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無認可原料「70年から香料に」 製造元社長が会見 投稿者 feel 日時 2002 年 6 月 06 日 09:00:16:

(回答先: 無認可香料、食品600社に出荷 自主回収20社に拡大 投稿者 feel 日時 2002 年 6 月 04 日 23:51:07)

2002年06月05日(水)付朝日
無認可原料「70年から香料に」 製造元社長が会見

問題把握は一昨年 
食品衛生法で認められていないアセトアルデヒドなど3物質を香料の原料に使ってい
た協和香料化学(東京都、資本金2千万円)の平瀬明男社長は4日、厚生労働省で記
者会見し「最も古いものは70年から使っていた。原料を変えると品質が保てず、顧
客離れにつながる恐れがあった」と述べた。回収作業をしている出荷先は大手食品メー
カーなど200社600事業所で、大手スーパーによると、メーカー側による自主回
収は少なくとも26社に上っている。
無認可香料は一昨年7月の経営会議で、営業部門からの指摘で全社的な問題に浮上。
平瀬社長は「私もその時初めて聞いた。改善の必要があったが、ずるずる来てしまっ
た」と述べた。アセトアルデヒドは70年から、ヒマシ油は71年から、プロピオン
アルデヒドは85年から使っていたという。
また、工場のある茨城県が5月21日から調査に入った後もヒマシ油を使った香料を
29日まで出荷していたことを明らかにした。「東京都の保健所から使えると助言を
受けたため」と説明している。
一方、4日の自主回収はメーカー以外にも広がった。東京ディズニーリゾートを運営
するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は、ディズニーランド、ディズニーシ―内
で販売するクッキーなど7品目を売り場から撤去した。
メーカー相互の監視不足 原料提示の仕組み必要
《写真》 記者会見を終え、頭を下げる協和香料化学の平瀬社長(右)=4日午後、
厚労省で
協和香料化学の無認可添加物問題は、様々な食品に使われる香料が利用メーカー側の
厳密な検査なしに店頭に並ぶ危うさを浮き彫りにした。食品香料業界は中小メーカー
が特定の商品を手掛けるケースが多いだけに、一企業の過ちが全国に一気に波及しや
すい。食品の安全性が疑問視されるなか、客にきちんと原料を提示する仕組みが不可
欠になっている。
協和香料化学は57年に創業、乳製品向けの香料を得意とする非上場企業だ。同族経
営で従業員は70人。同社によると01年12月期の売上高は約16億円、経常利益
は2200万円。得意先にはロッテや明治製菓、雪印乳業、サントリー、キユーピー
など大手食品メーカーがずらりと並ぶ。
顧客である食品メーカーが食品香料メーカーに求めるのは「出来るだけ本物に近い香
り」だ。食品香料メーカーは数百種類ある合成香料物や天然香料物を調合し、発注側
が求める香りを作り出す。
食品への香料の添加率は千分の1?1万分の1の微量といわれるだけに、「ベースと
なる成分をおおざっぱに示すだけで、細かい成分までは示してなかった」(平瀬明男・
協和香料化学社長)という。
発注側の関心も風味や色にとらわれていた面は否めない。食品市場が多彩になるに従
って、香りや口当たりといった「口中感覚」をいかに高めるか、各社の要求も高まっ
た。協和香料化学側は「求める香りが実現できなければ、経営も危うくなっていた」
と話す。
食品の原料を発注する場合は、発注メーカーはどの香料を使うか指定した仕様書を出
す。だが、実際にその通りの製造を行っているかどうかは「相手を信じるしかない」
(飲料メーカー)というのが実態のようだ。
無認可添加物などが入っているかどうかを見抜く検査には手間がかかり、とくに香料
は微量のため、「厳密には検査しようがない」という。
日本香料工業会(167社)に加盟する食品関連の香料メーカーは約50社で、ほと
んどは中小企業。市場規模は1200億円程度だが、最近は輸入品の増加や単価の下
落などで縮小傾向にある。外国の有力香料メーカーの進出も相次ぎ、競争も厳しくな
っている。
流通業界でも、製造段階までチェックするのは「現実的に不可能」という見方だ。こ
れまでメーカー側が商品納入時に提出する証明書を事実上そのまま受け入れており、
相互監視の不足と緊張感の欠如がこうした結果をもたらした格好だ。
■「認識の甘さがあった」 協和香料社長一問一答
協和香料化学の平瀬明男社長は4日、東京都内で記者会見した。主なやり取りは次の
通り。
――いつから違法性に気付いていましたか。
平瀬社長「一昨年の夏の経営会議で一部、食品衛生法に載っていない材料を使用して
いると知らされた。新しい原料を見つけて置き換えるよう指示したが、なかなか進ま
ず、ここまで来てしまった」
――安全性より売り上げを重視した結果では。
平瀬社長「安全が最大責務と思ってはきたが、今思うと『米国では認可されている』
とか、『いいことではないが、微量だから』という認識の甘さがあった」
「原料を選ぶ時から別にチェックするセクションがなかった。同族経営なので私に意
見を言い出せない社風もあったのではないかと思っている」
――自主的に公表する考えは。
平瀬社長「なかった。いけないこととは重々承知していたが、新しい原料に置き換え
ろと担当者に命令するだけにとどまった」
――茨城県の保健所の立ち入り検査後も出荷し続けました。
小座間秀史・営業部長「法律がどんどん変わるので把握しきれないままにやってきた。
保健所の見解が割れたこともある。東京都の保健所からは『(ヒマシ油は)天然物な
ら使える』というアドバイスを5月21日の時点でもらっていた。茨城県が厚生労働
省に問い合わせた結果、29日に口頭で『やはりまずい』と聞かされた」
――30年も不認可材料を使い続けるのは企業体質ではないか。
平瀬社長「一つ一つの仕事、特に法律に対する社内の教育、コンセンサスが欠けてい
た。職務と担当と責任があやふやだった」

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