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「ロシア早よ兵器を渡せや!」対中包囲網 “クアッド” の一角インド 西側兵器メインじゃないワケ/斎藤雅道
http://www.asyura2.com/22/kokusai32/msg/646.html
投稿者 仁王像 日時 2023 年 4 月 01 日 06:28:00: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

「ロシア早よ兵器を渡せや!」対中包囲網 “クアッド” の一角インド 西側兵器メインじゃないワケ/斎藤雅道
斎藤雅道(ライター/編集者) の意見 ? 1 時間前
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%97%A9%E3%82%88%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%82%92%E6%B8%A1%E3%81%9B%E3%82%84-%E5%AF%BE%E4%B8%AD%E5%8C%85%E5%9B%B2%E7%B6%B2-%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%89-%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A7%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89-%E8%A5%BF%E5%81%B4%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%AF%E3%82%B1/ar-AA19hrXv?ocid=hpmsn&pc=EUPP_LCTE&cvid=9412bd585f074852942b3c22f9ec9e36&ei=14

冷戦期、米国がパキスタンを支援したのがきっかけ

 2023年3月24日、インド空軍がロシアに発注した兵器が期日を過ぎたにも関わらず届いていないという問題が、ロイター通信やインドメディアの報道により明らかとなりました。原因は、2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻だといわれています。
 インドといえば、日本、アメリカ、オーストラリアと共に中国を念頭に置いた外交的取り決めであるクアッドの参加国であり、「自由で開かれたインド太平洋」で重要な役割を持つ国です。ゆえに最近では、いわゆる西側陣営に近い国と思われがちですが、なぜ西側ではなく、ロシア製兵器を数多く導入しているのでしょうか。その端緒は、第2次世界大戦終了後に始まった、米ソ冷戦時代の初期にありました。

 ロシアとインドの関わりは、ソ連時代の1956年にインドの製鉄所建設を援助したことから始まります。その後も、ソ連はインフラ整備や技術援助などを積極的に行います。当時のインドは建前上、東西冷戦において米ソどちらの陣営にも属さない、いわゆる第3世界に属する国でしたが、イギリスから独立してまだ10年程度であり、経済的に安定していませんでした。ただ、アメリカは当初、特定の他国産業を大規模に援助するのは否定的であったため、インドにとってソ連が重要な援助元となったようです。

 こうしてソ連と接近したインドが、兵器もソ連製中心となった決定的なきっかけが、1961年に起きます。ソ連に接近したインドをけん制する目的でアメリカは、隣国のパキスタンに、当時最新鋭の戦闘機だったF-104「スターファイター」を供与したのです。その結果、パキスタンと対立関係にあるインドは、パキスタンへの対抗策としてソ連から最新ジェット戦闘機MIGー21を供与してもらいました。

 さらにインドは、パキスタンと同じく国境を巡って対立している中国、そしてパキスタンを援助しているアメリカをけん制するため、第3次印パ戦争が始まる直前の1971年7月、「インド・ソ連平和友好条約」を結びます。

 これは友好条約ではあるものの、条文には「両国のいずれかが攻撃ないし,その脅威を受けた場合,脅威を除去し,平和と安全保証に効果的な措置について相互協議を行う」と、共同防衛条項ととれる内容が盛り込まれており、実質的には軍事条約色が強いものでした。ここに両国間の協力関係は明白になります。

実質的な軍事同盟締結で関係はさらに強化するが…
 この条約締結により、以降、パキスタンや中国との対立原因となっているカシミール地方の問題でインドに不利な決議が採択されかけると、常任理事国のソ連がこれを拒否。かわりにインドも1979年のソ連のアフガニスタン侵攻を表立って非難しないなどの関係が続き、兵器に関しても共同防衛の観点から、ソ連製のものが大きな割合を占めるようになりました。

 1991年のソ連崩壊後は、共同防衛条項を除いたうえで1993年にロシアと条約を更新しましたが、以前と同様、軍事やエネルギー面での友好関係は維持され、2000年には戦略的パートナーシップがインドとロシアのあいだで宣言されています。

 そのため、2014年のロシアによるクリミア併合でもインドはロシアを非難せず、2022年2月にウクライナ侵攻が開始された後も、ロシア産石油の輸入を継続するなど友好的な関係を維持しています。

 とはいえ、2022年4月5日にウクライナの首都キーウ郊外ブチャで民間人虐殺が明らかになった際には、インドのティルムルティ国連大使は会合で調査実施を支持、ロシアを非難しています。その後は再び中立的な立場こそとっているものの、すでに兵器面に関しては、2010年代後半から兵器の安定供給を図るため、国内での製造環境の整備や他国の軍需企業との合弁会社での製造をうながす国内法を整備しています。

 これに沿ってインドは独自兵器開発を進めると同時に、ロシア依存度を薄めるために、アメリカ、イスラエルなどからも兵器輸入を行うようになりました。また、一部報道では、今回の兵器供給の遅延により、さらに、ロシア依存が低くなるのではとも言われています。

 インドは世界屈指の武器輸入国で、スウェーデンにあるストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が調査した結果によると、2018年から2022年の5年間に世界で最も武器を輸入した国に指定されたほどです。

 調査結果によると、全体の5割がロシア製とのことで、代表的なものとしては、空軍の戦闘機部隊中核となるSu-30MKI、MiG-29UPG、陸軍の主力戦車T-90Sなどがロシア製です。また海軍についても、空母「ヴィクラマーディティヤ」がロシアから購入したものとなっています。  

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