★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK276 > 438.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
場当たり、結果オーライだった安倍官邸のコロナ対策〜首相、閣僚らの発言に基づいた報告書(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/438.html
投稿者 笑坊 日時 2020 年 10 月 10 日 13:56:23: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

https://mewrun7.exblog.jp/29213693/
2020年 10月 10日

【遅ればせながら、4日、JRAで秋第一弾のGI・スプリンターズS(溺愛馬・トロットも優勝)が行なわれ、1番人気のグランアレグリア(4牝)withルメールが直線で外からほぼ全馬を抜き去り、優勝した。(*^^)v祝

<藤沢厩舎のプリンセス・グランアレグリアは安田記念に続き、GI連覇。ディープっ仔が1200GIで勝つのは初めて。ルメールは何とJRA重賞100勝めだって。>
 
 レースは、先入れ(つまり前科あり)の12がゲート入りをひどく嫌がったため、6分遅れでスタート。<ゲート前で待たされた馬や騎手の中には、ここでイライラしてエネルギー消耗した子もいたかも。>逃げ切りをはかりたい2番人気のモズスーパーフレアが内枠から先頭に立つが、同じく逃げタイプで興奮が続く12がかかり気味にモズに並んで、ずっと横から突っつくような形になったため、モズは息を抜けず。<12の騎手は先頭に出ないなら、ちょっと押さえてもよかったのでは?あれでは全馬に迷惑をかけた上にモズ潰しかと批判されても致し方ない面も。>

 前半32秒8の超ハイペースになったこともあり、モズを含め、直線で前にいた馬が次々と脱落したのだが。そんな中、ずっと4番手にいて、2着に残った昨年3着、3番人気のダノンスマッシュ(5牡)は、やっぱ力があるな〜と思った。<川田はこの秋もGI善戦マンで終わるのか?>

 グランアレグリアはちょっと出遅れて後方につかざるを得なかったのだが。ペースが速いとわかって、ルメールがじっくり後ろで我慢。直線でディープっ仔のスゴイ脚(33秒6)を発揮させて優勝に導いた。(やっぱ、上手いね)

 で、3着には展開の利もあり、まさに最後方にいた10番人気のアウィルアウェイ(4牝)が、こちらも33秒7の脚で突っ込んで来たため、三連複は万馬券になった。<ごちそうさまでした。(^^)v>】

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 久々に新型コロナウィルス(以下、コロナ)に関する話を・・・。

8日 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブが設置した「新型コロナ対応・民間臨時調査会」の会見が日本記者クラブで行なわれた。

 同調査会は、日本の新型コロナウイルス感染症に対する対応を検証して報告書(450ページ)を作成。8日午前に官邸を訪れ、この報告書を菅首相に提出したとのこと。10月18日には出版もされるという。

 報告書は、安倍首相(以下、当時)、菅官房長官、西村コロナ担当大臣など83人を対象に、延べ101回の1ヒアリングを行った上でまとめられており、関係者のナマの声が記されている。

 残念ながら、報告書を読む機会は得ていないのだが。色々な記事を見て最も印象的だったのは、官邸スタッフがコロナVへの対応について、「泥縄だったけど、結果オーライ」と言っていたということだ。(~_~;)

 報告書も、様々な制約の中で「場当たり的な判断の積み重ね」であったとして、今後の流行への備えを訴えていたという。^^;<一斉休校とアベノマスクは先走り。大事な対策は、後手後手って感じ。>

 今回は、アチコチの記事が扱っていた以下の3点について、取り上げてみたいと思う。

* 安倍首相が2月末、強引に学校の一斉休校を行なったことへの反発が強かったことから、海外への渡航中止措置が遅れ、ヨーロッパからのコロナ感染を抑制できなかったこと

* 緊急事態宣言を出すのが遅れたこと(小池都知事がロックダウンという言葉を使ったことが最大の要因か?)&解除でもめたこと(「専門家の意見に従っていたら、一生解除できないと思った」)

* アベノマスクは失敗だったこと。

☆ 一斉休校とヨーロッパ対策の遅れ (NHK10.8より部分引用)

『文部科学省や内閣官房の幹部の証言によりますと、一斉休校は2月27日に安倍前総理大臣が文部科学省側に突然伝えたということです。

 萩生田文部科学大臣が「全部が全部、お母さんがいる家庭ばかりではない」「文部科学省だけで完結できる課題と、他省庁にまたがって相談しないと解決できない問題がある」と述べたのに対し、安倍前総理大臣は「子どもたちを守ろう」と述べ、「国の責任ですべて対応する」として、その日のうちに実施が決まったということです。』

 一斉休校は、感染拡大を防ぐ心理的な効果は大きかったものの、「疫学的にはほとんど意味がなかった」「反対だった」など、否定的な専門家の証言も記されています。

 学校現場では混乱も生じ、報告書では、文部科学省と事前に十分な調整をすることなく、専門家の意見を十分に聴取することなく行われ、混乱をもたらしたとしています。』

『専門家の間では、3月前半のデータの分析からヨーロッパに対する危機感が強まり、3月17日に専門家会議は政府に要望を行いました。これについて報告書は「抜本的な対策をとろうとしない政府に、しびれをきらした」と表現しています。

 これを受けて政府は、渡航中止の勧告などを行ったあと、3月27日にヨーロッパ21か国からの入国を拒否する対応をとりました。報告書は「ヨーロッパなどに対する水際対策がもう少し早く実施できていれば、4月以降の国内での感染拡大を一定程度抑えられた可能性があった」と指摘しています。

 一連の対応について、総理大臣官邸の官僚の1人は「一斉休校に対する世論の反発と批判が大きく、さらなる批判を受けるおそれが高いヨーロッパの旅行中止措置を総理連絡会議に提案することができなかった」としたうえで、「今振り返ると、あのとき中止措置をとっておくべきだったと思う。あれがいちばん悔やまれるところだ」と証言しています。』

* * * * * 

 ☆ 緊急事態宣言の発出(菅は慎重&小池ロックダウン発言の影響)

『報告書の中で注目すべきは安倍首相の回想だ。辞任意表明後の9月11日に民間臨調のインタビューに応じて次のように語った。

「一番決断が難しかったのは何といっても緊急事態宣言を出すところだった。ずいぶん論争があった。経済への配慮から結構慎重論があった。そして、小池さんがロックダウンという言葉を使ったため、その誤解を解く必要があった。それを一回払拭しなければならない。あの法律の下では国民みんなが協力してくれないことには空振りに終わっちゃう。空振りに終わらせないためにも国民のみなさんの気持ちと合わせていかなければならない。そのあたりが難しかった」(In Feed10.8)』

『官邸内にかなり慎重論があったというが、その慎重論の中心が菅官房長官だった、菅長官は緊急事態宣言発出した場合、経済、特に経済弱者への負担が巨大になることを懸念していたと、報告書は指摘している。

 「最低賃金引き上げに熱心な長官は一貫して経済へのダメージを懸念していた」との内閣官房幹部の匿名証言も紹介している。一方、積極論を唱えたのが、西村康稔経済再生・コロナ担当相。発出の2、3日前に最終的に安倍首相が決断し、西村コロナ担当相は安倍首相のリーダーシップを最も感じた瞬間だったと述懐したという。

 安倍首相は3月28、29日ごろ、西村担当相に「やっぱり早めに出した方がいい雰囲気だよな」などと話したの対し、西村氏は「早めに出す方がいいと思っています」と答えたという。安倍首相が、危機感でややパニック状態に陥っていた社会の「雰囲気」を相当気にしていた可能性がある。』(同上)

『報告書は「小池知事のロックダウン発言がなければ緊急事態宣言のタイミングは、あと一週間は早められた」という内閣官房スタッフの匿名証言と、「そこ(小池知事の発言)が一つの大きなターニングポイントになった」「結果として緊急事態宣言が遅れた部分が私はあったと思います」という宣言積極派の西村担当相の証言を伝えている。』
 
『後になって判明したことだが、国内の流行のピークは3月末で、その後4月初めから急速に減少し始めていた。
 報告書は、その事実を踏まえ「宣言により感染現象のスピードを多少加速させた可能性はあるものの、少なくとも緊急事態宣言に大きな減少効果があったとは確認できない」と指摘している。』(同上)

『一方、報告書では、この時期の感染状況のデータをもとに、小池知事の発言によって国民が外出を控えるなど行動を変え、感染者数の減少につながったという分析もしています。』(NHK10.8)

* * * * *

 ☆ 緊急事態宣言の解除でもめたこと

『緊急事態宣言を求める世間の「雰囲気」(安倍首相)に押される形で発動したものの、報告書は、官邸が「出口戦略」を全く描けていなかったことも明らかにしている。「多分6ヶ月くらいはだめだろう」と考える人もいた、との官邸スタッフの匿名証言や、「どういう形の収束をするかというのは、正直言ってすべて見えてるわけではありませんでした」との加藤勝信厚労相(当時)の回想を紹介している。

 政府が「出口戦略」の検討を始めたのは、延長が決まった後の5月4日以降だと指摘している。解除の基準を明確にするよう求める声が日本商工会議所会頭や大阪府知事などから相次いだためだ。

 当初の緊急事態宣言は1ヶ月間、5月6日までだったが、4月下旬には専門家などから延長論が出るようになった。報告書は、「専門家の意見に従っていたら、一生解除できないと思った」との官邸スタッフの匿名証言を載せ、政治主導で解除を進めたと指摘している。』(同上)

『専門家会議は5月上旬、直近2週間の10万人当たりの累積の新規感染者数が0.5人未満程度」という案を最初に示したということです。
 東京都で言えば2週間の合計が70人、1日当たり5人が目安となるもので、これに対して政府側からは「1桁違うのではないか」など厳しすぎるという声が出されたということです。(略)
 しかし、5月14日に最終的に政府が示した基準には、東京都では1日当たり20人にあたる「10万人当たり1人程度以下」という数字も、条件付きで加えられました。』(NHK10.8)

* * * * *

 ☆ アベノマスクは失敗(BuzzFeed10.8より)

『4月1日に安倍首相によって全戸配布することが発表された布マスク(通称アベノマスク)は厚労省や経産省との十分な事前調整なしに首相周辺主導で決定された政策であったと同調査会はまとめている。
 配布の遅れなども後に問題となった。官邸スタッフは調査会のヒアリングに「総理室の一部が突っ走った、あれは失敗だった」と語った。』

 機会があったら、また、この報告書に関することや感想などを書いてみたいと思うが。調査会がこんなに短期間で報告書をまとめ、公表したことに敬意を評したいと思うし。菅官邸&関係者はこの検証をしっかり読んで、ちゃんと今後の対策に活かして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。

  THANKS


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2020年10月10日 14:54:20 : 006ZW0Fyy6 : dENJLjA0eTJ2b28=[131] 報告
よいは前例がなければ
対応できません
と 自白したわけだな
それなら時給1000円のアルバイトだな
高給や年金を払うのは無駄だ
河野 見直すべきは優先順位は
杉田北村通産官僚だろう
民間といってるが
資金は官房機密費から出てるじゃないのか
気味悪いぐらい
バカ内閣に生ぬるい
志村けんや岡江久美子を
ゴカイよって
治療遅延によって
手遅れにした反省がない
どうせ西村あたりの小細工の臭いがぷんぷん
2. 2020年10月10日 19:14:26 : eaIUlC9Ctw : T3drZ3FKNGphWnc=[615] 報告
場当たりで わざと広げる お手伝い

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK276掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK276掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK276掲示板  
次へ