ。
 座間=横田の米軍司令部であり、嘉手納基地・三沢基地だろう。
 そして、もう一つ出口王仁三郎の予言がある。
 https://fs-astrology-members.com/archives/2708

 シベリア狐は死にたれど  醜の曲霊は種々に
  妖雲呼んで東天は  北から攻め入る非道さよ
  オホーツク海や千島船  カラフト島をゆさぶりて
  雪割草の間より  暗雲低く仇鳥(あだどり)の
  舞い下り上る怖ろしさ
  北海道から三陸へ  なだれの如く押しよする
  ここを先どと連合の  戦の場や神の国
  華のお江戸は原爆や  水爆の音草もなき
 ***************************************************************
 プーチンが死んでから、ロシア軍が北海道に攻め入り、三陸を雪崩のごとく南下、東京に核攻撃があると、文字から読み取るしかないのだろう。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1786.html  

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コメント
1. 中川隆[-13563] koaQ7Jey 2022年3月07日 15:03:16 : kvmYCXGq46 : SUR0MEpYSFdhamM=[3] 報告
2022.02.08
プーチンは「焦ってる」…ロシアで起きている「3重苦」の危ない正体
藤 和彦経済産業研究所コンサルティングフェロー
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92036?imp=0

じつは、プーチンは「焦っている」
ロシアが昨年末からウクライナの国境に10万人規模の軍を集結させたことを警戒する欧米諸国は、ウクライナ周辺の東欧地域に派兵する準備に入った。

米国とロシアの関係は冷戦期以来の緊張状態にあると言われている。

ロシアは天然ガスで世界第2位、原油では世界第3位の生産量を誇っており、同国への経済制裁は世界経済全体に悪影響が及ぶ「諸刃の剣」にもなるが、「プーチン大統領にとって欧米諸国の経済制裁も想定内であり、ロシアの攻勢を食い止めるためには強硬な措置が不可欠だ」とする論調が強まっている。

果たしてそうだろうか。

強気のウラにはどんな本音が隠されているのか Photo/gettyimage


筆者は「ロシア経済は危機に瀕しつつあり、欧米諸国から追加制裁を科されることを非常に恐れている」と考えている。

天然ガスが話題になることが多いが、ロシア経済の屋台骨は原油である。ロシアの石油産業は同国のGDPの15%、輸出の40%、連邦財政の歳入の30%を占めている。

「ソ連崩壊を招いた大本の原因は1980年代後半の原油価格の急落であり、21世紀に入り世界の原油価格が再び上昇したことでプーチン大統領はロシアを大国の地位に復活させることができた」とする説があるくらいだ。

だが、いまそんなロシアの命運を握る石油産業に異変が生じつつある。


ロシアの虎の子が「枯渇」…?
ロシアの昨年12月の原油生産量は日量1090万バレルで前月と同水準だった。

OPECとロシアなどの大産油国で構成されるOPECプラスは毎月日量40万バレルの増産を計画しているが、ロシアは自国に課された生産量の目標に4万バレル届かなかった。

ロシアの昨年の原油生産量は前年比25万バレル増の日量1052万バレルだったが、ソ連崩壊後で最高となった2019年の水準(日量1125万バレル)に達していない。

ウクライナ情勢で対応に苦慮する米・バイデン大統領 Photo/gettyimage


ロシアのノバク副首相は「今年の原油生産量は日量1080〜1120万バレルに増加し、5月までにコロナ禍前の水準に戻るとしている」が、「夏の終わりまでコロナ禍前の水準に戻らない」とする懐疑的な見方が出ている。

ロシアの原油埋蔵量自体が減少していることが明らかになりつつあるからだ。


「経済制裁はなんとしてでも回避したい」本音
ロシアを石油大国の地位に押し上げたのは、西シベリアのチュメニ州を中心とする油田地帯だった。巨大油田が集中し、生産コストが低かったが、半世紀以上にわたり大規模な開発が続けられた結果、西シベリア地域の原油生産はすでにピークを過ぎ、減産段階に入っている(過去10年で約10%減少)。

ロシアが原油生産量を維持するためには東シベリアや北極圏などで新たな油田を開発しなければならないが、2014年のロシアによるクリミア併合に端を発する欧米諸国の経済制裁の影響で技術・資金両面から制約を受け、期待通りの開発が進んでいない。

ロシアのエネルギー戦略は長期的に弱体化する可能性がある Photo/gettyimage


ロシア政府が2020年に策定した「2035年までのエネルギー戦略」では「2035年時点の原油生産量は良くても現状維持、悪ければ現在より約12%減少する」と予測している。その後ロシア政府高官が相次いで「自国産原油の寿命は20年に満たない可能性がある」とする悲観的な見方を示している。

西シベリア地域の油田の枯渇が進み自国の石油産業がじり貧となるリスクが高まる中で、ロシアにとっての喫緊の課題は、現在欧米諸国から科されている経済制裁の解除だ。

「ウクライナ情勢のせいで欧米諸国から追加制裁を科されることをなんとしてでも回避しなければならない」というのが本音だろう。

さらに、ロシア経済のもう一つの悩みは深刻な人口減少だ。


ロシアを襲う「人口減少」は日本よりヤバい
ロシア連邦統計局は1月28日に、「同国の人口が昨年に100万人以上減少した」と公表した。

減少幅はソビエト連邦崩壊以降で最悪であり、日本の年間の人口減少数をも上回っている。経済が悪化したことで出生率が低下し死亡率が上昇しているロシアに対し、新型コロナのパンデミックが追い打ちをかけた形だ。

ロシア政府は2020年夏に世界で初めて新型コロナのワクチン(スプートニクV)を承認したが、自国産ワクチンに対する国民の根強い不信感から接種率が低迷している(40%台)。このことも出生率に悪影響をもたらしている。

「ロシアはいつでもウクライナに侵攻できる」とする論調が高まっているが、人口減少が深刻化する国が大規模な戦争を遂行できるとは思えない。

それだけではない。

新型コロナ以上に国民生活を苦しめているのはインフレだ。


ロシアでは2020年から食料品を中心にインフレが進んでいる。昨年12月のインフレ率は8.4%と中央銀行の目標値(4%)の2倍以上となった。

ウクライナ情勢の緊迫化により通貨ルーブル安も進み、「輸入品の価格上昇でインフレ率が2桁になる」との懸念が高まっている。

ロシアの国内情勢は戦争を許さない Photo/gettyimage


本当は戦争できないロシア
ロシアの中央銀行は昨年12月、主要政策金利を7回連続で引き上げており、金利高による景気悪化も現実味を帯びつつある。

プーチン政権の長期化への不満がこれまでになく高まっている中で、インフレと不景気の同時進行(スタグフレーション)が起きるリスクが生じている。ソ連崩壊後の1990年代前半のインフレや経済の混乱は極めて深刻だった。

忍び寄るインフレの足音がソ連崩壊時の悪夢をプーチン大統領の脳裏に呼び覚ましていたとしても不思議ではない。

強面に映るロシアだが、経済は非常に脆弱なのだ。


窮地のロシア
欧米諸国が追加の経済制裁を発動すればロシアは確実に窮地に追い込まれる。

経済制裁には「効果が強すぎるとその意図に反して相手の軍事行動を惹起してしまう」という深刻な副作用がある。

悩めるプーチン Photo/gettyimage


追い込まれたロシアが経済を度外視した行動に打って出ることがないよう、国際社会は冷静かつ慎重な対応を講じていくべきだ。

2. 2022年3月07日 15:04:35 : kvmYCXGq46 : SUR0MEpYSFdhamM=[4] 報告
2022年02月25日
ロシア国民生活の実態 平均年収が中国を下回った
イングーシの平均年収は20万円、どうやって生きてるのかは不明

画像引用:https://www.rferl.org/a/russia-ingushetia-protest/29527183.html

困窮するロシア国民の生活

ロシアは2014年から西側の経済制裁を受け、今また新たな経済制裁を受けようとしています。

2015年以前は西側メディアが取材したり、国民への”街頭インタビュー”もあったが今やそうした取材はなくなった。

情報統制がなされ政府に批判的な発言が危険な他、そもそも自由な取材活動が許されていない。

ロシアのGDPは1.5兆ドルほどで韓国やイタリアより少し低く、人口はそれらの2.5倍以上の1,44億人もいる。

1人当たりGDPは約1万1000ドルで、ウクライナの3700ドルより3倍近いがイタリアの3分の1に過ぎない。

ロシアは資源産業などに富裕層が多く、GDPのかなりを富裕層が占めるので、実際の国民所得は7000ドル以下でしょう。


つまり平均的なロシア人の年収は80万円以下くらいで、これは中国の平均年収とほぼ同じです。

ロシアのGDPは中国の1割少々で人口も1割くらい、かつてのソ連はここまで落ちぶれました。

ロシアにも良い時代があり、2013年はGDP2.3兆ドルありこの頃は資源価格高騰で急成長していました。


経済好調だったロシアは大国意識に目覚め、ウクライナに手を出したら欧米の制裁を受けた。

欧米の制裁前に2.3兆ドルだったGDPが7年後に1.5兆ドルになったので、かなりの効果があったのが分かる。

ロシア国民の生活ですがモスクワとモスクワ以外で大きな格差があり、モスクワ以外の情報はほとんど公表されません。

少数の富裕層と多数の貧困層、モスクワは優遇

2015年頃からロシアのネット検閲が強化され、今のロシアではユーチューブのような西側メディアを特殊なツールなしで見ることはできない。

テレビ、ラジオ、ネットサイトは政府の統制下にあるので、ロシア人は「プーチンは正しく全世界が支持している」のような情報しか見ていない。

ロシア連邦国家統計局(Rosstat)の発表では、コロナ前のモスクワ平均年収は226万円だった。


この手の「年収統計」は日本を始め政府によって山盛りに盛られているので、実態は2/3で庶民は半分くらいです

同じ統計でロシア全体の平均年収は118万円だが、これも「話半分」の類で2/3にするとGDPからの推測に一致します。

モスクワの平均的な月収は12万円、サラリーマンだと月給は10万円程度でボーナスありなら恵まれている。


ロシアの1人当たり生産高(GDP)ではネネツ自治管区の1,225万円、イングーシ共和国は20万円でした。

ネネツ自治管区は人口4万人で油田の採掘に従事する人が住み、富裕層も多いらしいです。

イングーシ共和国は西方のグルジア国境に47万人が住み、ロシア人ではなくイスラム教徒のイングーシ人が住んでいる。


イングーシをネットで見るとアルプスの少女みたいな風景で美しいが、逆に言えば数百年前から何も進歩していない

https://www.thutmosev.com/archives/87838377.html

3. 中川隆[-13562] koaQ7Jey 2022年3月07日 15:07:53 : kvmYCXGq46 : SUR0MEpYSFdhamM=[5] 報告
ウクライナ侵攻「本当の黒幕」はバチカンか!? 米露の結託と“裏世界の縮図”をジェームズ斉藤が緊急解説!
2022.02.24
https://tocana.jp/2022/02/post_231036_entry.html


──前回はバイデン人気が下がっているという話からいきなりウクライナ情勢のとんでもない裏話が飛び出してびっくりしました。

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  現在のウクライナ情勢は完全に出来レースだということです。前回も少し触れましたが、昨年6月にバイデンとプーチンがスイスのジュネーブで米露首脳会談を行っています。その際にアメリカがイランを取って、ロシアがウクライナを取るという密約をしています。アメリカとロシアは実は裏でつながっているということです。これはロンドンの情報筋から入ってきたので信頼性は高いです。

──驚きの話ですよね。だけど、なぜ、そんな密約をバイデンは交わしているんですか? トランプだったらプーチンと仲が良かったんでわかるんですけど、バイデンはプーチンと密約ができるような仲なんですか? 

ジェームズ  バイデンはトランプ以上にズブズブです。彼はビジネスで90年代のロシアだけでなく、ウクライナなどの旧ソ連圏に深く関わっていたのでロシアとは中国以上にズブズブな関係なんです。

──そういえば、2020年の大統領選挙中、息子のハンター・バイデンがウクライナの企業から金をもらっていたことが発覚して大問題になった事件がありましたね。

ジェームズ  ハンターは天然ガス企業のブリスマの幹部でしたからね。それで当時、副大統領だったお父さんのジョー・バイデンをブリスマに紹介して、金をもらっています。ですから、トランプどころじゃないですね、ズブズブ具合は。実はヒラリー・クリントンもウランの供給に関してウクライナと黒い関係にあります。

──共和党じゃなくて民主党のほうがロシアとべったりじゃないですか。

ジェームズ  そうです。ただし、それを言えばアメリカという国家が、ロシアとは裏ではつながっています。互いの中央銀行が同じサーバーでつながっていますので。

──えっ!?

ジェームズ  信じられない話ですが、本当です。ですから、今バイデンはロシアに対して経済制裁だなんだと言ってますけど、ロシアが本当に潰れそうになったらいつでもワシントンにある連邦準備銀行からロシアの中央銀行であるロシア銀行に簡単に送金できるんです。つまり、全部フェイクなんです、米露関係は。逆に言えば、ここまで裏でつながっているのでプーチンとバイデンの間であんな罵り合いができるんです。いますぐアメリカがロシアに侵攻するぞみたいな茶番劇ができるんです。
──ということはロシアのウクライナ侵攻はないんですね?(編集注:取材日は21日。24日にロシアがウクライナに全面侵攻したことが報じられた)

ジェームズ  ここは侵攻という言葉に気をつけないといけないんですけど、既に2014年のクリミア併合の時からずっとロシアは侵攻中です。なので、これから起きることというのは侵攻のエリアの拡大です。まずウクライナの東部2州ドネツク、ルガンスクから拡大していってロシアが究極に目指すのはウクライナ全土の掌握です。これはもうクレムリンの中枢でも決められている規定事項ですし、ロシア軍の参謀本部でもウクライナ全土を制圧するような軍事作戦が練られています。

──軍事的侵攻はあると?

ジェームズ  軍事的侵攻の定義を明らかにしないといけないんですけど、すでに大軍を集結させているんで、いつでも通常兵器は使用できますね。つまり、ロシアのやりたいことはじわじわと緊張度を高めていって戦争が普通の状態を作りたいんです。この状態に世界が慣れることを待っています。

 そしてバイデンは、そこでもロシアと結託しています。というのも、そもそも、バイデンが「明日にもロシアが侵攻するぞ」と吠えていること自体がおかしいんです。これまでだったらアメリカはとっくに軍を送ってロシア軍を撃退しているはずです。しかし、ずっとアメリカは負け犬の遠吠えみたいに「明日はロシアが来るぞ」と吠えているだけで何もしません。バイデンは煽っているだけです。プーチンにとってもバイデンにとっても、戦争状態が日常というふうに持っていきたいんです。

──戦争状態が続けば、国内は1つにまとまるとよく言いますね。プーチンはそれを狙っているんですか?


ウクライナ侵攻「本当の黒幕」はバチカンか!? 米露の結託と裏世界の縮図をジェームズ斉藤が緊急解説!の画像2
https://tocana.jp/2022/02/post_231036_entry_2.html


ジェームズ  そうです。しかし、それは裏を返せば、今プーチン政権は国内に大きな火種を抱えているということでもあります。そもそもプーチン政権とは何かというと、前にトカナの記事でも書いていますが、プーチンは隠れユダヤ人で、プーチンのお友達もユダヤかチェチェン人というロシアでは少数派です。少数派の異民族が多数派のロシア人を押さえつけて支配している構造です。さらに、彼らの特徴というのは組織犯罪です。プーチンの周りは元KGBや軍人あがりのビジネスマンが多く、違法なビジネスに手を染めています。その違法ビジネスの利権をプーチンが吸収して富の再分配を仲間たちと行っているのがプーチン体制のロシアです。ですから、今のロシアでは普通のロシア人として生まれて生きていくのが一番損な人生なんです。ただし、ロシア人というのは多数派なので、一度国民が目覚めてしまうと厄介なんです。実際、国民の不満は大きくなっていて反プーチン熱はかなり高まっています。プーチン派はマイノリティなので、いくら無力とはいっても国民全体が暴れ始めると少数派では収拾できないのでそれが怖いんです。

──去年ぐらいからロシアではデモが頻発しているのでそういうのが怖いんですね。

ジェームズ  いえ、反プーチンデモは実はクレムリンによってコントロールされた反対勢力で、野党を内部崩壊させるための巧妙な工作です。しかし、今はソーシャルメディアの時代なので、このやり方も国民に気づかれ始めたので、違うやり方をする必要性が出てきました。そこでクレムリンが考え出したのが戦争です。

──ロシア国民の視線をそらすためにウクライナを利用したと。

ジェームズ  そうです。ロシア人を統治するやり方って、帝政ロシアの時代からまったく変わってないんですけど、戦争か革命しかないんです。しかし、今は国民に革命というオプションを与えてしまうと自分たちの身が危ないんで戦争しかないわけです。戦争を起こして外敵を作ってロシアが被害者という構図を作ることで、マジョリティのロシア人の尻を叩いて戦場に行かせて、死んでもらう。これがプーチンロシアのやり方です。

──最悪ですね。

ジェームズ  超ブラック国家ですから。少数派の異民族が支配するクレムリンからすれば、多数派のロシア人など奴隷です。実際に帝政ロシアの時代には農奴制があり、あれはれっきとした奴隷制で今なお、過去を引きずっています。

──反プーチン派の旗振り役をする人が一人でも生まれると、ひっくり返る可能性もあるんですね。

ジェームズ  それは理論的にはそうですけど、ロシアにはまともな反対勢力はもういません。全部消されています。昔はアンナ・ポリトコフスカヤといった反プーチン、反FSB(ロシア連邦保安庁=KGBの後進)の記事を書きまくっていたジャーナリストもいましたが、みんな殺されています。ポリトコフスカヤは自宅アパートのエレベーター内で射殺されました。
──アレクセイ・ナワリヌイという反政府ブロガーも逮捕されましたね。

ジェームズ  いえ、彼はクレムリンにコントロールされた反対勢力で、現実的には体制側です。なので、彼はまだ生きているんです。それで象徴的なのが1月31日に全ロシア将校協会のトップの元陸軍大将が「プーチン体制という組織犯罪に対して我々は対抗する。プーチン大統領にはいますぐ辞任を要求する。ウクライナの侵攻というのは国家犯罪だ。ロシアはいままでの戦争はすべて自衛の戦争だった。しかし、プーチン大統領がやろうとしていることは侵略である。これはロシア人として看過できない」と語っているんですね。

──まだ、骨のある人間たちがいますね。

ジェームズ  いえ、この発言をよく聞くと「自衛の戦争であればOK」という解釈ができるんです。ここがロシア的カラクリでして、私が“コントロールされた反対勢力”という由縁なんですが、反対勢力のように見せかけて、実はプーチンに激励を送っているんです。プーチンに「戦争するんだったら自衛にしてくれ」というメッセージであり、国民には「自衛の戦争だったら仕方ないだろう」という意識を植え付けています。ロシア軍はこういった巧妙なディスインフォメーションを仕掛けてきます。これを真に受けて「ロシアはもう国内が脆弱でプーチンが侵攻したら軍がクーデターを起こす」とか言っている日本や欧米の専門家たちがいますが、そんなことは絶対にありえません。

──ということはプーチン体制のロシアは危うい一方で、かなりコントロールはされているんですね。

ジェームズ  それがロシアです。常にパワーバランスを見ながら政治を運営しているんです。要は毎日ギャンブルやっているようなものです。そういう意味では、プーチンは大したタマです。歴史的にロシアの指導者は世界でも最高レベルの謀略家しかなれませんが、プーチンも例外ではないです。

 そして、もう1つ、頭に入れておかなければいけないのは、去年の米露会談がなぜスイスのジュネーブで行われたのか、という点です。理由はスイスが金融のセンターだということです。スイスにはたくさんの秘密口座があって、バチカンやロシア正教の秘密口座もたくさんあります。ここで大量の秘密資金を動かしていると関係者からは聞いています、米露の間で。

──それはプーチン側からバイデンですか? バイデン側からプーチンですか?

ジェームズ  バイデン側からプーチンのはずです。といっても、アメリカからロシアにお金をあげたというわけではありません。というのも、アメリカもお金がないからロシアに直接渡せないのです。前から言っていますけど、アメリカはいま日本のゴールドをくれくれとうるさくおねだりしていますから。もともとロシアはGDPでいうとテキサス州のGDPよりも小さいし、東京のGDPよりも小さいんです。あんなデカい国なのに。その国が約20万人の大軍を4カ月も集結させるなんてことは本来できないんです。兵站はどうするんだという話です。

──兵隊たちの維持管理費は相当ですね。それをアメリカがもったということですか? 

ジェームズ  アメリカがもったというよりも、バチカンが担保したということです。いつも言っていますが、こういった国家間の取り決めを裏で担保するのはバチカンなんです。例えば、よく考えてみてください。今アメリカとロシアはウクライナでこんなに罵り合っています。先日はロシア政府が在モスクワ・アメリカ大使館のナンバー2を追放したほどです。それだけ国家間の緊張があるのに米露核軍縮条約だけは脈々と生きているのはなぜですか? アメリカの核軍縮の担当官はいまでもモスクワにいますよ。

──表向き戦争も辞さないと言ってる時に核軍縮だけはしようというのは…。

ジェームズ  とてもおかしいんですよ。

──それはそれ、これはこれですか?

ジェームズ  そこまで分けて考えることができるということは何らかの保証人がいないとダメなんです。そして、その保証人こそがバチカンです。なぜ、バチカンが保証人になれるのかというと最強の超国家的な存在だからです。一応、バチカン市国とは言っていますが、影響力は超国家です。そして、彼らの力の1つが天皇陛下もお世話になっているバチカンの秘密口座で、スイスにはそれが大量にあるんです。彼らは、そこで国家間の危機などがあるとお金を捻出するんです。米露核軍縮条約はまさに核戦争の脅威の排除という大義名分を掲げた、れっきとしたマネーロンダリング装置です。つまり、核廃棄処理という名目で日本円にして数兆〜数京円の資金がバチカンによる監督の下で動いているんです。

──えっ!?

ジェームズ これが本当の世界なのです。

4. 2022年3月07日 15:15:55 : kvmYCXGq46 : SUR0MEpYSFdhamM=[6] 報告

2022年03月02日
冷戦後体制が終わる時

ウクライナを支配しても、ロシア封鎖で西側を結束させるので、ロシアの勝ちはない

画像引用:https://www.theguardian.com/world/2022/feb/25/how-to-pronounce-and-spell-kyiv-kiev-ukraine-and-why-it-matters How to pronounce and spell ‘Kyiv’, and why it matters _ Ukraine _ The Guardian


ロシアの”勝ち”はなくなった

国際社会はロシアによるウクライナ侵攻でもちきりですが、おそらくロシアの勝ちは無いという情勢になっています。

軍事的にはロシア軍がキエフを包囲していますが、今のロシアは韓国より経済規模が小さく戦費を負担できません。

ルーブルは発効すれば増えるが外貨は増やせないし、それどころか中国を除く全世界が対ロ制裁しようとしています。

単純に考えてロシア軍20万人に配る食糧や衣類や設備、消耗品、ガソリンなど燃料や弾薬を無限に消費する。

これらは国内で調達できるものもあるが無限ではないし、高品質で高性能なものほど外国への依存率が高い。

ロシアのエネルギー自給率は188%(2015年)で穀物自給率は124%、だが肉やチーズは輸入依存度が高い。


エネルギー自給率が高いからと言ってすべての燃料を自給できるのではなく、石炭や天然ガスで戦闘機は飛ばない。

小麦や大麦は余っているが、兵士に小麦だけ与えても食糧に十分ではなく、毎日戦闘するには多種多様な物資が必要です。

1990年の湾岸戦争の中継で非常に印象に残っていたのが、戦いから基地に帰還した米軍兵士が「ああ疲れた」と言って冷蔵庫を開けてクリームプリンを食べた事でした。


片や砂漠で砂まみれになっているイラク兵と、夜はエアコンの効いた部屋でプリンを食べる米兵では、戦意や戦力で大差が生れます。

ロシアの経済力では数週間で補給が滞り始め、前線の兵士は食糧や燃料や弾不足などが起きるでしょう。

ドイツ軍がソ連侵攻で犯した失敗と同じで、補給が滞れば100%負け戦になります。

長期戦になるとロシアの補給は続かない

ニュースでは「ロシア軍の車列がキエフ近郊まで60キロ以上続いている」と言っていますが、これは悪い予兆です。

戦いは自国から近い国が補給に有利で、自国から遠い国は距離に二乗して不利になります。

今回はウクライナが戦場なのでウクライナからの距離はゼロ、モスクワからウクライナまでは1000キロ以上です。


例えば陸路で戦車が1000キロを移動するには、先頭が到着したころ最後尾はやっとモスクワを出発する。

アメリカのように裕福な国なら全世界どこにでも10万人を派遣できるが、ロシアの体力の限界を超えています。

よしんばロシアがキエフとウクライナ全域を占領したとしても、国際社会はロシア封鎖で一致団結しつつあります。


金融封鎖でロシアはどこからも借金できず、IMFからも外されてビザやマスターも使えなくなったそうです。

グーグルやアップル、フェイスブック、ツイッターもロシア産フェイクニュースやロシアによる公告を全面排除する事に決めた。

ロシアはインターネットの世界でも追放され、得意のサイバー攻撃も今後対策が取られるでしょう。


金の成る木だったエネルギーでも、ロシア産エネルギーを輸入しない事で先進国は一致しつつある。

戦いが長引くほどロシアは不利になっていき、ウクライナの支援は増えるので、いずれ立場は逆転します。

そうならない為にロシアは市民を巻き添えにしてでも総攻撃に短期決着する必要があるが、さらにロシアへの返発は強まるでしょう。

https://www.thutmosev.com/archives/87884490.html#more

5. 中川隆[-13556] koaQ7Jey 2022年3月07日 18:57:51 : kvmYCXGq46 : SUR0MEpYSFdhamM=[15] 報告
#416  経済制裁でロシア破綻寸前?!北方領土奪還のチャンス
2022/03/07

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