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オリックス、鮮やかな「弥生」売却…買収額の3倍で売り抜け、売却益1千億円超え(Business Journal)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/668.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 1 月 19 日 15:12:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

オリックス、鮮やかな「弥生」売却…買収額の3倍で売り抜け、売却益1千億円超え
https://biz-journal.jp/2022/01/post_275383.html
2022.01.19 06:00 文=編集部 Business Journal


オリックスのHPより

 オリックスは子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田区)を米投資ファンド・KKRに売却する。譲渡日は3月31日を予定している。金額は非開示としているが、約2400億円とみられている。22年3月期に子会社株式売却益として1632億円を計上する。これに伴い、22年3月期の連結純利益(米国会計基準)の見通しを前期(1924億円)比61%増の3100億円と、従来予想から600億円上方修正した。過去最高益だった19年3月期の3237億円と並ぶ水準になる。

 オリックスは21年10月までに弥生の入札手続きを開始。KKRのほか米ベイン・キャピタル、米ブラックストーンの3社が2次入札に進んだ。弥生は1978年の創業。2004〜07年にライブドア・グループ、07年からアジア系投資会社、MBKパートナーズの傘下にあった。オリックスは14年12月、弥生をMBKから800億円超で買収した。

 弥生の14年9月期の売上高は162億円。主力商品の「弥生会計」は小規模事業者向け会計ソフトで、全国に125万社以上の顧客があった。弥生の顧客は、日本の小規模事業者の4割を占めていた。オリックスは自社の営業網を活用して弥生の事業の拡大を図った。弥生の21年9月期の売上高は211億円、経常利益49億円。登録ユーザー数は250万件を超えた。

 買収した当初から、売上高は3割、顧客は倍増した。個人事業者向けのクラウド会計ソフトでは、およそ57%の国内シェアを持っていた(21年4月時点、MM総研調べ)。オリックスによる弥生の売却額2400億円は、買収額(800億円)の3倍。純資産の27倍、総資産の6.7倍で売却することになる計算で、しっかりリターンを手にしたことになる。

 社会のデジタル化やクラウド経由でソフトを提供するSaaSなど、弥生を取り巻く事業環境が変化している。SaaSは高い成長が期待されている分野とされる。オリックスは高値で売り抜ける好機と判断したようだ。

 KKRは豪州のMYOB、オランダのExactなど中小企業向けの会計・業務ソフトウエア会社のほか、米国のERP(企業資源計画)ベンダーであるEpicor、クラウド財務会計プラットフォームOneStreamなどへの投資実績がある。

 KKRは弥生の事業のなかでもクラウド型のサービスを高く評価したようだ。ソフトをパソコンにインストールして利用する従来のデスクトップ型からクラウド型に切り替える動きが広がる。導入コストが低いうえに、自動で最新版に更新できる使い勝手の良さが魅力だ。顧客に一度契約してもらえれば継続利用されることが多く、機能の拡充などを容易に提案できる。しかし、一度他社に顧客を奪われると奪い返すのは至難の業だ。利益を度外視してでもシェア獲得を急いだほうが中長期の業績拡大が狙える。

 KKRジャパンの平野博文社長は発表資料で「KKRはテクノロジー・ソフトウェア業界を成長著しい重要投資分野とみている」とコメント。世界的にソフトウェアやクラウドソフトを提供するSaaS分野などでの投資で培った経験と知見を弥生の成長支援に生かしていくとしている。

 クラウド会計ソフトを提供するマネーフォワード(東証1部)やフリー(東証マザーズ)はすでに上場している。KKRは数年かけて弥生を一段と成長させた後、新規株式公開で投下した資金を回収することになるとみられる。

■オリックス株は14年ぶりの高値

 弥生の高値売却で巨額のリターンを得たオリックスは近年、投資会社の色合いを強めている。もともとリースを軸とした金融サービスが主力だったが、リーマン・ショック後、金利低下が一段と進み、リースやローンの収益の確保が厳しくなり、融資から投資に事業の軸足を移した。

 投資案件では、弥生のように成功した事例ばかりではない。20年1月に買収した後発薬メーカーの小林化工(福井県あわら市、非上場)では品質不正問題が発覚し、21年2月に行政処分を受けた。小林化工は21年12月、後発薬最大手、沢井製薬を傘下にもつサワイグループホールディングス(東証1部)に全工場を売却し、事実上の事業清算を決めた。オリックスの22年3月期の決算では、小林化工に関する投資損失が相当額発生することになるとみられている。

 オリックスの株価は年明けに急騰した。1月14日に2570円の昨年来高値をつけ、2007年10月以来、14年ぶりの高値水準まで上昇した。4月に予定されている「日経平均株価採用銘柄」の入れ替えへの思惑だ。

 SBIホールディングスに買収された新生銀行は、4月4日からの市場再編でスタンダード市場を選択した。日経平均採用銘柄から除外となる。代替採用候補について、複数の証券会社のリポートがオリックスを本命視している。長らく低迷が続いていたオリックス株が久方ぶりに動意を見せている。

(文=編集部)
 

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コメント
1. 赤かぶ[162456] kNSCqYLU 2022年1月19日 15:13:04 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[1059] 報告

2. 2022年1月19日 17:16:03 : FvQEGah8Pi : Rmp1VncxWEdzZHM=[1] 報告
> オリックスは子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田区)を米投資ファンド・KKRに売却する。

これって、国内企業育成なんて全く考えてない売国行為じゃないの?
大阪を食い物にするオリックス・パソナという売国企業はさっさと消えてもらいたい。

3. 2022年1月19日 23:25:32 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[274] 報告

多くの日本企業は買収した企業の価値を生かせず大損をしてばかりいる中で

今回オリックスが弥生の企業価値を高めて売却できたのは非常に良かったが

まだまだレアケースに過ぎない

>KKRジャパンの平野博文社長は発表資料で「KKRはテクノロジー・ソフトウェア業界を成長著しい重要投資分野とみている」とコメント。世界的にソフトウェアやクラウドソフトを提供するSaaS分野などでの投資で培った経験と知見を弥生の成長支援に

決して容易ではないが、KKRがさらに企業価値を高め、高付加価値サービスと雇用を社会に提供できればもっと良いだろう

ま、愚か者には理解できない話だろう

4. 2022年1月20日 00:32:45 : FvQEGah8Pi : Rmp1VncxWEdzZHM=[5] 報告
> 20年1月に買収した後発薬メーカーの小林化工(福井県あわら市、非上場)では品質不正問題が発覚し、21年2月に行政処分を受けた

 ↓↓↓

あの超優良企業、違法行為の巣窟だった…なぜ会社存続のまま全工場と従業員を譲渡?
https://biz-journal.jp/2021/12/post_270618.html

> オリックスは20年1月、小林化工の株式の過半数を取得して子会社にした。傘下に収めて1年も経たない20年12月、爪水虫治療薬に睡眠剤が混入していたことによる健康被害が発生した。服用した245人から健康被害の報告があり、2人が死亡した。


5. 空虚[4714] i_OLlQ 2022年1月20日 05:17:43 : CuxHTEXiGY : RlQ0ZjhDNTRsWS4=[12] 報告
>>2殿 >これって、国内企業育成なんて全く考えてない売国行為じゃないの?

まったく貴殿の仰せの通りだよw

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%84

https://biz-journal.jp/2018/11/post_25667_2.html

ちなみに ブラックストーンだったら中共の勝ちだったが、KKRだからおもてヅラは米国の勝ちだわな。 根っこはどっちも同じだろうがw 自公政権が均衡財政主義で日本の産業インフラと国内経済を破壊する目的はこういうこっちゃで。

【 奴隷植民地政策 】 事実業ほぼほぼ完了しとるさかいな 

【 独立主権なんぞあらしませんがな 】

6. 空虚[4715] i_OLlQ 2022年1月20日 05:19:26 : CuxHTEXiGY : RlQ0ZjhDNTRsWS4=[13] 報告
事実業ほぼほぼ完了しとるさかいな × 事実上ほぼほぼ完了しとるさかいな ◎

訂正 お詫び 

7. 2022年1月20日 11:07:06 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[1599] 報告
売国とか中共とか愛国少年か

とは言え小学生並みの阿呆が戦争を始めかねない世の中がおそろしい。

8. 空虚[4717] i_OLlQ 2022年1月20日 14:30:52 : lPFTIpw5Dg : MTUveVhZTjQvdTY=[12] 報告
中国の習近平をなんとかしないと世界は終わる。
なんともならないので近々世界は終わるだろう。終わり

? 愛国少年か ? w

9. 2022年1月20日 15:39:56 : uAKtXn6nls : dEJibzJ1S3p5T2s=[35] 報告
こんな取引で儲ける、実業とはほど遠い。昔は事業をやる人・経営者を実業家と呼んだが今は何と呼べばいいのか。
10. 2022年1月21日 16:23:11 : rZvSFYXndw : NUJ0MUdYcWM5akU=[1] 報告
聞くところによればオリックスはリース会社でガッポガッポ儲けていたが税制が世界的な流れの中で変わって?節税のため大工場全部とか設備機械一式とか巨大タンカーとか中で働く人間まで含めて何から何までレンタルの時代になり会社はお陀仏で新自由主義経済大明神様のおかげ。
逝く少し前でも確かリースが一番で抵抗していたはずなので業界用のアンテナが錆びついていたんだろう。
一瞬の華はプロ野球球団を支配下において大CEO様がウハウハ顔でテレビに出たことぐらいかもしれない。
同じテクは知っている人だけ知っている日本銀行業界ドンの大和銀行も同じでこの銀行系グループは見事に潰されて日本の金融界は完全に乗っ取りが完了したらしい。
現在ではハゲタカファンドにオリックスという会社全体が乗っ取られて日本国の会社では無い。
残るのは会社ころがしだけなのでこうなるのは当たり前で相当な阿保でも分かる。
確か同じ会計ソフトの大富豪とかいう会社もあったが転売されて亡くなったか縮小されているはずで現在はどうなったか知らん。
中小とか中堅向きで残る一つは大番頭辺りかもしれないので何か知らんけどお楽しみに、、、?。
しかしこんなにコロコロ会社が投機の対象にされたら中で働く人間はたまらんだろうな。
これもあれもそれも全部こいずみたけなかあべすがのおかげなので有りがたやありがたやとひたすら喜べよあほんじん、、、よというひん曲がったお話が確かありました。
Business Journalと投稿者 赤かぶとの 投降 を見て喜んだり感心していたら頭脳レベエルが相当低いの湯田菌金様が大変お喜びになるだけでしょう、、、か?、、、後は知らないのでご勝手に。
しかいし実につまらない書きこみだな。
11. 2022年1月21日 18:02:32 : stX5MH747A : WkMxd0dPVDFZb1E=[11] 報告
大阪カジノで市負担の土壌対策費790億円が、WTCの二の舞になりそうな理由 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/293913?page=3

川嶋市議はダイヤモンド編集部の取材に「MGM・オリックス連合側から市に対し、土壌汚染対策などの費用負担の要求があったのではないか。黒塗りの資料にはその内容が記されている可能性がある。どうしてもIRを実現したい市側が、唯一の応募者に足元を見られ、いいようにされているのではないか」と指摘する。

12. 空虚[4718] i_OLlQ 2022年1月22日 11:47:49 : 2QIOW8RvWQ : bktIWmYuWGk1SjY=[3] 報告
>>9殿 >今は何と呼べばいいのか

【 虚業家でもいいが・・・ 会社転がしでもいいかもw 】

・・・藤田 田さん式の事業家スタイルね(藤田さんはユダヤの商法と自負していた)

13. 2022年1月24日 11:50:17 : qQsVDE6nkE : c2VzdmF5NFpsY0k=[1] 報告

しかし何だなー古いな。
時間が止まっとるで、、、今は2022年。
こんな黴の生えた太古の時代から既に流れとるでー。
はええ話が会社転がしの餌食になったというところだろう。
物言う大株主様足元すくわれんようにな。
どうでもいいけど 自己都合で勝手に頑張れよ。
Business Journal様がピンボケボケでヨイショしてくれるから快進撃カンパニーになって2度も3度もおいしいよ。


第19回 会計ソフトの先駆者「弥生」は今後も市場を先導できるか?
伊嶋謙二=ノークリサーチ シニアアナリスト
2015.06.09

弥生は国内における業務パッケージソフト販売で先鞭を付けたベンダーとして知られる。創業期に業務ソフトの世界でイノベーションを起こし、今もその精神を保ちながら、会計パッケージソフト市場で存在感を放っている。しかし振り返ると、劇的な転換期を何度も乗り越えてきた波瀾万丈の歴史をもつ企業でもある。長年に渡り会計パッケージ市場をけん引してきた弥生の強さの理由を探り、今後を展望してみたい。

度重なる時代の変遷を経てなお市場の上位に

約30年に及ぶ弥生の歴史を見ると、日本の中小企業における会計業務の自動化、IT化、自計化の流れと歩を同じくしていることが分かる。オフコンからパソコンへのダウンサイジングが進むにつれ、ソフトとハードの分離が進み、会計業務用のソフトウェアパッケージを利用することが主流になっていった。このときに弥生が果たした役割は大きい。

 弥生の歴史は、3回の劇的な転換点によって、以下の4つの時代に分かれる。

1. 企業創業期(1980年前後〜)
2. 「弥生」としての独立(2003年〜)
3. ライブドア傘下に(2004〜2007年)
4. オリックスの資本参加(2014年〜)

 弥生の前身となる日本オールシステムズは1978年に設立された。97年には米インテュイット社(当時)の日本法人となったが、2003年、MBOによる独立を果たし「弥生」になった。その後、ライブドアに買収され、2007年からはさらにベンチャーキャピタルによる“占領統治”時代を迎えたが、2014年末のオリックスによる買収でようやく、安定しつつあるのが現状だ。

これだけの変遷を遂げながら、なぜ同社は、業務パッケージ市場で常に高いシェアを維持し続けて来られたのだろうか。振り返ってみよう。

14. 2022年1月25日 11:05:21 : XaL4ZhHNBg : UDBKTUFWTDg2VUE=[118] 報告
こういうのを「虚業」というのだがな
こんなものが賞賛されるとか、時代が変わったな・・・国語辞典の意味が変わったのかも知れないが
15. 2022年1月29日 15:19:16 : 9QAOqlxCZ6 : SVVlMTkxeFpCVGM=[68] 報告
オリックスは関空の経営もしていますよね。

関空も売却されるかも? 

この構造がモリカケで作られましたよね。

構造改革とか特区とか。民営化とか。

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