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破たん:佐藤工業が自主再建を断念 法的整理へ〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 02 日 11:24:22:

東証1部上場の準大手ゼネコン(総合建設会社)で経営再建中の佐藤工業(本店・富山市、吉田弘社長)が2日、自力再建を断念し、法的整理に踏み切る見通しとなった。負債総額は3000億円に達する。99年3月期に第一勧業銀行、北陸銀行など19金融機関から総額1109億円の債権放棄を受け、10年計画で再建を目指していた。しかし、建設市場の冷え込みが厳しく、巨額の負債を抱えての自力再建を断念せざるを得なくなった。昨年12月に民事再生法適用を申請した青木建設に続くゼネコンの破たんとなる。
不良債権処理の加速を目指す金融庁の特別検査を受け、主力取引行もこれ以上の支援を断念し、早期処理に動いたものとみられる。建設業界では再建中のフジタが三井建設、住友建設の経営統合に合流するほか、長谷工コーポレーションが抜本的な合理化のため産業再生法申請を決めるなど、再編が進んでいる。
北陸地方を地盤とする佐藤工業は、バブル期のリゾート、ゴルフ場開発への投資が裏目に出て99年3月期に383億円の最終赤字を計上。01年3月期は黒字転換したが、建設市場の競争激化に伴い、01年9月中間決算は最終赤字だった。
01年9月末の有利子負債は、01年3月期の売上高の7割近い3179億円に達しているが、返済のための資産処分が、地価の下落で思うように進んでいない。株価は青木建設倒産の余波で一時10円台に落ち込んだ。
一勧などは、人材派遣や営業面で支援してきた。しかし、佐藤工業の経営状況は、支援を続けても好転の見込みがないほど悪化し、ダイエーやフジタなどの「再生型」の処理は困難な状況になっていた。

<佐藤工業>

1862年創業。江戸末期に神通川や黒部川などの治水工事を一手に手がけた。経営悪化で97年末に創業者一族が退き、再建を図ってきた。リストラの一環でJリーグの横浜フリューゲルス(当時)のスポンサーから撤退。グループの01年9月末の従業員数は4469人。
[毎日新聞3月2日] ( 2002-03-02-11:07 )

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