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神社に｢プーチン氏わら人形｣10件近く相次ぐ 手書きで“抹殺祈願”も…千葉・松戸市

2022年6月7日 12時58分

FNNプライムオンライン
神社に｢プーチン氏わら人形｣10件近く相次ぐ 手書きで“抹殺祈願”も…千葉・松戸市

千葉県松戸市の複数の神社で、顔の部分にロシアのプーチン大統領とみられる写真を貼った「わら人形」が、相次いで発見されました。誰が、なんのためにやったのでしょうか。
神社に｢プーチン氏わら人形｣ …5月上旬から10件近く

6日、「めざまし8」の取材班が千葉県松戸市の「安房須（あわす）神社」で目にしたのは…

お社のすぐ脇の木に釘で打ち付けられた、わら人形。顔の部分にはロシアのプーチン大統領とみられる人物の写真が貼られ、さらに顔は、また別のくぎで打ち抜かれています。

田中良幸キャスター：
『わら人形』自体は私の手のひらよりも大きいです。30センチくらいありますかね。結構大きいですよね。顔の写真の部分のおでこには、何か赤い文字が書かれていたと思われるんですが、雨で落ちてしまったような状況ですね

古来より呪いの道具として使われてきた「わら人形」。

実は市内の別の神社「岩瀬胡録（いわせころく）神社」でも、4日、境内の木に同じように人形が打ち付けられていました。

しかし6日に再び訪れると、わら人形はなくなり、そこには2つの釘穴の痕がくっきり残っていました。

さらに、その木の根元には、わらのような細長い燃えカスが…。

岩瀬胡録神社の総代・倉田恒二さんは、「宮司さんにどうしようかということで相談したら、取って燃やすと。その前に一応、お塩とお酒で清めてからやってくださいというような形で言われた」そうで、お清めをした上でわら人形を燃やしたといいます。

岩瀬胡録神社 総代・倉田恒二さん：
呪いを、なんかやったとき受けるんじゃないかと思うんですけど。灰の部分をどこへ埋葬、っていうとおかしいですけど、（埋葬）したらええんかっていう。これからみんなと相談しないと。私一人の気持ちで何か（できない）

松戸市では5月以降、わら人形が木に打ちつけられる被害が10件近くにも及んでいます。中には、こんな被害を訴える声も…
｢ちょっと心が痛みます…｣　ご神木に打ち付け“抹殺祈願”の紙も

金ヶ作 熊野神社 神主・高橋丈夫さん:
ちょうどこの辺ですね。ご神木の「くすの木」ですね。神社として一番大事なものなので、人が近づかないように囲いをして守ってはいるんですけど

200年以上の歴史がある「金ヶ作（かねがさく） 熊野神社 」では、神社が建てられる前からあり、大切に守り継がれてきたご神木に、わら人形が打ち付けられていたといいます。

金ヶ作 熊野神社 神主・高橋丈夫さん:
ちょっと心が痛みますね。やっぱり村の財産ですから。こういったことを傷つけられるのは本当に

また、打ちつけられた「わら人形」に挟まっていたのは…

手書きで、プーチン大統領の名前と生年月日に加え、「抹殺祈願」と記された紙。プーチン大統領を“呪う”意図で残されたモノだったのでしょうか。

ご神木を傷つけるという行為について、臨床心理学の専門家は、ロシアによるウクライナ侵攻が与えた可能性をこう指摘します。

明星大学心理学部・藤井靖 准教授：
仮に私たちが戦争状態を何とかしたいと思っても、なかなか個人の力とか一国では、動きが起こったとしても難しいっていう状況がある。いわゆる“認知的不協和”といって、どうにかしたいけどできない、どうにもならないっていうような矛盾を抱えた状態になる。
矛盾とか葛藤を抱えた状態っていうのは人にとってストレスがすごく強い。それをなんとか解消するべく、何らか自分の中での解決を形にしたいとか、行動にしたいとか、そういう行為に走ることがある

警察は、同一犯による仕業である可能性が高いとみて、器物損壊と建造物侵入の疑いで捜査を進めています。

(めざまし8　6月7日放送)

金氏（こんし、きんし）は、日本の氏族のひとつ。古代新羅王族の姓が由来の氏である。武蔵国埼玉郡の新羅人で天平5年（733年）に金姓の賜姓を受けた。

出自

新羅系帰化人の氏族伝承

奈良時代に帰化した新羅人は存在したが、多くは東国の開発のために移植された。そのなかには新羅王族金氏始祖の金閼智の子孫を称する氏族がおり、金氏を名乗った。天平5年（733年）には武蔵国埼玉郡の新羅人徳師等が金姓を要求し、これが認められた。天平宝字2年（758年）には武蔵国に新羅郡（現在の新座市）を置かれ、金氏も移住した。

新羅王族金氏の匈奴渡来説

1954年に山西省で見つかった大唐故金氏夫人墓銘（朝鮮語版）や新羅文武王陵碑や新羅の各種金石文などでは、新羅王族金氏が匈奴から渡来してきたと記録されており、韓国の学者には、積石木槨墳の副葬品と匈奴系との類似性などを根拠に、新羅王族金氏の匈奴渡来説を指摘する意見がある。これについて、韓国の公共放送局KBSがドキュメンタリーを報道したこともある

葛飾郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

葛飾郡（かつしかぐん）は、東京府・埼玉県・千葉県・茨城県に存在した郡。中世までは下総国の郡で、西は武蔵国に接していた。葛飾は古代からの地名。

江戸時代初期に西半分（葛西）が分割され武蔵国へ移され、武蔵国葛飾郡が発足した。1878年（明治11年）の郡区町村編制法の制定により、同年に一部が東葛飾郡・西葛飾郡・南葛飾郡に、翌1879年（明治12年）に残部が北葛飾郡・中葛飾郡となり消滅した。

庚申塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

庚申講（庚申待ち）とは、人間の体内にいるという三尸虫（さんしちゅう）という虫が、庚申の日の夜[1]寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くとされていることから、それを避けるためとして庚申の日の夜は夜通し眠らないで天帝や猿田彦や青面金剛を祀り、勤行をしたり宴会をしたりする風習である。

庚申塔の石形や彫られる仏像、神像、文字などはさまざまであるが、申は干支で猿に例えられるから、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を彫り、村の名前や庚申講員の氏名を記したものが多い。仏教では、庚申の本尊は青面金剛とされるため、青面金剛が彫られることもある。神道では猿田彦神とされ、猿田彦神が彫られることもある。