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ゼノ修道士も秘密結社員の回心のために祈った (聖母奉献のアーカイブ)(あのコルベ神父がメーソンと戦う組織を立ち上げていた)
http://www.asyura2.com/22/kokusai32/msg/226.html
投稿者 こーるてん 日時 2022 年 10 月 01 日 19:58:13: hndh7vd2.ZV/2 grGBW4LpgsSC8Q
 


聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父様が「無原罪の聖母の騎士会」(けがれなき聖母の騎士会)を創立したきっかけは、
フリーメイソンが教会に対して侮辱する様を見た ことによる、という話は割とよく知られているエピソードだと思われます。
(キリスト教徒の間では)


 ときは1917年(ファティマの聖母の御出現年)、ローマ神学生時代のコルベ神父様が目撃したその光景について、『アウシュビッツの聖者 コルベ神父』にはこう記されています。

 ※ 冒頭のカギ括弧内は、1935年に聖コルベ神父様が院長命令によってしたためた文章からの抜粋です。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………
 「フリー・メーソンが、ますます、大胆になって、暴れだし、その旗印、すなわち、ルチフェルが大天使ミカエルを踏みにじっている場面を黒地にした旗印を、ヴァチカンの窓先にさえ打ち立てたとき、彼らが、教皇を罵倒するパンフレットを配布し始めたとき、このフリー・メーソンとルチフェルの他の手先どもに向かって戦うことを目ざす一つの会を創立しようという考えが浮かびました」

 マキシミリアン神父は、上記のパンフレットの中に書かれてあることがらについて語っていない。しかし、彼は、これを知っていたのである。1917年、フリー・メーソン創立200周年記念を祝うにあたり、ローマが、涜聖的な狂言の舞台として選ばれた。聖ペトロ大聖堂の広場の上、尊き囚人なる教皇の窓先で、悪魔につかれた人々の群れが、「サタンはヴァチカンを支配すべきだ。教皇はその奴隷となるんだ」としるされた悪魔的な旗を振りかざしていた。


………………………………………………………………………………………………………………………………………………

  マリア・ヴィノフスカ著『アウシュビッツの聖者 コルベ神父』聖母の騎士社、1988年、pp.56-57
https://seibonokishi.easy-myshop.jp/c-item-detail?ic=B004

  ※ 文章内の漢数字はローマ数字に改めました。また、「右のパンフレット」を「上記のパンフレット」としました。(縦書き書籍を想定した邦訳につき)
  ※ トップの書籍画像は聖母の騎士社サイトより

 そして、無原罪の聖母の騎士会を創立する目的は「特に秘密結社の回心」のために努力することだったようですが、実際に彼らのために祈っていたことをゼノ修道士(以下、「ゼノさん」)が語るインタビューを、以下紹介いたします。フリーメイソン絡みの話がゼノさん側からも語られているという、貴重な資料だと思われます。

雑誌『聖母の騎士』 対談 (1970年5月号)
天国ニ勲章イラナイヨ =ゼノ修道士健在=


 ゼノ・ゼブロゥスキー (コンベンツアル聖フランシスコ会修道士)
 溝口 昭 (ヴェリタス出版社 社長)
一東京・聖ボナベンツラ神学院応接室にてー
▼本文中の力ッコ内は対談者の注
インタビュー前半


溝ロ ゼノさんが兵隊さんの時分にコルベ神父様は神学生で?

ゼノ いいえ、コルベ神父様兵隊ならない。コレ肺病ですよ。(コルベ兄弟からは)神学生三人出ました。(ほかに)兄さん兵隊。(中の)一人は高等学校のオヤカタ(校長)ね。

溝口 そのコルベ神父様はアウシュビッツで亡くなられたわけですが、現在のポ―ランドについて何かニュースはありますか。

ゼノ 妹一人おりますが、あまり知らない。私、新聞読まない、テレビ見ないよ。ワカリマセン。

溝ロ コルベ神父様との出会いの前後には、ポーランドにはいろいろと複雑な事情があったようですが、神父様と一緒に祖国のためには、ずい分と祈られたそうですね。

ゼノ ああ、コレしました。秘密結社のポーランド人たくさんいました。(その大部分は)怠け者ね。教会を悪く考える。当り前でしよ。コルベ神父様、コレ知っています。祈りました。(だから彼らも)死ぬときカトリックになったかもしれません。不思議のメダイ、コレいっぱいあげました。

       (略)

 『聖母の騎士』 1970年(昭和45年) 5月号より(聖母の騎士社)

 ※ ゼノさんの氏名表記等、原文ママとしました。太字強調部分はサイト管理人によります。
 ※ 対談相手の溝口社長は、おそらく司祭(帰天)だと思われます。
 ※ 秘密結社について語っている該当箇所前後もインタビュー記事として大変興味深いので、折りたたんで掲載しました。


 今年2018年は教会の御母、聖マリアの記念日が定められた年ですが、その一方で、彼らは教会を挑発、侮辱するかのような祭典をニューヨークで開催しました。それも聖母月である5月に…。詳細については次回の記事で書きますが、聖コルベ神父様、ゼノさんように、聖母マリア様に取り次ぎの祈りをしなければならないと強く思います。

 ああ、原罪なく宿り給いし聖マリア、御身により頼み奉る我らのために祈り給え。また、すべて御身により頼まぬ者のため、特に秘密結社員の回心のために祈り給え。

        転写終了
 

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