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(回答先: 大量の円売り/外貨買いによって、デフレ阻止も可能=黒田財務官[東京13日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 13 日 22:05:25)
物価変動+経常収支変動+資本収支変動という外国為替レートの基本変動規定要因を無視したかたちで円安を実現したいのであれば、「大量の円売り/外貨買い」を“継続的に”実施しなければならない。
それをやめた途端、リバウンドの円高になる。
外貨買いの資金がそのまま通貨供給量の増加になったとしても、銀行から企業に流れるわけではないのは、これまでの金融緩和政策で実証済みである。
また、円安になって輸入価格が上昇したとしても、国内の需要規模は変わらないのだから、最終消費価格は上がらず利益が圧縮されるだけになったり、他の財が売れなくなるだけである。
さらに、円安で輸出企業の利益が増加してしても、それが投資に使われて国内の需要が拡大されることもないだろうことは、これまでの歴史過程でわかるし、円安による利益の拡大は輸入財の価格上昇により一時的なもので終わるだろう。
「大量の円売り/外貨買い」は、資金環流に悩んでいる米国政府へのファイナンスになるのだから、国際社会(=米国)の非難を受けることはないだろう。
国際社会(=米国)からの非難はないのだから、デフレが阻止できるというのなら、「大量の円売り/外貨買い」を実施したら如何ですか?黒田財務官殿。
冗談やリップサービスで語ったのではなく、真顔で語ったのなら、黒田財務官には辞職してもらうしかないだろう。
多数派と思われる愚かな財務官僚をなんとかできませんかね、「匿名希望」氏。
(冗談ですから、やばいレスは要りませんよ)