宏池会リーダーは林芳正か＜本澤二郎の「日本の風景」（３５７５）
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23222674.html
2020年01月25日　jlj0011のblog

＜保守本流の伝統を継承する反清和会の旗手＞

　中国・北京の春節元日は静かだ。故郷組や海外旅行組で車の量が減少しているうえ、人込みでの買い物もできない。新型肺炎の対応の遅れで、市民の怒りも大きい。どうやら武漢市政府の隠ぺいが原因らしい。

　かくして大晦日の２４日も家から一歩も出歩かなかった。ただ元日の２５日に東京の正夢をみた。野党の対応も関係しているのだが、自民党保守本流・宏池会の指導者が、悪しき安倍政治をとことん知悉している、今は参院議員の林芳正である。

　芳正が正確な名前だとすると、大平正芳３代会長と名前がそっくりではないか。大平や宮澤喜一の後継者は、林義郎の実子・芳正がいい。自民党を極右一本にまとめ上げた安倍・日本会議の対抗馬は、反破憲のリベラリストの林になる。春節元日の正夢である。

＜いずれ安倍の選挙区・下関から出馬がする！＞

　山本太郎が次期総選挙で、安倍の地元から出馬すれば、安倍をひっくり返すだろう。京都市長選挙結果が楽しみであるが、そうならなければ、林が下関を抑え込む。

　昨日、毎日新聞の下関ルポをネットで読んだせいかもしれない。

　安倍・日本会議の時代は、まもなく幕を下ろす。日本でも司法改革が具体化すれば、安倍犯罪を法務検察が捜査することになるだろう。

　東芝財閥の粉飾や東京電力の首脳部にも、捜査のメスを入れるだろう。

　ポスト安倍を、そんな国民のための政府を誕生させたい。韓国だけではない。どこの国の国民もそうしているのだから。甘い夢と批判されるだろうが、歴史はじっとしていない。

＜安倍・日本会議の「桜」を散らせる本命＞

　安倍と麻生にとことん操られた現在の宏池会会長の岸田文雄は、その地位を林に譲るといい。男ならそうする。林が岸田の無念を晴らすだろう。

　林とは、一度しか会っていないが、父親よりもシンが強いと感じていた。派内の関係者もそうではないか。

　加藤紘一が、清和会の攻勢に敗れてしまい、宏池会の伝統は、岸田の時代で消えてしまった。

　林の役目は、安倍・日本会議の戦前派・ゾンビ政治に、トドメを刺すことである。宏池会が林擁立に動けば、右翼化した国民を正常に戻せるだろう。安倍の、枯れ切った「桜」を散らせるだろう。

　石破茂に出来ないことである。林なら可能である。ことと次第によっては、健全野党との連携も可能である。消費税５％の経済重視路線にすれば、山本とも共闘を組むこともできるだろう。

＜伝統のリベラルの旗を高く掲げよ！＞

　筆者は７０年代のころ、よく黒金泰美の部屋に行った。黒金は、宏池会初代会長の池田勇人内閣の女房役・官房長官を歴任した、東京帝大の金時計組である。

　前尾繁三郎を支援しながら、宮澤の内閣を夢見ていた。宮澤について「彼は英語をポンポン使い過ぎて、仲間から嫌われていて困りますよ」と嘆いたものだ。

　宏池会・保守本流の意味を質すと、彼は「それは民意を重視する政治。国民の声を政治に生かすことに尽きます」と丁寧に答えてくれた。

　政界を引退した後、酒の組合のような組織に、用がないのに出勤、部屋を覗くと、分厚い全集を読んでいた。品格のない安倍とは、天地の開きがあった。

　一度、世田谷の自宅に昼間押しかけると、庭の草取りに専念していた。

＜国民の声を政治に反映する保守本流＞

　A級戦犯の岸の政治を、保守傍流と決めつけて、右翼や入れ墨やくざを寄せ付けなかった宏池会である。児玉誉士夫や笹川良一といった右翼やくざとの関係を、一切許さなかった。

　宏池会には、犯罪歴のある右翼・入れ墨やくざはいなかった。筆者の政治記者２０年の取材結果である。読売のナベツネのような足跡を、宏池会担当記者からは、想定もできない。

　保守本流の宏池会の中興の祖を、林に期待したい。春節元日の正夢である。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200122/k00/00m/010/274000c

２０２０年１月２５日旧暦元日記（東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員）

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＜どろっどろ、凄いわ！＞首相の地元を歩く　「安倍か林か選べ」　下関で苛烈な自民の政争　「桜」前夜祭の参加者倍増を招いた市長選／前編（毎日新聞）
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/190.html

コメント
1. 赤かぶ[53761] kNSCqYLU 2020年1月25日 18:53:10 : LSw33cvQOo : MmV2aDVmVG9pMi4=[5045] 報告 ▲△▽▼ 「中間派の自民党関係者は声をひそめてこう言った。『下関で安倍派に逆らうと生きていけない。制裁がすさまじい。ファシズムですよ。』」　首相の地元を歩く：「安倍か林か選べ」　下関で苛烈な自民の政争　「桜」前夜祭の参加者倍増を招いた市長選 - 毎日新聞 https://t.co/5ILBNMBDX1 — 山岸飛鳥　反戦な家づくり (@sensouhantai) January 23, 2020
2. 赤かぶ[53762] kNSCqYLU 2020年1月25日 18:54:11 : LSw33cvQOo : MmV2aDVmVG9pMi4=[5046] 報告 ▲△▽▼ 広島とおんなじか。 同じ自民党内の議員にもこういう敵対心向けるんだね。 首相の地元を歩く：「安倍か林か選べ」　下関で苛烈な自民の政争　「桜」前夜祭の参加者倍増を招いた市長選 - 毎日新聞 https://t.co/t2vKRpznhX — はるみ (@harumi19762015) January 23, 2020
3. 赤かぶ[53763] kNSCqYLU 2020年1月25日 18:55:08 : LSw33cvQOo : MmV2aDVmVG9pMi4=[5047] 報告 ▲△▽▼ 下関市長選で、林元農相の系列候補を出し抜くために非常識なことを何の躊躇いもなくやったのもアベ本人でしたね❗️ 首相の地元を歩く：「安倍か林か選べ」　下関で苛烈な自民の政争　「桜」前夜祭の参加者倍増を招いた市長選／前編 - 毎日新聞 https://t.co/LM0wPZigRC — こかげ (@cokagemaru) January 23, 2020
4. 赤かぶ[53764] kNSCqYLU 2020年1月25日 18:59:57 : LSw33cvQOo : MmV2aDVmVG9pMi4=[5048] 報告 ▲△▽▼ 首相の地元を歩く：「これはすごい戦いになる」ライバル林元農相は党を割って出るのか／後編 - 毎日新聞 https://t.co/9y89eebmA4 ファシストに負けない自民党議員になりますか？ 林さん。 — f_obiwan (@f_obiwan) January 24, 2020 関連記事 ＜全県の自民党がつぶしにかかる！＞首相の地元を歩く　「これはすごい戦いになる」ライバル林元農相は党を割って出るのか／後編（毎日新聞） http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/211.html
5. 赤かぶ[53765] kNSCqYLU 2020年1月25日 19:01:09 : LSw33cvQOo : MmV2aDVmVG9pMi4=[5049] 報告 ▲△▽▼ 党を割る？いや、お尻を割るのではないか。お尻を切った安倍ぴょんに対抗して。 首相の地元を歩く：「これはすごい戦いになる」ライバル林元農相は党を割って出るのか／後編 - 毎日新聞 https://t.co/2ddBss0Ahz — のさと＠糞タグbot たまに本人浮上 (@ecorsal) January 24, 2020
6. 命を大切に思う者[869] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年1月25日 21:05:57 : FSz6cVGnIw : dC9maVkyMmhTUUE=[17] 報告 ▲△▽▼ 自民党内の権力争いなんか、どうでもいい。 政権は自民党政権固定が当然で、日本の政治は自民党の総裁選で決まるってか？　そんなこと許してたまるか！ 自民党の総裁が誰であろうが、衆議院から自民党全体が排除され、自民党の総裁が誰かは関係ない状態にすべき だから、自民党が内輪で勝手に決めてることなど、関係ないのです。 「自民党の総裁が総理になるから、日本の政治は自民党の総裁選で決まる」とでも言いたいのか？ それは、衆議院を自民党が占拠してるからの話です。 この掲示板が、なぜ「政権は自民党政権固定が当然」という奴ばっかりなのか、不思議で仕方ない。 この掲示板が自民党の工作員に乗っ取られたということか？　問題を安倍1人に矮小化するなよ。問題は自民党全体。 「日本の政治は、 　どの政党が政権を取るかではない。 　自民党内のどの派閥が権力を握るかだ」 なんて考え、おかしいと思わないか？　昔から不正と汚職しかしない犯罪組織の自民党固定なんて。
7. 2020年1月25日 21:50:14 : gXwbSDRy9M : Q0pRMTFaeXJrNHc=[1] 報告 ▲△▽▼ >> 6 同意。 自民党撲滅！！！
8. 2020年1月25日 22:02:05 : HV5aPXs0oM : d0kuYkFqWlo2emM=[21] 報告 ▲△▽▼ 清和会(アメリカ戦争家・ＣＩＡ)ですから、日本は戦争国家に傾きましたね。 富も収奪されました。 安倍では国が亡びるのです。奴隷で良いのか？市民の皆さん。 安倍退治がいります、必須です。 安倍・清和会の退治なしに、国の再生はありません、戦後体制の打破はありません。
9. 2020年1月25日 22:22:40 : OknyoRTvyQ : dmlpLmg5bTI2bkE=[23] 報告 ▲△▽▼ 駒がない　それならいっそ　参議院
10. 2020年1月25日 23:17:08 : QukD9uG742 : YWc1YWEvbDBYY1k=[394] 報告 ▲△▽▼ >>6 http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/211.html#30 言ってることはその通りだと思うがコピペばっかだと工作員のお仕事にしか見えないんだが

11. 佐助[7616] jbKPlQ 2020年1月26日 10:00:37 : IQjAfxQurE : SjYwWS5oY2RqcHM=[146] 報告 ▲△▽▼ 既成政党の腐敗と不信及び二大政党制の機能不全なので超党派政権もありだ。 ただ経済成長を妨げる消費税は是か非の踏み絵がいる。消費税と社会保障の逆進性と産業革命についての本心を聞きたい。 安倍・日本会議の軍国復古狙いに終止符，解決に期待したい点と線は一致する，封建保守と戦争屋の自民党と創価に楔を入れなければ何も解決しないのも確かだ。 革新的平和的なカリスマに産業革命を、10 年前倒しさせてくれるなら、高度成長路線を復活できる。そうなれば、過去のように、世界大戦という巨大な殺人消費需要の助けを借りなくても、恐慌から脱出することができる。日本の商品の世界的優位性も2060年まで可能だ。

12. 2020年1月26日 14:12:47 : sc26PJxwQI : Lk5RL0taTklrWVk=[3] 報告 ▲△▽▼ まあ，野党共闘なんかより，よっぽど現実的だし，頼りにもなる。 はっきり言って，林らが自民党を割って，第二の自民党を結成。 現存する野党は，全党滅失。 これが理想だな。

13. 2020年1月26日 14:29:23 : sc26PJxwQI : Lk5RL0taTklrWVk=[4] 報告 ▲△▽▼ 日本に国政政党は２つで十分だ。 そして，地方にも国政政党と違う価値観の選択肢として，２大政党制に成れば良い。 すなわち，現在の国際イデオロギーとは，新自由主義と新保守主義である。 一応，共産主義もあるけれども，安保理常任だって，アメリカ合衆国は共和党が新保守主義で，民主党が新自由主義。 ロシアと中国が新保守主義の亜種で，大英帝国とフランスが新自由主義だ。 国際政治の理念として，資本の自由を制限するという新保守主義（露中）今はアメリカもそっち側大統領。 資本が国家の規制・介入を拒否するという新自由主義の２択なので，日本の国政政党も，それに合わせて２大選択肢になれば良い。 一方地方は，日本国内での社会権の拡大（基本的人権の縮小）という地方行政権の強化政党と，基本的人権（自由権）拡大で行政の社会権行使を縮小という政党，これに２分されている必要性がある。 だから国民の考え方としては，地方分権（生活直結）上の自由主義・社会主義の選択肢，国政上の新自由主義・新保守主義という縦軸・横軸で整理されるマトリクスとなる。 ４つの基本思考だな。 国際的には，旧自由主義は現在の新保守主義であり，共産主義はそびえの崩壊とともに無くなっていて，新保守主義誕生の背景がかつての自由主義の地位に新自由主義が収まったからだ。 地方は，言ってみれば基本的人権（自由権）を主張する自由党が，行政介入をどこまで拒否するか？社会権がどこまで基本的人権（自由権）を制約する（保守党）かという，地方ごとの選択肢があれば良い。 それ以外は日本国憲法上，選択肢の無いセクトである。 諸派で良い。

14. 2020年1月26日 14:38:48 : sc26PJxwQI : Lk5RL0taTklrWVk=[5] 報告 ▲△▽▼ 自由民主党は，現在新自由主義で且つ新保守主義でもあるというスタンスである。 これが良くない。 はっきり言って，新自由主義と新保守主義に分離すべきである。 一方，野党は，新自由主義／新保守主義という概念が未だ不在である。 存在しても地方政党までで，国政担当できる能力は無い。 候補者擁立能力も，国政政党としては力量不足の政党しか存在していない。 そこで共闘だの合併だのという話が出てくるのだが，それへ地方政党が合併して国政化するという形態に近く，国政政党として健全とは言えない。 もっと社会権強化なのか？社会権制御して基本的人権の拡大なのか？これは地方の生活に直結する議題である。 国民民主と立憲民主地域ごとに合併して，山本太郎＆共産という政党とイデオロギーを競うことが正しい在り方である。 京都の地方選挙が良い例だ。 野党は，それぞれの３００の市に活動拠点を分散保有して，国政に出て来ず，国政は自民党が２つに割れて対応して，創価学会公明党を政党と認めずセクト認定の上，解散させるべきだ。

15. 2020年1月26日 14:49:34 : sc26PJxwQI : Lk5RL0taTklrWVk=[6] 報告 ▲△▽▼ 仮に，山本太郎と共産党が今のような主張を続けるのなら，このグループは３００の地方それぞれに拠点を構えて，社会権の縮小・基本的人権の尊重を飛び越えた絶対不可侵を訴える［地方自由党］となるべきだ。 反対に，立憲と国民は合併して［地方社会党］と成り，自民党が地方選挙に介入して，この地方社会党の応援をすべきではない。 逆に，国際政治には新自由主義と新保守主義しかないのだから，政権を取っても国際政治の舞台で孤立するしかない現在野党は，国政に関与すべきではない。 自民党を２つに分離して，どちらかに小沢一郎が最高顧問として就任すべきである。

16. 2020年1月26日 19:49:09 : IJjjrLkBu1 : TkVzTE5CdVJubC4=[957] 報告 ▲△▽▼ 　　 急に林芳正の名前が挙がって来たが、自民党を割るのは勝手だが、果たして安倍首相の任命とは異なる内閣が結成されるのかは大いに疑問だ。というのは確か辺野古基地建設の調査段階で、翁長知事と事業者との約束事であった珊瑚の保全とは全く異なる様相が生じて事業者がコンクリート塊を海中に投げ入れて珊瑚を破壊してしまった。その際に翁長知事が約束とは違うとして工事の中止を事業者に命じたが、沖縄防衛局の職員が中央に進言、急遽防衛大臣と農水大臣を担ぎ出して翁長氏の中止命令の中止を命じたのである。どのような建設工事であれ、工事途中で齟齬が発生すれば施工主は工事の中止を命じ事業者は直ちに中止して確認するのが常識だ。施工主である県が、約束が違うとして工事に待ったを掛けたにも拘わらず、沖縄防衛局の役人が中央政府にリークし、大臣の権威を以て県の判断を覆すよう注進するなどは前代未聞の非常識な行為である。 　　その時の農水大臣が確か林氏であったと記憶しているが、防衛行政官に指示されて状況も調べずに、直ちに翁長知事の決定を阻止するために工事中止命令の発令を中止するよう県に命じたところを見れば、防衛行政機構職員と立法府閣僚とのあるべき緊張関係も無く、閣僚として厳密な状況把握も検証意欲も無く、県を中央政府に従うべき下位に位置するものと見て中央政府の権威を見せつける事態に、農水大臣であった林氏には何らの躊躇も無かったことになろう。これでは、例え林氏が総理になったとて地方自治の尊重理念の無い安倍内閣の踏襲となるであろうことは容易に予想される。

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