連戦連敗白骨街道の菅インパール作戦（植草一秀の『知られざる真実』）赤かぶ

連戦連敗白骨街道の菅インパール作戦（植草一秀の『知られざる真実』）
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/760.html
投稿者赤かぶ日時 2021 年 7 月 07 日 08:40:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

連戦連敗白骨街道の菅インパール作戦
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-19795e.html
2021年7月 6日　植草一秀の『知られざる真実』

東京都議選で自民党が惨敗。

辛うじて第一党を確保したが過去２番目の少数議席になった。

６月２７日付ブログ記事
「都議選自民勝利情報操作に騙されるな」
https://bit.ly/3qQ45cb

に記述したように、都議選自民圧勝予想は事実でない情報流布という工作活動だった。

有権者に上から刷り込む手法が多用されている。

この情報工作にもかかわらず自民党は勝利できなかった。

都議選の確定投票率は４２．３９％。

前回２０１７年選挙より８．８９％ポイント低く、過去２番目の低さ。

低投票率は自公に有利に働く。

自公支持者は選挙に全員が動員される。

岩盤票田。

投票率が低くなるほどこの票のウエイトが高くなる。

しかし、今回選挙では投票率が著しく下がったのに自民党は惨敗した。

公明党は得票を減らしたが辛うじて全員当選を果たした。

自民党の劣勢が鮮明になった。

都民ファーストは議席を激減させるとの情報が流布されたが自民党と第一党を争う善戦ぶりを示した。

菅自民は敗北街道を突き進んでいる。

１月１７日投開票の沖縄県宮古島市長選で、社民・社大・共産・立民が推薦した前県議の座喜味一幸氏が、４選を目指した自民・公明推薦の下地敏彦氏に勝利。

陸上自衛隊が地対艦・地対空ミサイル部隊の弾薬を保管する目的で進めている弾薬庫建設の是非が争点になった。

敗北した下地前市長は宮古島への陸上自衛隊配備を巡って業者に便宜を図った見返りに現金を受領した収賄容疑で５月１２日に逮捕された。

１月３１日投開票の北九州市議選で自民党現職６名が落選。

３月２１日投開票の千葉県知事選で自民党県議から出馬した関政幸氏を前千葉市長の熊谷俊人氏が圧倒。

熊谷氏は関氏得票の３倍を超える過去最高の１４０万票超えの票を得た。

４月２５日の国政三選挙で自民党が三敗＝惨敗＝全敗。

北海道２区衆院補選、長野県参院補選、広島県参院再選挙で野党連合候補が全勝した。

６月２０日投開票の静岡県知事選で自民党推薦の岩井茂樹元国土交通副大臣が現職の野党連合候補である川勝平太氏に大敗。

得票数は川勝氏９５．７万票に対して岩井氏６２．５万票。

菅自民の敗北街道はインパール作戦敗走路の白骨街道を彷彿させる。

すべては菅首相の民意無視政策運営の反映だ。

都議選で都民ファーストが善戦した最大の要因は都民ファーストが五輪の無観客開催を公約に提示したこと。

この公約で都民ファーストの支持が上がり、これを見た小池都知事が最終局面で都民ファーストの応援に入った。

小池氏が応援したから都民ファーストが浮上したのではなく、都民ファーストが浮上したから小池氏が応援に入った。

流布されている情報は因果関係を逆に捉えている点で誤りだ。

菅義偉氏は自分の考えを押し通す。

しかし、ことごとく、そのすべてで失敗している。

ＧｏＴｏトラブル事業始動の強行。

昨年１１月２１日以降のＧｏＴｏトラブル事業の継続強行。

１２月の水際対策強化妨害

３月の緊急事態宣言解除強行

６月の緊急事態宣言解除強行と五輪有観客開催方針決定強行

のすべてで判断を誤り、失敗している。

国民はコロナ収束優先の判断を維持し続けている。

その民意を無視して菅義偉氏が自分の考えを押し通す。

この菅義偉氏に日本の主権者がＮＯを突き付けている。

菅義偉氏がこの期に及んで五輪の有観客開催に突き進むなら、菅自民は次の衆院総選挙で大敗する。

菅義偉氏が最後の最後で最低限の柔軟性を示すかどうかが注目される。

1. 赤かぶ[139646] kNSCqYLU 2021年7月07日 08:40:56 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[38431] 報告

▲△▽▼

ブログ記事「連戦連敗白骨街道の菅インパール作戦」https://t.co/Yar2ofgzCu メルマガ記事「政権刷新牽引するニューリーダー」https://t.co/stCff3E1gR 更新しました。ご高覧、拡散お願いします。#Tokyoインパール2020 #東京五輪の中止を求めます #最低でも無観客 #都議選自民惨敗 #政策連合
— 植草一秀@政策連合 (@uekusa_kazuhide) July 6, 2021

2. 赤かぶ[139647] kNSCqYLU 2021年7月07日 09:21:52 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[38432] 報告

▲△▽▼

※2021年7月6日　朝日新聞4面　紙面クリック拡大

※朝日新聞、紙面文字起こし

「選挙の顔」首相に黄信号

都議選「自公で過半数」目標届かず

　秋までにある衆院選の「前哨戦」とされた東京都議選で、自民党は目標とした公明党と合わせて過半数の議席獲得に届かなかった。党内には、菅義偉首相では「選挙の顔」にならないとの懸念の声が高まっている。ただ、コロナ禍のなか、選挙前の混乱を避けようと表だった責任追及の動きは起きていない。▼総合４面＝共闘に一定の成果、オピニオン面＝社説

　「自公で過半数を実現できなかったことは謙虚に受け止めさせていただきたい」。都議選から一夜明けた５日、菅首相は首相官邸で記者団に淡々と語った。敗因についても「冷静に、しっかり分析して、次に備えたい」と述べるにとどめ、自らの責任には言及しなかった。

　自民にとって、自公で過半数は「超えないといけない絶対ライン」（都連幹部）だった。党の調査でも当初は５０超の議席獲得との見方もあった。だが、ふたを開けてみれば自民は３３議席だった。政権交代に向けて民主党が躍進した０９年都議選で惨敗した３８議席をも下回り、過去２番目の歴史的な低さだった。

　これに対し、党幹部からは「一地方自治体の議員選挙だ」「もともと議席を倍増させるのは難しかった」と国政選挙には影響しないとする発言が相次いだ。

　しかし、自民が伸び悩んだのは、新型コロナ対策や東京五輪の対応などをめぐる政権への逆風という影響が大きい。閣僚経験者は「自民に対する有権者の不満が積もり積もったものだろう」と危機感を示す。

　菅首相は５日、官邸で面会した下村博文政調会長に「厳しかったね」と漏らし、新型コロナのワクチン接種を急ぐ考えを繰り返し示したという。

「菅降ろし」兆しなし

　首相のもと、４月の衆参３選挙のほか、千葉や静岡の県知事選で敗北が続く。党内には「菅首相で選挙が戦えるのか」という懸念が強まっている。とくに、「１強」と言われた安倍政権下で、風に乗って当選を重ねてきた若手議員の不安が膨れあがるばかりだ。

　ただ、こうした状況にあっても「菅降ろし」が表面化する兆しはなく、「このまま菅首相で解散・総選挙をするしかない」（党幹部）というあきらめのような見方が党内の大勢を占める。

　過去、自民党内の対立などで首相が１年で交代し、０９年の民主党の政権交代につながった苦い経験があるからだ。自民ベテランは「選挙前の党内のゴタゴタは一番イメージが悪いし、悪い結果になる」と語る。また、党内に衆目一致する「ポスト菅」がいないという苦しい事情もある。

　菅首相のもとで衆院選に臨むのかの判断は、８月に一つの節目を迎える。党幹部は、新型コロナのワクチン接種を進め、東京五輪・パラリンピックを成功させた後に、解散・総選挙に打って出るシナリオを描く。首相はこれまで、９月末に迎える党総裁任期の前に解散する考えを示している。総裁選を先延ばしし、衆院選をやって勝てば、総裁選では無投票当選の可能性が高いとの算段からだ。

　このため、党執行部は、首相の意向を踏まえて、８月中に総裁任期の延長を判断しなければならない。ここまでに、若手らから「新しい総裁で選挙をやってほしい」との不満が噴き出す恐れもある。党関係者は「総裁選の延長に正当な理由があるのか。あんまり無理に進めると政局になる」と語る。（野平悠一、楢崎貴司）

3. 赤かぶ[139648] kNSCqYLU 2021年7月07日 09:26:36 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[38433] 報告

▲△▽▼

「選挙の顔」首相に黄信号　都議選、「自公で過半数」目標届かず：朝日新聞デジタル https://t.co/8Htn9IoKYo
ただ、こうした状況にあっても「菅降ろし」が表面化する兆しはなく、「このまま菅首相で解散・総選挙をするしかない」（党幹部）というあきらめのような見方が党内の大勢を占める。
— 冷静と情熱のあいだ (@calm_passion21) July 6, 2021

4. 2021年7月07日 12:04:11 : MF51DjwNJg : YUpMQndkbkRWZDI=[35] 報告

▲△▽▼

多分、オリンピックを開催しても支持は得られない。昨日の選手壮行会を見て確信した。政府は本気でオリンピックをやる気はない。開会式も形だけで、競技も形だけ。欠場選手多数で、競技会として極めてお粗末なものになるのではないか。支持率はさらに下がる。

5. 達人が世直し[560] kkKQbIKqkKKSvIK1 2021年7月07日 14:31:19 : qQUySCZ9Sw : c0h6QWxldXZGeDY=[73] 報告

▲△▽▼

今回の都議選の結果を立憲民主党がどのように総括するのか。
当然、他の反自公の野党の共通課題だけどね。
総括の内容次第で、来る総選挙の政権交代の可否が決まるだろう。
それほど重要な総選挙の前哨戦であった。
結果は、政権交代を望み、野党共闘に唯一の光を求めてきた者にとっては、
期待外れで、厳しく言うなら、むしろ失望に近い。
野党共闘が叫ばれる割には、闘い方は何も変わっていないなぁ～。
一部選挙区での共産党との候補者調整だけだもんな。
共産党との共闘が部分的であっても、その効果の大きさは確認できたことは刮目すべき成果だったと思う。
もし、全面的な共闘の体制が組めていれば、結果は私達の想像をはるかに超えたものになった気がする。
しかし、中途半端に勝利しなくて良かったとも思っている。
反省の機会、戦略の見直しの機会が与えられた。天恵と思いたい。
総括した結果を知りたい項目
投票率を上げられなかった理由は何か。
自・公・都ファに対して、政策の対立軸は示せたのか。
候補者調整による統一候補戦術の限界。
連合との協力関係の在り方。
反自公野党との共闘の在り方。
市民団体との共闘の在り方。
７名増の１５名当選の要因。
約半数が落選した要因。
等々。
このように書いてきて、ふと思った。
結局
反自公の野党は共闘してたの？
共闘してなかったの？
総選挙の前哨戦と言われる、大切な実験場で、どんな成果を得たの？