★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272 > 222.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「防災」とは「災害対策」ではない。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/222.html
投稿者 笑坊 日時 2020 年 5 月 02 日 22:33:47: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

https://okita2212.blogspot.com/2020/05/blog-post_3.html
5月 02, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<土木学会や日本建築学会など防災に関わる58学会でつくる「防災学術連携体」は1日、新型コロナウイルスの感染が全国に拡大する中で自然災害が発生すれば感染爆発が起きる可能性が高くなるとして、感染症と自然災害の複合災害に備えることを求める緊急メッセージを発表した。2018年の西日本豪雨や昨年の台風19号など、近年は夏から秋にかけ水害や土砂災害に相次いで見舞われていることを踏まえ、「現実に複合災害発生の危機が差し迫っている。被害軽減のため、できることから備えを始めてください」と呼びかけた。

 メッセージでは、感染リスクを考慮した避難として、避難所の数を増やす▽消毒液などの備品整備▽感染の疑いがある人がいる場合は隔離――など公的避難所のウイルス対策を、自治体関係者に求めた。市民には、多くの人が集まる公的避難所では感染リスクがあるとして、知人宅への避難や自宅にとどまることなどを検討するよう促した。

 また梅雨明け後には、熱中症で基礎体力が衰えるとウイルス感染の重症化リスクも高まるとして、扇風機や空調機器を早い時期から準備しておくことなどを提唱。突然の大地震や津波、火山災害も想定し、家具の固定や防災品の準備など従来の対策を確認する必要があるとしている>(以上「毎日新聞」より引用)


 防災会議なるものが全国都道府県のみならず市町村に設置されている。それは毎年のように日本の各地が甚大な災害に見舞われて少なからず犠牲者を出しているからだ。
 だから「防災」が何よりも必要だが、現状は「防災」ではなく「災害対策」会議になってはしないだろうか。あるいは災害対策本部のような避難経路などの議論ばかりしていないだろうか。

 もちろん災害対策も充分に議論しておく必要はある。災害は人知や過去の経験を超えた事態を招くことが多々あるため、そうした場合でもいかに避難するかを議論しておくのは決して無駄ではない。

 しかし「防災」会議では「防災」つまり災害を防ぐ手立てを主題として話し合うべきではないだろうか。土砂災害で犠牲者を多数出している山国日本では砂防堰堤の設置や間伐材を放置しない、といった議論もすべきだろう。さらに急傾斜地や崖地などの危険個所に関して、いかにして急傾斜地を緩和するのか、崖地の危険個所の危険を取り除くための工事をどうすべきかなどを議論すべきではないだろうか。

 現在日本国民を感染症の危険に陥れている武漢肺炎などの海外からの感染ウィルスの防疫に対して、いかなる手立てを講じるべきか、国として「防災」を事前に充分に議論していたのだろうか。

 日本はオウム真理教によるサリンテロを経験している。そうした化学兵器や細菌兵器を使用したテロ対策は既に出来ていなければならない。化学兵器や細菌兵器に対処するマニュアルが政府にあって、危機管理室の設置と同時にマニュアルに沿って対策が打ち出せるようになっていなければならなかった。

 いかに凡庸で暗愚な総理大臣が民主主義の原則により選出されていようと、国外から細菌が持ち込まれようとしても、緊急に万全な対策が出来て決してドタバタしないようになっていなければならなかった。しかし現実は現在日本国民が経験している通りのドタバタぶりだ。

 官邸に設置された「新型コロナウィルス感染症対策本部」にいかなる面々が詰めているのか知らないし、いかなるマニュアルに従って行動しているのか知らないが、まさか場当たり的に安倍氏が勝手に指示を発しているのではないだろう。

 もしそうだとしたら、由々しき問題だ。国の「防災会議」は全く機能していなかったことになる。いかなる議題を「防災会議」は議論して、いかなる結果を生み出しているのか、国民は知らなければならない。

 緊急で即座に判断しなければ国民に甚大な影響が出る、といった事態に直面してドタバタしないように対策マニュアルが準備されていなければならない。たとえ暗愚にして無能な人物が総理大臣の椅子に座っていようと、間違いがないようにしておくべきだ。そしてかかる緊急事態に直面したならマニュアルを作成した「防災会議」のメンバーも「対策本部」に詰めるべきだ。もちろん防衛省の掛かる事態の専門家も詰めるべきだ。

 果たして「新型コロナウィルス感染症対策本部」がそうなっているのだろうか。初動の爆発的に広がる武漢肺炎ウィルスの防疫対策を見る限り、官邸にそうしたマニュアルも存在していないし、そうした人材も詰めていたとは思えない。

 安倍氏は「国家戦略」だのと大仰な言葉を多用するが、言葉の中身はことほど左様にスカスカだ。私はこのブログで夏休み返上で遅れた教育を取り戻せと書いた。そのためには今から全国の学校の教室にエアコンを設置せよ、と提言した。武漢肺炎の蔓延を考えるなら「ウィルス除菌機能」のあるエアコンの設置が望まれる。そうした手を次から次へと打つ「対策本部」でなければならない。政府・厚労省は安倍氏のボンクラぶりに、いつまで付き合うつもりだろうか。早急に「防災会議」の策定したマニュアルに沿った行動を開始すべきだ。もしマニュアルがあるのなら。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2020年5月02日 22:52:15 : 4kupj1OYrY : NExmY0kxUjBnUU0=[5] 報告
⇒《いかなる議題を「防災会議」は議論して、いかなる結果を生み出しているのか、国民は知らなければならない。》
そうなんですよね…
この政権がまともな数字を国民に提示するわけがありません。
全てがデタラメ、全てが誤魔化し、まともな政治ができないゆえに、全てが「やってる感づくり」なのです。だからこそ国民はしっかり見ていかなければなりません。

情けない…
こんな情けない仕事って他にあるでしょうか。

日々雑感氏、がんばってください。応援しております。
日本の独立(脱米脱亜)・民主化・脱土人・脱原発・
脱炭素……共産・れいわ政権樹立へ。

2. 2020年5月02日 23:49:56 : HU5GPRAfBc : WHN2Zmdad1VPTEE=[13] 報告
1よ… そんなことやって面白いかね… 情けないな、お前…
そんなことするために生まれてきたのかね…
よほど私の才能に嫉妬しているのだろうな。

⇒《武漢肺炎》
これはヘイトスピーチです。ヘイトスピーチは犯罪です。罪を償っていない犯罪者が大きな顔して暮らすことは許されません。

コチラの動画は参考になります。

中国叩きが加速する裏側。コロナウイルス情報隠蔽で中国に対して各国が5,500兆円賠償請求 一月万冊
「100年前に流行った『スペイン風邪』どやねん。発祥はアメリカです」
https://www.youtube.com/watch?v=0FuGPWZwKxw

【トランプ大統領、コロナウイルス武漢研究所説「証拠見た」】のニュースの裏側を見る 一月万冊
「コレって、『イラクの大量破壊兵器』じゃね?」
https://www.youtube.com/watch?v=YVwTrt_Eo8s

3. 2020年5月03日 07:22:03 : k4WnZwJ13k : RnVzbE1Kc0RiVkU=[1] 報告
1はネトウヨ工作員。攪乱要員。反動極右排外主義の雑感を支援して何が共産れいわ政権樹立だ。雑感とは対極だろう。
4. 2020年5月03日 19:26:05 : T1HNiVGHOg : dk1HOGJEVlhpbkU=[17] 報告
風吹けば 桶屋出しゃばり ボロ稼ぎ
5. 2021年5月10日 15:29:00 : 6CsIPM8uBs : ZHJkOGM0b0tLR3c=[4] 報告
避難所情報や災害体験、防災ICTに脚光
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%81%BF%E9%9B%A3%E6%89%80%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%84%E7%81%BD%E5%AE%B3%E4%BD%93%E9%A8%93-%E9%98%B2%E7%81%BD%EF%BD%89%EF%BD%83%EF%BD%94%E3%81%AB%E8%84%9A%E5%85%89/ar-BB1gydsR?ocid=msedgntp

 改正災害対策基本法が4月に成立し、災害時に出す避難情報の見直しが決まった。ただ住民レベルでは、迅速な行動が鍵を握ることに変わりはなく、降雨量が多くなる出水期を前に避難場所などの再確認が重要だ。そうした中、一部の自治体では、インターネット上でリアルタイムの避難所情報を発信したり、避難体験ができるVR(仮想現実)を導入したりして、防災でのICT(情報通信技術)活用を進める動きが広がっている。(中井芳野、石川有紀)

混雑状況を把握

 「史上最強クラス」とされた昨年9月の台風10号。佐賀市では約5千人に避難指示が出されたが、約50カ所の避難所は次々と満員となった。雨が激しくなる中、受け入れを断られ、車で3カ所回った高齢住民もいた。

 「各避難所の状況がリアルタイムで把握できず、空いている避難所への誘導が難しかった」と同市の担当者。新型コロナウイルス対策として、避難所の収容定員を半数以下とした対応も影響した。こうした状況では、住民の避難遅れや二次災害も隣り合わせといえる。

 顕在化する避難所の混雑問題に対し、ICTによる「見える化」で解決を目指すのが、「VACAN Maps(バカンマップス)」だ。

 スマートフォンなどで見られる地図上に、避難所の位置や徒歩での所要時間などを表示。災害時には自治体職員が混雑状況を入力し、リアルタイムで「空いてます」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で伝える。

 サービスの運営会社は、飲食店などの空き状況を地図に表示するシステムを開発した東京のベンチャー企業。昨年8月から同技術を転用して避難所情報の配信事業を始め、すでに約90自治体と提携した。同社の担当者は「住民に常時からサービスを浸透させ、いざというときの安全な避難をサポートしたい」と話した。

早期の行動学ぶ

 実際に災害が起きたらどう行動するか。避難訓練の重要性はいつの時代も変わらないが、3密(密閉、密集、密接)回避が求められるコロナ下では工夫が必要だ。VRによる災害の疑似体験を通し、非常時に備えようとする試みも広がっている。

 平成30年の西日本豪雨で多数の犠牲者が出た広島県。東広島市消防局と広島大学は、被災者の実体験などをもとに土砂災害の避難を体験できるVRソフトを共同開発した。

 VR用ゴーグルを装着すると、ある住宅の一室の光景が広がる。テレビからは大雨特別警報の発令を告げるニュース速報が流れ、屋外の状況を確認しながら、避難行動を選んでいく−という内容だ。同市消防局の担当者は「タイミングを逃さず、周囲の人とともに早期避難する意識を高めてほしい」と話した。

 大分県も昨年、地震や津波、台風など災害を想定した防災VRを作った。動画投稿サイトのユーチューブでも公開している。出水期に備え、今後テレビCMでも住民に視聴を呼びかけるという。

 防災とICTの関係に詳しい徳島大の光原弘幸准教授によると、VRでの仮想災害で一度避難に失敗した人は、VR上での別の災害では早期避難に成功する傾向があったといい、「仮想空間の疑似体験から早期避難を学べる」と指摘。その上で、VR体験やネット上で避難所の場所などを確認するだけでなく、「家族や地域住民で話し合い、自分の街に結びつけて考えることが重要」と述べた。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK272掲示板  
次へ