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疑惑の一家を抱えるペロシ下院議長がウクライナに続き台湾を訪問して危機を煽る(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/22/kokusai32/msg/102.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 7 月 30 日 10:05:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

疑惑の一家を抱えるペロシ下院議長がウクライナに続き台湾を訪問して危機を煽る
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202207280000/
2022.07.28 櫻井ジャーナル

 アメリカのナンシー・ペロシ下院議長は8月に台湾を訪問する意向だと伝えられている。4月にも訪問を計画していたのだが、その時は自身がCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)に感染、つまりPCR検査で陽性になったことから中止になった。

 その月の末にペロシが率いる下院議員団がウクライナを訪問、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、ウクライナへの支援継続を誓っている。アメリカがウクライナ側に立っているというメッセージを全世界に示すことが議員団訪問の目的だという。3月の段階でゼレンスキー政権の戦闘部隊はドンバスで人質をとって戦っていたが、敗北は決定的だった。そうした中、戦争を継続させるためにウクライナを訪問したと見られている。

 下院議長は要職と言える。その要職についている人物が台湾を訪問するということは「ひとつの中国」政策を否定することになり、1972年2月に実現したアメリカと中国の国交正常化を否定することにつながる。国交を正常化する際、リチャード・ニクソン大統領は中国を唯一の正当な政府と認め、台湾の独立を支持しないと表明したのだ。

 ニクソン訪中を実現するために裏で中国側と交渉していた人物は国家安全保障補佐官を務めていたヘンリー・キッシンジャー。中国と友好的な関係を結び、中国とソ連の対立を彼は煽りたかったのだろう。

 交渉の過程でキッシンジャーは周恩来に対し、日本の核武装について話したという。調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、アメリカと中国が友好関係を結ぶことに同意しないならば、アメリカは日本に核武装を許すと脅したという(Seymour M. Hersh, “The Price of Power”, Summit Books, 1983)が、中国を懐柔するため、アメリカは日本軍が中国で略奪し、アメリカの支配層が押収した財宝を使ったという噂もある。

 アメリカと手を組んだ中国は金融など重要な部門を私的権力へ引き渡さなかったものの、新自由主義を受け入れる。そのイデオロギーの教祖的な存在だったミルトン・フリードマンが1980に中国を訪問したのは象徴的な出来事だった。

 しかし、1980年代の後半になると新自由主義による社会の歪みが深刻化、国民の不満が高まる。1988年に実施した「経済改革」は深刻なインフレを招き、社会は不安定化した。

 そこで中国政府は軌道修正を図るが、胡耀邦や趙紫陽を後ろだととするエリート学生、つまり自分たちは優遇されるべきだと考えている人びとは「改革」の継続を求めた。学生の活動を指揮していたと見られているのはジーン・シャープだが、投機家のジョージ・ソロスとも学生はつながっていた。

 そうした学生の要求を政府は認めない。胡耀邦は1987年1月に総書記を辞任、89年4月に死亡、その死を切っ掛けに天安門広場で大規模な抗議活動が始まり、5月に戒厳令が敷かれることになった。いわゆる「天安門事件」だ。

 胡耀邦が死亡する3カ月前の1989年1月からアメリカ大統領はCIA出身(エール大学でリクルートされた可能性が高い)のジョージ・H・W・ブッシュになっていた。そのブッシュが大使として中国へ送り込んだ人物はブッシュと昵懇の間柄にあるCIA高官のジェームズ・リリーだ。

 リリーの前任大使であるウィンストン・ロードは大使を辞めた後、CIAの資金を流すNEDの会長に就任。ブッシュ、リリー、ロードの3名はエール大学の出身で、いずれも学生の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」のメンバーだった。

 西側では天安門事件で学生が殺されたと信じられている。6月4日に軍隊が学生らに発砲して数百名が殺されたというのだが、これを裏付ける証拠はなく、逆に広場での虐殺を否定する証言がある。

 例えば、当日に天安門広場での抗議活動を取材していたワシントン・ポスト紙のジェイ・マシューズは問題になった日に広場で誰も死んでいないとしている。広場に派遣された治安部隊は学生が平和的に引き上げることを許していたという。学生の指導グループに属していた吾爾開希は学生200名が殺されたと主張しているが、マシューズによると、虐殺があったとされる数時間前に吾爾開希らは広場を離れていたことが確認されている。(Jay Mathews, “The Myth of Tiananmen And the Price of a Passive Press,” Columbia Journalism Reviews, June 4, 2010)

 北京ホテルから広場の真ん中で兵士が学生を撃つのを見たと主張するBBCの記者もいたが、記者がいた場所から広場の中心部は見えないことも判明している。(前掲書)

 西側の有力メディアは2017年12月、天安門広場で装甲兵員輸送車の銃撃によって1万人以上の市民が殺されたという話を伝えた。北京駐在のイギリス大使だったアラン・ドナルドが1989年6月5日にロンドンへ送った電信を見たというAFPの話を流したのだ。

 しかし、ドナルド大使自身が目撃したわけではなく、「信頼できる情報源」の話の引用。その情報源が誰かは明らかにされていないが、そのほかの虐殺話は学生のリーダーから出ていた。当時、イギリスやアメリカは学生指導者と緊密な関係にあった。ドナルド大使の話も学生指導者から出たことが推測できる。

 吾爾開希のケースでも明らかなように、学生指導者の信頼度は低い。大使の話が正確だったとすると、これだけの数の人間を天安門広場で殺害、その痕跡を消したということになり、これはかなり困難だ。

 また、内部告発を支援しているウィキリークスが公表した北京のアメリカ大使館が出した1989年7月12日付けの通信文によると、チリの2等書記官カルロス・ギャロとその妻は広場へ入った兵士が手にしていたのは棍棒だけで、群集への一斉射撃はなかったと話している。銃撃があったのは広場から少し離れた場所だったという。(WikiLeaks, “LATIN AMERICAN DIPLOMAT EYEWITNESS ACCOUNT O JUNE 3-4 EVENTS ON TIANANMEN SQUARE”)

 イギリスのデイリー・テレグラム紙が2011年6月4日に伝えた記事によると、BBCの北京特派員だったジェームズ・マイルズは2009年に天安門広場で虐殺はなかったと認めている。軍隊が広場へ入ったときに抗議活動の参加者はまだいたが、治安部隊と学生側が話し合った後、広場から立ち去ることが許されたという。マイルズも天安門広場で虐殺はなかったと話している。

 ちなみに、戦車の前に何者かが立っている写真があるが、この写真は6月5日に撮影されたもの。その様子を「引き」で撮影したものもあるのだが、その戦車の後ろには戦車が広場まで連なり、広場にも多くの戦車が並んでいる。つまり、広場から出ようとしている戦車の走行をその人物は妨害していたわけだ。

 天安門で緊張が高まっていた頃、アメリカ政府はソ連で体制を転覆させる工作を進めていたことは本ブログで繰り返し書いてきた。ソロスは中国以上にソ連/ロシアの破壊に熱心である。

 結局、中国政府は経済政策を軌道修正したが、新自由主義を放棄したわけではなく、アメリカとの友好的な関係は2015年頃まで続く。アメリカとの関係が壊れるのは2014年。ウクライナでクーデターが実行されたほか、香港で「佔領行動(雨傘運動)」と呼ばれる反中国政府の運動が実行され、アメリカやイギリスの戦略を理解したのだ。

 キッシンジャーの戦略はバラク・オバマ政権が2013年11月から14年2月にかけてウクライナで行ったクーデタの後、崩壊した。オバマ政権のネオコンはクーデターによってロシアとEUを分断、双方を弱体化させようとしたのだが、ロシアは中国へ向かう。その時、アメリカに対する不信感を強めていた中国もロシアと同盟を望んだ。

 アメリカとイギリスは2019年にも香港で反中国運動を仕掛けている。抗議活動の参加者はアメリカの国旗やイギリスの植民地であることを示す旗を掲げ、中には拡声器を使ってアメリカ国歌を歌う人もいた。8月12日には香港国際空港が数千人のグループに占拠され、旅客機の発着ができなくなった。

 その前、8月8日にはアメリカのジュリー・イーディー領事が黄之鋒(ジョシュア・ウォン)や羅冠聰(ネイサン・ロー)を含む反中国運動の指導者たちとJWマリオット・ホテルで会っているところを撮影した写真がツイッター上にアップロードされる。イーディーはCIAのエージェンとではないかと疑われている人物だ。

 黄之鋒や羅冠聰を動かしていたのは元王室顧問弁護士の李柱銘(マーチン・リー)、香港大学の戴耀廷(ベニー・タイ)副教授、陳日君(ジョセフ・ゼン)、黎智英(ジミー・ライ)だとされている。そのほか余若薇(オードリー・ユー)や陳方安生(アンソン・チャン)も深く関与していたという。

 李柱銘は佔領行動の際、ワシントンDCを訪問、CIAの資金を動かしているNEDで物資の提供や政治的な支援を要請、ペロシ下院議長にも会っている。ペロシは香港の反中国運動を支援していた。

 ロシアや中国との軍事的な緊張を高めるために動いてきたペロシ議長だが、その家族はさまざまな問題を抱えている。夫のポールは酒気帯び運転で逮捕され、インサイダー取引の疑惑が持たれている。​息子のポール・ジュニア​は捜査対象になっている5社と関係していると伝えられている。
 

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コメント
1. 赤かぶ[178284] kNSCqYLU 2022年7月30日 10:05:39 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[16901] 報告

2. 2022年7月31日 12:01:00 : R2kyvLgBRw : MVplVktGNHhVNWM=[16] 報告
しょーもないな!
鬼畜米英ラエルは。
世界のあちこちチョッカイ出しては
戦争おっぱじめて金儲けしぁがる!
なんでなんだ? そんなに皆んなを
犠牲にしていい思いしてぇのかよ?
おめえたちを 待ってるのは
地獄の釜の蓋だぜ。 
3. 2022年7月31日 16:19:07 : 9ASAFQpKic : TERlWmtLdnhOSVE=[112] 報告
ウクライナの次は日本と言われる中、日本には、いまだにウクライナの基礎知識もなく「ウクライナ連帯」を言い続け、ロシア憎しで目が釣り上がったままの救いようのもない池沼レベルの「殺しに来ている肉屋を支持する基地外ブタ」がいるようだ。

いまだにアメリカ従属路線から一歩も抜け出せないテレビ(特にNHK)も致命的である。

お前らがどこに住んでいるのか、世界地図を見て良く考えることだ。


> プーチンを怒らせるには「ウクライナのNATO加盟」を煽ることだったが、北京を怒らせるには「台湾独立」を煽ることだ

ウクライナの次に「餌食」になるのは台湾と日本か?―米政府HPから「台湾独立を支持しない」が消えた! - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220512-00295668

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