この２〜３日、新聞の紙面がつまらなかったので、読者の欄から目にとまったものを投稿してみた次第です。

会社役員、７９歳の方の投稿は、全く指摘の通りだ。
今の立憲民主党に欠けていることを、的確に指摘している。
しかも、立憲民主党に込める期待に溢れている、
何とも、有難い投稿ではないか。
これを投稿された会社員の方の論旨は、
「支持者、有権者、国民に向かって「堂々」と「力強く」総括議論を」せよと言うところにある。
簡単に言うと、総括から「逃げるな」と言うことだ。
勝てば総括はしなくていい、負けたから総括すべきだと言っている訳ではない。
勝っても、負けても、総括は必要で、大切なプロセスと言うことだ。、

１氏の言葉の
＜勝てはしなかったけど、負けてはいませんが？＞
がどんな状況を言っているのか、理解できないが、無理に当てはめると、
勝てはしなかったと思うなら、総括は必要であり、
負けてはいないと思っていても、総括は必要だ、というのが論旨だ。
しかも、支持者、有権者、国民に向かって「堂々」と「力強く」。
立憲民主党の党勢拡大への熱い思いが伝わってくる。

立憲民主党が今置かれている現実に、向き合う勇気も無く、ただただ妄想の世界に逃げ込み、
＜勝てはしなかったけど、負けてはいませんが？＞
というばかり。
どういう言葉で、表現しようとも、事実は一つしか無い。
１氏の、この言葉の意味するところを説明できる人がいたら、解説してほしい。

変えようがない現実を前に、勝った負けたに何時までも拘るよりは、次の闘いに備える、そういう行動こそが求められているのではないか。

最後に、参考になると思うので、松浦静山の、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
の言葉の、現代語訳も省略し、要約のみを記しておく。

「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある。
試合に勝つためには、負ける要素が何だったか、どうしたらその要素を消せるかを考えて行く必要がある。
　また、もし勝ち試合であっても、その中には負けに繋がることを犯している可能性があり、その場合はたとえ試合に勝ったからといって、その犯したことを看過してはならない。」

んじゃないでしょうか。共産党の票が上積みされたので、この程度の当選者を

出す事が出来ましたが、本来ならこの半数は落選していたでしょう。