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トヨタ、一人勝ちのシナリオ完成か…EVに巨額投資、一方で内燃機関の開発も継続(Business Journal)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/637.html
投稿者 赤かぶ 日時 2021 年 12 月 24 日 17:20:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トヨタ、一人勝ちのシナリオ完成か…EVに巨額投資、一方で内燃機関の開発も継続
https://biz-journal.jp/2021/12/post_270285.html
2021.12.24 06:00 文=木下隆之/レーシングドライバー Business Journal


トヨタ自動車・豊田章男社長(写真:ロイター/アフロ)

 トヨタ自動車が電気自動車(BEV:バッテリー・エレクトリック・ヴィークル)の世界販売台数を、2030年に350万台に引き上げると宣言した。

 BEV増産の大きな課題であるエネルギー源確保に関しても、バッテリーの増産に4兆円の投資を明らかにした。トヨタ傘下の豊田通商とも連携し、すでに280ギガワットを確保。バッテリー製造会社を立ち揚げ、増産を急ぐ。米テスラが2030年までに3000ギガワットという一桁上のエネルギー確保を急ぐのは例外としても、独フォルクス・ワーゲン(VW)の240ギガワットと比べても見劣りしない規模だ。

 これまでトヨタは、BEVとFCV(フューエル・セル・ヴィークル)を合わせた目標販売台数を200万台としていた。それが、BEVだけで350万台という大幅な上方修正を行った。世界の主要自動車メーカーの販売台数(2019年)との比較では、プジョーやシトロエンを販売する仏グループPSAが347万台、メルセデスを販売する独ダイムラーが334万台、日本のスズキが300万台、BEVに特化するテスラはわずか36万台である。ひとつの巨大自動車メーカーを8年後の2030年に創設するに等しい数字なのだから、そう考えればこの投資がどれだけ大規模であるかが想像できよう。

「とんでもない数字」――発表会の席で、豊田章男社長はこう言って、今回の投資が巨大トヨタにとっても小さくない規模であることを表した。さらに、「これでも“EVに前向きでない”と言われるのなら、どうすればご評価いただけれるのか教えていただきたい」とも述べた。

 環境団体は、トヨタがEVに消極的であることを短絡的に“環境負荷が高い企業”と認定し、評価を下げてきた。それに対してチクリと釘をさしたかたちだ。実際に、トヨタは環境に対してとても積極的である。それが証拠に、世界で初めてハイブリッドを量産したのはトヨタである。

 今回の発表の席では、16台もの発売予定のBEVモデルを披露した。豊田社長自らステアリングを握り、性能が十分なレベルに達している様子を披露している。環境団体の洞察が稚拙であることを自ら語ってしまったことを意味する。

 一方で、国に対する施策を期待しているのも事実。政府がBEV普及に対して行う投資は1115億円である。国家の投資額と比較すれば、トヨタの投資が“とんでもない数字”であることがわかる。たとえば、ノルウェーはBEV普及率約60%である。だが、補助金や税制優遇など、さまざまな施策でBEVのさらなる普及を後押ししている。

 国への施策を期待している節も覗かせたとはいうものの、トヨタがBEVメーカーに舵を切ったわけではまったくない。というより、むしろ外野の“下種の勘繰り”を払拭することで、地に足をつけて全方位的なエネルギー戦略に没頭することになる。FCVはもちろんのこと、水素を燃料とした内燃機関の開発も続けるし、バイオエタノールエンジンも継続して販売する。

 世界にはBEVが設立しない地域も存在する。たとえば、ブラジルではバイオエタノールが圧倒的であり、BEVに関するインフラは整っていない。自動車の国・アメリカでも、東西エリアはBEVに前向きでも、砂漠が広がる中南部ではBEVアレルギーが強い。世界最大の自動車メーカーであるトヨタがBEVに専念したのならば、BEV消極的地域のユーザーの負担が増えるのである。

 逆にいえば、BEV専門メーカーを宣言した本田技研工業(ホンダ)やアウディ(VWグループ)、ボルボは、そういった地域で売るクルマがなくなることを意味する。ホンダは2040年に、アウディは2033年に、ボルボに至っては8年後の2030年にはEV以外の販売をしない。つまり、内燃機関支持層が残るエリアでは苦戦を強いられることになる。

 だが、トヨタは全方位的パワーユニットの開発によって、いかなる地域にも対応可能だ。まして政府のエネルギー投資によって普及率が増減するBEV車にとって、エネルギー投資は安定的施策ではない。その点、トヨタは地産地消を旗印に、柔軟な販売戦略が整うのである。

 世界の多くのメーカーが盲目的EV信仰に向かうなか、地に足をつけたトヨタ一人勝ちのシナリオが完成したように思う。

(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員 「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。
 

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コメント
1. 赤かぶ[160194] kNSCqYLU 2021年12月24日 17:21:20 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[58807] 報告

2. 2021年12月24日 20:11:45 : wtCyGnHhAI : QnpXMnlmZXZKWms=[83] 報告
車なんか必要ない社会を作れってんだよ、低脳バカ人類
3. 2021年12月24日 23:24:11 : jXbiWWJBCA : Rm5WWGpiTzAwU2c=[809] 報告

>世界の多くのメーカーが盲目的EV信仰に向かうなか、地に足をつけたトヨタ一人勝ちのシナリオが完成

笑える

トヨタの発表後も、株価は大して上がらず、

一方で例えばテスラの株価は下がらず

時価総額も トヨタが 34,204,371百万円なのに対して1,071,550,597千ドル(12/23)と圧倒的なまま

EVバブルで終わり、市場が負ける可能性もあるが

木下隆之、どちらの予想が正しいかは、いずれわかる

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7203.T?term=1y


4. 2021年12月25日 10:56:09 : XaL4ZhHNBg : UDBKTUFWTDg2VUE=[48] 報告
トヨタが勝てばの話
まあ、トヨタが中国に勝てるとは思えんけどな
5. 2021年12月25日 12:42:12 : GsEKU2Db5c : Rk1JQmFHelJ1aC4=[1] 報告
確かにフィールドでは現状のバッテリー性能ではEVは危険で使うなになっているようだからどうなるんでしょう。
豪雪や寒冷地帯とか砂漠地帯では使い物にならないようです。
しかし世界の偉い方のご命令はEVに変えろ。
これに刃向うドヨダの運命はいかに。
とりあえず温暖化のはずなのに現在の世界規模の異常大寒波でバッテリー上がりで車内で凍死にならないことを願うのみ。
6. 2021年12月26日 08:20:55 : E3VlJHDaOT : NnVMalJlTjV6cUE=[1] 報告
トヨタがEVよりも先に作らなければならないのはこれ。

コンセプト
https://www.youtube.com/watch?v=oTXptUuKGrc

実際の運用動画 1
https://www.youtube.com/watch?v=0XecoMJE3Rw

実際の運用動画 2
https://www.youtube.com/watch?v=B5ssa2pz8NE

最低レベルでも国内のトヨタディーラーでこれができないとお話にならない。
「EVは充電に時間がかかります」で思考停止してるようでは戦いにさえならない。
トヨタの一人勝ちどころか、戦いの土壌にさえ登れず終了。

7. 2021年12月26日 10:29:57 : JOZbywB03M : RGNJUk5CS3hOLk0=[1] 報告
>実際に、トヨタは環境に対してとても積極的である。

タリバンに車配っといて何言ってんだ。

8. 2021年12月26日 12:31:20 : ThgScwGnfg : MWpMRzlBRkxrTGM=[1] 報告

トヨタがEVよりも先に作らなければならないのはこれ。
、、、という文を見るとついつい遊びたくなる悪い癖。

既に世界中で周知になったバッテリーのモジュール交換は問題だらけ。
中国の交通機関用のバスでも既に行われている技術。
実際に運用してみると余りにも性能にバラツキが出るので大容量の二重電解コンデンサを使った急速充電方法も合わせて実験中。
大気温度が上がったり下がったりしてもバッテリーが気持ちよく高温の炎を出して燃え上がる。
化学反応を利用するバッテリーは必ず劣化する。
使用形態によっては急速に悪化するかもしれません。
充電の代わりに勝手に交換されたバッテリーが使用時間の長い既に劣化し始めたバッテリーかもしれません。
またバッテリー本体の法的な正当な所有者は誰になるんでしょうか。
古くなったバッテリーの再生はどうしましょう。
物凄く巨大な量で廃棄物となったバッテリーの再生はコストもかかるし電力消費量も増えるし大量の環境汚染物質の塊になる。
再生費用までコストに含めるとバッテリーの値段は高くなる。
自然環境に捨てられても問題だらけ。
こんな状態でも喜んであんたはEVに乗りますか、、、阿保チャウ。
偉い人がトライアルなのだで煩い黙れで自己都合で何も考えない阿保のユーザーが喜ぶようなデモビデオをネットで流してどんなもんじゃ、、、とやっているだけでないの。
さてどうしましょうか。
身近な例では電動チャリンコのバッテリーの充電とか劣化で既に大きなトラブルは進行中。
製造メーカーは知っているのに完全に無視で西瓜ヘルメットの創価吉本バカタレを使って騙す塵の番組で現在もオンエアーのヤバイヨやばいよが売りの宣伝の真っ最中。
世界中の車は全てEVにしろと命令している誰かさんが根本的にノータリンなんだろうな。
DOYODAの阿保ボンだけの問題ではないようで。
、、、という話題もあるようで細かいことについて鷲は知らん。

9. 2021年12月26日 21:38:10 : hErbUlPo7o : QXlNOEhlS0N4U2c=[13] 報告
日本は三井、住友、三菱がなんでも独占している
3大銀行家の子会社が独占
日本衰退
財閥系企業 コンビニ、家電から車まで
日本経済4分の1を支配

皇室画像動画掲示板-天皇皇后、皇族全般
https://kousitugazou.bbs.fc2.com/

10. ポンポン博士[94] g3yDk4N8g5OUjo5t 2021年12月27日 10:48:05 : RVF23844zU : bGk2aW5ESzAxbmc=[1] 報告

 トヨタはもうすでに負けているよ
 市場でトヨタはまったく評価されていないし、将来性もないとされている
 証拠に日本トップの時価総額を誇るトヨタだが、時価総額はテスラの4分の1以下
 韓国のサムスンの2分の1以下
 トヨタのEVは、今だ売られていないし電池の巨大ギガ工場も建てていない
 世界の主な自動車会社は、巨大ギガ工場を続々と完成させている
 日産でさえ、日本とイギリスに建設中である
 トヨタのEVはヤルヤル詐欺でしかない
 10年後の生産台数は400万台と半減以下になると世界では予測されている
 トヨタに対して良いことしか言わないのは、宣伝に巨額のカネをマスコミに流しているからである
 
11. 2021年12月27日 23:51:04 : 2PXu2F0H2w : RHp5RVI4a3R0Yk0=[2] 報告
東京ガスやENEOSが取り組んでるカーボンリサイクルによるバイオ燃料が一般化したらEVは一気にガラクタと化す(笑)

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