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驕慢のつけは払わねばならない 投稿者 WW 日時 2002 年 3 月 18 日 03:23:37:

(回答先: Re: ブッシュ政権の「イラク侵攻」はある意味で本気です 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 15 日 17:03:40)


遅れに遅れているが、アメリカ政府がイラク攻撃を急がなければならないのは、言うまでも無い事だね。ダブヤその人は、既に政治生命も断たれた。しかし、クリントン政権がユーゴ空爆作戦に訴えて弾劾直前に政権延命を果たした例もあるのだね。ダブヤも、イラク攻撃に訴える事によって延命を果たせるのではないかと考えているだろうね。
それには、メソポタミア平原に熱風が吹き始めない内に戦争を始めるしかないらしいね。しかし、どうもそれが間に合わなかった。アメリカのイラク攻撃準備は、早くとも、今年の8月までかかるらしい。それでは、ダブヤの方が先に消えてしまう事になるのだ。

それまで、ダブヤとブッシュ一族が政界にいられるかどうかが問題らしいね。もともとアメリカ情報機関と関係が深いブッシュ一族だけあり、第二、第三の「911」が引き起こされないとは言い切れない。ダブヤはともかく、父親のHWブッシュ元大統領も周辺で権力にありつくラムズフェルド、パウエル(父子)、ライスという面々が、ダブヤ政権の崩壊を黙視するとは言えないようでね。

エンロンゲートが発覚した時は、じきに隠蔽工作が始まり、この疑獄事件もうやむやにされるだろうという観測が大方だった。しかし、疑惑の火は消えそうにない。エネルギー委員会文書を巡っては、ホワイトハウスが議会から訴えを起こされている情況でね。
このように、911「テロ」の直後と違い、アメリカ議会とアメリカ大統領は円満な関係では無い。ここで、第二、第三の「911」が発生しても、この関係悪化を回復する事はできないらしいのだね。となると、アメリカがイラクを攻撃する口実も作れそうに無いらしい。ダブヤがホワイトハウスを去るのは、既に既定の事らしいのだね。

何しろ、頼みのNATO軍諸国でも、イギリスのブレア以外はイラク攻撃に賛同しそうに無い情況だからだね。EUサミットも、この問題を非公式に議論し合って、ブレアの姿勢が批判されている情況でね。今度は、トルコまでイラク攻撃に反対しているらしいからね。

世界の「文明諸国」軍にとっては、イスラム原理主義の片鱗を残している中近東諸国は目の上のこぶだ。中近東や中央アジア原油に依存している「文明諸国」にとっては、イラクに限らず、イランやサウジアラビアもカスピ原油利権を巡って対立する国でもある。だったら、イラク共々せん滅しておきたいだろうね。日本も含めて、イラク攻撃を狙う密かな動きを見せている国は、原油利権に結び付いているのでね。

日本の小泉総理と役人は、アメリカの北朝鮮攻撃を期待した。そして、2001年、そのために中国漁船も撃沈した。北の「スパイ船」と称してね。その海賊行為を非難された驕慢な総理の官邸は、この船が「暗号通信」もしていたとリークした。「暗号書」の引き上げもしないでいながらね。
この手の謀略を働いたのは、小泉純一郎総理のような政治家と元警察官僚の謀略組織になった「内閣調査室」だった。しかし、これは失敗したのだね。失敗しながら、それに気付かないこの手の政治家や役人は、驕慢の一語に尽きる。沈没船から暗号書を引き上げるのが諜報常識とも知らず、大いに「有事」を議論していた事にはアメリカ人も苦笑を禁じ得ないだろうね。

しかし、日本が起こした「北」攻撃の露払いも、海賊行為に終った。今でも撃沈漁船は引き上げられないままでね。「北」問題を一気に取り除こうという謀略も、夢に終ったわけだ。それは何故なのか。
それは、北朝鮮がミサイル戦略国であり、アメリカはリスクを犯す事はできないからだね。しかし、アメリカが北朝鮮をターゲットに選ばなかった事は、実際は偶然または幸運に過ぎない。日本国民は今、その偶然のお陰で生き延びているのに過ぎないのだが、そこを理解していない日本人が多いね。

日本の驕慢な政府が海賊行為の果てにどうなっても、アメリカにはどうという事も無い。アメリカ政府にとって、日本はチェスのポーンだからね。日本の海賊行為も、アメリカ政府が指示したのでは無いしね。日本の驕児、小泉総理とその警察官僚が勝手にしたことだから、アメリカには責任は無いのだ。

アメリカが「北」攻撃に踏み切り、朝鮮問題も解決してくれるのではないかと期待に胸を膨らませた日本人も、アメリカにとってはポーンでしかない。ポーンは、前線で敵に殺される事で将軍に奉仕する「消耗品」に過ぎないね。
消耗品には消耗品の運命しかない。それさえ理解していない日本人が多かったね。情け無やとはこの事だね。第二次大戦で敗戦したのも、無理は無い。
そして、日本政治がこのままだと、日本が再び滅亡に瀕する事にもなりかねないようだね。今年になって、政党政治を支持しない無党派有権者が6割に増えつつあるらしい。6割もの国民が政党政治家を信頼していないのも、無理は無いね。というよりか、それは正しい選択だと言えるだろうね。

イランは、アメリカにとっての宿敵だが、カスピ原油とパイプライン建設問題で利権が衝突するからと言ってイランを攻撃するのも、アメリカにとってはリスクが大き過ぎる。イラクでさえイラン攻略には失敗したのだからね。
そうなると、「悪の枢軸国」と名指しされた3カ国の内でターゲットとして残るのは「イラク」だけだ。アメリカ政府では、こういう消去法でイラクをヒットリストに載せたのに過ぎないらしいね。アフガニスタン攻撃とは違うらしい。もっとも、イラクも大の原油産出国だがね。

アメリカにとって、今は攻撃する国は何処の国でも良い。問題は、その戦争がブッシュ政権と政府高官の延命を助けてくれるかどうかにある。アメリカが、危険な冒険主義国になったのは間違いが無いね。

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