http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/492.html
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ドルはプーチンに潰されたことになる/田中宇
https://tanakanews.com/
【2022年3月6日】
これから起きる米欧経済の破綻とドル崩壊は、QE中止と、流通網など供給側起因のインフレが原因なのだが、多分マスコミではそう報じられない。 米欧の経済破綻はプーチンのせいだ、と言われるようになる。QEをやめてもインフレはおさまらないのだから、米連銀はQEをやめる必要などない。 QEをやめなければ、いくらインフレになっても金融バブルは維持されて崩壊しない。QEは悪政だが、やめたら金融崩壊するのだから無意味にやめるのは大馬鹿だ。コロナ以降、マスコミは正気を失い、諜報界に操作されるまま、過激で稚拙な「ぜんぶプーチンが悪い」の絶叫を続けている。
QE停止によるこれからの米国側の金融崩壊も、目くらまし的にプーチンのせいにされ、本質が隠される。
ロシアは意外と負けてない(2)
【2022年3月4日】
多極化によるロシアの台頭と米国の衰退によって、東欧におけるロシアとEUの影響圏の境目が西の方に移動していく。
EUは、早く対米自立してロシアとの話し合って新たな影響圏の境界を確定せねばならないのだが、それが全くできていない。EUが動かない分、米国がロシアを挑発し、ロシアが力づくで境界線を変更する挙に出たのが今回の戦争だ。
米国の衰退と覇権の多極化は止められないので、ウクライナがロシアの影響圏に戻ることも止められない。
(補足)
2月26日TBS報道のプーチン側の言い分は次の通り。
ソ連の崩壊と共に、それまでソ連邦の「ワルシャワ条約機構」を解体。西側のNATOもいずれ解体するという事で合意が,10年間は解体されずNATOそのままできたが、やがてソ連解体とともにロシアとその周辺国に分解したロシアの周辺国(レーニン時代に作られた:旧ソ連邦)が次々とNATOに加盟し、ロシアの周辺国はNATOに包囲され、最後の砦ウクライナまでNATO加盟を希求するまでになり我慢できなくなった。
(関連)
・ウクライナ戦争についての4本目。停戦協議はこのように進行する。/副島隆彦
http://www.asyura2.com/22/cult36/msg/350.html
投稿者 仁王像 日時 2022 年 3 月 04 日 09:33:13: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
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