麻生氏は１０日に安倍晋三首相と２人きりで約１時間会談。２６日に約４０分、３０日も２０分近く会談している。衆院議員の任期が残り約１年４カ月となる中、首相が早期の衆院解散・総選挙に打って出るのではないかとの臆測が与野党内で広がっている。 pic.twitter.com/G5WEZesVnv

— 新井晃 (@saipan_akira) June 30, 2020

「次の一手」探る！？　安倍・麻生会談が活発化　識者「解散風をあえて吹かせて…」 https://t.co/83xT5OIpnx

— zakzak (@zakdesk) July 1, 2020

麻生氏が公明幹部に「今秋の衆院解散・総選挙が望ましい」ーーコロナ対応の不手際、黒川問題、河井夫妻の選挙買収…夏休みを過ぎれば国民はみんな忘れる、チャンスだとでもいうつもりか。
安倍首相がいま行うべきは、国会を開き疑惑の説明を尽くし、責任をとって辞めることだ。https://t.co/Gw9nSyDxsj

— 山添　拓 (@pioneertaku84) July 1, 2020

安倍首相と麻生財務相が6月に入って3回も会談しているといいます。忙しい2人がこれほど頻繁に会うのは異例。過去に解散した時も、2人は事前に密談しており、早期解散説が強まっています。 https://t.co/VaiZBVqM1F #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ #政治 #安倍政権 #麻生太郎 #総選挙

— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) June 27, 2020

安倍、麻生が政権移譲政権探る会談／政界地獄耳（日刊スポーツ）。解散説よりもこちらの方に説得力があるように思えるのだが。　#安倍やめろhttps://t.co/34JAwVVteN

— aji-onchi (@OnchiAji) July 1, 2020

でもさ。「政権移譲のための麻生暫定政権」つったって、麻生太郎が次に譲るかよ。国民が馬鹿だから、どうせ自民はまた総選挙で勝つだろ？　そしたらそれをいいことに、麻生が居座るの目に見えてんじゃん。◆安倍、麻生が政権移譲政権探る会談／政界地獄耳 https://t.co/jxpTobzCqY @nikkansports

— スパイス (@spice_jp) July 1, 2020

「政界地獄耳」は、昨今の安倍と麻生との頻繁なる会談を、解散総選挙近しとはとらえないで、今の政権に解散を打つ力はないとの判断の上で、政権の幕引きへ向けての工作的動きとみている。

果たしてそうか。

上の引用で「政界地獄耳」自身が認めているが、党の議員たちに「移譲政権」作りのための総裁選びだと納得させることなど、いまの自民党内の情勢では容易に成就できない、との判断の方が常識的に思える。

上記の言わば出来レースなどに対して、反旗を翻すに違いない面々が、いまははっきり見えるようになっているからだ。

こんな時に、本格政権までの「移譲政権」話などで、党内の大勢を大人しく黙らせられると楽観するのは、おめでたい浅知恵というべきだろう。

その点もっとも渦中にあるといっていい石破は、読みも見切りも明確だ。
憲法主旨からも好ましくないのは明らかだが、安倍は窮地を察して任意解散総選挙に打って出るだろうと、批判と悔しさをにじませた発言をしている。

「移譲政権」は確かに安倍の内心の願望ではあっても、安倍自身がそれが可能でない情勢だと身に染みて知っているに違いない。

だからこそ解散総選挙に出るほかないと決断しているとみるべきだろう。