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95年にアメリカの使った戦術が現在の中国に通じる可能性は小さい(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/22/kokusai32/msg/115.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 8 月 04 日 06:45:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

95年にアメリカの使った戦術が現在の中国に通じる可能性は小さい
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202208030001/
2022.08.03 櫻井ジャーナル

 ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問、アメリカ政府は中国が掲げる「ひとつの中国」政策を事実上、否定した。この政策をアメリカが認めたのは1972年2月。アメリカと中国との国交を正常化するために中国を訪問したリチャード・ニクソン大統領は中国を唯一の正当な政府と認め、台湾の独立を支持しないと表明したのだ。中国軍はすでに台湾海峡で軍事演習を実施しているが、​8月4日から7日まで台湾の周辺6ヶ所で軍事演習を実施するという。中国が繰り返し警告していた「レッドライン」をペロシは踏み越えた以上、それなりの報復を中国としてはせざるをえない。

 今の状況を見て、1995年6月に李登輝総督がコーネル大学の招待を受け、講演のためにアメリカを訪問した出来事を思い出した人もいるだろう。中国政府は反発し、台湾海峡の軍事的な緊張が高まる。中国軍がミサイルを発射、アメリカ軍が空母を台湾周辺へ派遣するという事態になった。1997年には下院議長だったニュート・ギングリッチが台湾を訪問している。今回、すでにアメリカ軍は空母2隻を台湾周辺へ派遣したようだが、当時と今では状況が全く違う。

 現在、中国の軍事力はアメリカに対抗することが可能で、経済力は中国がアメリカを上回っているだろう。しかも中国にはロシアという協力な同盟国が存在、世界の流れは中国とロシアを中心として動き始めている。ネオコンはそれを暴力的に抑え込もうとしているが、今のところ全て失敗だ。ペロシの挑発行動も裏目に出る可能性が高い。

 朝鮮戦争やベトナム戦争はアメリカの対中国戦争の一環だと本ブログでは考えているが、1953年にアメリカ大統領となったドワイト・アイゼンハワーは泥沼化した朝鮮戦争から抜け出そうと考え、中国に対して休戦に応じなければ核兵器を使うと脅したとされている。そして同年7月に休戦は実現した。核兵器使用の脅しに中国は対抗する手段を持っていなかったわけだ。(Daniel Ellsberg, “The Doomsday Machine,” Bloomsbury, 2017)1995年の段階でも中国軍はアメリカ軍に対抗する戦力はない。

 1995年に李登輝をアメリカへ呼び寄せたのはアメリカを支配している勢力だろう。アメリカ政府ではない。

 1991年12月にソ連が消滅すると、アメリカの好戦派は自国が唯一の超大国になったと認識、他国に気兼ねすることなく、自分たちの思い通りに動ける時代が来たと信じた。そうした考えに基づき、国防総省では「DPG草案」という形で世界制覇プランが作成された。その時の大統領はジョージ・H・W・ブッシュだが、安全保障関係は国防総省のディック・チェイニー長官が指揮していた。長官の下でDPG草案をまとめたのがポール・ウォルフォウィッツ国防次官。そこでこのプランは「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

 このドクトリンは旧ソ連圏の復活を阻止するだけでなく、潜在的ライバルの中国やEUを潰し、覇権の基盤になるエネルギー資源を支配することを目標にしている。

 第1期目のビル・クリントン政権はウォルフォウィッツ・ドクトリンを無視していたが、1997年にマデリーン・オルブライトが国務長官に就任すると政権内で好戦的な雰囲気が高まり、98年4月にアメリカ上院はNATO拡大を承認、その年の秋にオルブライトはユーゴスラビア空爆を支持すると表明し、99年3月にNATOはユーゴスラビアを先制攻撃した。この攻撃を容認する雰囲気を高めるため、西側の有力メディアが偽情報を流していたことは本ブログでも繰り返し書いている。

 こうしたアメリカの状況は日本にも影響した。国連中心主義を掲げていた細川護熙が1994年4月に倒されたのだ。その時、マイケル・グリーンとパトリック・クローニンはカート・キャンベルを説得して国防次官補だったジョセイフ・ナイに接触、ナイは1995年2月に「東アジア戦略報告」を発表した。

 日本をアメリカの戦争マシーンに組み込む道筋を示した報告書だが、日本側の動きが鈍い。ナイ・レポートが発表された翌月の1995年3月に地下鉄サリン事件が引き起こされ、その直後に警察庁長官だった國松孝次が狙撃されている。8月にはアメリカ軍の準機関紙であるスターズ・アンド・ストライプ紙に日本航空123便に関する記事が掲載され、その中で自衛隊の責任が示唆されている。これ以降、日本はアメリカの戦争マシーンに組み込まれた。

 1995年11月にSACO(沖縄に関する特別行動委員会)を設置することが決められ、96年4月に橋本龍太郎首相とウォルター・モンデール駐日米大使が普天間基地の返還合意を発表、辺野古に基地を作る話がSACOの合意という形で浮上した。

 日本がアメリカの戦争マシーンに組み込まれるタイミングと李登輝を訪米させて中国を挑発するタイミングが重なっている。偶然とは言えないだろう。ちなみに、ペロシが台湾を訪問する1カ月前の今年7月8日に奈良市で安倍晋三が射殺された。
 

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コメント
1. 赤かぶ[178884] kNSCqYLU 2022年8月04日 06:45:55 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[17501] 報告




2. 赤かぶ[178885] kNSCqYLU 2022年8月04日 06:47:55 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[17502] 報告

3. 2022年8月04日 08:39:24 : z5WGf2JlmM : aGpzL09UMHJDay4=[8] 報告

安倍元首相な台湾の防衛強化に功あったと云える、勿論南西諸島への自衛隊の進出も果たした。

 中国は満州侵略の一員であった安倍氏の祖父に当たる岸前首相への拒否感を孫に対しても、腹の底では有していたであろう。

 安倍氏在任中に中国との実りある経済交流のパイプは細ってしまった。この傾向をメディアタイアップ形式で覆い隠すのが安倍氏の対ロシア詣でであった。

 ロシアの情報筋は党中党を目論む安倍氏の目論見を読み、ありうる可能性への対処をロシアはしていたと思われる。急激に冷え込んだ顛末となったのは、自衛隊幹部の返還後の2島へのミサイル配備発言後であった。デープ、エスタブリッシュメントを安倍氏は取り込んでいないとの解釈であろう。その後、唐突に日米安保条約がもちだされている。

 安倍氏の対ロシア、対中国への外交的なアプローチは不全状態にあり、USの世界戦略での役割、USは強硬姿勢をとる予定であるが、その時のクッション役を果たせなくなっている、USにとって利用価値は無くなっていた。USにとっての日本国はUKのジョンソン首相の役割を続ける事ではなくなっている。

 

 

4. 2022年8月04日 18:43:52 : zzYZpiB3Mc : ODI3QXBCZ0RpT3c=[54] 報告
米の正規軍は中共と退治する気はない、
という態度をハッキリ示したんだけどね。
5. 2022年8月04日 18:45:31 : zzYZpiB3Mc : ODI3QXBCZ0RpT3c=[55] 報告
>>4
失礼。
退治→対峙
6. 2022年8月04日 19:10:42 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[9423] 報告
先日、中国はコロニー落し……じゃなくて、制御不能(と称した)ロケットを落下させましたね。
これがアメリカに落ちたとしても、制御不能なので致し方ありません(笑)。
(これだと軍事攻撃じゃないので、反撃は不可能?)
7. ぢっとみる[2971] gsCCwYLGgt2C6Q 2022年8月05日 17:40:47 : zykjpVyrS6 : QW1kVkRCMTNmdkU=[777] 報告
アメリカさまってAHOだわ。
ジブンのクニの面倒もそっちのけで、
ヨソ様の国にチョッカイばっか出してサ。

広い国土と資源もあって、
しかも、周辺国も別に敵対的というわけでもないし、
(奴ッポン国とは違って)セカイ中から優秀な人たちが喜び勇んでやって来て働いている。

いったい、何が不満で暴れてンだ?
ビョーキなのか?

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