★阿修羅♪ > 経世済民135 > 875.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
日本の経済成長率が「世界最低」である、バカバカしいほど“シンプルな理由” 戦後、世界で唯一デフレに陥った国「日本」 (ダイヤモンド)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/875.html
投稿者 西大寺 日時 2023 年 3 月 09 日 02:19:31: cgRA355xS6WP2 kLyR5Y6b
 


日本の経済成長率が「世界最低」である、バカバカしいほど“シンプルな理由”
戦後、世界で唯一デフレに陥った国「日本」
週刊ダイヤモンド 2020.4.3号
https://diamond.jp/articles/-/230841

――前回まで(第1回、第2回、第3回)、「自国通貨を発行できる政府の国債はデフォルトしないので、原理的には、いくらでも好きなだけ財政支出をすることができる」というMMT理論について教えていただきました。

中野 それは「理論」というよりも、「事実」というべきでしょうね。

――そうかもしれません。だけど、だったら税金などいらないではないですか? 無税国家でいいじゃないですか?

中野 そんなことはできません。前にも説明したように、人々がお札という単なる「紙切れ」に通貨としての価値を見出すのは、その「紙切れ」で税金が払えるからです。だとすれば、国家が徴税権力を放棄したら、貨幣の価値もなくなります。無税国家にしたら、お札は文字通りに「紙切れ」になるでしょう。

――あ、そうでしたね……。

中野 そこまで極端でなくとも、政府が財政赤字を拡大しまくったら、大きな問題が生じます。たとえば、政府がさかんに国債を発行して公共投資をやり、投資減税や消費減税をやったら、需要が拡大して、供給力を超えるので、インフレになります。それにもかかわらず、公共事業をやりまくり、ついでに無税にしたら、おそらくインフレが止まらなくなり、ついにはハイパーインフレになるでしょう。

 インフレとは物価が上がることですが、裏返せば、貨幣の価値が下がることです。つまり、ハイパーインフレになれば、お札はただの「紙切れ」になってしまいます。いくら政府に通貨発行権があっても、その通貨が無価値になってしまうのですから、ハイパーインフレはさすがに困ります。

 だから、私は、このインタビューの冒頭(第1回)でこう言ったんです。「自国通貨発行権をもつ政府は、レストランに入っていくらでもランチを注文することができる。カネの心配は無用。ただし、レストランの供給能力を超えて注文することはできませんけどね」と。

――ということは、やはり、いくらでも好きなだけ国債を発行して、財政赤字を拡大してよいわけではないのですね?

中野 ええ。自国通貨発行権をもつ政府は、原理的にはいくらでも国債を発行することはできますが、財政赤字を拡大しすぎるとハイパーインフレになってしまいます。だから、財政赤字はどこまで拡大してよいかと言えば、「インフレが行きすぎないまで」ということになります。したがって、財政赤字の制約を決めるのはインフレ率(物価上昇率)だということになります。

――やはり財政規律は必要だと聞いて、ちょっとホッとしました。

中野 そうですでよね(笑)。ところで、ここで不思議なことに気づきませんか?

――なんでしょうか?

中野 財務省も主流派経済学者もマスコミも、「日本の財政赤字が大きすぎる」と騒いでいますよね?しかし、財政赤字が大きすぎるならば、インフレが行き過ぎているはずです。ところが、日本はインフレどころか、20年以上もデフレから抜け出せずに困っているんです。おかしいと思いませんか?

――たしかに……。

中野 つまり、日本がデフレだということは、財政赤字は多すぎるのではありません。少なすぎるんです。

――財政赤字が少なすぎる……驚くべきお話ですが、理屈としてはそうなりますよね。

中野 もっと言えば、インフレ率が財政赤字の制約だということは、デフレである限りは、財政赤字はいくらでも拡大してもいいということです。デフレのときには、財政赤字に制約はないのです。

――理屈ではわかるのですが、「いまの日本では財政規律は不要である」と聞くと、とんでもない“非常識”な話に聞こえてしまいます。

戦後、世界で唯一デフレに陥った国「日本」

中野 それは、デフレが異常な現象だからです。第二次世界大戦後、世界中の経済政策担当者が最も恐れたのがデフレであり、戦後、なんとかしてそれを回避し続けてきました。ところが日本は1991年ごろにバブルが崩壊し、1997年の消費増税と緊縮財政を主因に、1998年に、ついに第二次大戦後、世界で初めてデフレに突入しました。

 しかも、このデフレは図1が示すように、20年を超える異例の長期にわたって続いています。

ちなみに、1997年と2014年に一時的に物価が上がっていますが、これは主に消費増税の一時的な影響によるもので、日本経済は、1998年以降、基本的にずっとデフレだったと言っていいでしょう。こんな長期のデフレは、この世界のなかで日本だけです。実に不名誉な実績というほかありません。

――戦後、長期のデフレに陥ったのは日本だけなんですね……。

中野 そうですよ。そして、その間の経済成長率(名目GDPの成長率)を示したのが図2です。

ご覧のとおり、日本は最下位。しかも、日本だけがマイナス成長率を記録しているんです。おかしいと思いませんか?

――ひどいありさまですね……。このような状況下で、コロナショックに見舞われると思うと暗澹たる思いがします。

中野 まったくです。知識人のなかには、「日本は成熟社会だから、もう経済成長は望めない」と言う人もいますが、それもおかしい。たしかに、成熟した先進国には高度成長は望めないでしょうが、日本以上に成熟している欧米先進国はちゃんと経済成長していますからね。

 さらに、図3を見てください。1990年代半ばまでは、ある程度、成長していたのに、1990年代半ばあたりを境に、日本だけが、突然、ポキッと折れたかのように、成長が止まっています。しかも、日本だけが長期のデフレに陥っている。

つまり、平成の日本経済は、世界的に見ても明らかに異常だったんです。これほど極端な現象が日本だけで起きているということは、社会の成熟、産業構造の変化、少子高齢化といった要因では、とうてい説明できません。

 よっぽど間違った経済政策を長期にわたって続けない限り、こんな愚かな状況は起こりえないんです。世界中を探し回っても、こんな状況に陥っている先進国はないんですからね。日本政府の「政策知性」とでもいうべきものが、世界最低レベルであるということなんですよ。

――ずいぶん厳しい言い方ですね……。

「デフレ=資本主義の死」を放置する日本

中野 そりゃそうですよ。デフレがいかに恐ろしいものかを知れば、それを放置し続けるのがいかに罪深いことかがわかるはずです。

――デフレってそんなに恐ろしいんですか?

中野 ちゃんと説明したほうがよさそうですね……。

 デフレとは、一般的には、一定期間にわたって、物価が持続的に下落する現象のことを言います。その反対に、物価が持続的に上昇する現象は、インフレと呼ばれます。

 では、デフレは、どうして起きるのか? それは、経済全体の需要(消費と投資)が、供給に比べて少ない状態が続くからです。需要がないのだからモノが売れない状態ですね。このように「需要不足/供給過剰」がデフレ(物価の下落)を引き起こすわけです。

 そして、デフレとは物価が下落していくことですから、裏返して言えば、おカネの価値が上がっていくということです。デフレとは、持っているおカネの価値が上がっていく現象なんです。

 つまり、デフレになると、人々がモノよりもおカネを欲しがるようになるわけです。消費者であれば、モノを買うのを我慢して貯金するでしょうし、企業であれば、投資をして事業を拡大するよりも、内部留保として現預金を溜め込もうとするでしょう。

 その結果、需要(消費と投資)はさらに縮小して、デフレがさらに悪化していくことになります。しかも、そんな状況を放置すれば、企業も労働者も将来への不安をさらに強めますから、余計におカネを使わずにため込むようになる。こうして、悪循環が無限に続くんです。

――デフレ・スパイラルですね?

中野 そうですね。それで、デフレの何が悪いのかというと、第一に、人々は消費をしなくなるのでマーケットが小さくなることです。マーケットが小さくなるのですから、企業の売上は下がり、赤字に陥り、最悪の場合には倒産します。労働者は、給料が下がったり、仕事そのものがなくなっていきます。その結果、現在の世代がどんどん貧困化していくわけです。

――実際に、日本では相対的貧困率が上がっていますね。

中野 ええ。第二に、企業が投資をしなくなることです。マーケットがずっと縮小していくわけですから、事業を拡大するために投資をするはずがありません。それに、デフレで将来も貨幣価値が上がっていくので、あとで借金を返済するときに実質的な返済額が膨らんでたいへんなことになりますから、銀行から融資を受けるような大型投資にはきわめて慎重になります。

 これが深刻で、なぜなら、投資とは将来に利益を得るために行うものだからです。投資をするから、将来世代が豊かになるわけです。ところが、デフレ下では投資が減りますから、それだけ将来世代が貧困化することになります。つまり、デフレは、現役世代も将来世代も貧困化する恐ろしい現象なんです。

――怖いですね……。ところで、銀行融資を受けるような大型投資が減るということは、信用創造が減少するということですね?

中野 そうです。先ほども言ったように、「信用創造」という銀行制度が生まれたからこそ、資本主義経済は発展してきたのです。信用創造は資本主義経済の根幹であり、経済成長の最大のエンジンなんです。

 ところが、デフレ下においては、その信用創造がなくなっていきます。それはいわば「資本主義の死」です。だから、私はデフレは異常事態だと言ったんです。世界中の経済政策担当者が「デフレだけは起こしてはならない」と考えて、最大限の警戒をしているのも当然のことです。

ーーにもかかわらず、日本はデフレを起こしてしまい、もう20年も脱却できずにいる……。そして、デフレという異常な状態にあるために、「いまの日本では財政規律は不要である」という”非常識”な結論になるというわけですね?

中野 そういうことです。

――では、どうすればデフレから脱却できるんですか?

「民間主導」でデフレ脱却ができないのは当たり前

中野 答え自体は簡単です。経済全体の需要を増やせばいいんです。

 デフレとは「需要不足/供給過剰」の状態ですから、人々が消費や投資を増やして、需要を増やせばいい。そうすれば、デフレから脱却して、景気はよくなって、経済成長が始まります。

 しかし、それが口で言うほど簡単ではありません。なぜなら、デフレ下では、人々が消費や投資を控えて、貯蓄に励むのが「経済合理的」だからです。当たり前ですよね? 給料が下がっているのに、じゃんじゃんモノを買っていたら、その人は、明らかにおかしいでしょう。モノが売れないのに、設備投資を拡大する企業があれば、その企業もおかしい。

景気が悪いときには、支出を切り詰めなければ、個人や企業は生き残ることができません。不景気で苦しいときに、節約して貯蓄に励むのは、美徳ですらあるのです。しかし、その結果、ますます需要が縮小して、デフレは悪化する。節約という、人々が苦しさを乗り切ろうとしてとった合理的な行動が、経済全体で見ると、需要の縮小を招き、人々をさらに苦しめるという不条理な結果を招いているのです。

 このように、一人ひとりにとっては「経済合理的」な行動でも、それが積み重なった結果、全体として好ましくない事態がもたされてしまうことを「合成の誤謬」と言います。そして、デフレは「合成の誤謬」の典型です。だから、民間の力だけでは、デフレから脱却することは絶対にできません。

――では、どうすればいいんですか?

中野 「大バカ者」がいればいいんですよ(笑)。

――は? 「大バカ者」……ですか?

中野 ええ。デフレ下では、節約するのが経済合理的ですから誰も消費・投資をしないので、需要と供給の差(デフレ・ギャップ)は絶対に埋まりません。だから、デフレなのに、とんでもない金額のおカネを使う「大バカ者」が登場して、デフレ・ギャップを埋めてあげなければいけない。その「大バカ者」を「政府」というんです。

――なるほど。民間主導ではデフレから脱却できないのだから、政府主導でやるしかない、と?

中野 そうです。要するに、政府が財政出動で需要を生み出して、デフレ・ギャップを埋める以外に、デフレから脱却する方法はないのです。先ほど私は、「デフレのときには、財政赤字に制約はない」と言いましたが、デフレのときに財政赤字に制約を設けると、デフレから脱却することができないと言うべきなんです。

 ここにも、ビジネス・センスでマクロ経済を論じる危険性があります。デフレ下においては、民間のビジネスでは節約が美徳であっても、その美徳を政府に求めたらデフレから脱却できなくなるからです。むしろ、政府は民間とは逆の行動をとらなければならない。デフレのときには支出を増やし、インフレのときには支出を減らすことで、経済を調整するのが政府の役割なんです。

――しかし、これまでも日本政府は財政出動を増やしたことがあったけれども、景気対策としての効果はなかったと聞いたことがあります。

「財政政策は景気対策として有効ではない」は本当か?

中野 ああ、そのような認識が日本には根強くありますね。バブル崩壊後の1990年代に巨額の公共事業が景気対策として行われたけれど、不況から脱することができなかったので、財政政策は有効ではないというわけです。

 だけど、それも事実誤認です。まず、日本の公共投資が増加したのは、90年代前半だけで、90年代後半以降は減少に転じ、2000年代に入ると公共投資はさらに減らされました。

 そして、日本経済がデフレに突入したのは、まさに公共投資が減少し、消費税が5%へと増税された直後の1998年からです。公共投資が減らされる前の90年代前半は、少なくともデフレは回避できていたのです。

しかも、公共投資が増加したとされる90年代前半ですら、90年度から96年度にかけて、一般政府(中央政府と地方政府)による投資額は、約13兆円増加しただけでした。中央政府による投資額に限れば、1兆5000億円程度しか増えていないんです。

 だから、1990年代の日本の経験は、公共投資が多すぎたとか、意味がなかったということを示すものではありません。むしろ、その逆で、1990年代の公共投資は多すぎたのではなく、少なすぎたのです。

 実際、国際通貨基金(IMF)も、2014年10月の「世界経済見通し」において、日本の90年代前半の財政政策を検証して、当時の公共投資の規模は不十分であったものの、効果がなかったというのは間違いであると結論しています。

――緊縮財政を各国で実施してきた、あのIMFがですか?

中野 そうです。あのIMFですら、日本の90年代の財政出動は無駄ではなく、むしろもっと積極的にやるべきだったと言っているんです。

 そもそもバブルの崩壊とは、資産価値がいきなり半減したほどの大きなショックだったわけです。その大ショックに対応して、デフレへの転落を防ぐためには、中途半端な景気対策ではダメだったんです。もっと巨額の公共投資をもっと長く続けるべきでした。そうしていれば、デフレにはならず、日本経済はもっと成長していたに違いありません。

――そうなんですね……。でも、日本はグローバル化が進んだために、公共投資による景気効果は弱くなっていると聞いたことがあります。

中野 ああ、それは主流派経済学の大物であるローレンス・サマーズが「MMTは閉鎖経済を前提としていて、開放経済では通用しない」とMMT批判をするときのロジックと同じですね。主流派経済学は財政政策には意味がないと教えていますが、それはこういうロジックなんです。

 開放経済下では、財政赤字を拡大することによって、たしかに内需が増えるが、そうすると民間資金が枯渇して金利が上昇するから通貨高になる。通貨が高くなると外需が減るから、せっかく増やした内需を相殺する。だから、開放経済下では財政政策は無意味だというわけです。「通貨高」というものを計算に入れているんですね。これが主流派経済学の標準的な考え方だから、サマーズは「MMTは、きっと閉鎖経済を前提にしているに違いない」と思い込んで、的外れな批判をしているんです。

――的外れ?

中野 まったくの的外れ。論外ですよ。前に説明した国債発行のオペレーションを思い出してください。国債を発行して民間資金を吸い上げているのではなく、逆に、国債を発行して財政出動を行うことで、民間資金は増えるんです。そして、金利にはまったく影響がない。これが事実でしたよね?

 だから、主流派の経済学者が主張するように、「民間資金が枯渇して金利が上昇するから通貨高になる」などという現象が起きるはずがないんです。よって、この議論は、「以上、終わり」ということです。念のために付け加えておくと、MMTは開放経済を前提にしており、変動相場制のほうが望ましいと論じています。

――なるほど……。

中野 主流派経済学の何が痛いかというと、「貸出が預金を生む」という事実を知らないことなんです。集めた預金を貸し出していると思い込んでいるから、資金が逼迫すると勘違いしている。信用創造という資本主義の基本中の基本を理解していれば、こんな理解にはならないんです。

 ついでに言っておくと、「デフレ脱却のため」という触れ込みで、主流派経済学者が主張して実行された、いわゆる「リフレ政策」(インフレ目標と量的緩和)がほとんど効果がないのも当たり前のことなんです。

――そうなんですか?

(次回に続く)
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2023年3月09日 14:04:03 : ZfQxy7uQjk : WDNLbUVrZkZDeHM=[3] 報告

ワンコのおしっこシートが半年で20%値上がりしました。

インフレ率40%だが…?

2. 2023年3月09日 18:11:59 : kg4DQiF0hM : ek5tQ3REV3F1cjI=[20] 報告
>>1
それはコストプッシュ型インフレ(原材料、資源高騰、または人手不足による人件費高騰)
元記事で中野氏がしてる説明はディマンドプル型インフレ(需要拡大による賃金上昇)

今年あらゆる企業が需要無しで人件費を上げたり非正規に切り替える予定。
仮に給料が上がっても原材料高騰分に対して追い付かない給料上昇なのでコストプッシュ型のダブルパンチで更に進む。

また拍車を掛ける懸念材料がインボイス制度。
施行されると1000万以下の自営業者が一斉に値上げるか「納税経費分」を取引先にボラれて廃業が増え、更に需要と供給が崩れる。

3. 乳良〜くTIMES[288] k_uXxyYjMTIzMTY7gq1USU1FUw 2023年3月09日 19:17:54 : EhNWDOAOT2 : N2dNT00xTFFsVGM=[20] 報告
コーナン商事で売っているCat Foodも、30%上がりました。

業務スーパーの食肉製品も、概ね10%高くなりました。

六甲バターのベビーチーズは、1割減量しました。

インフレ率は10%以上に感じます。

4. 2023年3月09日 20:05:43 : q9WEICMIJM : TVdkRE1kMnFtWGs=[7] 報告
何だこの理論。

この中野ってのは経済学者のくせして「スタグフレーション」を知らんのか?

>>1さんと>>3さんの感覚が正しいよ。

商品価格のほとんどはアホノミクスから異様に上がり続けていて今や、10年前の1.5倍〜2倍になっている。

でも消費が増えないのは当然、賃金が上がらなかったというかむしろ下がった消費者側に「お金」が無いからで、需要と供給以前に価格高騰がすべての元凶で消費物価指数が上がらなくなっている。
なぜか消費者物価指数が上がらないからデフレという論調が多いのだが、価格が高騰していることをデフレとは言わない。

すでに需要と供給の関係は崩れている。それをスタグフレーションと呼ぶわけで、デフレ以上に経済の状況としては最悪で、にもかかわらずスタグフレーション対策を打たないのだから、日本だけが経済成長しないのは当たり前。

原因はデフレじゃないのにデフレ対策に走る(まあ、自公政権は対策すら打っていないが)から一向に回復しない、するわけがないって話。

デフレなら底を打てば必ず転換する。底じゃないところで消費が伸びていないのだからデフレ対策なんぞ何の意味もない。

それすらも気づかない中野とやらは、普段はほとんど誰とも会話することないボッチの上、買い物をしても値段とかは気にしないタイプの奴か? 話ができる知人でも居ればモノの値段が上がっていることくらい気付けそうなものだが。

5. [2167] iKQ 2023年3月09日 21:48:57 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[332] 報告

 マルクスの資本論

 工場を作って 工場で製品(富)を作ること 

 

6. [2168] iKQ 2023年3月09日 21:51:48 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[333] 報告

 政治家が 富を作るわけではない

 銀行・生保・損保が 富を作らない

 スポーツ選手は 富を消費するだけだ

 吉本興業が  日本のためになってるわけではない

 テレビ・新聞  富を消費

 

7. [2169] iKQ 2023年3月09日 21:53:54 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[334] 報告

 海外旅行に行くのは そのまま 損失

 海外から 旅行者を受け入れることは 100% 収益だ

 

8. [2170] iKQ 2023年3月09日 21:56:34 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[335] 報告

 ユニクロが 中国で作った(富)を輸入するのは 中国を「利する」だけの

 反日行為だ

 

9. [2171] iKQ 2023年3月09日 21:59:18 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[336] 報告

 日本電産は 必死で 物(富)を作る 

 ソニーも 熊本で CCDを作って 外貨を稼いでくれている

 自動車会社も 頑張ってほしい   EVなんかに 負けるなよ〜〜

 

10. [2172] iKQ 2023年3月09日 22:01:36 : wZFmkj5SUM : VzY1MTdUWm4yZDI=[337] 報告

 山の木を切って 牧草を植えて 牛に食わせると

 牛は ひとりでに育って 富を日本人に 与えてくれる

 

11. 2023年3月10日 13:58:14 : w130lMTKqk : YWYuak41MUJ2LzI=[1] 報告
>>4
本当に馬鹿なんだな
>>2の話が分からないなら黙ってなよ恥ずかしい
12. 2023年3月10日 18:04:18 : LepCWN4ncU : cTJCT1FaOVZUa1k=[5] 報告
>>4は合ってるで?
罵倒するだけなら簡単でいいよな、思考停止で議論にもなってない。
デフレ(不景気)の時に物価が上がる(インフレ)のはスタグフレーション。
本来の正常なインフレってのは、労働者の賃金上昇に伴い物価が上がる事なんだが、今回のは賃金上昇せずに物価だけが上がるわけで、それは輸入に頼ってしまっているから原材料が上がっているわけで正常な物価上昇とは言わない。
少なくとも一次産品を国内需給行っている国では異常なインフレになる事は考えにくい。
ロシアの安価なエネルギーを輸入できなくしてしまった愚策と、内需を無視して来たツケが出てるんだよ。
13. 2023年3月10日 18:31:44 : hHRyrQsPsY : Nk5rVnVxSUM2Vk0=[1129] 報告
ところで、日本政府の統計、CPIは正しい物価変動を反映しているのか、誰か教えていただけませんか。

何百品目かの価格を調査しているはずだが、例えば、最近は、同じブランドのお菓子のサイズが小さくなったり、卵の大きさが小さくなったようだ。もし、卵一個が以前は50グラムだったものが同じ価格で40グラムになったら、25%の値上がり、インフレのはずだ。それを、10個入りひとパックの値段が変わらなければ、CPIは同じであるとしているのか、それとも25%上昇したとしているのか。

14. 2023年3月10日 19:35:19 : op6gmNvkgs : VE44LlovUlNrWVE=[1] 報告
日本で、デフレが始まったのはバブル崩壊して、その為、金融機関が不良債権を大規模に抱え込んだ時期。

ゼネコンの不良債権の棒引きを数千億円単位でやった為、日本全体で投資意欲が落ちた。又は、金融機関の融資意欲がなくなった。

景気が低迷したので、公的資金でのてこ入れが必要だと言うことで、財政出動がされ、その資金を出すために低金利での国債発行が必要になった。

しかし、公金はしょせん自分の金ではない為、使い方が雑になる。更には、公金横領しても、事件化しない事が幾つもの事例で分かり、公金たかりが相当な規模で行われる様になった。

これが、安倍内閣で官僚による安倍内閣潰しが、モリカケ問題で噴出した原因。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C
にある様に森友学園の問題は2016年以降に出て来ている。この時期、鹿児島県指宿市では地熱開発での公金横領が問題化しつつあった。

更に、加計問題
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%A8%88%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C?searchToken=a09sohw3zfocne3i4zjvv85xz#

は2017年からのもの。2016年4月に熊本地震が起こり、2011年東北M9地震が日本全体に影響を与え出した時期であり、首都機能移転が急がれた時期。

日本は戦後ずっと食料とエネルギーの自給を出来ない状態に置かれて期待した。

そして、今後かなり近い将来、その付けを払う状況に追い込まれて行く。食料とエネルギーの不足が人口の大幅減を招き入れるのだ。

15. 2023年3月10日 20:27:41 : xJbz8F86rg : aVNZN0sucHlsVXM=[393] 報告
全くわかってないね。通貨が価値をなくすのは、その国の価値がなくなるに等しい。日本が世界に必要とされる国であれば、税金をなくしても円は為替レートから外れない。また、租税を廃止して、子育て世帯などを助けなければ、再分配とは言えない。当然、巨額な赤字国債を抱える日本は、確固たる地位を築けなければ、円の価値は下がり続け、いずれ紙切れと化す。
16. 2023年3月11日 04:03:38 : 8BJWrpz5gY : N0MzaXVlblhGOFU=[324] 報告
甘いアメばかりなめていたら、その人は生活習慣病=糖尿病に陥るだろう。国の経済も同じような運命をたどる。

日銀は生きた化石になってしまった。金融が正常化するまで日本のバブルは膨らみ続ける。未来予想の答えはバブル崩壊しかない。

バブル崩壊と同時に進行する債務収縮がデフレの原因だから、この原理を知らない政策に私は反対してきた。

17. 2023年3月11日 11:33:56 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[2210] 報告
つまり、デブが太るのは食べ過ぎが原因でなく
痩せるためにはもっと食べる必要があるということですな。
言ってることはわかります。
18. 2023年3月12日 08:43:12 : VTH59AY6XQ : WWk1VDA0bXVWVGM=[3330] 報告
この朝鮮人天皇の国では、こと「歴史」と「経済」に関しては真実が語られることは無い

例えば、100人の国で100人の移民が生活を始めたとしよう
すると通貨の絶対量が不足するから、原住民の収入が半減してしまう
経済の血液である通貨を適切に増減させるのが国家という存在である

通貨の価値を上げればいいが、海外と貿易しているのでそれはできない

なのでアベノミクスの金融緩和の考えは正しい
しかしその700兆円をアメリカに差し出してしまったからデフレのまま

以上

19. 2023年3月13日 21:08:49 : GoJj5hzoDM : SnhpRHhqUU1TcGc=[43] 報告
政治家が無能だからだよ
そして、そいつらに投票した馬鹿が国民の中にいるからだ・・・「普通の日本人」を自称する輩がな
俺は生涯一度も自民党やその候補者に投票したことは無いのに、投票した馬鹿のせいで生まれた国が滅びようとしているわけだ
お前らは加害者だ、恥を知れ
20. 2023年3月15日 07:00:49 : RnfzqWl7r6 : bDBQSW9LYjhacE0=[5] 報告
>>18

貨幣を大量発行して景気上昇した国は過去に無かったのに、強引に推し進めたアホノミクスはスタグフレーションを引き起こしたのだから大間違い政策。

机上の理論と過去の実績を見比べなかった時点で失敗は見えていたよ。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民135掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民135掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民135掲示板  
次へ