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ウソをつく日本政治の末期症状
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2021年2月 1日 植草一秀の『知られざる真実』
| 月が替わったが菅内閣のつきは変わらない。 クラブ活動で謝罪した自民党の松本純衆議院議員が虚偽説明をしていたことが発覚した。 この虚偽説明の方が、はるかに罪が重い。 2012年12月に始動した第2次安倍内閣。 もりかけさくら・黒川・河井・吉川とスキャンダルまみれの政治が続いてきた。 最大の特徴は「ウソをつき続ける政治」。 さくら疑惑はまだ終わっていない。 前夜祭の明細を国会に提出させねばならない。 不起訴も不当。 検察審査会は二度の起訴相当議決を示すべきだ。 安倍晋三氏を起訴する必要がある。 国会は安倍晋三氏を参考人として招致するべきだ。 国会で平然とウソをつき続けてきた。 国会に対する冒とく、国民に対する冒とくである。 コロナ感染を爆発させて菅内閣の言うことが変わった。 それまでは、 「旅行に行け、会食に行け、金を出してやる」 だった。 ところが、GoToで感染爆発を招いた。 対策が必要だと言われても政策を変えようとしなかった。 最後の最後までGoToに固執した。 しかし、感染爆発が生じてしまい、緊急事態宣言発出に追い込まれた。 今度は、 「移動するな、会食するな、金は出さない」 である。 コロナが判明して入院を拒否したら懲役刑にすることまで提案した。 そのなかで、自民党と公明党の患部が午後11時過ぎまで銀座のクラブに滞在していたことが判明した。 自民党の松本純衆議院議員と公明党の遠山清彦衆議院議員。 その松本議員が記者の前で説明した。 銀座のクラブに行ったのは陳情を受けるためだった。 店は閉めており、閉店した店で、1対1で陳情を受けた。 イタリア料理店、クラブともに、一人で行った。 「行動が軽かった」とは述べたが、行動に対する謝罪はなかった。 ところが、事実はまったく違っていた。 自民党の大塚高司衆院議院運営委員会理事、田野瀬太道文科副大臣も同行していたことが発覚した。 3人が訪れたのは1軒目がイタリア料理で、2軒目と3軒目が銀座のクラブ。 会食は議員3名だけではなかった。 女性2人が参加しており5名での会食だった。 同行した女性にについて田野瀬議員は 「私の知り合いの女性」だったとし、 「時短要請で苦しんでいる中、お店にもお金を落として元気だしていこうというようなこともしたかった」と説明。 「3軒目に行く予定はなかったが、食事の最中にできたら顔だけでも出してほしいということを言われまして」訪問したと説明。 そうなると、松本議員が説明した「店は閉まっており、店内で1対1で陳情を受けた」との説明も虚偽であることが明確になった。 クラブ通いが発覚したことだけで重大な問題だが、問題が発覚したあとの会見で虚偽説明したということになると、この問題の方がはるかに重大だ。 国民に対する冒とくのレベルが半端でない。 松本議員の説明には真摯な反省の姿勢が皆無だった。 不祥事が発覚してさらに真っ赤なウソを並べるとはよほど度胸が据わっているのか国民をなめ切っているのかのいずれかだ。 ウソをつく政治が止まらない。 ウソをつくことに対する歯止めが存在しない。 入院を拒否した人に懲役刑を科す前に、嘘をつく議員に懲役刑を科すことが先決だ。 日本政治の腐敗、崩壊は「ウソをつく政治」によってもたらされている。 |
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