野党が選挙で勝ってたら、こんな事態にはなってませんよ。
自分が野党を貶める記事を書いて何を言ってやがりますか？

竹中がアメリカから持ち込んできた新自由主義の毒酒に酔ってしまったのです。世紀の歌舞伎役者・小泉純一郎によって郵政改革というきらびやかな衣をまとった新自由主義の毒性にみんな気付かなかったのです。

新自由主義は、角栄の遺物である経世会竹下派が老化してもうどうしようもなくなり、いよいよ野党が政権を奪還するかもしれないというときに現れました。前述の小泉純一郎のイリュージョンによって国民の目はごまかされ、規制改革で無限の経済成長が見込める、日本はバブル以降の空白の10年を取り戻せる、華やかに生まれ変わった「列強国家・日本」の誕生を夢見させたのです。

でもそれは竹中が数十年かけて日米を往復しながら立ててきた謀略だったのです。和歌山の暗黒地帯に生まれ育った竹中は、貧困と差別に苦しみながら中流以上の層を憎み続けてきました。いつか復讐してやろうと。そして悪魔が引き金をひいたのが2001年の小泉政権誕生だったのです。

今からでも遅くないと思います。小沢一郎の薫陶を受けて「近代的な反グローバリズム・格差是正政治」を目指す山本太郎率いる「れいわ新選組」しか、新自由主義と戦える政党はないと思います。

来年から政治がガラガラと音を立てて組み替えられていくと思います。将来には自民・公明・民主各党は姿を消し、アベスガ竹中によって巨大な悪魔政党と化した「日本維新の会」と、世直しに燃える野党「れいわ新選組」、れいわを支える共産党の３党が残ると思います。日本の未来を変えるのはどの党でしょうか？

「近代的な反グローバリズム」というおかしな書き方をしてしまいましたが、反グローバリズムはこれまで保守思想の一つとされ、右派保守陣営が唱えてきました。しかし、トランプやら極右やらは国民不在で国家主義を極めるためにこの思想を唱えました。しかしこれからは、左派が唱えなければならない思想です。
右派、左派という分け方も、もはや古いものであることは否定できません。だから山本太郎氏ののような新しい時代の新しい政治家が唱える政治であると思って、こんな表現を使いました。わかりにくかったらごめんなさい。