日本で新車購入発注しても納車は半年から一年待ちと言う。

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それは表向きの理由で

実際は輸入原材料費の高騰と円安進行によって

一般普及価格帯の新車販売価格を短いスパンで改定（値上げ）せざるを得ず、

受注を一旦キャンセルしてまでも円安情勢を見極めたいとする

メーカー側の思惑があるとのこと。

他方、フラグシップモデル（高価格帯）については

その顧客はもともと富裕層であるため、価格設定に自由度があるので

海外メーカも含め、従来通りの販売戦略を立てられる。

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つまり、貧乏人相手の日本市場のプライオリティは低く、

特にEVに関し、欧米メーカの最新モデルのお披露目式（ワールドプレミア）は

もやは日本では行われない始末（モーターショーすら日本では尻つぼみ）。

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そして中国EV大手BYDの日本進出で

いよいよ、日本に残された唯一のお家芸（基幹産業）たる自動車産業に

赤信号が灯った。バッテリーから電装品まで全て自前のBYDは

いかなる価格設定にも柔軟に対応できるだけのEVのラインナップで

進出してきた。

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製鉄・造船を失い、医薬も欧米メーカの後塵を拝し、そして

自動車産業も早晩失って、日本国はE.マスクが告げるように

いずれ世界から消滅するだろう。