まあみどりのタヌキよりは筋はいいやね。

はたして鈴木イチローが、後半生を山本太郎の足跡を追いかける覚悟を持って、政治の門を叩くだろうか。

イチローには金と実績と保証された余生が豊富にあるという点で、山本太郎率いる「れいわ視線組」の追及する素寒貧・崖っぷち・生きるのがやっとの世代連帯や、世代を超えた国民の窮乏一般・売国粉砕路線に向かう気概を果たして持てるかどうかは極めて怪しい。
恐らく、己の恰好を付けるイチローのプロのサービス根性やスマートさが随所で邪魔をするだろう。そもそも日本人の窮乏や、行政や司法の腐敗の詳細を知っているだろうか？

単なる広告塔をれいわ新選組は求めないと思うが、それを承知でイチローが己の脱皮を賭けて「れいわ」の門を叩くならば、確かに見ものだ。
アクロバットツイン飛行となり、観客は１００倍となり、マスコミも報道せざるを得なくなるだろう。

山本太郎を危なっかしいという人も居るようだが、官僚を手懐けて自分の息子やその所属企業に利益誘導するような政権や、このコロナ禍で大損失で喘ぐ社会で、まだ消費税カットの大連合を提案出来ない野党第一党あたりが危なっかしいとは絶対思わないのだろう。
危なっかしいのは誰か、鏡を見て考えるのも良い。