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次々と激変する政治状況に対しての私の考え/副島隆彦
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投稿者 仁王像 日時 2021 年 9 月 15 日 10:10:20: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 


[3249]次々と激変する政治状況に対しての私の考え/副島隆彦
投稿者:副島隆彦
投稿日:2021-09-14 20:08:42
http://snsi.jp/bbs/page/1/

副島隆彦です。今日は、2021年9月14日(火)です。

 私は、名古屋に講演で行っていて、そのあと、愛知大学の友人の教授と、長い時間話し込んだ。彼は去年まで、ケンブリッジ大学に 研究員 ヴィジティング・フェローをしていた。この由緒あるイギリスの名門大学のコレッジ(学寮)で、国家スパイ養成のプログラムが見事に完成していることを体験したと教えてくれた。 それから帰ってきた。

2週間後の9月26日の 金融セミナーの申し込みに、ついては、この文章の末尾に書きます。
副島隆彦の”予言者”金融セミナー 第22回 の申し込みページ
https://kokucheese.com/event/index/610208/

副島隆彦です。私は、急いで、日本の政局(せいきょく。政権が替わることを指して使われる政界用語 )について書いておかなければいけない。
 
1.日本の国内政治は、自民党総裁とそれに伴う首相選びで、激しく動いている。私は、自分の思想の 基本に戻ることにした。 自分がこれまで、40年間かけて築いてきた思想に、忠実であることに決めた。

 私は、「帝国―属国」理論に立ち戻る。 そうすると、日本は、目下、予想以上のスピードで、衰退、衰弱 を起こしている アメリカ帝国の支配から静かに離れて、中国帝国の影響下に少しずつ入ってゆきつつある。 この 冷酷な世界事実を自分の思考の土台とする。

2.私は、前回(9月5日)、ここに、アメリカの日本操=あやつり=班(ジャパン・ハンドラーズ。私、副島隆彦が、日本で創始して使い始めたコトバ) の 頭目であるマイケル・グリーンが、自分に忠実な子分の小泉進次郎を操って暗躍して、安倍と麻生の勢力を勝たせようとしている、と書いた。

 だが、マイケル・グリーンは、今の米国務長官(ステイト・セクレタリー)の トニー・ブリンケン(民主党のヒラリーのお稚児さん 。ディープ・ステイトの一角)から、全く相手にされていない。ワシントンでの派閥が違う。グリーンや、リチャード・アーミテージは、ワシントンの政界から、嫌われ者であり、相手にされていない。長年、日本の利権に食らいついてきた、薄汚い連中(ロビイストの一種 だ)と扱われている。 この事実が重要だ。 

 この他に、アメリカの最大の勢力である共和党を今も率いる 正義の ドナルド・トランプ勢力からも、グリーンやアーミテージは相手にされないし、さらに嫌われている。

3.だから数日後の 9月24日に、菅義偉首相を、アメリカは、ホワイトハウスに呼びつける。表面上は、QUAD(クワッド。4か国の意味)による 中国包囲網( Containing China 、コンテイニング・チャイナ)の軍事同盟の話のため、ということになっている。

 しかし本当は、「菅よ、このあとも、あなたが日本の首相をやってくれ。それが無理なら、河野太郎を首相にして、あなたは、官房長官に戻ってくれ」という話をするのだろう。

 この考えは、9月13日の日刊ゲンダイ 「菅首相「復権」情報が永田町で飛び交う! 官房長官に返り咲きか、二階派の次期会長か」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294665
に載った。
 その前日の12日には、自民党の若手議員たちに大きな動きが有った。9月12日付の日刊ゲンダイの 「「安倍前首相は真っ青…チルドレン90人“造反”で総裁選「高市(たかいち)氏支持」まとまらず」  「代表世話人を務めるのは、最大派閥・細田派に所属する福田達夫(ふくだたつお)衆院議員」も、重要である。 

 福田達夫議員の父親の福田康夫(ふくだやすお)元首相は、同じ派閥(清話会)の 安倍晋三とは、大違いで、きれいな人間だ。まったく悪いことをしない。悪だくみも、人を騙して陥れることもしない。立派な政治家だ。「中国とも仲良くやってゆく派」の、実は、その中心人物だ。だが福田康夫には政治力がなかった。その息子の達夫がついに動き出した。

 これで、安倍晋三と麻生太郎(3A)の 負けになった。もう、この見苦しい権力しがみつき人間たちのワルは退場すべきだ。 事態が激しく動いて、菅義偉と二階(2F)俊博の勢力の再逆転の勝ち、となった。

4.以下のことは、私、副島隆彦は、あまり書きたくないのだが。なぜなら、利敵(りてき)行為になるからだ。 実は、河野太郎のことを、中国は密かに、物凄く高く評価して、期待している。 

 河野が外相時代に、訪中したときに、河野が中国に厳しい態度で、それこそケンカ腰で凄(すご)んで見せても、中国が、一向に動じないで、柔らかく、「あなたのお爺さん(河野一郎)と、お父さん(河野洋平)は、偉かったんだよ」と、太郎に教え諭(さと)した。

 河野太郎は、首相になっても、簡単には尻尾(しっぽ)を出さず、「日本は、中国に対して厳しい態度を取る。尖閣諸島と台湾情勢次第では、日本は、アメリカとともに、戦う」と言うことまで、何回も言うだろう。 だが、それは、アメリカ帝国向け、すなわち世界政治にとっての西側同盟(ザ・ウエスト the West )としての公式発言だ。

 河野太郎は、これから、どんどん徐々に自民党内の伝統である、自民党ハト派としての自分の 正体、地金(じがね)を現すだろう。ここには、長い長い、日本の良心の政治家たちの、涙ぐましい苦労と苦闘がある。私は、この自民党ハト派の政治家たち、ひとりひとりのことを、思い出すと涙が出る。

鳩山一郎(はとやまいちろう)も石橋湛山(いしばしたんざん)も、松村謙三(まつむらけんぞう)も田川誠一(たがわせいいち)も、高崎達之助(たかさきたつのすけ)も、当然に田中角栄にまで続く本当に日本の良心と呼べる国民指導者たちだった。

 私が、このように書くと、安倍晋三派の、反共右翼、反中国右翼( 統一教会と日本会議の議員たち)が、ハッと気づいて、そうなんだよ、で、河野攻撃を始める。だから、私は、不用意にこういうことを書いてはいけないのだ。今の私には、それぐらいの影響力が有る。だから、そろそろ、少しずつ、真実を書いてゆくと決めた。

5.ところが、アメリカの日本管理者たちは、この日本国の政治の、この真実の相(そう)にあまり気づいていない。若造のトニー・ブリンケンたちでは、到底、無理である。 
 だがマイケル・グリーンたち凶悪な、長年の日本利権屋( 鳩山由紀夫のコトバでは、日米安保=あんぽ=屋)が、自分たちが念入りに育てたはずの 河野太郎の これからの動きに、大きく騙される。 河野太郎は、首都ワシントンのジョージタウン大学を、4年かけて自分の力できちんと卒業している。裏口入学で「大きな下駄を履かせてもらった」小泉進次郎とは、まったく頭の出来が違う。

 河野太郎は、世界で通用する英語で、よどみなく、日本の立場をしっかりと世界に説明できる。偉かった 外相・松岡洋右(まつおかようすけ。昭和天皇の耳と口だった)の再来だともいえる。 

 ワシントンDCには、この他に、大学は、隣州のメリーランド州のジョンズ・ホプキンス大学なのだが、その付属のSAIS (サイス。 高等(こうとう)国際関係研究所、という大学院を併設している研究所がある。こっちもアメリカの手先となるように日本の貴族の子供(あるいは 大酋長=しゅうちょう= tribal dignitaries トランイバル・ディグニタリーズ の子供 たち)を教育して育てるコースがある。 

 ナサニエル・セイヤーという、対(たい)中国向けの スパイたちの人材養成 をして、 spy master  スパイ・マスターとして長年、君臨した所長の学者がいた。このセイヤーを自分の師(メンター、指導教授)と呼ぶ、今は親(しん。pro- )中国派になっている若手の日本人政治家たちもいる。

6.日米関係の外交の本当の、真実の、調整、連絡係は、ワシントンDCの日本大使館(ジョージタウン大学を北に2キロぐらい歩いたところにある)に、2人いる。合いの子さんで、英語が完璧にできる。彼らは決して、絶対に表に出ることはない。いまだに名前もわからない。この2人が、長年、本当の日米関係を作ってきた。 「その件は、日本は何とか呑めます」 「アメリカは、これだけはやってください」と、ずっと真実の 日米交渉をやってきた。その相手(カウンターパート)は、国務省(ステイト・デパートメント。日本では外務省)の日本課の代々の課長たちだ。

 だから、駐日本アメリカ大使 がいなくても困らない。日本の虎ノ門のアメリカ大使館の、筆頭公使や、政治担当の一等書記官が、機能していない。 私は、ずっと、このワシントンの対米(たいべい)外交 の真実の交渉官の名前を知りたくて、調べて来たが、彼らは尻尾を出さない。 本当はこの2人が、菅義偉を去年の8月に首相に決めた。そして、上(うえ)に具申した。そしてホワイトハウスと議会の許可が下りた。

 ところが、その彼らでも、今、日本で何か起きているのか、正確に把握していない。だから、菅を呼びつけて、直接、聞く必要がある。その根本的な理由は、アメリカの力の歴史的な世界覇権( world hegemony ワールド・ヘジェモニー)の 衰退にこそある、ということを、彼ら自身が測定できていないからだ。

 私が、このことを察知したのは、河野太郎が、厚労省の役人たちに、咄嗟(とっさ)に喚(わめ)いたという、「日本語が分かるやつを連れて来い」という、奇妙なコトバを発した、ときだ。 安倍派が、河野への、嫌がらせのスキャンダルとして、この河野の「パワハラ発言」の録音 を、ネット上に流している。こんなものが、パワハラのはずがない。これ以上は、今の私にも分からない。

7.アメリカ帝国の力が、相当に落ちてきた。私の予定と想像を超える、急速な衰退(デクライン decline )、衰亡 ( falldown フォールダウン)である。 
今のアメリカの、アジア政策の全体の力点は、アフガニスタンである。アフガニスタンの首都のカブールは、本当に、8月15日に陥落(かんらく)したのだ。
 アメリカ軍は、「撤退と決めたら、撤退する」で、逃げて行った。攻めてくるタリバンの兵士たちと、もう戦闘をする気がなかった。だから、あとに30万人ぐらいの、アメリカ(および、西側同盟)への協力者たちは取り残された。

 彼らが、慌てふためいて、「私たちは タリバンに殺される。ひどい目に遭う」と、大騒ぎになった。  “ Don’ t abandon us , America ! “ 「ドント・アバンダン・アス。アメリカ」、「アメリカよ、私たちを見捨てないで」である。

 首都カブールで、丁度この20年間、まるで、西洋白人のように、裕福に暮らせたアメリカの子分、手先たちは、アメリカ進駐軍、占領軍から、無残に置き去りにされ捨てられた。それでも、アメリカは重要な2万人ぐらいのアフガニスタン人は、救出して、アメリカに連れていったようだ。

「アメリカ軍は撤退する」という交渉を始めたのは、トランプ大統領だ。彼が、2019年のハロウィーン(10月31日と決まっている)に、突然、カブールに飛んで、米兵たちに七面鳥(ターキー)をふるまった、ということにして、実は、トランプは、危険を顧みず自分の体をタリバンに差し出して、最高指導者のダルザニ師のいるところまで会いに行った。

 こういうことが出来て、初めて国家指導者だ。米大統領自らが交渉に来てくれた、ということで、タリバンが感激した。それで翌年の3月に停戦の合意(米軍の完全撤退)が出来た。それを今回、「カブール陥落」という非常にまずい形でバイデン政権がやってしまった。一気に、カブールが崩れる形になった。本当な2年ぐらい掛けて米軍は静かに引いてゆくという予定だったのだ。

 “ Afghanistan is the  graveyard of the empires . “ 「アフガニスターン・イズ・ザ・グレイヴヤード(墓場)・オブ・ジ・エンパイアーズ」 と言って、「アフガニスタンは、これまで歴代の帝国が敗北して、帝国の墓場 となった国だ」 「やっぱり、そうだった」と今、欧米白人の知識人たちが、言い合っている。 

 1836年(アヘン戦争の4年前)に、英軍=大英インド帝国軍 が、アフガニスタンに進撃してカブールを占領した。その3年後の後、1839年に、撤退中の英国軍に、アフガニスタンの民族軍が襲い掛かった。この「カイバル峠での大敗北」( 英軍は、ほぼ全滅。残りはグルカ兵が知っていた抜け道を通って、パキスタンに逃げ延びた)のことを指す。

 1979年からの10年間のソビエト軍の侵攻と、その敗北のことも指している。あの時は、キッシンジャーと同格の世界戦略家のジビグニュー・ブレジンスキーが、「アフガンをソビエトの墓場、ソビエトのベトナム にしてやる」と言った。このとき、ブレジンスキーが、2万挺のスティンガー・ミサイル(ソビエトのヘリコプタタを撃ち落とした)をムジャヒディーン(戦士。イスラム世界の国際義勇兵)に与えて、その中から、オサマ・ビン・ラディーンが指導者として育ったのだ。これが、世界史の真実だ。 そして、彼らムジャヒディーンは、アルカイーダを作って、何と今度はアメリカ帝国に戦いを挑みだした。

 そして、今回、アメリカ軍が惨めにカブールから撤退した。米軍は、2001年の「9.11」のあとから丁度、20年間アフガニスタンにいた。
しかし、2001年「9.11」のワールドトレイド・センタービルの倒壊は、アルカイーダがやったものではない。アメリカの権力者たちの自作自演である。
あれをやって、わずか2か月後には、米軍はアフガニスタンに攻め込んだ。
その2年後の2003年3月20日に、米軍16万兵の戦力で、イラクに侵攻(侵略)した。

8.今回、安倍晋三たちの勢力(反共右翼、反中国)が、高市早苗(たかいちさなえ)を旗頭にしたので、これで、自民党の議員の中の総数で、果たしてどれぐらいいるものか。これが、こんどの総裁選とそのすぐ後の総選挙で、丸裸で全部、分かってしまう。安倍晋三は、ついに自分が統一教会の日本代表であり、日本会議の代表だ、と正体を露骨に示しつつある。大変いいことだ。彼らは、産経右翼、Will Hanada 右翼として、自分たちの勢力を
純化し誇示すればいいのだ。

 それに対抗して、自民党ハト派が結集して、安倍派の反共(はんきょう)宗教に狂ったタカ派のワルたちと、睨(にら)み合いになったあと、もしかしたら、自民党大分裂という事態にまで至るだろうか。そう簡単には、そこまではゆかないだろう。

 だが、アメリカの歴史的衰退、「帝国の没落」の、直接の引き金となった、アメリカ国内に大分裂がある、という厳然とした事実が有る以上、日本でも何が起きてもおかしくない。すべては波及(はきゅう)効果で影響し合うのだ。

 対米(たいべい)自立戦略、対米従属(じゅうぞく)をやめる。すなわちアメリカ帝国から日本が少しずつ自立してゆくことを、公然と言う、書くことが、今のメディアのトレンド(風向き、趨勢)になっている。アメリカの言いなりにならない日本、という勇ましい掛け声だけは聞こえる。この思想を日本でコツコツと作って来たのは、私、副島隆彦だ。

9・これから問題になるは、立憲民主党という野党の 議員たちだ。彼らの中に、どうも質(たち)の悪い者たちがいて、この 自民党ハト派の勢力と 素直に協力しあうことをしないで、足を引っ張って、ワルの右翼(タカ派)自民党と組んで、連携して動く可能性がある。

2008年末に、民主党のオバマが選挙に勝った。その余波を受けて、翌2009年の8月末に日本にも、鳩山由紀夫と小沢一郎の政権が出来たのだ。しかし、この時、民主党内の、ワルたち(この背後にジェラルド・カーティスがいて、菅直人と仙谷由人たち、「シリウスの会」を操った) 鳩山と小沢の足を引っ張って、たったの8か月で、鳩山政権を壊した。

2009年に、なぜ日本に「反米(はんべい)自主独立」鳩山政権が出来たのか。それは、大きくは、前年の9月15日からの、リーマン・ショックで、アメリカに金融恐慌が襲い掛かって、アメリカが弱体化したからだ。その隙(すき)をついて属国は、出来る限り独立しようと無意識で動くものなのだ。

 だから今の立憲民主党の動きをこそ、私たちは心配しないといけない。今の枝野たちは、あまりに質(たち)が悪い。「野党4党の協力」、統一候補者を立てて、共倒れを阻止して、自民党の議員を落とす、という受け皿作りだけは、やって見せた。だが、それ以上のことを言わない。

 今は、立憲民主党の中にいる日本の今の西郷隆盛である、小沢一郎を表面に出せ。そして、小沢と二階は、昔から、心の通い合った盟友なのだから、この2人が、若い人たちの中から、苦労を重ねて生き延びた者たちを選び出して、政権を作らせるべきなのだ。これが出来なければ、これからの日本にすばらしい未来はない。日本国の復興と自立戦略の反撃はない。

10.これからの日本国の、国家戦略の根幹である、重要なことを、私は、はっきりと書く。それは、「貧乏人(貧困層)と、障害者と社会的弱者を神棚(かみだな)に飾る政治」を日本は、やめなければいけない。

だから、ここで、日本共産党と 公明党(創価学会)が問題になってくる。

 福祉と医療を中心とする 障害者と弱者(じゃくしゃ)の救済ばっかりをどうしても言う、日本共産党は問題である。彼らの、行き着く先は、必ず、「大企業と富裕層に課税せよ。そこから財源(ざいげん)を引き出せ」となる。これが問題なのだ。

 同じく、公明党(創価学会)も、弱者のための政治ばっかり言うようだと問題だ。政府の福祉にばっかり集(たか)って、頼っている人々を、中心にした政治は、そろろそ、標語としても止(や)めなければいけない。貧乏人と障碍者と社会的弱者を、神棚に飾って、それを、自分たちの信念、宗教、イデオロギーの中心に置いて、それを、誰も否定することのできない大正義(だいせいぎ。 grand justice グランド・ジャスティス) だとして、そのことで、自分の思想の優位を誇り、自分の無敵を信じ込んでいる、左翼リベラル派の、インテリたちが、あまりにも多すぎる。お前たちは頭が悪いのだ。

11.来るべき、新しい、国民のための政権で、中心に掲げるべきは、大企業で働く、優秀なエリート・サラリーマンたちを一番、大事にする政治だ。 日本の大企業や、中堅企業の能力のある人々が、生産力(プロダクティビティ)があって、それで、最高性能の工業輸出品を作って、その売り上げで、日本国民を食べさせているのだ。あとの国内の、すべての製造業と、サーヴィス業は、行って来いで、チャラだ。公務員たちの労働も、国民の生産力の計算の中に入らない。

 日立や、トヨタや、ソニー、パナソニック などの輸出大企業(東証一部2400社)の従業員たちは、高学歴の、それこそ理科系の大学院まで出た秀才たちだ。だが、その彼らこそは、民間大企業の労働組合の組合員なのだ。この中心400万人の組織労働者たちが、まさしく、連合(れんごう)という労働組合の統一組織(ナショナル・センター)に入っていて、それが立憲民主党を支持する、という構造になっている。

ここで大事なのは、だから、今こそ、生産性の高い、エリートの技術者を中心とした、組合員の労働者たちを、中心とする 社会を作る、と宣言することだ。
 彼らは、年収1千万円(40歳代)だが、ここから、税金と年金その他を天引き(源泉徴収=げんせんちょうしゅう=と言う)されて、手取りは、600万円しかない。月収40万円だ。サラリーマン階級への税金が高すぎる。これをなんとかしないといけない。この収入で、どうやって、親子3人、4人が、満足に暮らせる、というのか。

だから、「勤労者(サラリーマン層)の税金を半分にする。公務員の数を半部にする。福祉、医療(老人)を大事にばっかり言うのをやめる。官僚政治をやめさせる。企業経営の苦労を知ってる人間たちを政治家にする 」が、これからの日本国の大きな国家政策となるべきだ。

 日本のまじめな労働者たちに、やる気と愛国心を鼓舞する、新しい所得倍増計画(1961年の池田隼人内閣の時にやった。高度成長経済の起爆力となった)を、急いで作って、発表しないといけない。

 もう、30年間も不況が続いて(1992年から、ずっと不景気だ)、どん底に落ちている、日本国の現実だ。
 だから、もう、野党は、貧乏人と社会的弱者を救済することばっかりを主張する政党であることを、やめて、本気で、上級労働者(じょうきゅうろうどうしゃ)たちを中心とする政党にならなければいけない。 上級労働者たちは、決して、上層(じょうそう)や、上級国民(じょうじゅうこくみん)ではない。それに成りようがない。

 だから、貧乏サラリーマン上がりである、政治見識のある、しかし、自分の実名を名乗らず、名無しの権兵衛(ごんべえ)としてしか、政治発言をしない者たちに、はっきりと言っておく。お前たちの言論は、優れていないのだ。自分の言論と主張が、無条件に正しくて、正義だと、思うな。 ただの不満分子だ。

 だから、立憲民主党と国民民主党は、見苦しい、「お前たちは入れてやらない」の、野党としての、見苦しい権力争いを、2年前に、やってみせたが、あの時の無様(ぶざな)なお前たちの姿に、私は、心底、がっかりした。自分が、国会議員として、何とか、自民党と公明党の票(ひょう)に、虐(いじ)められながら、生き残っている、涙ぐましい、実に貧乏くさい現実を分かるが、それでも、お前たちは、日本国民の全体としての、善良な、勤勉な労働組合の組合員たちの、意思に従う政治家でなければいけないのだ。

 だから、私、副島隆彦は、もう、ここまで来たら、「貧乏人と病人と社会的弱ばっかりを、大事する政治」を、やめて、すっかり貧乏になってしまった、一応、高級サラリーマン階級である、上級労働者たちを中心とし、彼らの意思を代表する政党とならなければいけない、と強力に主張する。そうしないと、国民政治、国民全体のための政治を作ってゆけないのだ。 

 福祉と医療の国のお金(予算)を、他のものよりもとにかく優先する、ということには
ならないのだ。新しい政府は、すぐに福祉や医療のための財源がない、ことで反対勢力から、叩かれることになる。だが、もう、これからはこの攻撃を跳ね返さなければいけない。「カネはないものは、ない。出来ない理想主義の政策はやりません。軍隊は、自衛隊が
今いるぐらいで、十分です。あとは首相がすぐに、相手国(北朝鮮でも)すぐに、自分で飛んで行って、戦争をしないで済むように、体を張って、交渉します」と言えばいい。

 私、副島隆彦は、これから、日本共産党と 公明党(創価学会)に、対しても、政治思想家として、宗教論を含めて、議論を吹きかけて、説得するつもりだ。上記のことは、私は、今、作成中の 佐藤優(さとうまさる)氏との、対談本でも、切々と語った。
今の創価学会の最高幹部たちが、佐藤優を、「佐藤先生、佐藤先生」と、宗教家として高く評価していることを、私は知っている。このことは、佐藤優との、去年の対談本の、後ろの方、半分を使って話した。

 そして、だから、私は、日本の反(はん)自民党であり、一般庶民の味方であり、労働者階級の味方だと、自分のことを信じて疑わない、左翼リベラル派の 知識人、学者、もの書き、全員にたいして上記の、「貧困層と障害者と社会的弱者を神棚に飾ることで、自分たちは、絶対正義 、絶対真理 を握りしめている」と、思い込んで、自分は、絶対正義だから不敗だと、大きな勘違いをしている者たちすべてに、訴えかける。

 9月8日に、「野党の4党合意」が出来て、立民と、共産党と、社民党 とれいわ党(山本太郎)の4人の党首が、嬉しそうに並んでいた。その4党合意の内容で、一番、大事なのは、「脱原発を推進する」だ。 この原発を無くす方向へ、で、野党が統一戦線で、野党候補者を調整して、自民党に勝つ、という作戦だ。

 だが、脱原発だった 河野太郎が、自分が首相になるうえで必要な、国民全体ためのの政治を考えたら、河野が言ったように、「動かせる原発は動かさないといけない」が、正しい。
 いつまでも、反(はん)原発ばっかり言っている人たちは、少しは反省しなさい。
福島の人たちを差別して、なにがそんなに正義なのか。自分の放射能コワい、コワいの
脳を、そろそろどうにかしないといけない。

 大工場を動かすのに必要な、安定した重電(じゅうでん)を供給するのには、原発の電力が必要だ。ソーラー発電なんかでは(夜は止まる)ダメなのだ。ソーラーは3千戸分の家庭用の弱電を作るぐらいが関の山なのだ。大施設を十分に動かす電力を、国家は保障しなければいけない。

 だから、国民民主党の玉木雄一郎が、それでは現実的でないとして、この野党合意に加わらなかった。この政党の支持団体である電力関係の労働組合は、原発賛成なのだ。 私、副島隆彦が、この「まだまだ原発を使って動かすしかないのだ」と書くと、おそらく、頭の固いバカ左翼は、私を嫌う。だが、もう、そういうことは言っていられない。私たち学問道場は、原発事故の後の福島の現地に、何十回も行って現実を見た。福島第一原発のメルトダウンなど起きていなかったし、その後も、作業員ひとり、赤ちゃん一人、放射能のせいで死んでいない。 

 この点では、私は、東大の放射線医学の専門家である中川恵一教授と、同意見である。彼とは、ここの学問道場で、3時間の対談をしている。そろそろ、これを、誰でも読める場所に、公表しようと思う。

12.実は、菅首相は、目下、コロナとワクチンの バカ騒ぎを収束させようとして、懸命に頑張っているのである。 そのことも、アメリカに言いに行く。もう、アメリカの言いなりばっかりはしないと、菅は、腹を決めているだろう。自分が、国民の命と健康を預かって、一番、このことで、国家の責任者として死ぬほど苦しんだからだ。

 今も、まだ、テレビでワーワー報道されている、「まだまだ、新型コロナの感染拡大が続いています。まだ、ワクチン接種をしていない人たちは、政府の言うことを聞いて、接種すべきだ」というのはウソだ。菅首相は、コロナための生活規制の完全撤廃 と、緊急事態宣言の完全解除と、ワクパス(ワクチン・パスポート)を義務化しないで、無くす方向で、政治をやっているのである。

「コロナ、コワい、コワい、だから、ワクチン打て、打て」は、愚か者の、低(てい)知能者のすることだ。 「自分は騙されてヒドい高熱が出た。1週間ぐらいめまいがして、医者に行ったら、ワクチンの副反応(side effect  サイド・エフエクト)です、と言われた。 自分は馬鹿だった。もう、3回目、4回目とかのブースター接種なんか、絶対に打たない」と、反省している人が、私のまわりに何人もいる。出版社の編集長がそうだ。

 私は、この医療専門家と称するピエロたちが、やがて、膝まづいて慟哭(どうこく)する姿を思い浮かべる。 「私は、ワクチンを打ちましょう(接種しましょう)」と、テレビや公共の場で、ずっと唱えてきた」と、医療専門家と称する、えばりくさった連中が、今、内心で、
 「しまった。私は、良かれと思って、いい気になって専門家として、人々に、ワクチンを打ちなさい、打ちなさい、と説得して、宣伝してきた。自分は、愚か者だった。あんなに、接種後の高熱や、ひどい副反応が、多くの人に出るとか、思わなかった」と怯(おび)えている。この者たちは、人の体に、恐ろしい異物を注入した、大犯罪に加担した者たちとして、やがて糾弾されるだろう。 

12.私は、それでも、まだ危惧している。ディープ・ステイトが、又しても(9年前の2012年の12月の自民党圧勝で、安倍の再登板のときに使った) と同じ不正選挙のマシーンである、ムサシ(富士ソフト。電通の子会社)が使われて、安倍晋三たちを勝たせるのではないか、と心配している。

 アメリカの共和党を、今もしっかりと纏(まと)めて率いている、ドナルド・トランプを、昨年の11月3日の、大統領選挙で、8000万票もの、不正操作をやって打ち負かして、トランプ政権を打倒した、あの、ディープ・ステイト(陰に隠れた世界支配者ども)の力を、甘く見ていない。彼らは、巨大な犯罪者集団だ。

 その家来をやっている、アメリカのリベラル派を自称する、民主党系の者たちも、自分たちは、民主政体(デモクラシー)の根底である選挙制度を崩すの犯罪にも賛成するほどの悪人だと、自覚すべきだ。

 日本でも、ワクチン接種後に、39.5度の高熱を出した人たちがたくさん出ている。「それが、ワクチンの効果です」などと、バカなことを言うな。

 SARS(サーズ)ウイルスから病気の遺伝子を合成した mRNA(メッセンジャー・アール・エヌ・エイ)ワクチンと言う、死にきっていないウイルス病毒が、接種で、自分の体の中に入って来たので、自分を守るために、必死で抗体(アンチ・ボディ・アンチヴァイラス)と、白血球と、キラーT細胞という、自分の体ための正義の軍隊が、必死で戦ってくれているのだ。だから高熱が出るのだ。このことを皆、知るべきだ。

 彼ら医療専門家(代表、国立感染症研究所の脇田 わきた 以下)は、自己反省も、しっかりしてもらわないといけない。「ああ、私は馬鹿だった。いいかと思って、騙されて、自分の体の中に、おそろしい異物を注入されたのだ。このことは、もう取り返しのつかないことなのではないか」と、自分に向かって、言い聞かせることが大事だ。甘い考えは捨てなければいけないのだ。

 権力者たちからのダマし、と洗脳の手口は、これからもいくらでも、私たちに襲い掛かってくるのだ。私たちは、用心し、注意し、警戒して、「あれ、待てよ。これもダマしかな」と再考するだけの知能をもたなければいけない。

 最後に。私が、5時間、ずっと喚(わめ)き続ける 金融セミナーは、再来週の26日に、日比谷公園近くのイイノホールである。数席の空きが出たそうなので、ホールで直接、私の話を聞きたい人は、申し込みページのメッセージ欄に「ホール希望」と書いて、急いで申し込んでください。 早い者勝ちです。  

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コメント
1. 2021年9月15日 10:26:33 : FHfC2Q34tY : R3E3eUFGT2NTaHM=[4] 報告
またコロコロ言ってることが変わってるなw
2. 2021年9月15日 13:32:25 : yy4ha27m16 : R0FDMzcvbjZWTWM=[10] 報告
副島の金融セミナー冷やかしで見てみたい、ドイツ銀行破たんをきっかけに世界恐慌が起こると予言し想いっきり外したおっさんの顔を
それがソース元になったかは定かでないが当時の原田武夫は日本がデフォルトするとほざいてたw

河野デマ太郎の応援団
・進次郎・・・太陽光利権テクノシステム
・石破茂・・・北朝鮮アサリ砂利利権
・二階俊博・・中国
・辻元清美・・北朝鮮砂利利権セメントいてぇ
・蓮舫・・・・北京大卒スパイ
・地上波テレビ局

3. 名もなく貧しく政治批判[1] lryC4ILIgq2VboK1gq2QrY6hlOGUuw 2021年9月15日 17:11:39 : smdGQkAUWs :TOR TlJVeC4wVEpEMm8=[13] 報告
「予言・断言→大きく外れる」の度合いが激しく頻繁になる
のとその「予言・断言→大きく外れる」一流言論知識人副島
氏の認知度が一般大衆に広くいきわたりだしたのとが災い
しているのだろうか、、、、

今回は決して「外したくない」と強く希望された「予言」


「次の日本の総理は高市早苗だと戦争屋のワルが決めた」


既にこの時点でこれまでの「副島氏」とはまるで別人のような
諦めのような弱弱しい雰囲気が文章から浮かび上がっていた

箇条書きの「10.」以降から羅列される副島氏の「本音」
に目を向けると「自民党のハト派を駆逐した凶悪凶暴タカ派」
に送る熱いエールであり事実上の支持表明のような内容と
なっている

上記の「高市早苗総理誕生」の予言を「決して外したくない」
と語ったことの真意を測りかねていたのだが今回の投稿の副島
氏の「本音」を知ることによって副島氏ご本人の潜在的願望が
込められたものであったことがハッキリしたと言える

それから「正義の有無」や「言論と主張の質や価値」を
「匿名」や「貧乏」と結び付けて論評する姿勢は間違いだと思う
人格的な成長を遂げた者の発言とは到底受け止められない
人間的に誤りがある

4. 佐助[8923] jbKPlQ 2021年9月15日 17:39:33 : vqoy02ulHE : VFZJUDRBSURJZmc=[294] 報告
ワクチンテロや原発推進の副島隆彦や河野を相手にしてたら国家が亡びるよ。

コロナ感染症パンデミック茶番劇は100年周期,9.11自作自演テロと同じ,第二次世界信用金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因で80年周期。

金融商品や日常生活商品のバブルに巻き込まれて損しなかった貧乏人も、あらゆる経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減する世界的金融大恐慌の影響から逃れることはできない。そのため、全人類は、2020年代を節目として、その人生を後世に語ることとなる。

このトラブル異変は,日本の財閥系企業が消失して日本の各産業のトップが交代し,金本位制から一旦金融をリセットして新金融システムにならないと沈静化しない。簡単にいうと一極集中ドルの終焉して新基軸通貨制にならないと収束しない。そして自然エネルギーによる産業革命です。今回の産業革命は人類を救うことになる。

今回の産業革命の起点となる動力エンジンレスの本命は、水素発電と電磁波起電力です。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。原発は入りません。

電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。もう一度簡単にゆうと,電子電池電源です。原発は消える運命にある。

すでにフリーエネルギーのテスラコイル,電気代が無料,アメリカで9月11日にお披露目,アメリカでは1年前に完成! 日本にも既に3機完成しておりお披露目を待っている!

産業革命を発生させる革命的テクノロジーの発明は、肥大化した企業によって拒絶され遅延される。その結果として、肥大化した企業の凋落を加速させ、産業の旗手が交代するのを、人類は体現することができると予告できる。

米国を襲った30年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させ急成長させた。同じ事がこれから起きる。

5. 2021年9月15日 19:38:30 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[1529] 報告

フリエネと メドべっと ネサゲサラの国際的な時代が 最速で日本にも来ますよ〜うに〜〜 
6. 2021年10月05日 01:49:26 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[11395] 報告
2021.10.4 リチャード・コシミズ 新型コロナウイルス戦争343
https://ameblo.jp/richardneversurrender/entry-12701883554.html
https://video.fc2.com/content/20211004uyERxnyZ

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