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連中は全ての反対意見を潰そうとしてはおらず、主流になるのを阻止しているだけ(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/285.html
投稿者 赤かぶ 日時 2021 年 3 月 01 日 10:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

連中は全ての反対意見を潰そうとしてはおらず、主流になるのを阻止しているだけ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-88cc6a.html
2021年2月28日 マスコミに載らない海外記事


2021年2月20日
ケイトリン・ジョンストン

 我々の社会で広まっている最も重大な共同幻想の一つは、我々の社会は自由だという考えだ。我々の社会は、まさに我々が自由だという錯覚を生み出す程度には十分自由なのだ。その線から先は、プロパガンダに覆い隠された全体主義に過ぎない。

 「もしあなたが、あちらに住んでいれば、あなたは欧米政府を批判するようには、政府を批判するのを許されないはずだ!」と言って中国やイランなどの国に対する欧米帝国主義者の思惑に対する私の批判を、指を振って非難する人々の意見を私は毎日受ける。

 アメリカに中央集権化した帝国政府制度を、反体制派分子が、ある程度批判するのを許されているのは本当だが、あくまでも、ある程度だ。そう、資本主義、寡頭政治と帝国主義に対する私の批判が影響力の範囲外である限り、私は実際、邪魔されずに意見を表明するのを許される。だが、もし私が何らかの形で、影響力がある重要な主流の立場につけば、私は標的にされ、評判が台無しになるまで中傷されるか、神経衰弱になって、姿を消すのだ。これはほぼ確実だ。

 従来の全体主義体制がするように、帝国の管理者は全ての反対意見を潰し、沈黙させようとしてはいない。彼らは遥かに賢い。

 暴動や革命を防ぐため自由の錯覚を維持している社会では、全ての反対意見を押さえつけるのは、支配者のためにならない。実際、まさにその逆だ。少数の反体制派分子が社会の周辺をうろついて、自由の錯覚を引き起こすようにすることで、彼らの権益が維持されるのだ。もし、どこかの小言幸兵衛が街頭演説台上に立って、アメリカの戦争機構を批判するのを許されるなら、アメリカは自由の国に違いないのだ。

 だから、連中は全ての反対意見を沈黙させようとはしない。連中がするのは、反対意見が決して臨海量を超えず、主流にならないようにしておく努力だ。それが連中にとって、最も有利な状況なのだ。帝国の全てのプロパガンダ機構が、その実現に向けられているのだ。社会主義者、反帝国主義者の声は撲滅せず、彼らが政治的に重要になるのに十分な影響力を決して獲得しないようにするのだ。

 これが、帝国に反対する人々は誰であれ、主流メディアに登場するのを滅多に見ない理由だ。帝国の言説管理者は、人々が、それら権益を支持すべきかどうか、あるいは帝国が存在すべきかどうかに関し議論するのではなく、どのように帝国権益を支持するのが最善かを議論させるべく、受容できる議論のオヴァートンの窓を狭めようと努めている。帝国主義に反対する人々を活用すれば、寡頭政治や資本主義は、Overtonの窓を広げるが、それは帝国の権益に反するのだ。

 これも、トゥルシー・ギャバード大統領選挙運動の際、帝国の言説管理者が、完全に、うろたえた理由なのだ。連中が、彼女が選挙に勝つことができるのを恐れたからではなく、主流リベラル派綱領に立った女性下院議員が、アメリカ戦争商売の特定の重要局面を批判していたためだ。この人物が影響力ある立場を獲得し、その影響力を、権力者にとって維持するのが非常に重要な言説を破壊するために使っていたのだ。それで、彼女は、その影響力を無効にするため、極めて積極的に中傷する必要があったのだ。

 だから、良いニュースは、連中は我々を完全に追い出すことができず、さもなくば、連中は自由の錯覚を粉々にしてしまうということで、他方、悪いニュースは、連中は、これまで、我々が政治的結果を達成するだけの臨界量を得るのを阻止するため精力的に働いていることだ。我々の仕事は、連中を出し抜く方法を見つけだし、我々の数の力を、本当の変化を強いるために使うことができるよう、とにかく臨界量を達成することだ。連中が我々を完全に締め出すことはできないのを我々は知っている。さもないと連中は自由の錯覚を破壊し、帝国が依存している能力である効果的にプロパガンダする能力を失うのだ。

 我々の課題は大多数の大衆を目覚めさせることだ。帝国メディアへの信頼が史上最低で、情報をネットワークで結んで共有する我々の能力が史上最高なので、これは大いに実現可能だ。それは我々が、自身を急進派(我々は急進派ではない、我々は正気なだけだ)とみなすのを止め、周辺から、内部の多数派大衆の心を目指して、我々が出来る限り激しく、つき進む必要があることを意味している。

 我々の側には、創造力や、ひらめきや、ユーモアがあり、もし我々が臨界量の人々をプロパガンダに隠蔽された非常に不自由な社会に暮らしている事実に目覚めさせることができれば、我々は人数も獲得できる。我々は絶対にこれに勝つことができるのだから、我々は、そのために、出来るだけ懸命に努力しなければならない。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2021/02/20/they-dont-work-to-kill-all-dissent-they-just-keep-it-from-going-mainstream/

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コメント
1. 赤かぶ[120346] kNSCqYLU 2021年3月01日 10:21:29 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[19123] 報告

2. 2021年3月01日 19:01:12 : 2v7sqn5crg : S3dTbVdlVkpvRXc=[151] 報告
見せかけの 自由で誘う 勘違い
3. 2021年3月01日 23:27:03 : oyZaIFcmqk : MllDcjNWVHpBMmc=[478] 報告
選挙で政権が根本的に変わったという実例はない。

選挙で左派が多数になったとき、軍事力であるいはどこかの国の指令により住民が虐殺され政権の変更はならなかった、これはチリの例。

共産党がクーデターを起こそうとしたとされ、その関係者を虐殺し政権の交代を阻止した。死者は20万とも言われたが100マンに達したとする見方まである。これはインドネシア。

その他、イラク、ウクライナ、コソボの例がある。アラブの春も怪しい。南アメリカ各国も同じ。

4. 2021年3月02日 13:15:09 : yuDWKDvmqs : U2ZhazBQbWN5a1U=[2] 報告
>>3
共産党(専制と隷従、圧迫と偏狭を強制しようという組織)がクーデターを起こそうとしたら、

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずるため、

平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占める者・国は、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認するので、

当事国の共産党を強制排除する。

と、、、、云うことだよね?

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