国際政治における米国の地位は低下した。それはもちろんトランプ政権のせいだ。
米国が抜けた国際組織の穴を次々と中国が埋めていった。
今や、ＩＯＣすら中国主導になってしまった。
北京五輪を成功させたい中国は、東京五輪に協力するだろう。それなら東京五輪を成功させたい日本も北京五輪に協力せざるを得ない。

加えて現在の国内政治だ。親米派（安倍・麻生・岸田（ついでに森喜朗））が退き、菅・二階・山口（もしかしたら河野太郎）など親中派が幅を利かせている。
今のところ日本が北京五輪ボイコットに向かう道理がない。

もしそのようなことがあるとしたら、４月２５日の広島参院再選挙に岸田派が勝ち、９月の自民党総裁選で岸田文雄が菅義偉に勝つ場合だろう。
そうして親米派が自民党内で権力を取り戻したら、北京五輪ボイコットに向かうというシナリオもありえるかもしれない。
果たしてどうなるか？　各地で繰り広げられる米中代理戦争に注目だ。

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