イスラエルのラファ攻撃計画 南ア、国際司法裁に措置の検討要請／毎日新聞
毎日新聞 によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E6%94%BB%E6%92%83%E8%A8%88%E7%94%BB-%E5%8D%97%E3%82%A2-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8F%B8%E6%B3%95%E8%A3%81%E3%81%AB%E6%8E%AA%E7%BD%AE%E3%81%AE%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E8%A6%81%E8%AB%8B/ar-BB1ieu3X?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f9048837869f4df59cf1508b0ce39871&ei=7

　イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区の南部ラファに侵攻する計画を進めていることを受け、南アフリカは13日、オランダ・ハーグの国際司法裁判所（ICJ）に対し、侵攻を阻止するために権限の行使を検討するよう要請したと発表した。

　大統領府は声明で「生存者の最後の避難所」であるラファへの侵攻は「大規模な殺害や破壊につながる」と指摘。ICJが1月、イスラエルに対してジェノサイド（集団虐殺）の防止を命じた仮保全措置（暫定措置）にも違反していると訴えている。

　南アはガザ地区の戦闘はジェノサイド条約違反にあたるとしてICJにイスラエルを提訴しており、審理が進んでいる。一方、ICJは訴訟が進行中の案件について、暫定措置を出す必要があるかを職権でいつでも決定できると定められている。ロイター通信によると、過去には別の進行中の事案で状況が変化したとして、追加的な措置を取った事例もあるという。

　1月の暫定措置では、ICJは南アが求めていた即時停戦は命じなかったが、イスラエルに対してジェノサイドを防ぐあらゆる措置を取るよう要請。ジェノサイドを扇動する行為に対する処分や証拠保全、ガザ地区の人道状況の改善なども命じた。【カイロ金子淳】 　

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